昨夜は会議で遅くまで残業だったので、終了後久しぶりに同僚と飲みに行き、歌も歌ってきました。愕然としたのは、声量がかなりなくなったことに気付かされたこと。以前はうまく歌えた歌が、自分で歌いながらどうしてこんなに下手なんだろうと思ってしまうほど、うまく歌えませんでした。それに比べて、趣味で楽器を吹いている同僚は、さすがに音を外さないし、声量もあってうまい! いやぁ〜がっかりです。
今日は、内野聖陽さん主演の「臨場」を観に行ってきました。横山秀夫さん原作でテレビドラマともなった作品の映画化です。予告編が先頃の大阪の無差別通り魔事件の関係で差し替えられたそうですが、冒頭は、事件を思い起こさせるような凄惨な場面で始まります。4人を殺しながら心神喪失で無罪となる中で、残された被害者家族は何に怒りや悲しみをぶつけたらいいのか。非常に難しい問題を観ている人に突きつけます。もし大阪の事件が自分の家族の身に起こったと考えたら、絶対犯人を許すことはできません。大学では法学部の授業で刑法39条も学びましたが、たとえ犯人が心神喪失状態だとしても、とても刑法39条があるからと無罪になるのを納得することはできません。このほか冤罪の問題も扱い、単なる犯人探しに終わっていない作品でした。
三谷幸喜さんの次作は時代劇の「清須会議」だそうです。原作となる書き下ろしの「清須会議」(幻冬社)を買いました。今年はこれから「天地明察」や「のぼうの城」などの時代劇映画が公開を控えていますが、三谷さんが書かれた時代劇はどうなのか、ちょっと期待です。
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