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身辺雑記(2012年7月)

2012年7月29日(日)
オリンピック・柔道

  今日も猛暑日で、あまりの暑さで、電気代がかかってもエアコンを入れないわけにはいきません。
 オリンピックでは、日本期待の柔道が始まっていますが、昨日は女子48キロ級で福見選手が準決勝で敗れてメダルを取れず、男子60キロ級では平岡選手が決勝で惜しくも敗れ銀メダルに留まりました。今日の女子52キロ級でも中村選手が初戦で敗退という残念な結果に終わりました。それにしても、今大会で目につくのは、3人の審判以外にいるジュリーというビデオを見ている人の意見で、ころころと主審の判定が変わってしまうこと。あれでは2人の副審はおろか主審さえいらないという気がします。特に今日の男子66キロ級準々決勝の日本の海老沼選手と韓国選手との試合では、海老沼選手の有効が取り消されたり、さらにびっくりしたのは、判定で韓国選手に審判3人が旗を上げたのに、ジュリーに呼ばれて再判定の結果、今度は3人とも海老沼選手に上げるという不思議な結果に。確かに優劣つけがたい難しい判定でしたが、あれはいったい何でしょう。僕たち日本人にとってはよかったのですが、韓国選手側としてはあれでは納得できないでしょうね。
 さて、何はともあれ、これから海老沼選手の準決勝です。応援しなくては。

2012年7月28日(土)
キャラメルボックス「アルジャーノンに花束を」

  今日は、妻と二人で東京へキャラメルボックスの「アルジャーノンに花束を」を観に行ってきました。遥か昔、ベストセラーにもなったダニエル・キイスによる同名小説の舞台化です。僕自身はあらすじを知ってはいたものの、原作本を読んだことはありません。ただ、妻は読んでいて、珍しく今回は、彼女の方から舞台を観に行きたいと言ってきました。いや〜、よかったですよ。ラスト近くになると涙があふれてくる人が多かったのか、会場内は鼻をすする音が・・・。今回は主人公のチャーリー・ゴードンとアリス・キニアンはダブルキャストですが、僕が観たのは、阿部丈二さん、岡内美喜子さんのコンビ。もう片方は多田直人さん、渡邊安理さんの若手コンビなので、また雰囲気が違うでしょうね。本当に素敵な舞台でした。
 舞台を観た後は、東京にいる息子と娘と待ち合わせて夕食を食べてきました。久しぶりに子どもたちと食べるご飯はおいしかったです。暑い中歩いたので、ビールも最高でした。

2012年7月26日(木)
オリンピックが始まりました

  暑くて寝苦しい毎日が続いていますが、いつの間にか、オリンピックが始まっていました。サッカーは開会式の前から始まっているようです。女子サッカーは初戦勝利といういいスタートを切りましたが、今夜は男子サッカーです。相手は今年のユーロサッカー大会でも優勝し、オリンピックでも金メダルの最右翼にあるスペインです。先ほど試合が始まりましたが、今のところは日本もなかなか頑張っています。さて、ここからはテレビの前で応援することにします。負けるな日本!

2012年7月20日(金)
週末はおとなしく

 先日、梅雨明け宣言が出たと思ったら、今日は大雨。ちょっと宣言出すのが早すぎたのではないでしょうか。
 先週は東京で映画、観劇、展覧会と遊んできたし、来週は妻を連れてキャラメルボックスの「アルジャーノンに花束を」を観に行く予定なので、この土・日は家でのんびり読書でもしている予定です。天気も悪そうなので、ちょうどいいかな。
 末週末はいよいよバットマン最終章「ダークナイト・ライジング」が公開になります。楽しみです。

2012年7月17日(火)
第147回直木賞発表

  第147回直木賞・芥川賞の発表がありました。直木賞を受賞したのは辻村深月さんの「鍵のない夢を見る」でした。我が地元出身ですし、子どもたちの学校の先輩なので、受賞は喜ばしいことですが・・・。う〜ん、僕としては、今回の直木賞は原田マハさんの「楽園のカンヴァス」で決まりだと思っていたので、予想外の結果でした。地元出身の作家として、いつかは直木賞を受賞できるのではと期待はしていましたが、「鍵のない夢を見る」の主人公たちにはまったく共感できなかったので、まさかこの作品で受賞とは思いもよりませんでした。選考委員の選考結果をぜひ聞きたいですね。
 小野不由美さんの十二国記シリーズの序章「魔性の子」(新潮文庫)読了。初めて読んだ十二国記シリーズですが、意外に面白い。シリーズ次作を読みたくなりました。

