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身辺雑記(2017年1月)

2017年1月31日(火)
1月も終わり
  ついこの前、正月を迎えたばかりと思ったのに、早いもので今日で1月が終わりです。
 蔵書点検のため、図書館が長期休館になっているので、その間せっせと積読本の消化に取り組んでいます。現在は直木賞受賞作の恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んでいますが、作中で演奏される曲が聴きたくなります。今夜はリヒテルの演奏でバッハの「平均律クラヴィーア」を聴きながらの読書です。さて、4人のうちの誰が優勝を勝ち取るのか。まったく予想がつきません。個人的には4人の中での最年長で、楽器店で働きながらコンクールに出る高島明石の優勝を期待したいのですが。でも、若手3人にはかなわないか。
 アメリカではトランプ旋風が吹き荒れていますね。今日は大統領令に従わないように司法省内に通知した司法省長官代行をあっという間に解任しました。実行力ということではある意味見事ですねえ。相変わらず、難民の声を聞いて涙ぐんだ民主党上院院内総務にに対し、嘘泣きだとか、演技指導を受けているとか、言いたい放題です。それにしても、大統領に毅然と反論するイエーツ司法省長官代行は凄い人です。
2017年1月30日(月)
直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」
  直木賞受賞作の恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読み始めました。ピアノコンクールに臨む4人の男女とその周囲の人々を描いたこの作品、2段組、500ページ強という大部ですが、非常に読みやすいです。
 先の週末はストレス発散に映画三昧。「スノーデン」「ドクター・ストレンジ」「マグニフィセント・セブン」を観てきました。
 「マグニフィセント・セブン」は黒澤明監督の「七人の侍」とそれをリメイクした西部劇「荒野の七人」を原案とするものです。「荒野の七人」には忘れられない思い出があります。中学3年生だった頃の土曜日、授業が終わって帰ろうとしたとき、友人から映画を観に行かないかと誘われました。それが当時地元の映画館でリバイバル上映をしていた「荒野の七人」でした。友人は映画好きで、外国映画など観たこともなかった僕と違って映画の知識も豊富で、その映画に出演していたナイフ使いの達人・ブリット役のジェームズ・コバーンに心酔していました。確かに「荒野の七人」のジェームズ・コバーンは無口で孤高の男という感じで格好良かったなぁ。長身で細身の友人は、ジェームズ・コバーンに自分を重ねていたのかもしれません。高校から進む道が分かれ、会うことがなくなりましたが、就職して間もない頃バスの中で出会った友人は、デザイン関係の道に進んだと話してくれました。その後何年もたたないうちに新聞のお侮やみ欄に彼の名前を見つけました。病気だったようです。生きていれば、きっと彼も「マグニフィセント・セブン」観に行っただろうなあ・・・。
2017年1月26日(木)
万里の長城か?
