▲身辺雑記トップへ

身辺雑記(2008年8月)

2008年8月31日(日)
8月も終わり

  今日で8月も終わり。朝から青空で暑い一日となりました。昨日、東京へ行った疲れがありましたが、本日までの映画の割引券があったので、娘を連れて、ウィル・スミス主演の「ハンコック」を観に行ってきました。娘は「一緒に行くけど、友だちに会ったらお父さんは知らないふりするからね」だって! 悔しいので「いや!○○の父ですって、きちんとあいさつするから」と、言ってやりました(笑)
 映画は、知りませんでしたがシャーリーズ・セロンが共演だったのですね。それで、シャーリーズ・セロンも日本に来ていたのかぁ。ラストの展開にはびっくりです。92分という上演時間で、展開も早くて飽きることもなく、最後はびっくりで、意外に楽しむことができました。
 読書は、現在柳広司さんの「ジョーカー・ゲーム」読書中。「本の雑誌」で以前書評家の人が絶賛していたし、帯には伊坂幸太郎さんの感想もあったので、つい購入してしまいました。さて、期待どおりおもしろく読むことができるかな?

2008年8月30日(土)
「ウーマン・イン・ブラック」観劇

  神はどうして私に試練を与えるのか!なんて、キリスト教徒でもないのにひとこと神様というものがいたら文句を言いたくなってしまった今日でした。
 一昨日夜からの雨で昨日は昼過ぎまで東京を結ぶ電車が運行停止となり、今日も心配していたのですが、朝から雨模様でありながらもネットで調べると電車は通常運行。「さあ!今日は“ウーマン・イン・ブラック”観に行くぞ」と、勇んで駅へ向かいました。ところが、乗車予定の特急が途中で人身事故を起こして現場に停車、運行再開のめどは立たないとの放送が入りました。すでに切符を買ったあとにですよ!「それはないでしょ。どうしてくれるの。」と思いながらも、とにかく東京へ向かう各駅停車の電車に乗車。途中で乗り継ぎながらどうにか渋谷パルコ劇場までたどり着きました。おかげで時間がなくて昼ご飯は抜きになってしまったし、各駅電車の乗り継ぎで行くだけでグッタリしてしまいました。
 「ウーマン・イン・ブラック」は、簡単に言ってしまえば幽霊譚。上川さん演じる俳優と斉藤さん演じるキップスの二人が、俳優が若き頃のキップスを演じ、キップスがキップス自身が遭遇した人々を演じるという形で、あるおそろしい出来事を描いていきます。二人の熱演だけでなく、見事な照明による場面の転換や、小道具の使い方の巧みさが印象的でした。パンフレットにもありましたが、この作品のおもしろさは観客の想像力に依るところが大きいですね。
 さて、どうにか帰りは特急も順調に動いて帰ってきました。それにしても、疲れました。

2008年8月29日(金)
明日の天気は大丈夫か!?

  今週もようやく終わり。明日はいよいよ東京へ「ウーマン・イン・ブラック」を観に行くぞ!と思っていたら、昨夜からの大雨で、今日は朝から東京へ行く電車は運行停止。ようやく昼過ぎから運行が開始されましたが、今夜からまた明日にかけては雨の予報となっています。何だか嫌な予感。昨年のやはり同じ時期、劇団キャラメルボックスの公演を観に東京へ行こうとしたら台風の大雨で東京へ向かう電車、バスとも運行中止となり行くことができなかった記憶が蘇ってきました。昨年は翌日の当日券を入手して観に行くことができたのですが、今回の「ウーマン・イン・ブラック」は、明日、明後日で公演は終了ですからねえ。明後日の千秋楽の券が残っているはずもないし。やっぱり、雨男は僕だったのかぁ・・・。お願いだから雨よ降らないで!!!

2008年8月27日(水)
暑いです

  このところ涼しい日が続いたと思ったら、今日はまた暑い日となりました。我が会社は、光熱費の節約のため、冷房の設定を28度未満にしてはいけないとなっているのですが、僕の机は東に面した窓側の席。午前中は直射日光で、机の横に置いてある温度計は32度を指しています。参りましたねえ。そのうえ、社内を管理しているセクションは、時々見回りにきて、エアコンの設定が28度未満になっていると鬼の首を取ったように、温度が低すぎると宣言します。28度は室温だろ!この部屋は今30度以上だと言っても、取り合いません。バカですねえ。こんなに暑くては仕事の効率も上がらないのに、ひたすら設定は28度!と言うばかり。この会社、どうかしています。暑い!
 今週土曜日も東京へ観劇。今度は渋谷パルコ劇場で上演する、上川隆也さん、斉藤晴彦さんの「ウーマン・イン・ブラック」を観に行ってきます。評判では怖い作品だといいますが、楽しみですねえ。
 現在10月4日から映画が公開される前にと思って、東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」を再読中です。僕としては「流星の絆」より「容疑者Xの献身」です。

