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身辺雑記(2009年4月)

2009年4月30日(木)
5連休目前

  GWも始まり、明日出勤すれば、5連休です。
 世間は新型インフルエンザで大騒ぎですが、そんなこともかまわずに海外に向かう人は多いようです。これでは水際で食い止めるということもGW明けに渡航者が帰ってくるときには無理でしょうね。海外などと縁のないこちらとしては、海外から菌を持ち込むんじゃないぞ!とやっかみを込めながら言うだけです(笑)

 小路幸也さんの「マイ・ブル−・ヘブン」(集英社)をいっき読みです。東京バンドワゴンシリーズ、今回もおもしろかったですねえ。今回は、終戦直後の勘一とサチの若い頃の東京が舞台です。相変わらずの心温まる物語です。おすすめ。次は樋口有介さんの柚木草平シリーズ最新作「捨て猫という名の猫」(東京創元社)を読む予定です。

2009年4月27日(月)
いよいよGWへ

  いよいよGW目前。明日出勤すれば明後日休みとなると、なんとなく気分も楽です。
 先日の土曜日は久しぶりの休日出勤でしたが、GW中は映画館も混むだろうなあと思って、今のうちにと、夜はクリント・イーストウッド主演の映画「グラン・トリノ」を観て、昨日もブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー出演の「バーン・アフター・リーディング」を観に行ってきました。「グラン・トリノ」はいいですよ。アカデミー賞にノミネートさえされなかったのも理解できないくらいです。クリント・イーストウッド主演ということもあって、特に年配の男性にお勧めです。ちょっと観客を選んでしまうのかなあ・・・。
 「バーン・アフター・リーディング」は監督が昨年のアカデミー賞監督賞受賞のコーエン兄弟のうえ、出演陣もブラッド・ピット等豪華でしたが、内容はいまひとつ。DVDでレンタルされてから観ても十分というのが正直な感想です。
 
 有川浩さんの「三匹のおっさん」はあと少し。これはおもしろいです。読み出したら止まりません。

2009年4月24日(金)
小泉喜美子「弁護側の証人」

  小泉喜美子さんの「弁護側の証人」が今月、集英社文庫から復刊されました。帯には綾辻行人さん、貫井徳郎さん、法月綸太郎さんらの絶賛のことばが掲載されています。昔読んだはずだ、どこかにあるだろうと探したけれど見当たらず、結局購入していっきに読了。ラストは覚えていましたが、こんな趣向の作品だったとは、すっかり忘れていました。解説が道尾秀介さんというのが頷ける作品です。昭和30年代に書かれた作品だそうですが、未だ色褪せず初めて読む人には十分楽しめるミステリーです。題名は、クリスティの「検察側の証人」をもじったものでしょうか。

 明日は、仕事で休日出勤です。有川浩さんの「三匹のおっさん」に手を付けられないまま、今日は石田衣良さんの「再生」と小路幸也さんの「マイ・ブルー・ヘブン」を購入してしまいました。GWに読む本がいっぱいです。

2009年4月21日(火)
村上春樹「1Q84」

  オンライン書店を覗いたら、村上春樹さんの新作「1Q84」(新潮社)の予約受付が始まっていました。5月29日発売だそうです。内容も知らないのにさっそく予約。新潮社のHPにもまだ詳しいことは掲載されていません。上下2巻ですから、また大作のようです。まあ村上さんの作品だからハズレはないでしょう。1月後が楽しみです。 

2009年4月20日(月)
今週頑張れば

  今週1週間頑張れば、いよいよ来週からゴールデンウィークに突入です。とはいえ、高速道路料金が1000円となったので、GWはどこに行くのも混むでしょうね。おとなしく読書でもしていた方がいいかな。

 先週末は読書は北村薫さんの「鷺と雪」、東野圭吾さんの「パラドックス13」を読了、映画では「スラムドック$ミリオネア」「鴨川ホルモー」を観るなど充実していました。今週は小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズの最新作「マイ・ブル−・ヘブン」が発売になります。これも大好きなシリーズです。今週末はこれを読むことができそうです。その前に、いよいよ後になっていた有川浩さんの「三匹のおっさん」を読まなくては。

2009年4月18日(土)
「スラムドック$ミリオネア」観てきました

  今日から公開のアカデミー賞作品賞など8部門を受賞した「スラムドック$ミリオネア」を観に行ってきました。テレビCMもはでに行っているし(特にフジテレビは)、アカデミー賞作品賞受賞作だから混むだろうなあと覚悟して行ったのですが、シネコンで長蛇の列になっていたのは、やはり今日から公開の「名探偵コナン」でした。次の上映まで1時間以上あるというのに、すでに100人近い人の列。子どもにせがまれてきたお父さん、お母さんも大変です。僕も何年か前までは同じ立場だったなあとちょっと感慨も。
 肝心の「スラムドック$ミリオネア」は公開1日目の第1回上映でしたが、がらがらの状況。おかげで真ん中の一番いい席でゆったりと観ることができました。こういうとき、地方の映画館はいいですね。
 内容は、今年一番の映画でした。監督のダニー・ボイルといえば、あの走るゾンビ映画「28日後」を思い浮かべてしまったのですが、ダニー・ボイル作品では、どちらかといえば幼い兄弟を描いた「ミリオンズ」系の話ですね。スラム街出身の青年がなぜ「クイズ$ミリオネア」で最後の問題までいったのか?その種明かしが彼の口から語られていきます。本当に素晴らしい映画です。もう1度観に行きたいです。おすすめ。

