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身辺雑記(2013年5月)

2013年5月30日(木)
カエルの合唱が始まりました

  梅雨に入り、田植えを前に裏の田圃に水が入りました。どこから集まってきたのか、さっそくカエルの合唱が始まりました。窓を閉めていても大きな鳴き声が聞こえてきます。とはいえ、昔から聞き慣れている我が身には、心地よく眠気を誘う合唱です。当分、毎晩カエルの合唱を聞きながら眠りにつきます。
 明日は気の置けない仲間との久しぶりの飲み会です。明後日は朝から東京なので、度を過ぎないようにしないと。

2013年5月29日(水)
週末は忙しい

  妻の友人からメロンが届きました。まだちょっと堅そうですが、3日から7日が食べ頃とのこと。メロン、好きなんですよねぇ。御馳走さまです。
 今週は、明後日の金曜日が以前同じ職場で一緒に仕事をしていた人たちとの飲み会、土曜日は東京でキャラメルボックスの公演「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、日曜日は映画「オブリビオン」と大忙しです。できれば、綾瀬はるかさん主演の「リアル」も観に行きたいし、読書はちょっと中断です。
 今、テレビで「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」を放映しています。公開時に観に行きましたが、1989年公開ですから、もう24年もたったんですね。歳取るはずです。第1作ほどではありませんが、タイム・トラベルもののおもしろさ満載の映画でした。いやぁ〜懐かしい。

2013年5月27日(月)
いよいよ梅雨の季節です

  カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の「そして父になる」が審査員賞を受賞しました。おめでとうございます。6歳になる息子が、出生時に取り違えられた他人の子だったと知った主人公の葛藤を描き、福山雅治さんが父親役を務めた作品です。是枝監督も、先頃のテレビの「ゴーイングマイホーム」では、視聴率が取れませんでしたが(僕自身は毎回楽しんで観ていたのですが)、この作品では福山さんのほか、尾野真千子さんや真木よう子さんらが出演しており、これで公開されれば観客を呼べるかも。
 森見登美彦さんの「聖なる怠け者の冒険」(朝日新聞出版)を少しずつ読み始めました。久しぶりの森見作品。今年は、この作品のほか、秋に「有頂天家族2(仮)」(幻冬舎)が、冬には「夜行」(小学館)が刊行予定なので、森見ファンには嬉しい1年になりそうです。

2013年5月22日(水)
暑いです

 連日の気温30度超え。暑いです。いよいよ夏が近づいてきました。でも、その前にうっとうしい梅雨の季節がやってきますが・・・。所々の田んぼに水が入ってきました。田植えめシーズンの始まりです。我が家の裏の田んぼはまだですが、寝ながらカエルの合唱を聞くのも間近に迫ってきたようです。
 今夜からは、池永陽さんの「ちっぽけな恋 珈琲屋の人々」(双葉社)を読み始めます。通勤バスの中では矢崎存美さんの「食堂つばめ」(ハルキ文庫)です。

2013年5月19日(日)
ランチのアッコちゃん

  どうも重たい小説は読む気になれず、薬丸岳さんの「友罪」はまったく進んでいません。代わりに、坂木司さんらによるお仕事小説アンソロジー「エール!2」(実業之日本社文庫)、櫛木理宇さんの「ホーンテッドキャンパス 桜の宵の満開の下」(角川ホラー文庫)、柚木麻子さんの「ランチのアッコちゃん」(双葉社)と、割とライトな感覚の本を読了。
 「エール」と「ホーンテッドキャンパス」は、シリーズものなので、安心して読むことができたのですが、柚木麻子さんの作品は初めて。帯に書かれた朝井リョウさんの推薦を信じて購入したのですが、これが予想外に面白い。量的にも4編が収録された全体で160ページ強という薄い本だったので、あっという間に読了しました。前半2編に登場する“アッコちゃん”のキャラが最高です。最初は“アッコちゃん”という愛称から、どうしても某大物歌手を思い浮かべてしまうのですが、雰囲気としては、先日舞台を病気で休演した天海祐希さんがピッタリです。
 その「ランチのアッコちゃん」の1ページ目に誤植を発見。“アッコちゃん”は部長であるにもかかわらず、「課長席からにこりともしないでこちらを見ている。」とありました。「あれっ?部長ではなく課長だったのか?」と思いましたが、その後も部長となっているので、「課長席」が「部長席」の誤りですね。手元の本は第1刷だったので、その後どうなっただろうと気になって、本屋さんに行って、並んでいた本を確認。2刷でしたが、該当箇所は「部長席」に変更されていました。あまりに単純な誤植。この本を読んだ人はまずほとんどがすぐ気がついたのではないでしょうか。まあ、誤植はともかく、内容はおススメです。

