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身辺雑記(2015年9月)

2015年9月30日(水)
「惑星カロン」発売
  オンライン書店に注文しておいた初野晴さんの「惑星カロン」(角川書店)が届きました。ハルチカシリーズ最新作です。前作の「千年ジュリエット」が刊行されたのが2012年3月ですから3年半ぶりの新作です。これまで何度も出るぞ出るぞと期待させておいて、延期され、いい加減待ちくたびれているところでした。あまりに間隔が開いたので、ハルチカシリーズの細かい部分を忘れてしまいました。冒頭に主な登場人物の紹介があったので助かります。とりあえず、図書館から借りている本があるので、まずはそちらを片付けてからですね。あ~楽しみです。 
2015年9月28日(月)
秋の気配
  シルバーウィークもあっという間に終わりです。遠出することなく、映画とDVDと読書三昧の5日間でした。妻と娘は伊勢から大阪・京都を回ってきましたが、京都は凄い人出だったようです。ただでさえ日本で一番と言える観光地に加え、5連休ですからねえ。混むのは仕方ないですね。5連休後の出勤は辛いですが、二日出勤すればまた休みです。頑張らなくては。
  この5連休で読んだ本は真梨幸子さんの「アルテーミスの采配」(幻冬舎)、桂望実さんの「ワクチンX」(実業之日本社)、星野智幸さんの「呪文」(河出書房新社)の図書館から借りてきた3冊。真梨さんの本には「予約が多数入っているので返却期限を必ずお守りください」とのシールが貼ってあったので、いの一番に読みました。最近、真梨さんの人気は急上昇ですね。現在、やはり図書館から借りている深緑野分さんの「戦場のコックたち」(東京創元社)を読書中です。
2015年9月23日(水)
シルバーウィークも終わりです
 シルバーウィークもあっという間に終わりです。遠出することなく、映画とDVDと読書三昧の5日間でした。妻と娘は伊勢から大阪・京都を回ってきましたが、京都は凄い人出だったようです。ただでさえ日本で一番と言える観光地に加え、5連休ですからねえ。混むのは仕方ないですね。5連休後の出勤は辛いですが、二日出勤すればまた休みです。頑張らなくては。
 この5連休で読んだ本は真梨幸子さんの「アルテーミスの采配」(幻冬舎)、桂望実さんの「ワクチンX」(実業之日本社)、星野智幸さんの「呪文」(河出書房新社)の図書館から借りてきた3冊。真梨さんの本には「予約が多数入っているので返却期限を必ずお守りください」とのシールが貼ってあったので、いの一番に読みました。最近、真梨さんの人気は急上昇ですね。現在、やはり図書館から借りている深緑野分さんの「戦場のコックたち」(東京創元社)を読書中です。
2015年9月20日(日)
シルバーウィーク2日目
 シルバーウィーク2日目。それまでの天候が嘘のように昨日から快晴で、気温も30度近くまで上がりました。
 昨日は朝早くから伊勢に旅立つ妻たちを見送ったあと、映画「追撃の巨人2」を観に出かけました。原作の漫画でもまだ連載中の中、どういうラストを迎えるのだろうと思ったら、あまり批判はしたくないのですが、まったくおもしろくなかったです。壁を壊すのか、壊さないのかごたごたが続くのですが、はっきりいってストーリーに破綻があります。原作を知らない僕には、前編はまだ観ることができたのですが、後編は駄目でした。あれでは前後編に分ける必要もありません。今年一番お金払ってもったいなかったと思った作品です。エンドロールの後に思わせぶりなワンシーンがありましたが、続編作るのでしょうか。
 映画の後は地元の美術館で開催している「ピカソ展」を観に行ってきました。ドイツのケルン市にあるルートヴィヒ美術館の所蔵品を中心にピカソの作品を展示したものですが、油彩は少なく、ブロンズや陶器などを併せて約60点、それにマン・レイなどの写真家によるピカソの肖像写真が約30点という展示構成で、ちょっと予想を裏切られました。ピカソの肖像写真より、もっと絵を見たかったのですが。
 今日は、ミニ・シアター系の映画館に「ふたつの名前を持つ少年」を観に行ってきました。映画はポーランドのユダヤ人強制居住区から逃げ出した8歳の少年・スルリックを描いていきます。題名の“ふたつの名前を持つ”とは、スルリックが父親に言われてユダヤ人の名前を捨ててポーランド人らしいユレクと名乗ったことからによります。実話に基づく映画だそうです。8歳といえば日本でいえば小学校2年生か3年生の少年が、戦争中にひとりで生きていくだけでも大変なことなのに、ナチからも逃げなくてはならないのですからねえ。凄いことです。彼の運命から目をそらすことができません。オススメです。
 伊坂幸太郎さんの“陽気なギャング”シリーズの新作「陽気なギャングは三つ数えろ」が10月8日発売予定だそうです。もう、すぐ予約です。逢坂剛さんの“百舌シリーズ”の新作も11月に発売になるようです。
2015年9月18日(金)
明日からシルバーウィーク
 残暑もなく、すっかり秋めいた気温になってきたこの頃ですが(昨日は11月並の気温の低さでした¡)、いよいよ明日からはシルバーウィークで5連休です。妻と娘は伊勢志摩観光を経て大阪にいる息子のところに行きますが、僕は混雑している観光地には行きたくないとひとりで留守番です。一応予定としては地元の美術館で開催している「ピカソ展」を観に行くことと、映画を2本「進撃の巨人」と「ふたつの名前を持つ少年」を観に行きます。あとは読書とDVDと、また増えてきた本の整理です。
