2016年6月29日(水) |
クロネコヤマトと思ったら・・・ |
今日になって、突然クロネコヤマトを騙ったメールが届き始めました。いつもと異なるクロネコヤマトからのメールにおかしいなと思いながら、表記してあった荷物問い合わせ番号で問い合わせると、該当がないとのこと。クロネコヤマトのホームページを見ると、重要なお知らせに「お届け予定eメールを装った不審メールにご注意ください」とありました。僕だけではなく、全国的に届いているようですね。ファイルが添付されているので、このファイルを開くとウィルスに感染するということでしょう。まったく、どこからアドレスが流出したのか、怖ろしいですね。プロバイダーのメールウィルスチェックもしているのですが、それをうまくすり抜けてくるようです。注意しなくては。
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2016年6月26日(日) |
「若冲展」の図録が届きました |
先月まで東京都美術館で開催していた「若冲展」は開催期間が1月しかないこともあって、大混雑。結局観に行くことができなかったのですが、せめて図録だけでもと、主催者の日経新聞の関連会社日経アートに注文しておいた図録がようやく届きました。会場で買うときは3000円ですが、送料と手数料を含めて3900円と、900円も高かったですが、そうであっても買う価値のある図録でした。まだ、日経アートで売っているようですが、若冲ファンは購入する価値がありますよ。
県立図書館と市立図書館に予約しておいた本がいっきに貸し出し可になりました。長崎有さんの「三の隣は五号室」(中央公論新社)、川瀬七緖「女學生奇譚」(徳間書店)、舞城王太郎「深夜百太郎 入口」(ナナクロ社)、「深夜百太郎 出口」(ナナクロ社)、下村敦史「難民調査官」(光文社)、伊井直行「尻尾と心臓」(講談社)、西澤保彦「探偵が腕貫を外すとき」(実業之日本社)の7冊。2週間で読み切れるかなあと、ちょっと不安。
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2016年6月23日(木) |
「希望荘」と「スティグマータ」到着 |
ネット書店に注文しておいた宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズ第4弾「希望荘」と近藤史恵さんのサクリファイスシリーズ新作の「スティグマータ」が到着しました。
杉村三郎シリーズは杉村が大企業の会長の娘婿という立場にまったく共感は持てなかったのですが、前作の「ペテロの葬列」の結末に腹が立って腹が立って、あまりに人のいい杉村に同情してしまいました。今回は妻と離婚し仕事も辞めて私立探偵事務所を開いた杉村の元に持ち込まれる事件が描かれます。杉村の新しい出発ですね。前の奥さん、杉村の前に姿を現すなよ。
「スティグマータ」は、自転車競技を描く作品としては5作目になりますが、前作の「キアズマ」は大学の自転車部を描いているようなので(購入したまま、積ん読です)、チカたちが登場する作品としては4作目です。帯に書かれたことによると、舞台はあの自転車レースの最高峰、ツール・ド・フランスのようです。う~ん、「キアズマ」を読んでからにするか、悩むところです。
現在、図書館から借りてきた小川糸さんの「ツバキ文具店」を読書中です。まだ序盤ですが、これは素敵な物語です。今年読んだ純文学系作品の中でもベスト3を争う作品です。後半を読むのが楽しみです。
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2016年6月20日(月) |
第155回芥川賞・直木賞候補作発表 |
第155回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。直木賞の候補作は次の6作品です。
伊東潤「天下人の茶」(文藝春秋)
荻原浩「海の見える理髪店」(集英社)
門井慶喜「家康、江戸を建てる」(祥伝社)
原田マハ「暗幕のゲルニカ」(新潮社)
湊かなえ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」(光文社)
米澤穂信「真実の10メートル手前」(東京創元社)。
このうち、伊東さんと門井さんの時代劇作品を除いては既読です。既読の4作品では原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」以外の3作は短編集(荻原作品は連作短編集)です。個人的には原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」が群を抜いておもしろかったです。彼女の作品は「楽園のカンヴァス」が初めてだったのですが、それに劣らず、いやそれ以上の実際の絵画作品を巡るストーリーに圧倒されます。昨年の「このミス」などミステリーベスト10の第1位を獲得した「王とサーカス」の主人公・大刀洗万智を描いた「真実の10メートル手前」も捨てがたいのですが、今回は原田さんに軍配を揚げたいです。発表は7月17日です。 |
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2016年6月19日(日) |
映画を二本 |
この週末は映画「10クローバーフィールド・レーン」と「クリーピー 偽りの隣人」を観に行ってきました。
どちらもちょっと話しただけでネタバレになりそうなので、あまり語れないのですが、「10クローバーフィールド・レーン」は、「クローバーフィールドHAKAISHA」と異なって手持ちカメラの映像ではなかったので、酔わずにすみました(笑)。予告編がかなりネタバレになっているので、それほどの驚きはありませんでしたが、ラスト前までの方が怖かったです。
