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身辺雑記(2014年4月)

2014年4月29日(火)
就活は大変です

  娘の就活もどうにか内定が出て、親としてもホッとしたところです。本人も友人たちが続々内定が出たという話を聞いて、かなりプレッシャーがあったようで、最終面接が終わって帰り道で寄ったスタバで内定の電話を受けたときには思わず涙がこぼれてしまったそうです。
 娘の話を聞くと、いわゆる有名大学であればともかく、そうでない娘のような学生にとっては、就活は精神的にかなり辛いようですね。新聞にも出ていましたが、説明会も出身大学で選別されてしまうそうです。どういうことかというと、一般の大学生がネットで説明会への出席の申し込みをしようとすると「すでに予定数いっぱいで申込みできません」となるのに、同じ時に有名大学(東大とか、早稲田とか慶応とか)の学生が申し込むと受付がされるというのです。自分がどういう人物かわかってもらうこともできずに断られるのですから、大変です。長男は地元に帰ることは考えずに企業を選んで、いつの間にか内定を勝ち取っていたので、就活の大変さを見ることがなかったのですが、今回、面接が終わって連絡を待っている娘を見ていると、親としてもたまりませんでした。「お祈りメール」をくれるならまだしも、通ったときだけ連絡しますでは、ずっとドキドキしていなくてはならないですしねえ。まあ、とにかく良かったです。
 道尾秀介さんの「貘の檻」(新潮社)読了。久しぶりの本格ミステリーという作品でした。道尾ファンにはおススメです。

2014年4月26日(土)
腕が痛い!

  今日は朝から身体中に痛みが。特に右の腕の痛みが顕著でした。この原因はと言えば、ボーリングをしたからです。昨夜は以前同じ職場だった人の退職祝の会があったのですが、この会のメンバーが集まると、いつも1次会は飲み会、2次会でボーリングをして、3次会でまた飲むというのがお決まりのパターン。昨夜も退職を祝ったあとはボーリングを2ゲームしてきました。昨夜は酔いながらも調子が良くて175点と146点というスコア。175点は僕にとっては最高スコアで大満足でした。まあ、おかげで腕は痛いのですけどね。
 特に予定もなかったので、久しぶりに映画三昧の日でした。公開されたばかりの「テルマエ・ロマエU」、「相棒ー劇場版Vー」、「アメイジング・スパイダーマン2」の3本を梯子してきました。「テルマエ〜」は何も考えず笑ってくださいという映画、「相棒〜」は、ラストの犯人と杉下・甲斐との話は考えさせられました。「アメイジング〜」は、「え!これでいいの!」とびっくりしてしまった展開でした。予告編で観た「Xメン」の新作もおもしろそうですし、何といっても今後の期待は「ゴジラ」です。いよいよその姿が明らかになってきて、全貌まであと少し。日本のゴジラの姿に近いようなので、期待できそうです。

2014年4月24日(木)
記憶がない

  昨夜は仕事の関係の飲み会でした。久しぶりに飲み過ぎてしまい、タクシーに乗って家に帰って風呂に入って(飲んで風呂は危ないです)寝たことは覚えているのですが・・・
 車は職場の駐車場に置いてきたので、今朝はバスと電車を乗り継いで出勤したのですが、スイカにチャージしようとしたら、残額がほとんどないはずなのに、なぜか5000円分増えていました。それとともに、財布の中に確かあったはずの5000円札がなくなっているのに気付きました。推理するに(というほどのことではないですが)、昨夜タクシーに乗ろうと駅前に行ったときに、チャージをしたのに違いありません。でも、その記憶がないんですよねえ。かなり酔っていたのに、チャージをして、スイカを忘れずに持って帰ることがよくできたものです。自分でも怖ろしいです。もう深酒はしないようにしないと。でも、明日もこの3月に退職した先輩のお祝いの会があります。飲まないわけにはいかないかなあ。

2014年4月22日(火)
花粉症か?

  今日は朝から鼻は詰まるし、鼻水は出るし、涙まで出るという有様。風邪かな?と思って熱を図ったけど、平熱。もしかしたら、これって花粉症でしょうか。いやぁ〜参りました。今までは他人事で、花粉症に苦しんでいる人のことなどまったく理解できなかったけど、鼻水が止まらず、頭もボォ〜とするのは困ってしまいます。ある日突然花粉症になるとは聞きますけど、まさか自分の身に降りかかるとは。明日の朝目覚めたら、何ともなければいいのですが。
 薬丸岳さんの「刑事の約束」を読み始めました。椎名桔平さん主演でテレビドラマ化された「刑事のまなざし」に続く“刑事・夏目信人シリーズ”第2弾です。 

