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身辺雑記(2013年6月)

2013年6月28日(金)
「民王」おすすめ

 ネット書店の本を配達に来た宅急便のオジサンに、「今日はいつもよりちょっと重いよ。」と言われてしまいました。本はほとんどネット書店で買っているので、すっかり顔を覚えられてしまったみたい。
  購入した本の1冊、文庫化された伊坂幸太郎さんの「オー!ファーザー」の帯に、岡田将生くん主演で映画化されると載っていました。岡田くん演じる由紀夫のタイプが全く異なる父親4人には、大学の教授で由紀夫の勉強を担当する悟を佐野史郎さん、ギャンブラーの鷹を河原雅彦さん、元ホストで由紀夫に女性の扱い方を吹き込む葵を村上淳さん、中学校の体育教師で格闘技が好きな勲を宮川大輔さんが演じるそうです。今回監督は、伊坂作品だったらこの人と言われる中村義洋監督ではなく、新人の藤井道人監督です。5月下旬から撮影が始まり、公開は来年の春だそうです。待ち遠しいなぁ。
 今夜は、妻は娘と帝国劇場に「レ・ミゼラブル」を観に行っています。元旦に映画の「レ・ミゼラブル」を観てから、妻も娘もすっかり気に入ってしまったようで、今度は舞台を見たいと早くからチケットを予約していました。今回の公演が始まるときには、トリプルキャストでジャン・ヴァルジャンを演じる役者さんのうち2人が怪我をし、公演が中止になる回もあったようですが、今夜は大丈夫のようです。ただ、そのせいで当初の役者さんの顔ぶれが違ってきたようで、さて、お目当ての役者さんだったかな。
 池井戸潤さんの「民王」(文春文庫)を、昨日、今日でいっきに読了。今まで読んだ池井戸作品とはちょっと毛色の違うユーモア溢れた作品になっています。おススメです。

2013年6月24日(月)
ガリレオシリーズ最終回

  先ほどまでガリレオ最終回を見ていました。いよいよ今週末からは映画版の「真夏の方程式」が公開されます。先の土曜日には柴崎コウさん主演でスピンオフ作品が放映されましたが、やっぱり湯川先生の相手役は柴崎コウさん演じる内海刑事の方が合っていますねぇ。内海刑事最後の事件と銘打っていますので、もうガリレオシリーズが放映されても内海刑事は登場しないのでしょうか。残念です。
 この土・日は長岡弘樹さんの「教場」と竹内真さんの「図書室のキリギリス」を読了。結局、吉田修一さんの「愛に乱暴」は後回しになってしまいました。明後日には宮部みゆきさんの三島屋変調百物語シリーズの第3弾と今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ第6弾が発売になります。こちらの方を先に読んでしまいそうです。

2013年6月20日(木)
日本対イタリア

  今朝はテレビでコンフェデレーションカップの日本対イタリア戦が生放送。出勤直前まで見ていて、あやうくバスに乗り遅れるところでした。結果は善戦したものの4−3で敗戦。ゴールポストに続けて当たる不運なシーンもありましたが、やはり、ミスが敗戦に繋がりましたね。でも、「俺は散々デカいことを言っているから、ここでみなさんに何を書かれようと、それはしっかり受け止める。」という本田の敗戦の弁は立派です。彼なら次はやってくれそうです。

2013年6月19日(水)
雨と夢のあとに

  トップページのキャラメルボックスの公演情報が「雨と夢のあとに」に変更になりました。柳美里さん原作の7年ぶりの再演です。7年前の公演は、岡田達也さんと今はすっかり女優として活躍している福田麻由子さんが父娘を演じましたが、、今回は、大内厚雄さんとテレビで活躍中の吉田里琴さんが父娘を演じます。前回は娘と一緒に観に行ったのですが、今回は娘が試験で忙しいと冷たく断られたので、ひとりで観に行く予定です。
 いよいよ来週末は、読みたい本の発売ラッシュです。その前に積んである本を少しでも読まなければならないのですが。今夜からは、吉田修一さんの「愛に乱暴」を読み始める予定です。

