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身辺雑記(2014年1月)

2014年1月31日(金)
「ゲノムハザード」観てきました

  今夜は仕事帰りに妻と待ち合わせて西島秀俊さん主演の「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」を観てきました。妻が西島秀俊さんのファンなんですが、金曜日の夜というのに観客は、たぶん西島さんのファンであろう若い女性2人組が3組。僕ら夫婦を入れてわずか8人だけでした。シネコンで2番目に多い収容人数のスクリーンで、劇場側も期待していたのでしょうけど、西島人気は田舎ではそれほどでもないようです。内容的にもいまひとつ。それにしても、西島さんの相手役の韓国の女優さんはスタイルがいいですねえ。
 さて、明日はボサボサになった髪を切りに行ってきます。

2014年1月30日(木)
明日で無事1週間が終了

  インフルエンザ明けの1週間は順調に過ぎようとしています。仕事の相手先の担当者もインフルエンザで休暇を取っているということで、世間ではかなりインフルエンザが蔓延しているようです。この前罹ったのはインフルエンザA型。B型に罹らないように注意しなくては。
 明日は、会社帰りに妻と待ち合わせて西島秀俊さん主演の「ゲノム・ハザード ある天才科学者の5日間」を観に行ってくる予定です。西島秀俊さんは岡田准一くんと並んで妻が好きな男優なんですよね。最近、仕事でむしゃくしゃするからストレス発散だそうです。
 伊坂幸太郎さんの「首折り男のための協奏曲」(新潮社)が発売されました。予約しているオンライン書店からの到着が待ち遠しいです。

2014年1月27日(月)
久しぶりの出勤です

  先週水曜日以来の出勤です。さすがに身体はまだ本調子とはいかない感じです。職場に出勤すると案の定というか、隣の席の部下が風邪で休むとの連絡。僕のインフルエンザがうつったかもしれないと、彼には医者でインフルエンザの検査をしてもらうよう話をしました。
 これが訴訟社会のアメリカあたりだと、風邪をうつされたということで損害賠償騒ぎになるのかなあ。もし、僕からうつったとなると、これって傷害罪? まあ、故意ではないし、インフルエンザに罹っているのを知りながら職場に行ったわけではないから、過失傷害ということが法律的には考えられるのでしょうか? そもそも立証責任はどちらにあるのか、う〜ん、難しですねえ。

2014年1月26日(日)
インフルエンザでした

  ようやくパソコンの前にゆっくり座ることができるようになりました。水曜日の夜、熱が出たものの薬を飲んで平熱へと戻ったのでただの風邪だと思ったのですが、これが大間違い。翌朝には38度を超え、具合が悪くて仕事へ行くどころではなく休暇を取って寝ていました。でも、熱は徐々に上がって夜にはとうとう39.5度という高熱に。この高熱ではインフルエンザかなと思って、翌日37.5度まで下がったところで、どうにかだるい身体を引き摺って医者に行ったところ、予想どおり診断はインフルエンザA型。周囲にインフルエンザにかかった人はいないので、たぶん日曜日に東京出張の際に人ごみの中でうつされたのでしょう。職場の人にうつしていなければいいのですが。
 それにしても寝ているというのも大変なことです。今も身体中が筋肉痛という感じです。体位交換を自分でできるからいいのですが、寝たきりの人がそのままだとすぐに褥瘡になるのもわかります。健康ということはありがたいと再認識です。昨年のちょうど同じ頃もやはり風邪で寝込みました。どうもこの時期は鬼門ですね。今年の冬は前もって予防接種をしておこうと決意です。
 昨夜見たテレビで、自爆テロを繰り返している「黒い未亡人」と見られる女性3人がソチに潜入したことがわかったと放映されていました。ちょうど読み始めた月村了衛さんの「機龍警察 未亡旅団」が「黒い未亡人」というテロ集団との戦いを描いているのですが、まさか実在の集団だったとはビックリしました。これからのストーリー展開が気になります。

2014年1月22日(水)
風邪のようです

  今日は朝から何となく身体がだるく、仕事をしている間に咳が出たり節々が痛くなったりと、「これはもしかしたら風邪か?」と思ったら、帰宅して測った体温が37.8度。「これは、まずい!」と、すぐに薬を飲んで布団の中に潜り込んでいたら、薬が効いたのか体温がいっきに平熱になりました。インフルエンザではないようです。でも、まだ喉は痛いし、パソコンなんかやっていてはいけませんね。再び布団の中に潜り込みます。
 小野不由美さんの十二国記シリーズ「華胥の幽夢」(新潮文庫)読了。やっぱり、このシリーズはおもしろい。いっき読みでした。「責難することは、何かを成すことではないんです。」という言葉は心にグッときました。