2008年8月24日(日)
昨日は・・・

  昨日の東京行きの疲れで、今日は雨ということもあって、一日家の中でグッタリしていました。
 いやぁ〜昨日の久しぶりの東京は疲れました。天気は曇り、気温も低くて、アスファルトの東京の夏としては絶好の日でした。朝早くから出かけて午前中は予定どおり、上野の東京都美術館で開催中のフェルメール展へ。開館間もない時間だったせいか、これが意外に空いていて待ち時間もなく、ゆっくりと見学することができました。フェルメールといえばスカーレット・ヨハンソンが主演の映画にもなった「真珠の首飾りの少女」が有名ですが、今回は「絵画芸術」「小路」「リュートを調弦する女」など。昨年有名な「牛乳を注ぐ女」が公開されるなど、僕自身はよく知らなかったのですがフェルメールって人気あるんですね。
 フェルメール展を見終わって上野駅に向かう途中、国立西洋美術館の掲示板にコローの展示会の案内がありました。ルーヴル美術館から“コローのモナリザ”日本初公開とあったので、興味を惹かれて、時間もあったのでついでに見学してきました。開催が今月末までということで、こちらは割と混雑。特にお目当ての“コローのモナリザ”(本当は「真珠の女」という題名です。)の前は大勢の人が立ち止まってなかなか進まず、大混雑でした。我が地元の美術館のコローの絵も貸し出されていましたが、やっぱり個人的にはフェルメールよりはコローの風景画の方が好きですねえ。
 午後は池袋のサンシャイン劇場で公演している劇団キャラメルボックスの「嵐になるまで待って」を観に行ってきました。4度目の上演だそうですが、僕にとっては初めて観たキャラメルボックスのサスペンス作品でした。渡邊安理さんと細見大輔さんが最初から最後まで大熱演でしたね。特に細見さんがあんな存在感がある役者とは正直思いませんでした。すごいです。サスペンス作品の中で時に西川浩幸さんのコミカルな演技もあって、それはそれで笑いもあり、2時間あっという間に過ぎました。聾者の役をやった温井摩耶さんは徹底していましたね。カーテンコールのあいさつでも口をきかずに手話でしたからね。ある意味立派。

 池袋で買った西澤保彦さんの「夢は枯れ野をかけめぐる」(中央公論新社)読了。帯には“円熟のトリックが冴え渡る西澤ミステリの新境地”とありましたが、実際はトリックなんてこの作品にはありません。事件が起きるわけでもありませんが、中年以降の年齢の人たちには共感を呼ぶ作品です。意外といっては失礼ですが、いっき読みしてしまいました。

2008年8月22日(金)
明日は東京へ

  慌ただしい1週間がようやく終わりました。明日は東京へ劇団キャラメルボックスの「嵐になるまで待って」を観に行ってきます。せっかく東京に行くので、できれば東京都美術館で開催中の「フェルメール展」も観てこようかなと考えています。気になるのは天気がいまひとつということ。どうも東京に行くときは天気がよくない日が多いです。
 石持浅海さんの「ガーディアン」(カッパ・ノベルス)購入。帰りのバスの中で最初の方を読んだら、いつもの本格ミステリとは異なるSFっぽい話のようです。う〜ん、昨日購入した「告白」も読み始めたいし、さて、今夜は就寝前にどちらを読もうか悩むところです。

2008年8月21日(木)
日本ソフトボールチームに拍手

  オリンピックのソフトボールで日本がアメリカを破って金メダルに輝きました。上野投手は、昨日2試合投げたというのに、今日も先発完投しました。すごいですねえ。その気力に大きな拍手です。解説をしていた元監督の宇津木さんが優勝が決まった瞬間に感極まって泣き出したのには驚きました。いつも冷静で怖そうな人だったんですが、自分が監督時代獲得できなかった金メダルを教え子たちが獲得したのがよほどうれしかったのでしょう。本当におめでとうございます。この大会でソフトボールがオリンピック競技から外れるのは残念ですね。
 帰りに、ちまたで評判の湊かなえさんの「告白」(双葉社)を購入しました。それともう1冊。集英社文庫の広瀬正全集第2弾の「ツィス」です。第1弾の「マイナス・ゼロ」ほどではありませんが、これもなかなか読み応えがあるパニック小説です。20数年ぶりの再読です。
  さあ、あと1日頑張れば、東京だ!

