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身辺雑記(2011年6月)

2011年6月28日(火)
暑い!!!

  今日もまた最高気温が37度近くまで上がりました。職場の中はエアコンは29度の設定で、相変わらず実際の室温は30度を割ることはありません。クールビズとはいっても、汗はダラダラ流れ、団扇でせっせと扇いで暑さを和らげようと悪戦苦闘です。労働基準局では無理な節電で逆に体調を壊さないように室温は28度になんて言っていますが、我が社も守ろうという気はありませんね。仕事の効率はかなり落ちていると思うのですが・・・。
 あまりの暑さで、帰ると疲れでぐったり。昨夜も横になったらいつのまにか眠ってしまいましたが、暑くて夜中に目を覚まし、暑さで今度は眠れないという悪循環。今夜も熱帯夜で、とても本を読む気になれません。言ってもしょうがないですが、暑い!!!
 よく見に行くサイトで絶賛されていた高野和明さんの「ジェノサイド」(角川書店)を買ってきたのですが、この暑さでまったく読み始めることができません。今週は近藤史恵さんの「サヴァイヴ」(新潮社)や奥田英朗さんの「我が家の問題」(集英社)も発売されるので、積読にならないよう読まなくては。

2011年6月26日(日)
「JIN〜仁〜」最終回

  TBSテレビ「JIN〜仁〜」が最終回を迎えました。赤ん坊の形をした腫瘍の正体は、仁は元の世界に戻ることができるのか、仁と咲との関係はどうなるのか、現代で意識不明のままの未来はどうなるのか、様々な謎が果たして今回すべて明らかとなるのか・・・

  え〜・・・パラレルワールドだったの・・・。そんなぁ〜

2011年6月24日(金)
今日も暑い!!!

  今日もものすごい暑さでした。こちらでは36.9度という6月の最高気温を記録。29度に設定されたエアコンはまったく効かず、団扇で扇ぎながら仕事をしていましたが、汗で下着もじっとり湿って気持ちが悪いのなんのって。これでは仕事の効率は上がらないと思うのですが、ウチの総務は頑なに温度設定を変えようとしません。参りました。
 あまりの暑さで、涼を求めて、帰りに今日から公開のスティーブン・スピルバーグ制作、J・J・エイブラムス監督の「スーパー8」を観てきました。公開まで内容が明らかにされないため、だいたい二人が関わるからエイリアンだろうなあと思って観に行ったのですが・・・。はっきり言って内容は期待外れです。

2011年6月21日(火)
すでに真夏

  まだ6月だというのに気温はついに30度越え。明日はさらに気温が上がる予想となっています。会社は、使用電力削減のため冷房の使用を控えることになっており、果たして冷房を入れてくれるかどうか・・・。西向きの窓しかない職場では、今日も暑くてグッタリです。今でさえこんな状態では、この夏、クール・ビズくらいでは乗り越えられそうもありません。と、不満も言いたくなりますが、そもそも電力量が不足しているとあってはどうしようもないのでしょうね。
 小路幸也さんの「猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷」(徳間書店)と垣根涼介さんの「月は怒らない」(集英社)読了。「猫と〜」は陰陽師のような能力を持つ一族と妻が猫になってしまう一族の長筋の男の話。猫になってしまったではなく、猫になってしまうというところがミソ。いつの間にか人間に戻ったりもします。ちょっと恩田陸さんの「常野物語」を思い出してしまいました。
 「月は〜」は、目立って美人というわけではないが、なぜか3人の男が心魅かれてしまった女性の話。非常に読みやすくていっき読みでしたが、僕としては女性に共感はできませんでした。女性の読者はどう感じるのか聞いてみたい作品です。

2011年6月19日(日)
再び「阪急電車」

  この前の土曜日、東京に行ったついでに地元では公開されないからと思って観に行った映画「阪急電車」が、なんと地元の小さな映画館で公開が始まりました。こんなことなら東京では違う映画を観ればよかったとも思いましたが、せっかくなら妻にも見せようと今日、夫婦で再度観に行ってきました。
 定員80人ほどに対し、半分ほどの入場者。田舎の映画館に大作でもない映画ですから、これだけ入ればまあまあでしょう。何せ、先日の「マイ・バック・ページ」は、150人弱の定員に僕一人だけでしたからね。
 妻とは割とおもしろいと思う基準が異なるのですが(僕が感動した「三丁目の夕日」は、妻はまったく感動しませんでした。)、今回の「阪急電車」にはこれはおもしろかったとの評価が下されました(笑) さっそく、映画好きの友人にメールで勧めていましたから、間違いないでしょう。
 今日見ても中谷美紀さんと宮本信子さんはうまい。
 TBSテレビ「JIN〜仁〜」もいよいよ次週が最終回です。今日はとうとう坂本竜馬が死んでしまいました。歴史は変わらなかったですね。来週、すべての謎が綺麗に明かされるのか、楽しみです。

2011年6月15日(水)
「1Q84」第4巻?

