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身辺雑記(2010年8月)

2010年8月31日(火)
8月も終わりです

  あっという間に8月も終わりです。とはいえ、暑さの方は和らぐ様子がありません。まだまだ真夏日が続くようです。新盆で休みを取ったほかは、なかなか夏休みが取ることができず、この暑さに相変わらず夏バテ気味です。
 三羽省吾さんの「路地裏ビルヂング」(文藝春秋)読了。路地裏のおんぼろビルで働く人々を描く6編の連作集です。コミカルで時に笑わせ、時にほのぼのとした気分にさせる群像劇です。おすすめ。

2010年8月29日(日)
「本日は、お日柄もよく」読了

  原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」(徳間書店)をいっき読み。平凡なOLがひょんなことから選挙のスピーチライターとして奮闘する話です。スピーチライターの話ですから、当然、作中に登場人物たちのスピーチが出てくるのですが、これがまた見事で、感心してしまいます。スピーチが苦手な僕としては、羨ましい限りです。そのせいもあって、あっという間に物語の中に入っていき、ページを繰る手が止まりませんでした。これはおすすめの作品です。
  相変わらずの猛暑日に、外出する気にもなれず、部屋の中でエアコンつけて、DVD鑑賞です。観たのは映画ではなく劇団Piperの「LEFT STUFF」という舞台のDVD。あの「パコと魔法の絵本」の作者、後藤ひろひとさんの作・演出によるものです。観客の選択によって、次の演技が変わっていくという観客参加の舞台でした。これは、おもしろかったです。家族みんなで、笑ってしまいました。Piperの舞台、一度、客席から観てみたいですね。
 客演の相武紗季さんが、こういってはなんですが好演。彼女は、嫌な女の役を演じる方が合っています。DVDには、公演日によって異なるアドリブシーンが収録されていて、お買い得感があります。僕としては、ラストは、じゃんけんで客席が負けた場合の方が好きです。

2010年8月23日(月)
朝倉かすみ「声出していこう」

  昨日の日曜日も猛暑でした。映画館も夏休みのせいでお子様映画が中心で出かける気にもならず、土曜日同様ほとんど一日中家で過ごしました。エアコンの中で読書が進み、誉田哲也さんの「武士道エイティーン」、朝倉かすみさんの「声出していこう」を読了。
 朝倉さんの「声出していこう」には、完全に騙されました。通り魔事件が発生した町での群像劇ですが、帯に「通り魔事件発生!犯人、捕まらず!」とあったので、朝倉さんがミステリーを書いたのかと思って期待して買ったのですが、これが自分が思っていたこととはまったく異なる(ミステリーなどでは全然ない)話でした。やられたなぁ・・・。
 今夜からは西澤保彦さんの「からくりがたり」(新潮社)を読み始めます。タック・タカチシリーズとは異なる、ちょっとエロチック系の話のようです。 

2010年8月21日(土)
「キンキーブーツ」観ました

  相変わらず、今日も猛暑でした。いったい、いつまでこの暑さは続くのでしょうか。
 今日は、朝からのあまりの暑さと、このところの仕事の忙しさから、読書をする気にもなれず、家の中でだらだらと過ごしていました。やったことはといえば、ソファーに寝ながら、以前買ったまま観ていなかった「キンキーブーツ」のDVDを観たこと。HPを訪れていただている冴子さんもおすすめの映画ですが、確かにこれは観る価値のある映画でした。おもしろかったです。死んだ父親から引き継いだ倒産寸前の靴製造工場を建て直すために、男性向けセクシーブーツの開発に悪戦苦闘する男を描いた映画です。とにかく、主人公を助けるドラッグクイーンのローラ役で出演しているキウェテル・イジョフォーが素晴らしいです。女装も決まっているし、映画の中で歌う歌がうますぎます。ストーリー的にもハートフルな心にグッとくる作品です。「フル・モンティ」にしろ、英国映画のハートフル・コメディは僕好みです。