2013年5月16日(木)
ようやく木曜日

  長い1週間でしたが、明日でどうにか終わりです。明日は都合がつけば、仕事帰りに公開中の「県庁おもてなし課」を観てきます。今週末は天気も良くないようなので、いつものように歯医者に行ったあとは、家の中でDVDを見たり、本を読んでのんびり過ごす予定です。
 先日、読み始めようと思った薬丸岳さんの「友罪」は、結局布団に入るとバタンキューで、まったく読んでいません。これは読み終わるまでに当分かかりそうです。

2013年5月14日(火)
夕食後は「鍵泥棒のメソッド」

  今週は日曜出勤だったので、1週間が長いです。まだ、火曜日ですものねぇ。
 夕食後は昨年公開された内田けんじ監督の「鍵泥棒のメソッド」のDVDを観賞。劇場でも観ましたが、やっぱり内田監督作品は面白くて、DVDも購入してしまいました。出演者が堺雅人さんと香川照さんですから、安心して観ていられます。うまいですよねえ。
 薬丸岳さんの「友罪」(集英社)を読み始めます。“もし、同僚が元凶悪殺人犯だと知ってしまったら”という重いテーマの作品です。これはスラスラとは読み進めないかも。   

2013年5月11日(土)
「探偵はBARにいる2」を観に行ってきました

  今日から公開の「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を観に行っていました。シリーズ第2弾。今回は東直己さんの原作シリーズの長編第4作「探偵はひとりぼっち」の映画化です。原作も発売当時読んだはずなのですが、すっかり内容は忘れていたので、映画は原作を未読の人同様楽しむことができました。
 大泉さん演じるススキノの私立探偵“俺”は、原作でもあんなに軽い男だったでしょうかねえ。どうも違うような気がするのですが、でも、大泉さんの軽さがなければこれほどヒットはせずに、シリーズ化もされなかったでしょうね。それと。このシリーズのおもしろさの一番は、主演の大泉洋さんと共演の松田龍平さんのコンビの何ともいえない味わいです。今回も十分堪能させてくれました。松田龍平さんの、ヌボーとしているのに、空手使いでやたらに強いというキャラが、何ともいえずシリーズのアクセントになっています。いつも肝心な時に遅れて登場するというのも、大笑いのシーンです。
 第1作の小雪さんと比べると、ヒロイン役の尾野真千子さんはいまひとつ。コテコテの関西弁で“俺”を罵る姿があまり好きではないですねぇ。
 明日は仕事で出勤です。今度の職場は精神的には前の職場より楽ですが、休日出勤をしなければならないところがマイナスです。日曜日なのに朝早く起きなければならないのが辛いです。

2013年5月8日(水)
奥田英朗「沈黙の町で」読了

  奥田英朗さんの「沈黙の町で」(朝日新聞出版)読了。すらすら読みやすかったのですが、テーマがいじめ問題だったので、どうしても昨年の宮部さんの大作「ソロモンの偽証」と比べてしまいます。唐突な終わり方というせいもあって、宮部さんの作品ほどのおもしろさは感じられませんでした。大津のいじめ事件に似ているとか、いじめられるのもやむを得ないという感じだという批判もあっての終了との憶測も流れたようです。まあ、そんなことはないでしょうけど。
 4月に仕事が変わってちょっと精神的に楽になったせいか、食欲も旺盛で、またまたお腹周りが気になってきました。クールビズになって、腹の出具合が目立つので、メタボの診断を下されないように気をつけないと。

2013年5月6日(月)
GW終了

  先日、安倍総理が外遊から帰ってきた際のニュースを見ましたが、飛行機を降りてくる際に安倍さんが持っていた本が、横山秀夫さんの「64」でしたね。飛行機の中で読んでいたのでしょうけど、安倍さんもミステリファンでしょうか。
 あっという間にGWが終わりました。ダラダラしていて、意外に本を読むことができませんでした。明日から仕事ですが、連休明けは気分が重いですね。

2013年5月4日(土)
人、人、人

  今日は泊まりで出かけていた妻たちを迎えに行ったついでに、アウトレットに寄ってきましたが、GWとあって、もの凄い人出。駐車場に入るだけでも時間がかかるし、昼食も注文してから食べるまで50分もかかってしまいました。地元のそば粉を使った手打ち蕎麦というのがいけなかったのでしょうか。注文が多すぎて、蕎麦をうつ時間がかかったのでしょうね。待つのが嫌いな僕には拷問です。それに、待ち時間の退屈しのぎにスマホでネットでも見ようかと思ったら、この人出のせいでしょうか、ネットに繋がりにくくなってしまうほどでした。まあGWですから。どこへ行っても人、人、人なのは仕方ないですけどね。
 夜は大阪から帰省した息子と飲み過ぎてしまいました。今夜は読書はできそうもありません。