 トランプ大統領が就任前から主張していたメキシコとの間に壁を作るという大統領令を発令しました。壁を作るなら勝手に作ればいいのに、費用はメキシコが出せという、メキシコからすればとんでもない主張です。メキシコ大統領が反対するのも当然です。更にはテロの容疑者に水責めなど拷問をすることも主張しました。拷問をすれば、無実の人も罪を認めてしまうのは当たり前のこと。それでも拷問をするというのでしょうか。トランプ大統領は自分は無実だったら拷問をされても罪を認めないのでしょうかねえ。テロが許されないことはもちろんですが、一国のそれも世界のリーダーであるべきアメリカの大統領が拷問を認めるなんて、アメリカの憲法はどうなっているの?と言いたくなります。彼を選んだアメリカ人は恥ずかしくないのでしょうか。何だか、世界は良くない方向に急激に進んで行っているようです。
 今週末はいよいよ「七人の侍」「荒野の七人」を原案にした「マグニフィセント・セブン」が公開されます。ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソン、ロバート・ボーンといったそうそうたるメンバーが集まった「荒野の七人」に対し、今回の「マグニフィセント・セブン」で、デンゼル・ワシントン、クリス・プラットらがどんなキャラクターを演じるのか、大いに楽しみです。
2017年1月23日(月)
「世界」と「足跡姫」
 この前の土曜日は東京で2つの舞台を観てきました。
 一つは渋谷のシアターコクーンで上演している赤堀雅秋さん作・演出の「世界」。出演者がインフルエンザに罹患して初日から休演したので「キネマと恋人」の二の舞は勘弁して欲しいと心配していたのですが、今回は大丈夫でした。
 千葉県船橋市で工場を経営している足立一家とその周辺の人々の物語です。家長の義男、その妻・節子、長男の健二とその妻の美紀の4人家族の足立家に最近波風が立ちます。長年連れ添ってきた妻が突然離婚を切り出し、家を出る準備を進めているという状況から物語が始まります。戸惑いながらも誰彼噛みつく義男を風間杜夫さんが演じますが、これがうますぎて憎たらしいの何のって。妻が腹痛で痛がっているのに心配もしない男では、女性は誰だって離婚したくなりますよね。一方34歳にもなって役者を夢見てアルバイトの日々を送る諸星は、デリヘル嬢のあずみに恋して、部屋に呼んでも手を出さないという純情というか、真面目な男。彼の結末は何だか悲しくなってしまいます。真面目だけでは幸せになれないんですねえ。足立一家を中心に、日常の風景を淡々と描いていくだけの作品でしたが、引き込まれました。結局、カップヌードルを二人で食べる義男と節子はこの後どうなるのでしょうか。元の鞘に収まるのか、それとも・・・。
 夜は池袋の東京芸術劇場で上演しているNODA・MAP第21回公演の「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」へ。野田秀樹さんの作・演出作品は昨年の「逆鱗」に続いての観劇です。
 舞台は江戸時代の女歌舞伎が禁止される頃です。歌舞伎がテーマになっていることもあってか、会場となる東京芸術劇には花道が作られていました。僕は2階席だったのですが、1階席の人は間近に観られて羨ましい限り。でも、前回の「逆鱗」が1階席のかなり後ろだったことに比べると、今回の2階席正面の2列目はかなり見やすかったです。
 主役は宮沢りえさん。阿国歌舞伎の継承者、出雲の阿国の“三、四代目”を演じます。彼女の舞台は初めてですが、熱演でしたね。先日観た映画の「湯を沸かすほどの熱い愛」と連続で良い演技を見せてもらいました。彼女のライバルともなる踊り子ヤワハダを演じたのが鈴木杏さん。彼女は「幕末純情伝」で沖田荘司を演じたときもうまいなあと思ったのですが、今回も裏切られませんでした。“売れない幽霊小説家”役で出演したのが古田新太さん。“月桂樹”を“月桂冠”と言い間違えて、“月桂冠では酒だ”というシーンがありましたが、あそこは演技ではなく本当にセリフを間違えたのではと思うのですがどうでしょうか・・・。古田さんならアドリブ言いそうですけど。それにしても“売れない幽霊小説家”だからこその、実はあの人物だったとは。笑えました。
 知らずに観に行ったのですが、この作品は平成24年に亡くなった18代中村勘三郎さんへのオマージュだそうです。妻夫木さんが演じるサルワカはネットで調べると、「江戸歌舞伎の創始者で猿若芸の専門とした初代中村勘三郎とその一族の別名」とあります。満開の桜の花の下での妻夫木さんのラストの長台詞は感動でしたねえ。あのシーンからすれば、妻夫木さんが主役といってもいいくらいです。休憩入れて2時間40分ほどの上演時間でしたが、眠ることなく堪能しました。
 日が変わってから家に着いたのに、日曜日は朝一番でシネコンヘ今年最初の洋画「ザ・コンナルタント」を観に行ってきました。ベン・アフレック主演のアクション&サスペンス映画ですが、ベン・アフレック演じる会計士がとんでもない設定に加え、冒頭から張られた様々な伏線が次第に回収されていく過程が見事で大いに楽しめました。今週末はいよいよ期待の「マグニフィセント・セブン」や「ドクター・ストレンジ」が公開になります。映画生活もそろそろ本格稼働です。
2017年1月20日(金)
直木賞は恩田陸さん
 昨日、第156回芥川賞・直木賞の発表がありましたが、直木賞は恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が受賞しました。恩田さんとしてはノミネート6回目で、前評判も良かったようですし、妥当といったところでしょうか。恩田作品としてはミステリーでもなく、SFでもない、青春群像小説です。発売と同時に購入したまま積ん読状態ですが、これを機に読まないと!