2008年8月20日(水)
気分停滞

  今週になってから仕事がバタバタしていて、帰宅してからも本を読む気力がない状態です。先日読んだばかりの宮部みゆきさんの「おそろし」の感想もとてもとても書くことができません。気分は停滞。はぁ〜・・・。
 今、オリンピック放送を見ていたら、ソフトボールで日本がオーストラリアに勝利し、アメリカとの決勝戦に進みました。延長戦12回を戦っての勝利です。上野投手は同日に行われたアメリカ戦に続いての連投です。そのガッツは見習いたいですよねえ。頑張らなくては!

2008年8月17日(日)
明日からいつもの日

  思わぬ夏休みが取れたお盆も終わり、明日からは通常の日々が始まります。今週末は東京へ演劇集団キャラメルボックスの「嵐になるまで待って」の観劇へ。せっかく東京に行くのだから、東京都美術館で開催している「フェルメール展」も観てこようかなと考えています。それを楽しみに1週間せっせと働きますか。
 宮部みゆきさんの「おそろし」読了。宮部さんお得意の江戸時代を舞台に不思議な出来事を描いた作品です。あのラストからすると、シリーズ化しそうな話です。

2008年8月15日(金)
63回目の終戦記念日

  オリンピックも今日から陸上が始まりました。これまでの1週間の中で順当に金メダルを獲得した人、思わぬ敗戦となった人、まったくメダル獲得の予想もされていなかったのに獲得した人など、いつものように悲喜こもごもの場面がテレビから流れてきます。
 こうして世間はオリンピックに浮かれていますが、忘れてならないのは、今日が終戦記念日だということ。すでに63回目の終戦記念日となり、第二次世界大戦の時代を生きた人もしだいに少なくなってきました。若い人の中には、第二次世界大戦あるいは太平洋戦争を日本が戦ったということすら知らない人がいるのではないでしょうか。でも、原爆投下という最悪の結果により終わった戦争のことは忘れてはいけないでしょう。あの悲惨な戦争(そういう僕も戦争の時代は生きていないので、直接は知らないのですが)が再び起きることのないよう、戦争の残酷さは伝えていかなくてはなりません。世界では、現在ロシアとグルジアの間で戦闘状態になっています。人間というのは懲りないバカな生き物なんですね。
  ハードカバーで刊行された際、直木賞候補作となった池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」(実業之日本社)がJノベル・コレクションとして発売されたのを機に購入。パラパラと読み出したらおもしろくて、読み始める予定だった宮部みゆきさんの「おそろし」はやめて、ここ2日でいっきに読み終えました。これは読ませます。菱形マークのあの自動車会社の不祥事を題材に書いたことがはっきりわかりますが、これはおもしろい。

2008年8月11日(月)
北島選手連覇

  オリンピックでは水泳100メートル平泳ぎの北島選手が金メダルを獲得しました。前回アテネ大会に続いての連覇ですから、すごいことです。一時はアメリカのハンセン選手に記録で水をあけられて引退の危機もあったのですが、それを乗り越えての快挙ですから、立派です。次は200メートルの連覇目指して頑張れ!
 オリンピックの話題ではもうひとつ。バドミントンというと、オグシオ人気がすごいですが、オグシオだけではありません。今日はもう一組のペア、末綱・前田ペアが世界ランク1位の中国ペアを破るという快挙を演じました。第1セットを簡単に取られたのによく頑張りましたね。この勢いで次も勝ってもらいたいものです。
 今夜からは宮部みゆきさんの「おそろし」(角川書店)を読み始めます。