2013年5月3日(金)
のんびりひとりで

  今日は妻が娘と泊まりで出かけたので、のんびりひとりで一日過ごしました。
 昼間は今日から公開の映画「L.A.ギャングストーリー」を観に行ってきました。15年ほど前に公開された「L.A.コンフィデンシャル」が描いた時代の直前の話です。「L.A.コンフィデンシャル」も最高の映画でしたが、この映画もおもしろかったです。七人の刑事ならぬ6人の警官と、当時ロサンゼルスを牛耳っていたギャング、ミッキー・コーエンとの闘いを描いた作品です。集まった警官はナイフの名手や拳銃の名手、電気工学の天才など七人の侍みたいに様々なキャラの男たちで、せっかくなら7人の警官にしてもらいたかったところです。
 小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズ最新作「フロム・ミー・トゥ・ユー」(集英社)読了。これまでの話では語られなかったエピソードが描かれているので、シリーズファンとしては堪能できましたが、シリーズを読んでいない人には、何のことやらと思うでしょうね。

2013年5月2日(木)
美術館巡り

  今日は朝から東京へ行って美術館巡りをしてきました。最初に三菱一号館美術館で開催している「奇跡のクラークコレクション」へ。やはりGW中のせいでしょうか、小さな美術館ということもあってか、開館したばかりの時間でしたが入場制限をしていました。平日だから混んでいないだろうという予想は甘かったです。東京はやっぱり違います。印象派を中心とした展覧会だったので、ミレー、コロ―、モネ、ドガ、ルノワールなど名前を知っている作家の作品が多く、今日観た展覧会の中では一番じっくりと観ることができました。
 次に行ったのは、上野の国立西洋美術館で開催している「ラファエロ展」。ここは団体客も多くて、チケット売り場から大混雑でした。ラファエロを始めとするイタリア・ルネサンスの絵画は宗教が題材の作品が多いので、正直のところ、あまり趣味ではないのですが、“日本で初のラファエロ展”に魅かれての観覧です。
 そのあとは、東京都美術館で開催している「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」へ。これまたミケランジェロ、ラファエロと並ぶルネサンスの3大巨匠の一人です。こちらは、それほどの混雑もなく観ることができました。今回は、イタリアのミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵するレオナルドの傑作と言われる「音楽家の肖像」やレオナルド直筆のメモや素描を編纂した「アトランティコ手稿」が展示されています。アトランティコ手稿の“永久機関のスケッチ”や“飛行装置”などを見ると、展示会の題名が「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」ですが、まさしくダ・ヴィンチは天才だということがわかります。絵よりは手稿の方が見ものでした。音声ガイドのナビゲーターが唐沢寿明さんと松坂桃李くんでした。TBSテレビ金曜ドラマ「TAKE FIVE」のコンビです。なかなかシャレた演出ですねぇ。
 帰りの高速道路の渋滞が心配だったのですが、ほとんど渋滞もなく帰宅できました。しかし、3つの美術館のハシゴはさすがに疲れました。

2013年5月1日(水)
明日は東京です

  今日から5月です。3月までの慌ただしさと異なって、4月はマイペースで過ごすことができました。3月までとは時間の流れが違うみたいです。
 明日は有休を取って休むので、ゴールデン・ウィーク後半は5連休です。明日はGWで東京から地方へ向かう車が多い中、東京へ行って、美術館巡りをしてくる予定です。三菱一号館美術館で開催している「奇跡のクラークコレクション」、国立西洋美術館で開催している「ラファエロ展」、そして東京都美術館で開催している「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」の3つの展覧会をハシゴしてきます。GW中ですが、平日なのでそれほど混雑していないことを期待しているのですが、どうでしょうか。経費節約のために特急列車を断念して(GW中はおトクな切符が使えないんですよねえ。JRもケチですねぇ。)、高速バスで往復です。帰りの高速道路の渋滞が心配。
 今月の読書は、これはというものがありません。強いて言うなら新訳で出るロアルト・ダールの「あなたに似た人 上・下」(早川・ミステリ文庫)でしょうか。名作といわれている作品ですが、遥か昔に読んで、すっかり忘れてしまっています。あとは、久しぶりの森見さんの新作「聖なる怠け者の冒険」ですね。
 今月の映画は、GW中に「L.Aギャングストーリー」を見る予定です。あとは、原作を読書中の「県庁おもてなし課」、「探偵はBARにいる2」の邦画と、月末はトム・クルーズ主演のSF映画「オブリビオン」といったところでしょうか。