2012年7月15日(日)
昨日の東京は

  昨日は東京から帰ったのが日が変わっていたので、改めて昨日のことを書いておきます。
  3連休の初日の昨日は、朝から東京へ。まずは、渋谷のBunkamura内の映画館、ル・シネマで上映している「ミッドナイト・イン・パリ」を観ました。ウディ・アレン監督作で、受賞はなりませんでしたが、今年のアカデミー賞作品賞、監督賞にノミネートされた作品です(最優秀脚本賞は受賞しています。)。パンフレットに“真夜中のパリに魔法がかかる”と書いてありますが、まさしくそのとおり。婚約者とその両親とパリにやってきた脚本家の青年が、パリの街をさまよっているうちに1920年代のパリに迷い込んでしまうというお話です。そこで作家のフィッツジェラルドやヘミングウェイ、画家のピカソやダリに出会い、彼らと話をし酒を飲みその時代を満喫します。なんてシャレた映画なんでしょう。これはおススメです。
 映画の後は、同じBunkamura内のシアターコクーンで上演されているつかこうへい三回忌特別公演の「新・幕末純情伝」へ。昨年9月にパルコ劇場で上演された同作品を観ているのですが、昨年も出演したのは桂小五郎役の吉田智則さんと岡田以蔵役の和田正人さんの2人だけで、あとは新しい人となっています。
 今回沖田総司を演じたのは桐谷美玲さん。今まで総司を演じてきた女優さんの中で、一番すらっとしたスタイルのいい女優さんです。殺陣はまだぎこちないところもありましたが、細い体から声を出し、かなり頑張っていました。
 坂本竜馬を演じたのは、神尾佑さん。V6の岡田くんが主演の「SP」で同僚の石田役を、「家政婦のミタ」でミタの夫役を演じていた人ですが、いつも物静かな役ばかりをやっている人が、つかこうへいの早口のセリフを言えるのかなあと思ったら、神尾さん、もともと北区つかこうへい劇団出身なんですね。それでは、つかこうへい作品なんてお手の物ですか。テレビ作品の役の方がよそ行きだったのでしょうか。まったく印象の違う神尾さんを見させてもらいました。
 つかこうへい作品らしい機関銃のようなセリフに圧倒され、笑いもあり、泣きもある素晴らしい作品でした。
 観劇の後は、上野に向かい、東京都美術館で開催している「マウリッツハイス美術館展」へ。人気のフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が展示されるということで混雑は予想していたのですが、入場するまで20分以上、「真珠の耳飾りの少女」を観るために、30分以上再度並ぶという大混雑でした。絵の前も止まらないでくださいとのことだったので、じっくり鑑賞というわけにはいきませんでした。お土産を買おうとしたグッズ売り場も大混雑。押し合いの中、どうにか自分に図録と、妻と娘に「真珠の耳飾りの少女」に扮したミッフィーのマスコットを購入。まったく絵を鑑賞するという感じではなかったですねぇ。
 美術館の後は、もう1本、地元で公開されない映画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」を観る予定があったのですが、上映まで時間があったので、三菱一号館美術館で開催している「バーン=ジョーンズ展」へ。僕自身バーン=ジョーンズという画家はまったく知らなかったのですが、神話とか物語の世界を描く19世紀のイギリスの画家だそうです。展示されている絵の中では、メデューサと戦うペルセウスの絵が印象的でした。ペルセウスがメデューサと戦う一連の絵がインパクトがあるのか、絵画展のチラシには“英雄ペルセウスは、丸の内で奮闘中。”と書いてありました。この三菱一号館美術館は、とても雰囲気のいいこじんまりとした美術館で、東京都美術館と違ってまったく混んでいなかったので、ゆっくりと見て回ることができました。
 最後は予定どおり「ワン・デイ 23年のラブストーリー」を観たのですが、これはちょっと期待外れ。でも、TOHOシネマズの日で入場料が1000円だったから、まあいいかなというところです。
 ただ、この映画館で腹が立ったことがひとつ。僕の席のひとつ開けて横に座ったオジサンが、映画が始まる前からスマフォで音楽を聞いていたのですが、イヤフォンから例のシャカシャカという音が漏れてきます。まあ始まるまでは我慢しようと思ったのですが、予告編が始まっても音楽を聞いていて、シャカシャカと横から音が聞こえてきて、止める気配がないのです。映画観に来て音楽聴いているとはお前は馬鹿かと、さすがに頭にきて「音がうるさい!」と文句を言ってしまいました。言ったこちらまで嫌な気分になるから言いたくはなかったのですが、あまりの非常識に堪忍袋の緒が切れました。一応止めてはくれたのですが、その後も映画が飽きた子どものように前の座席の方に身を乗り出したり、逆に座席に足を上げたりと落ち着きのないこと。このオジサンの非常識さのせいで、よりいっそう映画が面白くなくなったかもしれません。
 東京から戻ったのが12時過ぎ。せっかく東京に行ったのだからと、いろいろと歩き回ったのですが、さすがに疲れました。 