一方、邦画の「クリーピー 偽りの隣人」は、前川裕さんの原作とはかなり異なっています。「え!、高倉の奥さん、あんなにお馬鹿だった?」とか、「西野の娘って、おかしいでしょう!」と、あまりに原作とは違う設定にびっくりです。とにかく、西島さんが演じた高倉にしろ、東出くんが演じた野上刑事にしろ、行動がお馬鹿すぎます。もう少し慎重に行動しろ!と言いたくなってしまいました。それに、「西島家はそもそも何をしていたの?」と不思議に思わざるを得ない家の造りです。あんな家、普通ないでしょうに。ともあれ、この映画の注目は隣人役を演じた香川照之さん。演技力抜群ですからねえ。何演じても上手いです。 |
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2016年6月13日(月) |
「99.9 刑事専門弁護士」 |
毎週日曜日夜9時からはTBSテレビで放映している、嵐の松本潤くんが弁護士を演じる「99.9刑事専門弁護士」を楽しみにしているのですが、昨夜の回は、大学時代に民法を学んだ者として、非常に興味深く観ることができました。
民法上、被相続人を殺害した者や、殺害されたことを知ってこれを告発または告訴しなかった者は相続人となることができないことになっていますが(民法第891条)、昨夜の回ではこの条文をうまく利用して自分の子ども以外の相続人を欠格事由に該当させた女性が登場しました。ストーリーは、長男が父親を殺害したのに、三男の嫁が、自分が犯人になるのでみんな口裏を合わせるようにと仕向け、自分の弁護士になった松本潤らの弁護士をうまく操って犯人は長男だという真実を明らかにさせ、結果として自分のお腹の中にいる子どもだけが相続人となるよう計画したという話。犯人である長男はもちろん、それを告発しなかった二男、三男、更には二男を代襲相続する権利のある二男の息子を相続欠格にするという巧妙な計画です。胎児は相続については、既に生まれたものとみなすという規定や、その胎児は相続欠格となる三男を代襲相続するという規定を知らなければ考えつきません。長男が犯人であることを警察に言わなかったことは、刑法上は犯人隠避罪に当たるでしょうが、親族の場合は刑を免除することができるとなっていますから、松本くんたち弁護士も彼女の意図を知っても何ら手を出せないわけですね。三男の嫁を演じた国仲涼子さんの不敵な笑みが何とも言えません。なかなかの脚本でした。面白かったです。 |
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2016年6月12日(日) |
映画三昧の週末でした |
金曜日から妻と娘が泊まりで出かけたので、のんびりと映画三昧でひとり暮らしを満喫しました。観に行ったのは、ジョディ・フォスターが監督を務めたジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツのアカデミー賞受賞コンビによる「マネーモンスター」、島田荘司さん原作ミステリーの映画化「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」、先月前編を見た横山秀夫さん原作ミステリーの映画化「64ーロクヨンー後編」、東京公開からだいぶ経ってから公開されたエミリー・ブラント主演の「ボーダーライン」の4本です。
この中では「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」だけは、わざわざ映画館に足を運んでもったいなかったかなあと思いましたが、あとはまあまあ。「64ーロクヨンー後編」は、原作とはラストが違っていました。警察官があそこまでやっていいのかなあ、異動だけでは済まされないだろうと思ってしまう佐藤浩市さん演じる三上の行動でした。「マネーモンスター」では、犯人の恋人が説得にやってきますが、なけなしの6万ドルを株で失った犯人を罵倒し、説得どころではありません。ここはジョディ・フォスターらしい演出です。「ボーダーライン」は何と言ってもエミリー・ブラントのかっこよさですね。「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でもスレンダーながら激しいアクションをこなしていましたが、今回もFBIの捜査官として、逞しい姿を見せてくれます。
さて、今週末は「10クローバーフィールド・レーン」と邦画の「クリーピー 偽りの隣人」を観に行く予定です。前者はJ・J・エイブラムス製作で2008年の「クローバーフィールド/HAKAISHA」とどんな関係があるのか気になるところです。後者はまたまた西島秀俊さんと香川照之さん共演のサスペンス映画です。「こんな隣人いたら恐怖です」という“隣人”を香川さんが演じます。これは適役だなあと今から楽しみです。 |
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2016年6月4日(土) |
一日東京へ |
