最近、家にいない息子に若い女の子から電話が頻繁にかかってきます。それも夜遅い時間になってです。
「○○ですけど、××くんいますかぁ?」
「こちらからかけ直させるので、電話番号教えてください。」
「じゃぁ、いいです」(ガチャンと手荒く電話が切られる。)
いかにも知り合いという風を装うのですが、息子に問い合わせると、そんな女の子知らないとつれない返事。この「○○ですけど」の「○○」が一人ではなく、何人もいます。うちの息子って、こんなに女の子にもてたか?と妻に冗談で言うのですが、そんなわけないと二人で大笑い。これは、また何かよからぬことを企む輩からの電話ですよね。
受話口からは、周りでも同じように電話がかけられているざわざわとした声が聞こえてきます。きっと、一室の中で何台もの電話を使って、女の子たちが電話をかけているのでしょう。こんな電話に騙される男の子たちがいるんでしょうか。女の子の甘い言葉に、のこのこと出かけていくと痛い目に会うのでしょうね。待っているのが怖いお兄さんだったりね。
つい先日は、夜の12時を回ってから突然名乗りもせずに「××くん、いますかぁ」とかかってきたので、腹が立って、「そんなやつはいない!」と怒鳴ってしまいました。まったく、弱ったものです。
今度かかってきたら、息子のふりをしてやろうかと考えています。
「あれ〜○○ちゃん。久しぶりだねえ。何年ぶりだっけ?」
さて、どうなることやら・・・
七河迦南さんの「七つの海を照らす星」をちょっと休憩して、恒川光太郎さんの「草祭」を読書中。相変わらず、独特の雰囲気の作品です。
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