2014年4月20日(日)
韓国旅客船事故

  韓国の旅客船の沈没事故は大変な惨事になってしまったようです。船が傾いているなか、乗客には動かないよう指示する放送が流れたのに、船長をはじめ船員たちは一人を除いてみんな脱出してしまったという、なんともいえない事故の状況が伝えられてきています。
 僕が現場にいたならば、動かないようにという放送があれば、きっとプロである船員の指示を守って船室にそのままいて、助かることはない気がします。こういうとき、柔軟な考えができないと駄目ですよねえ。  

2014年4月18日(金)
村上春樹さん「女のいない男たち」発売

 村上春樹さんの新作短編集「女のいない男たち」が、今日発売されました。新宿の紀伊國屋書店では午前0時に発売が始まるなど、相変わらすの村上さんらしい騒動です。そんな深夜に店を開ける紀伊国屋書店もすごいけど、そんな時間に買いに行く方もすごいですね。そこまでして早く読みたいのかと思ってしまいます。
 収録されている「ドライブ・マイ・カー」が雑誌に掲載されたときには、北海道中頓別町出身の女性が車窓から火のついたたばこを外に投げ捨て、主人公が「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と思う場面に対し、町側が「誤解を招く」として抗議するという騒動になったのは耳に新しいところです。今回は騒動を考慮して、町の名を「上十二滝町」に変えています。
 また、収録作品のひとつ「イエスタデイ」では、雑誌掲載時にあったビートルズ「イエスタデイ」の替え歌の歌詞を、単行本化に際し大幅に削除したそうです。村上さんは「まえがき」で、該当部分を「僕の創作」とし、「(「イエスタデイ」の)著作権代理人から“示唆的要望”を受けた。(中略)歌詞を大幅に削り、問題が起きないようにできるだけ工夫した」などと説明したそうです。“示唆的要望”とは、よくわからない言葉ですが、結局著作権を犯さないようにしろということなんでしょうか。ネットで注文しておいた本も届いたので、さて、読み始めましょうか。
 本日の朝日新聞の広告欄に、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」が本日完結という広告が載っていました。小学校2年生の頃、父親に連れられて訪れた知人の家で、退屈だろうとその家の息子さんが買ってきてくれた、今は廃刊されてしまった「週刊少年キング」。「サイボーグ009」は、当時、この雑誌に掲載されており、初めて読んだマンガ雑誌に心を奪われた僕は、それから毎週父親にせがんで買ってきてもらったものでした。
 この“身辺雑記”にも時々登場する「サイボーグ009」ですが、やはり空から009と002が落ちていくのを流れ星だと思った親子が平和を祈るシーンは、この年齢になっても忘れることはできません。石ノ森章太郎さんはすでに亡<なっていますが、息子さんや医師の森さんの助手らの尽力で描き続けられ、今回ついに完結となったようです。読んでみたいけれど、5巻で各巻880円以上だからなあ。ちょっと考えてしまいます。  

2014年4月17日(木)
春のテレビドラマ

 春の新しいドラマが始まっていますが、昨日放映された日本テレビ系の杏さん主演の「花咲舞が黙っていない」が、それまでトップだったTBS系の上野樹里さん主演の「アリスの棘」を上回って今期最高視聴率を獲得したようです。原作が「半沢直樹」と同じ池井戸潤さんであり、主演がつい先日までNHK朝の顔であった杏さんということが視聴率獲得には大きかったのでしょう。昨日は、残念ながらうっかり見そびれてしまいました。
 僕として期待しているのは、今夜放送の「MOZU」と同時間帯の「BORDER」。「MOZU」は、逢坂剛さん原作の同名小説のドラマ化ですが、第1回目は原作を読んでいない人にはわかりにくいところがあったようです。西島秀俊さんのかっこよさだけが目立ってしまった気がします。でも、共演が香川照之さんですし、今後大いに期待できます。
 「BORDER」は、小栗旬さんが主演の幽霊が見えるようになってしまった刑事の話です。第1回目は、視聴率はいまひとつ振るわなかったようですが、僕自身はこういう“幽霊もの”は好きなんですよね。今後の健闘を期待です。  

2014年4月14日(月)
今日から出勤

  忌引きで休暇をとっていましたが、本日より出勤。まずは机の上に山となっていた書類を片付け、通常の業務にとりかかりました。
 義父母は20年近く前まで商売をしており、結婚してから現在まで常に二人でいたため、義母も亭主関白だった喧嘩相手がいなくなってかなり気落ちをしています。当分、娘である妻が実家に泊まる予定ですが、精神的に立ち直ることができるのか非常に気がかりです。
 そんなわけで、妻が義父の付き添いで病院に泊まり込んでいた日から、ずっと一人暮らしをしています。ゴミを出したり、洗濯をしたりと学生時代のような生活をしています。さすがに食事を作るのは面倒くさいので、日夜スーパーやコンビニの出来合いのお弁当になってしまうので、いい加減飽きてきてしまいましたが。  

