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身辺雑記(2009年5月)

2009年5月31日(日)
村上春樹「1Q84」到着

  村上春樹さんの「1Q84」(新潮社)が予約しておいたオンライン書店から昨日届きました。すでに68万部が売れたそうで、売り切れになっている書店もあるとか。すごいですねえ。1冊当たり印税が○円だとすると、68万部だと○円×68万部で・・・・。つい、村上さんに入るお金を計算したくなってしまいます(笑)
  昨日は、映画「スター・トレック」と「ラスト・ブラッド」を梯子して観てきたので、今日は家でのんびり読書三昧。歌野晶午さんの「絶望ノート」と石持浅海さんの「まっすぐ進め」読了。 

2009年5月27日(水)
グイン・サーガ未完のまま

  作家の栗本薫さんがガンで亡くなりました。まだ56歳だそうですから、あまりに若すぎる死です。学生の頃、江戸川乱歩賞を受賞した「ぼくらの時代」を夢中になって読んだ覚えがあります。今でのあの時買ったハードカバーがどこかの段ボール箱の中に残っているはずです。僕自身は読んだことはなかったのですが、79年から世界一長い物語を目指して書き始めた「グイン・サーガ」シリーズは、これまでに正編126巻、外伝21巻までになっていたそうです。残念ながら未完となっってしまいましたね。ご冥福をお祈りします。
  村上春樹さんの7年ぶりの書き下ろし「1Q84」が今日、都内の書店で発売が始まったそうです。注文していたオンライン書店からはまだ発送の連絡がありません。なんだかワクワクしますね。早く来ないかなあ。

2009年5月25日(月)
「僕たちの好きだった革命」と「容疑者Xの献身」

  土曜日、東京に観劇に行ってきました。東京でもとうとう新型インフルエンザの患者が発生したということで、妻子からは「東京から菌を持ってこないでよ!」と厳命を受けての東京行きでした。マスクをして行ったのですが、東京ではマスクをしている人はまれ。なんだか、マスクしているのが異星人のようです。発生源がはっきりしていたということもあってか、あまり深刻には考えていないようですね。土曜日は気温もどんどん上昇し、マスクをしていると蒸れて逆に具合が悪くなってしまいそうでした。

 東京に着いて、最初に池袋の東京芸術劇場で公演されている鴻上尚史、堤幸彦による「僕たちの好きだった革命」を観に。ここで初めて東京芸術劇場前の西口公園に足を踏み入れました。石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパーク」で一躍有名になった公園です。でも、それほど広くないし、樹木は少ないし、地面はタイルだし、公園というよりは広場といった方がいいですねえ。IWGPファンとしては、一度は行ってみたかったのですが、ついでがないとなかなか行きませんよね。

  「僕たちの好きだった革命」は、中村雅俊さん主演、相手役に片瀬那奈さんという配役です。
 学園紛争華やかなりし頃、機動隊のガス弾の直撃を受けて意識不明となっていた高校生・山崎が30年ぶりに意識を回復し、高校に復学します。山崎と現代の高校生たちの意識のギャップから生じるドタバタの中、学園祭の企画のことで学校側と闘うこととなった山崎たちを描いていきます。
 全共闘世代よりは若く、学園紛争という時代の流れに少しばかり乗り遅れて生まれてきた世代としては、学園紛争というものにあれほどのエネルギーを出すことができた当時の学生たちに、どこか羨ましさというものを感じていました(もちろん、その後の学生運動が内ゲバを繰り返すようになったことに大いに幻滅しましたけど。)。
 そんな時代を舞台にした作品は大好きです。三田誠広さんの「僕って何」やつかこうへいさんの「初級革命講座 飛龍伝」も夢中で読みました。
 今回の公演も大いに感動し、大いに笑い大満足でした。中村雅俊さんが主人公山崎にピッタリでした。片瀬那奈さんも舞台女優としてあんなに演じられるとは思ってもみませんでした(片瀬さん、ごめんなさい。)。おすすめです。