 安保法案で国会が大騒動ですが、与党の議席が多い限りは成立阻止は無理でしょう。若者たちが国会周辺で反対の声を上げていますが、一過性のものでは駄目です。与党は国民はすぐ忘れると高をくくっていますよ。やっぱり次の選挙で与党に国民は黙っていないというところを見せなくては。
2015年9月15日(火)
久しぶりの更新
 このところプライベートでバタバタしていて、更新をする気力が湧きませんでした。これではいけない、ストレス発散しようと昨日は最後の夏休みを取って東京に行ってきました。
 一番の目的は評判の映画「ピエロがお前を嘲笑う」を観ること。東京でも新宿武蔵野館1館だけの上映という評判の割には上映館が少ないので、満席を心配してネットで予約して行ったのですが、平日だったせいもあってか、客は7割の入りでした。映画は冒頭ハッカー集団の一人が捜査機関に自首して来るところから始まります。自首してきたベンヤミンは、連邦情報局の捜査官に事件の始まりから語り始めます。ここは「ユージュアル・サスペクツ」と同じですね。となると、この語りのどこかに観客を騙すトリックが仕掛けられているのだろう、騙されないぞと目を凝らしていました。物語はベンヤミンら4人が様々なサーバーをハッキングして事件を起こすのですが、伝説のハッカーからは認められず、自分たちの存在を認めさせようと連邦情報局のコンピュターに入り込みます。その際に得た情報から彼らは命を狙われるようになります。「シックスセンス」や「ファイトクラブ」、更には「ユージュアル・サスペクツ」のようにラストであっと言わせてくれる映画ということで期待して観たのですが、どんでん返しに次ぐどんでん返しでまずまず満足しました。唐突にお母さんのことが出てきたのはどうかなという気がしないでもありませんが。ハリウッドでリメイクされるようですが、ラストのどんでん返しは上手く変更して欲しいですね。
 今日はTOHOシネマズが入場料1,100円の日だったので、予定していたBunkamuraでの展覧会をまたの機会にして映画を梯子することに決定。TOHOシネマズ新宿で「カリフォルニア・ダウン」と「ヴィンセントが教えてくれたこと」を観てきました。
 「カリフォルニア・ダウン」は、サンフランシスコが巨大地震に襲われる中、ドウェイン・ジョンソン演じる消防局に勤める父親が娘を助け出そうと奮闘する姿を描きます。東日本大震災以上の地震が起きてサンフランシスコが崩壊する様子は凄い迫力です。僕が観たのは2Dでしたが、物凄い音に席が振動するほどでした。ストーリー自体は、万能の父親が惨事に襲われているあの広いサンフランシスコの中で娘を見つけてしまうのですから、「あり得ないだろ!」と思ってしまうのですけどね。男としては娘役のアレクサンドラ・ダダリオのあまりにスタイルの良さに目が釘付けです。
 「ヴィンセントが教えてくれたこと」は、少年とベビーシッター代わりの隣家の男との交流を描いた作品です。他人を嫌い、他人からも嫌われているちょいワルオヤジを演じるビル・マーレイがいいですねえ。ラスト近くの少年の発表に思わず目が潤んでしまいました。当初アメリカでは4館の公開が最終的に2500館に拡大されたのもうなづけます。観て損はありません。
 更新をしない間も本を読まなかったわけではありません。読み終わった4冊の感想をアップしました。あと3日頑張ればシルバーウィークです。プライベートの厄介ごともどうにかなりそうですし、気分新たに頑張りたいですね。
2015年9月3日(木)
雨模様の日が続きます
 このところ、毎日ジメジメした雨模様の日が続いています。昨日ようやく天気が良くて洗濯物を外に干せると妻も喜んでいたのですが、今日はまた雨模様の一日。気温が下がったのは嬉しいのですが、そのため野菜の生育が悪くて、値段が高騰。うまくいかないものですね。あと2週間頑張れば、今月は19日から5連休です。夏休みもあと2日残っているので、1日は映画「ピエロがお前を嘲笑う」を観るために東京へ行く予定です。
 現在、辻村深月さんの「朝が来る」(文藝春秋)を読書中です。直木賞受賞作も含めこのところの辻村さんの作品には以前のようなおもしろさを感じていなかったのですが、この作品は久しぶりに引きつけられます。
2015年9月1日(火)
今日から9月
 いよいよ今日から9月。もう秋ですねえ。毎日雨模様でジメジメした日が続きます。
 今月の読書は、まずは北村薫さんの「中野のお父さん」(文藝春秋)。新シリーズの登場です。あとは久しぶりの奥田英朗さんの「我が家のヒミツ」(集英社)と辻村深月さんの怪談「きのうの影踏み」(文藝春秋)でしょうか。そうそうモニターとしてプルーフを読んだ薬丸岳さんの「Aではない君と」(講談社)も中旬に発売です。
 映画は、東京まで観に行こうか今悩んでいる「ピエロがお前を嘲笑う」が一番です。まさかの結末に観客が騙されるという、僕好みの作品。今のところ、東京でも新宿武蔵野館だけの上映ですが、どうしようかなあ・・・。悩みます。あとは、シリーズ最終作となる篠原涼子さん主演の「アンフェア the end」と東野圭吾さん原作の「天空の蜂」の日本映画も観に行きたいですね。コリン・ファース主演の「キングスメン」も気になります。