2013年6月15日(土)
ようやく雨です

  久しぶりのまとまった雨です。裏の田圃からは盛んに鳴くカエルの鳴き声が聞こえてきます。喜んでいるのでしょうね。
 今日から公開の「二流小説家」を観に行ってきましたが、期待外れでした。やっぱり、原作読んでいると、犯人が分かっているのでミステリのおもしろさがまったくないし、あの作品の舞台を日本に置き換えたのは間違いじゃなかったでしょうか。初日だというのに観客は10人だけという少なさ。主演の上川隆也さんのファンらしきおばさまたちが多かったです。
 妻が娘と一緒に「4stars」という各国のミュージカルスターが出演するショーを東京の青山劇場に観に行ってしまったので、夜は息子と飲みに行ってきました。新たな店を開拓しようと息子がネットで調べたやきとんのお店。おいしかったぁ。ちょっと食べすぎです。

2013年6月12日(水)
水不足です

  台風が向かってきたので、水不足もどうにかなるかと思いましたが、結局進路を変えた上に熱帯低気圧へと変わってしまいました。その代わりに台風がもたらしたのが、猛暑。今日は35度の猛暑日を記録したところもあったようです。あまりの雨の少なさに、田圃に水が入らず、消化栓から勝手に水を取って田圃に流していたという事件も起きました。数十万円という水道代を請求されたようですが、農家の人にとっては、この雨の少なさは深刻になってきているようです。それにしても、夜になってもまだ暑いです。裏の田圃ではカエルが盛んに鳴いていますが、カエルくん、残念ながら雨は降らないよ。
 荻原浩さんの「家族写真」読了。荻原さんに家族の話を書かせると、うまいですねぇ。いっきに読了です。森見さんの「聖なる怠け者の冒険」は、あと三分の一を残すのみ。今週中には読み終わりそうです。

2013年6月9日(日)
クラシックを聴きに

  今夜は仕事仲間が参加している交響楽団の演奏会を聞きに行ってきました。シューベルトの交響曲第7番「未完成」とリヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」です。「未完成」は聴くこともありますが、「英雄の生涯」は初めて聴きましたが、あの有名な「ツァラトゥストラはかく語りき」のテーマも奏でられていました。たまにはクラシックを聴くのもいいものです。
 明日から、また一週間が始まります。日曜の夜は気分がいまひとつです。森見さんの「聖なる怠け者の冒険」を読みながら、荻原浩さんの「家族写真」を読書中です。

2013年6月7日(金)
息子と飲みに

  今夜は妻は仕事仲間と飲み会だったので、帰省していた二男と安いけど刺身も新鮮でおいしい和食の店に飲みに行ってきました。父親としては息子と一緒に飲むことができるなんて最高ですね。付き合ってくれる息子にも感謝です。とにかく、刺身をはじめ、出てくる料理が美味しくて、息子といろいろ話をしながら、閉店近くまで居座ってしまいました。ちょっとカロリー取り過ぎましたが、土日はこの分我慢です。
 明日は、ホワイトハウスがテロリストに占拠されるという「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観に行く予定です。

2013年6月6日(木)
梅雨なのに・・・

  梅雨に入ったというのに、まったく雨が降らずに、毎日例年より暑い日が続いています。どうしたんでしょうか。このままだと、今年は猛暑になりそうな感じです。裏の田圃は田植えが終わりましたが、雨が降らないので田圃に入る水もそれほどではありません。カエルは今も雨よ降れよとばかりに大合唱しているのですが・・・。ジメジメした梅雨は嫌ですが、真夏に水の制限にでもなると困りますからねえ。少しは降らないかなあ。