  今日の朝刊の片隅に「『1Q84』に第4巻?」という記事が掲載されていました。慌てて中を読んでみると、スペインを訪れた村上春樹さんがスペインの地元紙に第4巻を執筆する可能性に言及したというもの。第4巻出るのですかねえ?  
  12月まで描かれてしまったので、次は1月からとなれば年が変わって、題名が「1Q85」になってしまわないでしょうか(笑)ともあれ、第3巻の続きは気になります。そもそも二人は本当に元の世界に戻ってこれたのでしょうか。
 東野圭吾さんの「真夏の方程式」を読み始めました。ガリレオシリーズの新作ですが、今回は草薙が持ち込んだ事件を湯川が解決するのではなく、湯川が招かれた地で事件が起こるというもの。まだ事件が起こったばかりです。これから、湯川がどう事件を解決していくのか楽しみです。  

2011年6月12日(日)
疲れました

  昨日、朝一番の特急で東京へ向かい、一日遊び回った余韻で(?)、今日はグッタリです。
 東京へ行った一番の目的は、演劇集団キャラメルボックスの公演を観ることだったのですが、せっかく東京まで行くのだからと、ついでに地元では見ることができない映画と展覧会を観てこようと計画。映画は、意外と評判がいい有川浩さん原作の同名小説の映画化「阪急電車」を、展覧会は先日始まったばかりの国立新美術館の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」か、国立近代美術館で開催している「パウル・クレー展」のどちらにしようか悩みましたが、時間的に都合のいい「パウル・クレー展」に決定しました。
 東京に到着したらまずは「阪急電車」。公開されてから1月以上が過ぎていたので、そう混んではいないだろうと思ったのが大間違い。ほぼ満席状態でした。原作からカットされているエピソードもありましたが、原作の雰囲気が損なわれていない素敵な映画でした。元恋人とその恋人を自分から奪った女の結婚式に純白のドレス姿で出席する中谷美紀さんは役柄がピッタリ。もう一回観てみたいなあと思う映画でした。
 昼ご飯を食べた後はキャラメルボックスのハーフタイムシアター、「水平線の歩き方」と「ヒア・カムズ・ザ・サン」の2本。両作品ともキャラメルボックスらしい作品です。僕としては、2008年の再演の「水平線の歩き方」の方が面白かったです。主たる登場人物の二人は同じキャストなので、息も合っていて、笑いあり、そして感動ありの素敵な作品でした。阪神大震災の電力需要の関係で、カーテンコールが1回だけというのが非常に残念です。
 ラストの「パウル・クレー展」はクレーが好きな友人がいることもあって、どれどれクレーってどうなの?と観に行ったのですが、正直のところクレーはわからないです。子どもでも書けそうと思ってしまうのですが、違うのでしょうねえ。そう混雑していなかったのでゆっくり観ることができたのは良かったのですが。
 携帯の万歩計では歩いた歩数が1万2千歩以上になりました。さすがに、日頃運動していない身体には応えます。今日は1日ダラダラ過ごしていました。  

2011年6月5日(日)
3D映画初体験

  昨夜、帰省していた娘のリクエストで、家族3人で映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観に行ってきました。今年県内に初めてできた3Dが上映できる映画館で、僕自身も初めての3D映画観賞でした。
 3Dの形式としては入場時に渡されたおもちゃのような3Dメガネをかけてみる方式だったのですが、メガネをかけている僕にとっては、さらにその上にメガネをかけるのは辛いです。鼻や耳がすごく気になりました。映画自体もそれほど3Dの効果が堪能できるようなものでもなかったし、家族3人とも、これでは普通の2Dで十分という感想でした。高い入場料払う価値はないよねえという娘の一言。ただ、東京の映画館でIMAX3Dという方式で観た息子は、よかったよと言っていたので、3D方式による違いもあるのでしょうか。

2011年6月3日(金)
カエルと同じ

  とにかく、復興に全力を注がなくてはならないのに、国会議員の先生方は何をやっているのでしょうねえ。権力争いの狂騒曲がうるさすぎです。
 一方、我が家の裏の田圃は今日田植えを行ったようです。帰宅すると、朝は水だけだった田圃に苗が植えてありました。さっそくカエルが議員の先生方同様ゲコゲコ、ゲロゲロと大騒ぎです。うるさいぞ〜
 待ちに待った大沢在昌さんの新宿鮫シリーズ第10弾「絆回廊 新宿鮫]」(光文社)が発売になりました。帰りに購入してきたので、今夜から読み始めます。

2011年6月1日(水)
6月の読書予定

 6月に入りましたが、例年より梅雨入りが早く、今日もどんより曇って肌寒い一日でした。
 今月はまずは先月発売されると思っていた大沢在昌さんの新宿鮫シリーズの新作「絆回廊 新宿鮫]」。警察小説を読み始めるきっかけとなった新宿鮫シリーズの記念すべき10冊目です。待ってましたよ。早く読みたいです。次はやはりシリーズものの1冊、東野圭吾さんのガリレオシリーズの新作「真夏の方程式」です。加賀シリーズ同様、ガリレオシリーズは外せません。
 そのほかシリーズものとしては、近藤史恵さんのロードレースを描く3作目、「サヴァイブ」も発売になります。近藤さんのおかげで、マイナーなロードレースがミステリーファンの間ではすっかり馴染みのある競技になりましたね。
 奥田英朗さんの「我が家の問題」も気になりますし、小路幸也さんの「妻と猫と暮らす蘆野原偲郷」も購入したいです。あとは、中身を吟味してからです。