2014年1月20日(月)
昨日は

  昨日は日曜日でしたが仕事のために東京へ出張。その帰りに東京にいる二男と飲んできました。男の子が産まれたときに男親として思ったのは、この子が大きくなったら一緒に飲みながら男同士の話ができるかなという望みでした。今、息子が成長してそんな時間を持てるようになったのは、ささやかな幸せですね。
 息子に連れられて行ったのは、新宿の串揚げの「立吉」というお店。6時前に店に着いたのですが、すでに客が並んでいて30分待ちという状況でした。その後も続々とお客さんが来ては混雑に諦めて帰るということが続きました。僕は初めて行きましたが、相当な人気店のようです。カウンター席だけで、色々な串揚げが、お客さんの見ている前で揚げられて、客がお腹いっぱいでここまでというところまで続々出てきます。串揚げだけでそんなに食べることはできないだろうと思ったのですが、さっぱりとした揚げ方のうえに揚げる食材もいろいろで飽きることなくどんどん食べてしまいます。味はもちろんおいしかったのですが、カップルから家族連れと誰でも行くことができるお店というのも混雑する原因のひとつでしょうか。あ〜美味しかったぁ。また行く価値はあるお店です。
 午後から仕事の前に朝イチで映画「鑑定士と顔のない依頼人」を観てきました。土曜日のTBSテレビ「王様のブランチ」の映画コーナーでミニシアターランキングの1位になった作品です。そして、あの「ニューシネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品なんです。そんなわけで期待して観に行ったのですが、ミステリーファンなら途中でストーリーの行きつく先をわかってしまうのではないでしょうか。ラストでどんでん返しがないかなと思ったのですが、残念ながらそこまでの捻りはありませんでした。ラストシーンでレストランの席に一人座る主人公のその後はどうなるのでしょう。

2014年1月16日(木)
直木賞発表

  直木賞の発表があり(芥川賞もですが)、朝井まかてさんの「恋歌」と姫野カオルコさんの「昭和の犬」が受賞作に選ばれました。僕としては候補作の中で唯一読んでいた万城目学さんの「とっぴんぱらりの風太郎」を推していたのですが、残念ながら受賞ならず。万城目作品の中での最高傑作と思ったのですが、また次作に期待です。選評が気になります。
 読後感が非常に悪かった宮部みゆきさんの「ペテロの葬列」を読み終えて、今日からは小路幸也さんの「東京ピーターパン」(角川文庫)を読み始めました。こちらは気分よく読むことができそうな予感です。

2014年1月15日(水)
宮部みゆき「ペテロの葬列」読了

  宮部みゆきさんの「ペテロの葬列」読了。この先どうなるのだろうと、ページを繰る手がなかなか止まらず、昨夜は遅くまで布団の中で、今日は重い本を抱えて通勤バスの中、そして職場では昼食時と読み続けて700ページ弱の大作を3日で読み終えました。相変わらずの人のいい杉村に、こんな男で世の中生きていけるのかねえと思いながらも、さくさくと読み進むほど面白く読んでいたのですが、40ページを残すところで愕然。犯罪の被害者が加害者にもなり得るという重いテーマでしたが、そんなストーリーがラストの出来事でどこかに飛んで行ってしまいました。あまりに衝撃的。杉村にとってはこれでよかったといえるでしょうけど、でもねえ。そりゃあ、こんなに事件に巻き込まれる杉村にも問題があるでしょうけど、釈然としません。感想も腹が立ち過ぎて肝心の本筋のことは書かずにラストのことばかりになってしまいました。次は読後感がいい本を読みたいです。

2014年1月14日(火)
正月気分もそろそろ

  3連休も終わり、今日から新年の仕事も2週目。先週はまだ正月気分が残っていましたし、先週は突然昔入れた差し歯が欠けてしまったり(やっぱり保険の歯は駄目ですね)、正月の飲み疲れからか胃が持たれたりで本調子というわけにはいきませんでしたが、そろそろエンジンをかけなくてはなりません。
 読書はユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q Pからのメッセージ」を読み終えて、昨日から宮部みゆきさんの「ペテロの葬列」を読書中です。昨年、小泉孝太郎さん主演でテレビでも放映された杉村三郎シリーズ第3弾です。読みやすくてあっという間に300ページを読了。宮部さん、相変わらずうまいですねえ。これからの展開が大いに気になります。

2014年1月7日(火)
「螺鈿迷宮」が始まりました

  新年を迎え、テレビドラマも新番組が放映され始めました。今夜は海堂尊さん原作、伊藤淳史さん、仲村トオルさん共演のチームバチスタシリーズ第4弾「螺鈿迷宮」が始まりました。西島秀俊さん演じるジェネラル・ルージュの異名を持つ速水晃一が東城医大に戻ってきたということで再登場。相変わらずチュッパチャプス舐めてます。いやぁ〜、西島さんカッコいいですね。これからの展開が気になる出だしです。面白くなりそうな予感ですよ。明日は「相棒」が再開です。
 娘が東京へ戻りました。いよいよ本格的な就活に突入のようです。景気が上向いてきたとはいえ、まだまだ就活をする学生には厳しい状況です。いい結果が出ればいいのですが。