 寒波到来で寒い毎日が続いています。今日は雪の予報でしたが、天気予報が外れて雪は降らずに一時雨ですみました。明日は、今年最初の観劇で東京です。Bunkamuraシアターコクーンの「世界」と池袋の東京芸術劇場の「足跡姫」の2本を梯子してきます。
  海の向こうでは新しい大統領が就任しましたね。ツイッターであんなに口汚く人を批判する人が、大国のトップになるとはねぇ・・・。あんな人に核のボタンを委ねるかと思うと不安です。ある日、怒りにまかせてボタンを押すのではないのかなあ。
2017年1月11日(水)
ジョン・ハート「終わりなき道」読了
 ジョン・ハートの「終わりなき道」読了。これで12月までに図書館から借りていた本をすべて読み終えました。さて、いよいよ積ん読本に取り掛かるぞ!と思ったら、図書館から予約の順番が来たという連絡が・・・。昨年中にあと4冊を予約していました。柴田よしきさんの「さまよえる古道具屋の物語」、塩田武さんの「罪の声」、佐々木譲さんの「沈黙法廷」、近藤史恵さんの「マカロンはマカロン」の4冊です。積ん読本にとりかかるまでもう少し時間が必要です。
 来週、Bunkamura・シアクーコクーンで上演する風間杜夫さんらが出演する「世界」を観に行く予定ですが、今日、開催場所の・シアクーコクーンから届いたメールによると、出演者がインフルエンザとなり、初回からの3公演が中止になるとのこと(インフルエンザに罹ったのは、どうも鈴木砂羽さんのようですね。)。昨年11月には妻夫木聡さんの「シネマと恋人」がやはり出演者のインフルエンザで公演中止になり、がっかりしましたが、ぜひインフルエンザ蔓延でそれ以降の公演も中止にならないようお願いしたいです。役者さんたち予防接種していないのかな。
2017年1月8日(日)
「湯を沸かすほどの熱い愛」観に行ってきました
  宮沢りえさん主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」を観に行ってきました。いやぁ~これは良かったです。泣かせることを狙っている映画ですが、ただそれだけではなかったように思います。宮沢りえさんの熱演が見所ですが、若き頃のふっくらとした時代を知っている者としては、設定が不治の病を患っているということもあったでしょうが、それにしてもあまりにもやせ細ったりえさんにびっくりです。子ども役の杉咲花さんと伊東蒼さん(蒼さんというより、まだ“蒼ちゃん”といった方がいい年齢です)も、うまいですねえ。地方館で人が入るかなあと思っていましたが、ネットの評判もよかったせいか、意外に若い人から年配の人まで大勢の人が観に来ていました。ラストはどうなのかなぁと唖然としてしまいますが(このシーンがあってのこの題名でしょうか?)、それがあっても、オススメです。
 映画館から出てきたら外は雪が降り始めていました。シネコンのあるモール内は成人式を終えたスーツ姿や着物姿の若者たちでごった返していましたが、なぜか成人式の日ってこのところ雪が降りますね。
2017年1月7日(土)
今年初めての映画へ
  三連休です。車を車検に出してから今年最初の映画館へ。今日はいつものシネコンではなく、ミニシアター系の映画館で「アズミ・ハルコは行方不明」を観てきました。蒼井優さんと高畑充希さんの主演作ですが、蒼井優さん演じる安曇春子のサイドと高畑充希さん演じる愛菜のサイドが交互に語られている上に、時間があっちに行ったりこっちに行ったりするので、頭の中でストーリーを整理するのに忙しくて、年老いたおじさんには向いていないかもしれません。高畑充希さんは“ととねえちゃん”とはまったく異なる役どころで、弾けていましたねえ。春子が愛した曽我を演じた石崎ひゅーいさんは「みんな!エスパーだよ!」のエンディングテーマを歌っていた人ですね。明日は、ネットで評判のよかった宮沢りえさん主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」を観に行ってきます。