今日は朝から東京池袋のサンシャイン劇場で上演されるキャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」を観に行きました。2010年に上演されたときは、東京行きの電車の路線が倒木のため緊急停止してしまい、大幅に遅延。開始時間に少し遅れてしまったので、最初の場面を見逃してしまいました。今回はアクシデントもなく前回見逃した場面もしっかり観ることができました。今回はDーBOYSから4人が出演。それも主役や重要な役どころだったので、何だかDーBOYSの作品にキャラメルボックスの劇団員が出演というような印象を受けてしまいました。僕が観たのは、坂本竜馬を大内厚雄さんが演じるホワイトチームでしたが、DーBOYS以外で、いや、彼ら以上に印象的というか、強烈なキャラだったのが、岡田達也さん。最初の登場シーンで会場大爆笑でした。彼はブラックチームでは坂本竜馬を演じるのですが、大丈夫なんですかねぇ。気になったのは、DーBOYSの三津谷亮くんと陣内将くんは声が枯れ気味でしたね。毎日あれだけ声を出しているから、ちょっと辛いのかな。
さて、次回はひとつの話を男性側と女性側から描いた2作品です。脚本の成井豊さんが大好きだった映画「天国から来たチャンピオン」からアイデアをとって書いた作品だそうです。そのことを「ハテナ気象台」で読んで、これは絶対に観に行かなくてはと思い、さっそく2作品ともチケットを購入しました。何故って「天国から来たチャンピオン」は僕自身も大好きな映画で、大学生の頃何度も観に行った映画です。個人的な映画ベスト10を選べと言われたら、どうしても外せない佳作です。成井さんも好きなんて、やっぱり僕がキャラメルボックスの作品に惹かれるのは、成井さんと好みが似ているせいもあるかもしれません。初日に観劇予定です。楽しみです。
観劇のあとは、国立新美術館で開催している「ルノワール展」へ。一番の注目作品は初来日の「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」ですが、この絵の前には何列もの人並みが。普通は移動しながら観てくださいと係員が言うのですが、それがなかったので、なかなか人が絵の前から動かず、そこだけ大変な渋滞になっていました。そこさえ除けば土曜日にも関わらず、混んではいたものの割とじっくり鑑賞することができました。ルノワール、やっぱり惹かれるなあ。
そのあとは帰る予定までもう少し時間があったので、Bunkamuraミュージアムで開催している「俺たちの国芳 わたしの国貞」を観に行ったのですが、明日が最終日ということもあって、入口前に長蛇の列が・・・。係員に聞くと会場内も大混雑ということだったので、帰りの電車に間に合わないなあと思って断念しました。浮世絵人気も凄いですねえ。
空いた時間を使って新宿南口の紀伊国屋書店に行きました。ここは先頃発表されたように7月末で閉店になります。東京に来るたびに寄っていた書店に最後のお別れです。
東京から戻ってからはそのままシネコンのレイトショーで「サウスポー」を観てきました。自分が起こした争いの中で愛する妻が撃たれて死んでしまったことから、自暴自棄になり、栄光の場所から転落したボクサーが、幼い娘と再び一緒に住むために再び栄光を目指すという、よくあるパターンの映画でしたが、やっぱりラストは感動します。主役を演じたジェイク・ギレンホールの身体の鍛え方は凄いですよねぇ。見事に腹筋が割れています。
さて、今日は歩き回ったので、明日はゆっくり家で読書です。 |
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2016年6月1日(水) |
今日から6月です |
すっかり気温も高くなり、今日からは衣替えの6月です。いやぁ~毎度言いますが、時間か過ぎるのが早いです。
今月の読書は、何と言ってもまずは宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズの新作「希望荘」(小学館)です。前作のラストで杉村の妻のあまりにひどい仕打ちに腹を立てた人も僕だけではないでしょう。今作では妻と離婚し(拍手したいくらいです)、探偵事務所を開いた杉村が描かれていくようです。さて、あの気の弱いキャラの杉村に探偵が勤まるのか興味のあるところです。
シリーズものでは近藤史恵さんのサクリファイスシリーズの新作「スティグマータ」(新潮社)が発売になります。あまり人気のない自転車競技を舞台にしたことで、自転車レースに光を当てたこのシリーズ、今回はどんな話になるのでしょうか。でも、その前に前作「キアズマ」が積ん読ままです。
映画は、まずは「64 ロクヨン 後編」が一番気になります。原作とは異なるラストだそうですから、今から楽しみです。それと、島田荘司ファンには嬉しい、御手洗潔作品「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」が今週から公開されます。原作を読んでいないので、まっさらな気持ちで臨めますが、玉木宏さんの御手洗潔は作品のイメージと合っているでしょうか。気になります。ジョディ・フォスターが監督を務めたジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが共演の「マネーモンスター」も観たい作品です。そしてもう1作、J・J・エイブラムスのプロデュースによる「10クローバーフィールド・レーン」も観たい作品です!
舞台はキャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」です。前回の公演の際は、電車が倒木で遅れ、開始時間に間に合わなかったので、今回は早めに行かなくては。今週土曜日に観に行ってきます。
舞台を観るついでに国立新美術館で開催している「ルノアール展」にも寄ってきたいと思っています。「都会のダンス」と「田舎のダンス」の2作と、初来日の「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は見ものです。 |
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