2010年8月17日(火)
熱帯夜です

 毎日、本当に暑いです。夜になっても熱帯夜が続き、エアコンを運転させなければ、眠ることもできません。疲れもなかなかとれないし、参りました。今夜も暑い!
 京極夏彦さんの「西巷説百物語」を読み終わり、今日からは昨日ブック・オフで買った誉田哲也さんの「武士道セブンティーン」を読み始めます。文庫化するまで買うのを待とうかと思いましたが、昨日時間つぶしに寄ったブック・オフで「武士道エイティーン」と共にあるのを見つけ、どうしようかと散々悩みましたが、結局2冊とも購入してしまいました。暑くてあまり頭は使いたくないときに、ゴロンと横になって読むには最適な本です。

2010年8月15日(日)
新盆です

 13日からは今年2月に亡くなった父親の新盆で、夏休みを取って家にいました。お線香をあげに来てくれた方も今日までで、孫である長男も大阪へと戻り、ようやくひと段落です。明日も夏休みを取っているので、のんびり過ごすことができそうです。
 夜のわずかな時間、京極夏彦さんの「西巷説百物語」(角川書店)を読んでいます。巷説百物語シリーズ第5弾ですが、今回の主役は、前作「前巷説百物語」に登場した靄船の林蔵です。    

2010年8月12日(木)
クレア9月号・続・続

 昨夜読んだクレア9月号の伊坂幸太郎さんのインタビュー記事によると、新作の「マリアビートル」は殺し屋の話ということですから、「グラスホッパー」と同じ雰囲気の話かと思われますが、さて、「グラスホッパー」に登場した殺し屋の再登場はあるのでしょうか。楽しみですね。
 クレアには読者が選んだ伊坂作品のベスト10も載っていました。今までの伊坂さんのベスト10では、「重カピエロ」や「アヒルと鴨のコインロッカー」が人気が高いのに、意外にもベスト1は、「死神の精度」でした。クレアは女性誌ですから当然投票した読者は女性が大多数だと思いますが、それを考えると、これは映画化で主演した金城武さんの影響が大ではなかったでしょうか。第3位に入った「ゴールデンスランバー」も今年の映画化で主演の堺雅人さんの人気なんでしょうね。
 嬉しい話題として、インタビューでは来年後半には、今回ベスト1になった「死神の精度」の続編が刊行されることが話されています。それも前回のような連作短編集ではなく長編だそうです。音楽が好きな死神・千葉の再登場です。
 今年のお盆は2月に亡くなった父親の新盆になります。明日からは夏休みをとって、お線香をあげに来てくれる方に対応しなくては。

2010年8月11日(水)
クレア9月号

 オンライン書店はやっぱり便利です。店頭では恥ずかしくて購入できない本も買うことができます。昨日、新聞の広告でクレア9月号が読書特集であることを知りました。伊坂幸太郎さんのインタビューや伊坂作品ベスト10、それに東野圭吾さんのことなど読みたいと思う記事が掲載されています。でも、クレアは女性誌ですし、9月号の表紙は福山雅治さんですからねえ。レジの若い女性店員さんに福山さんの表紙を差し出すのは中年のおじさんとしてはちょっと勇気が必要です。というわけで、オンライン書店に注文したところ、一日で届きました。万城目学さんや森見登美彦さんのエッセイも載っています。これは読み甲斐がありそうです。

