娘の就活もどうにか内定が出て、親としてもホッとしたところです。本人も友人たちが続々内定が出たという話を聞いて、かなりプレッシャーがあったようで、最終面接が終わって帰り道で寄ったスタバで内定の電話を受けたときには思わず涙がこぼれてしまったそうです。
娘の話を聞くと、いわゆる有名大学であればともかく、そうでない娘のような学生にとっては、就活は精神的にかなり辛いようですね。新聞にも出ていましたが、説明会も出身大学で選別されてしまうそうです。どういうことかというと、一般の大学生がネットで説明会への出席の申し込みをしようとすると「すでに予定数いっぱいで申込みできません」となるのに、同じ時に有名大学(東大とか、早稲田とか慶応とか)の学生が申し込むと受付がされるというのです。自分がどういう人物かわかってもらうこともできずに断られるのですから、大変です。長男は地元に帰ることは考えずに企業を選んで、いつの間にか内定を勝ち取っていたので、就活の大変さを見ることがなかったのですが、今回、面接が終わって連絡を待っている娘を見ていると、親としてもたまりませんでした。「お祈りメール」をくれるならまだしも、通ったときだけ連絡しますでは、ずっとドキドキしていなくてはならないですしねえ。まあ、とにかく良かったです。
道尾秀介さんの「貘の檻」(新潮社)読了。久しぶりの本格ミステリーという作品でした。道尾ファンにはおススメです。
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