2013年6月4日(火)
祝ワールドカップ出場

  いやぁ〜白熱しましたねぇ〜。もうすっかり負けると諦めていたのに、終了直前のPK獲得。キッカーの本田選手がよく決めてくれました。この前、あの名手の遠藤選手も外したくらい、PKのプレッシャーは相当のものでしょうから。それに、ここで決めて引き分けに持ち込めばワールドカップ出場が決まるわけですからねえ。本田選手に大拍手です。そして、ワールドカップ出場を決めた選手たちにおめでとうです。
 でも、先日のブルガリア戦をはじめ、このところの日本の戦いぶりでは、ワールドカップは単に出場しただけで終わりそうです。相変わらずの決定力不足が今日も露呈しました。来年の本大会までまだ日がありますから、これからどうにか決定力をつけてほしいです。とにかく、パスを選択せずにシュートを打ってほしい。それも、枠の中に!!!
 まだ、まったく森見さんの「聖なる怠け者の冒険」が進みません。というより、夜、読書をしていません。早く読まないと、今月は読みたい本がいっぱいあるのに、また積読本が増えてしまいそう。

2013年6月2日(日)
キャラメルボックス「ナミヤ雑貨店の奇蹟」観てきました

  昨日、今日と遊びまくったので、さすがに疲れました。
 昨日は予定どおり、池袋のサンシャイン劇場に、キャラメルボックスの公演「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観に行ってきました。東野圭吾さん原作の同名小説の舞台化です。小説は、タイムトラベルを扱った作品なので(とはいっても、時間旅行するのは手紙なんですが。)、僕が大好きなテーマで、原作小説も発売と同時に購入しました。ただ、一般の評判は良かったものの、僕としては、好きなテーマであるにも関わらず、いまひとつ物語の世界に入ることができませんでした。そんな原作をキャラメルボックスがどう料理するのか、楽しみでもあったのですが、これが期待以上の感動作であり、面白い作品になっていました。東野さんの原作では、大笑いをする場面などありませんが、そこはキャラメルボックスです。思わず声を出して笑ってしまうシーンもあり、それがまた原作の雰囲気を壊すことなく挿入されています。僕としては、この笑いが逆に原作の良さを引き出したのではないかと感じました。はっきり言って、原作を読んだ時以上の感動を与えてくれました。一緒に観に行った妻も、今まで見たキャラメルボックスの中で一番おもしろかった、満足したと言っていました。つまらないといつもはウトウトしてしまうのに、今回は最後まで眠ることなく見入っていましたからねえ。
 会場には製作総指揮の加藤昌史さんの顔も見えました。プログラムに書かれた「観終わってから読んでください」によると、脳腫瘍だった息子さんも退院されたようです。息子さんも父親である加藤さんも診断されてから手術、リハビリとこれまで大変だったでしょうね。やはり、会場で加藤さんの顔を見ないとキャラメルボックスの公演に来た感じがしません。同じ子の親として、早くお子さんが元気になられることをお祈りしたいです。
 今日は、映画「リアル〜完全なる首長竜の日〜」と「オブリビオン」を梯子してきました。
 「リアル〜」は、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎さんの同名小説の映画化です。とはいっても、原作の姉弟の設定が恋人の設定に変わっていますので、監督の黒澤清さんの新たな作品と思って観た方がいいかもしれません。
 トム・クルーズ主演の「オブリビオン」は意外に前評判が良かったので、期待していたのですが、評判どおり、おもしろかったです。“なぜ、彼は人類のいない地球に残されたのか?”という問いに対し、いろいろ想像して見始めたのですが、いやぁ〜監督さん、見事にびっくりさせてくれましたねえ。「実は、こうだった」という事実が次々に明らかにされて、観ていて飽きさせません。SF嫌いな人にとっても、これはおススメです。ラストも良かったなあ。ジーンときてしまいました。
 今月の本は、今野敏さんの隠蔽捜査シリーズの新作「宰領」、宮部みゆきさんの三島屋変調百物語シリーズの新作「泣き童子」、朱川湊人さんの「かたみ歌」長岡弘樹さんの「教場」、海外ものではR・D・ウィングフィールドのフロスト警部シリーズの新作「冬のフロスト」等々、今月は読みたい本がいっぱいです。
 一方、映画はレオナルド・ディカプリオ主演の「華麗なるギャツビー」、上川隆也さん主演の「二流小説家」、ウィル・スミス親子主演の「アフター・アース」、そしてガリレオシリーズの「真夏の方程式」などを観に行く予定です。