 「僕たちの〜」の後は、同じく池袋のサンシャイン劇場で公演の演劇集団キャラメルボックスの「容疑者Xの献身」へ。
 ご存じ、東野圭吾さん原作の同名小説の舞台化です。原作も大好きだったし、昨年福山さん主演で映画化されたときも、予想に反して大いに感動した作品が、キャラメルボックスの手でどうのように舞台化されたのか興味のあるところでした。
 3列目だったのですが、3列目って一番前だったんですね。一番前なので役者さんの表情が細かいところまで見られたのはよかったのですが(唾の飛び具合までわかります。斉藤歩さんが一番凄かった(笑))、センターより左側だったので、舞台全体を見渡せないところが難。でも、ラストの石神役の西川さんの慟哭はすぐ目の前で見させてもらいましたよ。
 今回は、いつもの前説もないし、ダンスもなし。舞台も回り舞台を使ってセットをチェンジしていくなんて、僕が今まで観た中では経験がありません。あの前説、いつも楽しみにしているんですけどねえ。雰囲気が壊れてしまうからなのかなあ。
 基本的には原作に忠実に描かれていて(もちろん、キャラメルらしい笑いをとる場面もありましたけど)、違和感を感じさせない舞台でした。西川さんの石神は熱演でしたね。
 3人の客演がいましたが、やはり印象的だったのは「相棒」の川原和久さん。あの悪役顔での演技は相手を喰ってしまいますね。
 この舞台にも満足して帰途へ。これで、映画「重力ピエロ」でも観ることができたら言うことなしだったのですが、それはまたの機会です。

 道尾秀介さんの「龍神の雨」読了。またまた道尾さんにやられました。ちょっと重い話ですが、おすすめです。

  

2009年5月20日(水)
ついに東京に上陸

  ついに新型インフルエンザの患者が東京で発生しました。これまた女子高校生ですが、アメリカから帰ってきたばかりのようです。これで東京で新型インフルエンザが蔓延するのも時間の問題です。と、書いているうちに今度は川崎で患者が発生したようです。女子高校生は成田で熱があったそうですが、その際検査で陰性だったから入国となったようですが、もう少し検疫も慎重に考えて欲しかったですねえ。土曜日には東京に行かなくてはなりません。いったい新型インフルエンザはどうなっていることやら。
  通勤のバスの中で読んでいた乙一さんの「暗いところで待ち合わせ」読了。おすすめですよ。

2009年5月19日(火)
新型インフルエンザ蔓延

  大阪・神戸で広がっている新型インフルエンザの感染者は、とうとう200人近くまで増加してきました。月曜日となり、仕事のために関西から関東へと人の動きもあり、東京で感染者が出るのも時間の問題です。今週土曜日には東京に観劇に行く予定なのに(それも、キャラメルボックスの「容疑者Xの献身」ですよ!)、感染が広まっては困ります。なぜか感染者が高校生が中心というのも不思議なところですね。ところで、大阪にいる我が息子も妻が送ったメールに返事もないけど、無事生きているんでしょうか。
 ようやく出た恩田陸さんの「訪問者」(祥伝社)をいっき読み。来週発売になる村上春樹さんの「1Q84」(新潮社)に備えます。その前に道尾秀介さんの「龍神の雨」(新潮社)と石持浅海さんの「まっすぐ進め」(講談社)も楽しみですね。

2009年5月16日(土)
天使と悪魔

 髪の毛を切りにいった後時間があったので、トム・ハンクス主演の“ダ・ヴィンチ・コード”シリーズ(というより、“ロバート・ラングトン教授”シリーズですよね。)第2弾「天国と悪魔」を観に行ってきました。
 前作の時は原作を読んでいたのですが、今回は原作を読まずに映画館に。前作と比較すると、今回の方がおもしろさではチョット落ちるかなという感じです。登場人物たちが登場したところで、話の筋が(犯人が)、だいたい予想がついてしまいました。予想を裏切られるかと期待していたのですが、残念ながらラストは予想どおり。これって、配役が当たり前すぎるというところもあったし、犯人が明らかになるストーリーがありきたり。せっかく、ガリレオと秘密結社イルミナティなどの歴史の謎とそれと対照的な反物質という化学的なものを素材としていて、なかなか興味深かったのですが、もったいない気がします。とはいえ、娯楽大作としてみれば、十分楽しめますよ。