2014年4月13日(日)
義父が永眠しました

  今週、快方に向かうかに見えた義父の容態が急変し、9日に永眠しました。昨年末の孫の結婚式に体調を考えて出席しなかったため、先月、孫夫婦が来て結婚式の写真やDVDを見せたときは大いに喜んでくれたのですが、それで逆にホッと安心してしまったのでしょうか、肺炎で入院してついに帰らぬ人となってしまいました。昔堅気の亭主関白で、89歳という年齢まで自分の思うように生きてきた人だったので、大往生と言えば言えるのでしょうが、できれば曾孫の顔を見るまで元気でいてほしかったです。
 慌ただしく通夜、告別式を執り行いましたが、男の子どもがいないので、長女の夫として、これから相続をはじめ死後の様々な手続きをしなければなりません。当分バタバタした日が続きそうです。
 そんなわけで、読書はまったくできませんでした。今夜からは少しずつ調子を取り戻して行きます。まずは、小野不由美さんの十二国記シリーズ「黄昏の岸 暁の天」(新潮文庫)を読み始めます。

2014年4月8日(火)
慌ただしい日が続きます

 4月に入ってから義父が健康を害し、また娘の就活もなかなか内定が出ず、苦戦中で、家庭内は慌ただしい日が続いています。そんなわけでのんびり映画を観に行くこともできず、3月に観た映画の感想を今更ながらアップしました。
 読書は、逢坂さんの百舌シリーズを第3作までいっきに読了。20年ぶりの再読でしたが、20年たってもそのおもしろさは変わりません。今は、貫井徳郎さんの「私に似た人」(朝日新聞出版)を読書中。小規模なテロが頻発するようになった日本の中で生きる10人の主人公を描いた作品です。ミステリあるいはサスペンスかと思って読み始めましたが、ちょっと趣が違った作品になっています。まだ3人目の主人公のストーリーを読み終えたところです。これからどんな展開になっていくのか、楽しみです。  

2014年4月5日(土)
信玄公祭りです

  4月最初の1週間が終わりました。新しい職場で昼はまったく新しい仕事に戸惑い、夜は歓迎会が続き、ちょっと疲れ気味です。通勤が自家用車になったため、今までのような通勤バスの中での読書の時間もなくなり、本を読み終わるペースが落ちました。今、読んでいるのは逢坂剛さんの“百舌シリーズ”第2弾「幻の翼」です。テレビの連続ドラマが来週から始まるのを前に、第1作「百舌の叫ぶ夜」を再読したのですが、やっぱり、このシリーズはおもしろい。少ない読書時間の中でもあっという間に読み終わり、「幻の翼」の再読に突入しました。テレビでは公安刑事の倉木役に西島秀俊さん、所轄の叩き上げの大杉刑事役に香川照之さん、そして倉木を愛する明星刑事役に真木よう子さんと、なかなか芸達者な役者さんを揃えています。これは非常に楽しみです。
  昨日、こちらでは桜が満開宣言。今日は地元では一番大きなお祭り、“信玄公祭り”のメインイベント、甲州軍団出陣が行われます。今年の武田信玄役は、昨年に引き続き、松平健さん。例年、雨が降ったり、桜が散ったりという年が多かったのですが、今年は最高の祭り日和です。

2014年4月1日(火)
今日から4月

  今日から新年度。新しい職場での仕事の第一日目。とはいえ、仕事より、関係先への挨拶回りや年度当初の会議で、机にはほとんど座っていませんでした。今度の職場は、それまでより2倍以上の社員がいるので、顔と名前を覚えるのだけでもひと苦労です。それに女性も多い職場なので、正直のところちょっと気を使います。たいしたこともしない一日でしたが、気疲れしてしまいました。
 今月発売の本では、4月に発売が恒例の小路幸也さんの“東京バンドワゴンシリーズ”の新作「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」(集英社)が一番の期待です。あとは、貫井徳郎さんの新作「私に似た人」(朝日新聞出版)も気になります。そうそう、村上春樹さんの短編集「女のいない男たち」(文藝春秋)も発売されますね。
 今は、逢坂剛さんの「百舌の叫ぶ夜」(集英社文庫)を再読中です。最初に読んだのは、もう20年以上前でしょうか。来週木曜日から西島秀俊さん、香川照之さん、真木よう子さんら豪華キャストで連続ドラマ化されるので、その前にストーリーを思い出すために読み始めたのですが、これってドラマ化できそうもない設定なのに、どうやってドラマ化するのでしょうか、楽しみですねえ。