 北村薫さんの「鷺と雪」(文藝春秋)読了。ベッキーさんシリーズ最終章。これも素晴らしい作品でした。今夜からは東野東吾さんの「パラドックス13」(毎日新聞社)を読み始めます。

2009年4月15日(水)
「パラドックス13」「鷺と雪」が到着

  オンライン書店に注文しておいた東野圭吾さんの「パラドックス13」(毎日新聞社)と北村薫さんの「鷺と雪」(文芸春秋)が届きました。ちょうど加藤実秋さんの「ヨコハマB−side」(光文社)を読み終えたので、今夜からはどちらかを読み始めます。さて、どちらにしようか、迷うなあ。

2009年4月14日(火)
「Story Seller」第2弾

  帰りに本屋さんに寄ったら、新潮社から「Story Seller」の第2弾が平台に積まれていました。もちろん、すぐに購入しました。今回掲載されているのは、沢木耕太郎さん、伊坂幸太郎さん、有川浩さん、近藤史恵さん、佐藤友哉さん、本多孝好さん、米澤穂信さんの7人。前回とは道尾秀介さんの代わりに沢木耕太郎さんが入っただけで後の6人は同じです。伊坂さんと本多さんの新作が読めるのはうれしいですね。近藤さんの作品も前作同様「サクリファイス」の番外編です。楽しめそうですよ。
 北村薫さんのベッキーさんシリーズの最終作「鷺と雪」と東野圭吾さんの「パラドックス13」が発売になりました。期待できる2冊です。今読んでいる加藤実秋さんの「ヨコハマBーside」を読み終えたら、北村さんの「鷺と雪」に取りかかります。読む前からうれしくなってしまいます。 

2009年4月12日(日)
今週は待望の本が発売

  今週はいよいよ待望の2冊が発売されます。それは東野圭吾さんの「パラドックス13」(毎日新聞社)と、北村薫さんの「鷺と雪」(文藝春秋)。東野さんの作品は出版元の毎日新聞社のHPでは“破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲ったP−13現象とは何か。”とあるので、SF系かパニック小説なのでしょうか。内容がわからないだけに余計気になります。
 一方「鷺と雪」は、ベッキーさんシリーズの3冊目でラストになるもののようです。第二次世界大戦前夜、前作で描かれた英子と軍人の若月英明の関係はどうなるのか。こちらも楽しみです。早く読みたい。

  昨夜は「レッドクリフ パート2」のレイトショーを観に行ってきましたが、なかなかの観客の入り。こう言っては失礼ですが、「三国志」なんて知らないだろうなあと思われる若い女の子たちも来ていて、上はおじいさん、おばあさんの年代まで幅広い観客層でした。今夜はパート1をテレビで上映するし、観客動員数はかなりになりそうですね。内容も最初から最後まで目を離せないおもしろさでした。おすすめです。

2009年4月9日(木)
少し余裕

  新年度も2週目となり、ようやく落ち着いてきた感じです。このところ、早く帰ることができたので、積み残しておいた映画の感想をアップしました。ようやくこれで新作映画で残しているのは「ワルキューレ」のみとなりました。
 明日から「レッドクリフ パート2」が公開されます。これは妻と娘も観たいと言っているので、近いうちに観に行く予定です。試写会を観た人の評判もいいようですし、楽しみです。
 平安寿子さんの「さよならの扉」(中央公論新社)読了。やっぱり、これは男性向きではないなあというのが正直な感想です。さて、今夜からはいよいよ有川浩さんの「三匹のおっさん」を読み始めようかな。

2009年4月6日(月)
加藤実秋さんは女性!

  帰り際に本屋さんで「ダ・ヴィンチ5月号」を読んでいて、驚いたことがありました。新作「ヨコハマB−side」が発売になった加藤実秋さんのインタビューが掲載されていたのですが、載っていた加藤さんの写真を見ると、どう見ても女性。今まで加藤実秋さんは男性作家だと思っていたので、びっくりです。名前の「実秋」は「さねあき」ではなく「みあき」なんですねえ。う〜ん、名前というのは難しい!
 朱川湊人さんの「わくらば追慕抄」読了。シリーズとしてまだまだ続きそうです。
 今夜からは平安寿子さんの「さよならの扉」(中央公論新社)を読み始めます。夫を亡くした妻と、夫が亡くなる直前に存在を告白した愛人との奇妙な交際を描いた作品です。「三匹のおっさん」はまた後に回ってしまいました。

2009年4月4日(土)
最初の休日です

  新たな年度が始まって3日が過ぎ、ようやく今日は休みです。僕自身は異動がなかったとはいえ、新たな仲間を迎えて、やはりちょっと気疲れです。
 昨夜は歓迎会もあり、今朝はのんびり寝ていようかなと思いながら、目が覚めてしまったので、それではと映画を観に行ってきました。「トワイライト」という女の子とドラキュラの男の子との恋を描いた映画です。若き男女の恋ということもあってか、劇場内は若いカップルの姿が多かったですねえ。おじさん一人はちょっと目立つかな。ドラキュラといっても今までのイメージとは違います。何せ学校に通っていますから、昼間も外を歩きます(でも晴れの日は学校を休んだりするけど)。野球好きというのも何ともユニーク。そのうえ、彼ら一族は動物の血を吸って人間の血は吸わない、いわゆるベジタリアンみたいな吸血鬼です。もっと彼ら一族のそれぞれのキャラクターが強調されればおもしろかったと思うのですが。ラストからすると、続編が製作されそうな感じです。
 有川浩さんの「三匹のおっさん」を読む予定を変更して朱川湊人さんの「わくらば追慕抄」を読書中です。「わくらば日記」の続編です。