2009年5月14日(木)
恩田陸「訪問者」発売

  恩田陸さんの「訪問者」(祥伝社)が発売になりました。雑誌連載終了から5年後の発売です。待たせましたねえ。出る出ると言われ裏切られ続けましたから。さっそく帰りに買おうと思ったら、駅ビルの本屋さんにありません。そうなると、なお一段と欲しくなります。バスで家に帰ってから、そのまま車を運転して行きつけの書店に。こちらは県内一大きな本屋さんなので、さすがにありました。“嵐の山荘”が舞台のようです。これは楽しみですよ。

 明日からトム・ハンクスの「天使と悪魔」が公開です。この土・日のどちらかには観にいきたいですね。

2009年5月12日(火)
伊坂作品の映画化・舞台化

  今年は伊坂幸太郎さんの作品が続々と映画化・舞台化されます。3月には「フィッシュストーリー」が映画化されましたが、この5月23日からは加瀬亮さん、岡田将生さんが兄弟を演じる映画「重力ピエロ」が公開になります。さらに6月には東京芸術大学映像研究科が「ラッシュライフ」を映画化します。学生さんたちが制作したといっても、出演者は堺雅人さんに寺島しのぶさんと豪華です。堺雅人さんの黒澤役は観てみたいですね。どちらも地元では公開される予定はないので、観るには東京まで行かなければなりません。せめて、「重力ピエロ」は観たいなあ。

 舞台では、「死神の精度」が羽場裕一さんや演劇集団キャラメルボックスの岡田達也さん、畑中智行さんらによって11月に紀伊国屋サザンシアターで上演されます。また、同じ「死神の精度」が、香川照之さん、ラサール石井さん、中川晃教さんらによって一足早く8月にシアタートラムで上演される予定です。演じる人によって「死神の精度」がどのように変わるのか、できれば両方観てみたいですね。

 さて、今週は出る出ると言われて、なかなか出なかった恩田陸さんの「訪問者」(祥伝社)がようやく発売になります。これは期待です。

2009年5月9日(土)
ルーヴル美術館展・阿修羅展・チェイサー

  仕事で東京に行ったついでに、予定どおりいろいろ歩いてきました。
 昼前に順調に仕事が終わったので、そのまま上野の国立西洋美術館の「ルーヴル美術館展」へ。
 上野は暑いほどの好天もあってか、ものすごい人の波。土曜日で混雑を覚悟したのですが、昼食時間というせいもあってか、待ち時間もなくすぐに入場できました。会場内も人の頭で前が見えないというほどのこともなく、名画を鑑賞することができました。
 ルーヴル美術館が所蔵する絵画の展示ということでしたが、絵画に造詣などない僕にとっては知らない画家が多かったなあというのが正直な感想です。その中で、一番楽しみに観に行ったのが、最近日本公開が多いフェルメールの「レースを編む女」だったのですが、あんなに小さな絵だとは思いもしませんでした。え〜!あれっ!?と思うほど。24×21pでは後ろからではよく見えず、前で観るために人をかき分けざるを得ませんでした。
 「ルーヴル美術館展」を意外に早く見終えることができたので、せっかくだからと思い、同じ上野の東京国立博物館で開催されていた「阿修羅展」へと足を伸ばしました。

 こちらは大混雑。ただ、仏像ですから離れたところから見ることができるので、見やすかったです。奈良の興福寺創建1300年記念ということで、有名な国宝・阿修羅像を始めとする、国宝、重要文化財級の仏像のオンパレードでした。「八部衆」や「十大弟子」という像にも圧倒されましたが(そもそも「八部衆」や「十大弟子」なんていう仏像も、この展覧会で初めて知りました。)、やはり何といっても一番印象に残ったのは、展覧会の名称ともなっている「阿修羅像」です。3つの頭に6本の手の、これも「八部衆」の一つだそうです。360度、ぐるりと回ってみられる展示となっており、幼い頃美術か歴史の教科書でしか見たことのなかったものを十分見ることができるいい機会だとばかりに2周してしまいました。僕としては正面より向かって右側の方の顔がきりっとしていて好きですねえ。