2014年1月6日(月)
口の中に異物が・・・

  今朝目覚めたら、口の中に異物の感じが・・・。口から取り出して見ると、何と異物の正体は“歯!”。遥か昔に入れた差し歯の一部が剥がれたものでした。やっぱり、保険適用の歯は駄目ですかねえ。前歯であまりにみっともないので、仕事始めでしたが、職場に遅れる旨の電話を入れて、慌てて歯医者に行きました。みんな、今日から医院が開くのを待っていたのでしょう。歯医者さんは、年末年始の休暇中に歯が痛くなった人でいっぱいでした。よく、飲みこまなかったですねえと歯科衛生士のお姉さんに変なところで感心されました。どうにか、次には差し歯を新しいものに入れ替えることができそうです。
 やっぱり、京極さんの「書楼弔堂 破暁」は後回しにして、ユッシ・エズラ・オールスンの特捜部Qシリーズ第3弾「Pからのメッセージ」を読み始めました。助けを求める手紙が入ったボトルが流れ着くなんて、普通はあり得ないでしょうと思いながらも、今後の展開が気になります。 

2014年1月5日(日)
明日から仕事です

  9日間の年末年始休暇もあっという間に終わり、明日から仕事です。9日間も休みがあったのに、終わってみれば、大掃除以外に何をしたということもなく、ダラダラと過ごしてしまいました。読書もほとんどしなかったし、正月の楽しみの箱根駅伝は応援していた大学の棄権であっという間に終わってしまって唖然。飲んで食べて体重が増えただけの正月になってしまったかなあ。明日から仕事のリズムを取り戻すのが大変です。
 薬丸岳さんの「その鏡は嘘をつく」を読み終えて、以前読み始めてすぐに投げ出してしまった京極夏彦さんの「書楼弔堂 破暁」に再度挑戦。いつもの京極さんらしい文章ですが、今はどうも読みづらいです。また投げ出してしまいそうです。

2014年1月3日(金)
2014箱根駅伝

  箱根駅伝が終了しました。今年は順当に前評判の良かった東洋大学、駒澤大学、日本体育大学が3位までを占めました。残念だったのは、応援していた山梨学院大学の2区での棄権です。今年は久しぶりに安心してテレビを見ていられるかと思ったら、期待のオムワンバ選手が走り始めてすぐに疲労骨折のため走ることができなくなり棄権。始まったばかりであっけなく終戦となりました。ケニア人選手を使うことでヒール役の山梨学院大学の棄権ということで、ネット上では「ざまあみろ」的な批判、というより罵詈雑言が多く流れましたが、ひどいことですね。オムワンバ選手は1区の遅れを取り戻すために彼なりに一所懸命だったのでしょうから。棄権ということで、昨年、故障で走れなかったために留年してまで箱根出場にかけていた森井選手の気持ちがどうなるかと思ったのですが、最終10区で参考記録ながら区間5位で走り切りました。実業団に行っても頑張ってほしいです。来年は再び予選会からの出場になりますが、4月には先月の全国高校駅伝で優勝した附属高校から選手が入学してきます。期待できそうです。1年後は笑顔で迎えたいですね。
 今年の読了本の1冊目は、年末から読んでいたユッシ・エズラ・オールスンの特捜部Qシリーズ第2弾「キジ殺し」でした。2冊目は薬丸岳さんの「その鏡は嘘をつく」(講談社)を読書中です。

2014年1月1日(水)
あけましておめでとうございます

  あけましておめでとうございます。今年も“Koba's Library”をよろしくお願いします。
 一年の始まりは風もなく穏やかな日となりました。今朝はゆっくり起きて、届けられた年賀状を読んで午前中を過ごしました。この歳になると、遠くの友人たちからの年賀状には、子どもが結婚したとか孫ができたというひとことが多く記されるようになりました。そういう我が家も友人たちに息子の結婚のことを伝えましたが。午後からは妻の実家へ年始の挨拶に。妻や子どもたちは泊まりましたが、僕は戻ってきて、今夜はのんびり一人で正月の夜を過ごしています。
 今年の読書の目標は例年どおり100冊以上、映画は週1本以上で年間52本以上の鑑賞を、できれば昨年の114冊、58本を上回りたいと思ってます。今日は昨年から読み続けているユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q キジ殺し」を読んでいます。読みやすいが、前作と比べると、ちょっと話が冗長すぎる嫌いがあります。
 今月の買いたい本は盛りだくさんです。何をおいても伊坂幸太郎さんの「首切り男のための協奏曲」が一番の楽しみです。月村了衛さんの機龍警察シリーズの新作「機龍警察 未亡旅団」と浅田次郎さんの天切り松闇語りシリーズの7年ぶりの新作「ライムライト」も見逃せません。三上延さんのビブリア古書堂シリーズの新作も発売になるようです。そのほかには、吉田修一さんの「怒り」、三崎亜記さんの「ターミナルタウン」、伊吹有喜さんの「ミッドナイト・バス」、小路幸也さんの「札幌アンダーソング」と、懐具合が寂しくなりそうな1月の刊行予定です。