2010年8月8日(日)
筋肉痛です

  昨日は参りました。予定どおり東京へ出かけるため、電車に乗ったのですが、その途端、線路に倒木があったということで、電車は駅で止まったまま。なんと復旧まで2時間半以上座席に座ったままひたすら待ちました。どうにか動き始めましたが、ダイヤは大幅に遅れ、東京へは3時間以上遅れて着きました。午前観るはずだったオルセー美術館展はキャンセル。それどころか、一番の目的だったキャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」にも間に合いそうもない時間になってしまいました。池袋駅で降りてから、太陽がギラギラ照りつける中、雑踏の人、人、人をかき分けながら全力疾走しました。日ごろの運動不足がたたって心臓はドキドキ、足元はおぼつかなく、倒れそうな状況で劇場まで駆け抜けました(笑)
 それでも5分ほど遅れてしまい、係の女性に足元を照らされながら席へ。一番前のセンターブロックでしたからねえ。こんないい席を捨てるわけにはいきませんよ。いつもの開園直後のダンスシーンは観ることができませんでしたが(今回はあったのかな?)、とにかく、席についてホッとしました。キャラメルボックスの皆さんや観客の皆さんには、途中入場で観劇の邪魔をして申し訳なかったですm(_ _)m 
 今回は竜馬と主人公の岡本がダブルキャスト。僕が観たのは、竜馬が岡田達也さん、岡本が左東さんの空組でした。この作品、今まで僕が観たキャラメルの作品の中で、一番観客の中からの笑いが起こる場面が多い作品でしたね。見所は、岡本役の左東さんの汗だくになっての熱演です。一番前でしたから、左東さんがセリフを言うときに飛ぶ唾や汗がだらだら落ちるのが見えるんですよね。本当に“熱演”と簡単に言っては申し訳ないような演技でした。そんな左東さんに拍手です。大満足の2時間でした。 
 キャラメルのあとは、仕切り直しで、午前の予定だった国立新美術館で開催中のオルセー美術館展へ向かいました。こちらも、あと一週間で終了するためか、ものすごい行列でした。日本人の美術熱ってすごいですね。入場までに30分ほどかかり、ようやく会場内に入りましたが、中も大混雑。その中でもゴッホの絵は大人気で、絵の前には何重もの人波ができていて、なかなか観ることができない状況でした。ゴッホの肖像画や寝室の絵は、学校の美術の本に載っていたりするので、誰もが馴染みがあったのでしょう。僕としては、同じように美術の本で見たアンリ・ルソーの「蛇使いの女」の方が印象的だったのですが。 
 そのあとは、地方では公開されそうもない韓国映画「パラレルライフ」を観に行きました。まったく違う時代に生きるふたりの人間が同じ運命を繰り返す“パラレルライフ”をモチーフにした作品です。 サスペンス映画です、犯人が二転三転するところはおもしろいのですが、暗い映画で救いようのないラストには参りました。これでは興行的に全国公開されないのも無理もないと思えます。東京でさえ、土曜日の夜だというのに10人ほどしか入っていませんでしたから。
 これで一日の予定を終了して帰りましたが、今日は昨日の全力疾走のためか、太ももに痛みが残っています。枯れた木が倒れたせいでの運転停止だったので、仕方なかったのでしょうが、それにしても、運転再開時間がコロコロと変わったのには参りましたよ、JRさん。 

2010年8月5日(木)
土曜日は東京へ

  暑い! 叫んでもどうなるものではないけど、ついつい叫んでみたくなります。「暑〜い!!!」
 もう熱帯夜が何日続いたことでしょう。今夜もエアコンなしでは、とても眠ることができない暑さです。熟睡することもできず、身体の疲れもすっかり取れていない気がします。
 いまだに仕事がどうなるかわからない状況の中、明後日土曜日の東京行の電車のチケットを買ってしまいました。これで、何があっても土曜日は東京です。せっかく東京に行くのだから、まずは国立新美術館で開催しているオルセー美術館展を観て、午後からキャラメルボックスの「また逢おうと竜馬は言った」に、その後できれば地方公開されない映画も観てきたいと、疲れていると言いながらもいろいろ歩き回る予定です。ストレス発散のためにも、仕事は絶対休むぞ!!!
 樋口有介さんの「窓の外は向日葵の畑」(文藝春秋)読了。

2010年8月2日(月)
ありがとうございます

  このHPを訪問していただいた人の総数が20万人を超えました。始めは備忘録代わりに作ったもので、何度かもうやめようかなあと思った時もありましたが、訪問していただいた皆さんのおかげで、どうにか今日まで続けることができました。仕事が忙しくなると、なかなか読書も進まず、結果として更新も疎かになりがちですが、ここまできたのだから、頑張って続けていきたいと思います。どうぞこれからもよろしくお願いします。
 今月発売の中での期待は、初野晴さんのハルチカシリーズ第3弾「空想オルガン」(角川書店)です。吹奏楽の甲子園“普門館”を目指す穂村チカと上条ハルタに今度はどんな事件が起きるのでしょうか。そのほか、小路幸也さんの「さくらの丘で」(祥伝社)、西澤保彦さんの「からくりがたり」(新潮社)、有川浩さんの「ストーリーセラー」(新潮社)も気になります。