 上野の森で芸術を堪能した後は、新宿に出て、韓国映画の「チェイサー」を観てきました。この映画、TBSテレビの「王様のブランチ」でも推薦していたし、いろいろな映画のサイトでも評判が良いので、混むのを覚悟して早めに行ったのですが、やはり並びました。内容としては「オールド・ボーイ」や「殺人の追憶」系統の映画でしたが、正直のところ、あんなに声を大にして勧めるほどの映画かなあというのが第一印象でした。実は・・・というようなどんでん返しがあるわけでもなく、サスペンスにドキドキするわけでもない。犯人も最初からわかっているし、だいたい最初に捕まってしまうから、逃げる犯人を追うわけでもない。それに、ラストがラストですからねえ(ネタバレになるので言えませんが。)・・・。もう一度、振り返ってから感想を書くつもりです。

  それにしても、歩きました。携帯の万歩計を見たら、なんと一日で13000歩でした。さすがに疲れました。それでも万歩計の計測では、消費カロリーは396キロカロリー、脂肪燃焼量はわずか56グラム。これでは、ちょっとやそっとでは、痩せることができませんねえ。夏になるまでにどれだけ体重減らすことができることやら。
 

2009年5月8日(金)
明日は東京出張

  明日は東京出張です。半日で用が済むので、午後はこちらで公開されない、今評判の韓国映画「チェイサー」を観てこようかと思っています。韓国で実際に起こった連続殺人事件を題材にした映画だそうです。このところ、一時のブームが去って沈滞気味の韓国映画ですが、果たして、かつての「オールド・ボーイ」や「殺人の追憶」のような大きなインパクトを与える映画となっているのか、楽しみです。時間があれば、上野の国立西洋美術館で開催されている「ルーブル美術館展」を観てきたいところですが、ちょっと無理かな。

 だんだん暖かくなり、着る物も薄着になってくると、気になるのは“おなか”です。視線を下にやると、メタボ間近なおなかのふくらみ具合が目に入ります。このところ、体重が増えて、このままでは昨年買ったシャツを着られるか心配になってきました。一昨年購入した「ビリー・ザ・ブート・キャンプ」のDVDを引っ張り出してきて、また頑張ろうかなあ。 

2009年5月6日(水)
連休終了です

  今日で5連休も終了。明日からまた仕事です。この5連休、これといって何をしたわけでもなく、ダラダラとした毎日でしたが、大阪から長男、仙台から二男が帰省して、お正月以来の家族団欒でした。
  読み終えた本は樋口有介さんの「捨て猫という名前の猫」(東京創元社)と石田衣良さんの「再生」(角川書店)の2冊だけ。時間があると意外に読めないものですね。
 さて、GW中は毎朝のんびりと起きていたので、明日の朝起きるのが辛そうです。 

2009年5月1日(金)
待ちに待った休みです

  やっと、待ちに待ったGWの休みです。明日から5連休、仕事のことはすっかり忘れてのんびり過ごす予定です。高速道路は案の定、明日の早朝には大渋滞の予想です。出かけずに読書でもして過ごすのが一番です。
 今月の新刊の注目は、何といっても5月29日発売予定の村上春樹さんの「1Q84」(新潮社)です。日本の作家で今一番ノーベル文学賞に近いと言われる村上さんの新作ですから、やはり気になります。すでにオンライン書店に予約済です。読むのが待ち遠しい。
 そのほか、恩田陸さんの「訪問者」(祥伝社)がようやく発売になります。山口雅也さんの「新・垂里冴子のお見合いと推理」は久しぶりのシリーズ復活ですね。桐野夏生さんの「IN」は「OUT」と関係があるのでしょうか(そういえば「OUT」は積ん読まま読んでいない。)。道尾秀介さんの新作も出る予定だし、今月も懐が寂しくなりそうです。