2012年7月13日(金)
明日から三連休

 明日から3連休です。今週もバタバタしていて疲れて更新も滞ってしまいました。明日は朝から東京ヘ行く予定です。目的は、つかこうへい三回忌記念公演の「新・幕末純情伝」と、東京都美術館で開催している「マウリッツハイス美術館展]です。ついでにこちらで公開されない映画でも観て帰ってこようと思っています。さて、今夜は早寝です。

2012年7月8日(日)
週末は演劇に美術館

  明日からまた新たな1週間の始まりです。頑張れば今週末から3連休です。週末はシアターコクーンで上演される、つかこうへい三回忌特別公演「新・幕末純情伝」を観に行ってきます。昨年も沖田総司を鈴木杏が演じたのを観たのですが、今回七代目沖田総司を演じるのは桐谷美玲さんです。かつて広末涼子さんや石原さとみさんが演じてきた沖田総司を、さて桐谷さんはどう演じるのか、楽しみです。
 せっかく東京に行くのだから、ついでに上野の東京美術館で開催している「マウリッツハイス美術館展」も観に行く予定です。何といっても目玉は、近年大人気のフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。同僚が初日に観に行ってきたら、大混雑だったそうですが、三連休初日となるとやっぱり混むのはしょうがないかな。
  東野圭吾さんのガリレオシリーズの新作は「虚像の道化師」(文藝春秋)という題名だそうです。8月発売で各オンライン書店で予約受付が始まっています。さっそく、予約です。

2012年7月5日(木)
東京出張

  今日は東京へ出張だったので、仕事を早く片付けて映画を観てこようかなと思っていたのですが、意外と仕事が手間取り、結局何もせずにとんぼ帰り。暑くて蒸し暑い一日で、いやぁ〜疲れました。
 電車に乗る前のわずかな時間で駅なかの本屋さんに入り、海堂尊さんの「ケルベロスの肖像」を購入しました。バチスタシリーズ完結編です。「螺鈿迷宮」で描かれた碧翠院桜宮病院事件の関係者も登場するようです。  

2012年7月1日(日)
7月の予定は

 気分転換にアウトレットでも行きたいという妻の要望で出掛ける準備をしていたのですが、あいにくと朝から雨。仕方がないので、県外まで足を延ばすことはやめて、近くのアウトレットに行ってきました。最近オープンする大型のアウトレットとは違う小さなアウトレットですが、雨にもかかわらず、オープン時間には駐車場もほぼいっぱいでした。人のことは言えませんが、みなさん、行くところないのですかねぇ。
 今月は、演劇を観に2回東京へ行く予定です。ひとつは、つかこうへい三回忌特別公演の「新・幕末純情伝」です。沖田総司が女性だったという奇想天外のストーリーですが、今まで、広末涼子さんや石原さとみさんが沖田総司を演じています。昨年は鈴木杏さんが沖田総司を演ずる作品を観ましたが、今回沖田を演じるのは桐谷美玲さん。線が細そうですが、果たして沖田をどう演じるのでしょう。
 もうひとつは、キャラメルボックスの「アルジャーノンに花束を」です。ベストセラーになったダニエル・キイスの代表作です。こちらは妻が観たいというので、一緒に観に行く予定です。
 7月の映画は何といっても28日公開の「ダークナイト・ライジング」です。ダークナイト3部作の最終章。予告編を観ただけで、絶対観たいという気にさせます。日本映画では生瀬勝久さん主演の「スープ〜生まれ変わりの物語〜」です。父と娘の物語のようですし、設定が僕好みです。