 今日も昨年の積み残しの直原冬明さんの「幻影たちの哀哭」と青山文平さんの「半席」の感想をアップしました。ようやく図書館本の積み残しはあと1冊を残すのみです。
2017年1月5日(木)
いまだ身体は正月休みモードです
 世間はまだ本格的に仕事に取り掛かっていないのでしょうか。通勤の道路は空いていて,早く会社に着いてしまいました。まだ身体が正月休みモードのままで調子が上がりません。
  今夜も昨年の積み残しだった「バイオハザード ザ・ファイナル」と櫛木理宇さんの「209号室には知らない子供がいる」の感想をアップしました。昨年図書館から借りた本もあと3冊を残すのみ。早く読み終えて積ん読本に取り掛からねば。
2017年1月4日(水)
あけましておめでとうございます。
 “Koba’s Library” を訪問していただいている皆さん、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も、少しずつですが更新を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 正月恒例となれば、楽しみは箱根駅伝。今年は応援をしている山梨学院大学が優勝候補の一角に挙げられ、大きな期待をしていたのですが、ふたを開けてみれば第1区の序盤から一人遅れはじめ、何と最下位スタート。2区の留学生ランナー、ニャイロくんも振るわず、その後も順位を上げることができず往路第16位という大学にとって最悪のスタートとなりました。結局復路も盛り返すことはできず、第17位でシード権を逃し、予選会へ回ることとなりました。どうも直前にインフルエンザが蔓延し、主力が欠場せざるを得ない事態になり、体調不十分や怪我明けの選手を使わざるを得なかったのが原因のようです。体調管理に失敗するなんて、これは走る以前の問題です。4年生の選手は今回が最後の箱根でしたし、後悔していることでしょうね。12月になってマスコミを寮に入れて取材をさせるといったことは、インフルエンザの予防ということからも控えるべきではないでしょうか。そういう点では他大学に劣る点があったと言わざるを得ません。都内の有名大学がお金をかけて箱根駅伝の強化を始めている中、田舎の大学に来てくれる有力選手はいないでしょうし、今年は附属高校のエースにも他大学に行かれてしまうという状況で、はっきり言って、今年の予選会も厳しい状況にあります。そんな中ですが、市内を一所懸命練習している姿を見ると、今回のふがいない結果があっても次回も応援したいと思います。しっかり再生を果たして箱根路に戻ってきて欲しいと思います。がんばれ!山梨学院!
 今月の読書は昨年購入して積ん読ままの本を消化する予定です。でも、まだ年末に図書館から借りた本を読み終えていなくて、まずはこちらからですが・・・。
 今月の映画は「マグニフィセント・セブン」と「ドクター・ストレンジ」くらいでしょうか。「マグニフィセント・セブン」は大好きなユル・ブリンナー主演の「荒野の七人」、ひいては黒部明監督の「七人の待」が原案となっているので、期特大です。でも、「荒野の七人」のようなスティーブ・マックイーンやジェームズ・コバーン、更にはチャールズ・ブロンソンのような存在感のある役柄となっているのか、ちょっと気になります。
 今日は年度末に読み終えて感想を書き残したものをアップしました。