2008年8月10日(日)
金メダル第1号

 石田衣良さんの「非正規レジスタンス」と早見和真さんの「ひゃくはち」読了。相変わらず石田さんは時代が抱える問題を描かせるとうまく料理しますね。
  競技2日目を迎えたオリンピックは、バレーボールは男女とも敗戦、男子サッカーは早くも予選敗退が決定しました。思うにどうも日本選手たちは自分たちの実力を過大評価しすぎているのではないでしょうか。特に女子バレーボールなどは、メダルを狙えそうなことを言っていましたが、ようやく最終予選でオリンピック出場が決まったチームに、それほどの実力があるとは思えないというのが真の評価ではないでしょうか。メダルを目指す決意は必要でしょうが、まずは自分の実力を正確に知り、そこから相手との対戦の作戦を練っていくものでしょう。厳しいことを言わせてもらえば最近のバレーボールだけでなく様々なスポーツについて、ファンが選手を芸能人扱いし、選手もその気になってしまっているという気がしてなりません。まあ、マスコミにその責任の一端、というよりかなりの責任があるのでしょうけど。
 そのなかで、柔道男子66s級の内柴選手が2大会連続の金メダル、女子52s級の中村選手が銀メダルを獲得しました。2人とも立派です。中村選手は金メダル以外は同じだと言って、かなり悔しさを表していましたが、その気持ちがあればまた頑張れますよね。

2008年8月9日(土)
凄い嵐

 今日の昼間は凄い嵐でした。映画館で今日から公開のバットマン・シリーズ「ダークナイト」を観に行った帰り、黒い雲が広がってきたかなと思ったら、大きな雨粒が落ちだしました。さらに車の屋根にドンドンと何かが当たる音が・・・。すぐにボンネットの上にも白い塊が落ちてきました。雹だったんですねえ。雨が降るようにばらばらと雹が降ってきました。こんなに大量の雹が降るのをまじかで見たのは初めてです。あ〜車に傷が付いてしまう!!! 家に帰ったら、開けておいた窓から雨が振り込んでいて窓際は水浸し。洗濯物もびしょ濡れでした。このところ、雷雨が異常に多いです。子どもの頃は雷といえば、梅雨の終わりの頃という記憶があるのですが、異常気象でしょうか。
 昨日から北京オリンピックが開幕しました。子どもの頃は新聞を切り抜いたりして日本選手の活躍に胸わくわくさせていたのですが、最近はあまり熱が乗りませんね。だいたいオリンピックの開幕が昨日だなんてことも実は知りませんでした(^^; 開幕前から行われた男子サッカーも初戦の絶対勝たなければならない相手だったアメリカに負けるし、今日は男子柔道60s級で日本選手は初戦敗退という結果で、出足はよくないですね。期待の女子柔道の谷選手も残念ながら銅メダルに終わりました。もちろん、銅メダルだってすごいことですけどね。日本選手、頑張れ!

2008年8月7日(木)
連城三紀彦「白光」文庫化

 文庫になるまで買わないでいようと我慢していた連城三紀彦さんの「白光」が、ようやく今日文庫化されて店頭に並びました。帰宅途中の駅ビルの本屋さんでさっそく購入。2002年3月朝日新聞社から発行ですから、文庫化まで6年以上がかかったことになります。やはり、新聞社から発行されたのが長くかかった理由でしょうか。通常は3年くらいで文庫化されるんですけどねえ。
 今日は県内で一番大きな花火大会の開催日ということもあって、夕方の駅には会場に向かうため電車待ちの浴衣姿の若い女性が大勢いました。女性の浴衣姿っていいですねえ。あ〜夏だなあと見とれてしまいました(笑)
 月曜日も昨夜も納涼会で、今週はあまり本を読んでいませんが、今夜からは石田衣良さんのIWGPシリーズ第8弾「非正規レジスタンス」に取りかかります。

2008年8月5日(火)
大停電の夜

  昨夜の雷雨は凄かったですねえ。たまたま昨夜は、この3月までいた職場で関わっていた仕事が終了した打ち上げに、異動した僕も呼ばれて、おいしく生ビールを飲んでいるときでした。突然の停電。非常灯だけの暗い中、エアコンは止まって蒸し風呂状態。電気は点かないし、ガスも換気扇が使えないため、焼き物はできないという状況でとりあえず、暗闇の中ビールだけ飲んでいるという変な飲み会になってしまいました。1時間近い、最近にはない長時間の停電でした。
 明かりがついて、さあ飲み直そうとしたときに、一緒に飲んでいた女性の突然の悲鳴。彼女が指さした先には、サラダのレタスの上でニョロッと頭をもたげた青虫くんが!! 虫が食べているということは、農薬のない新鮮な野菜ともいえるけど、さすがに食べることはできませんよねえ。 

2008年8月3日(日)
恩田陸「きのうの世界」は9月

  出る出ると言われながら、なかなか発売されなかった恩田陸さんの「きのうの世界」。8月に発売かと噂されていたのですが、今日届いた講談社のメルマガによると、9月発売のようですね。いやぁ〜待たされました。
 先日発売された題名が似ている恩田さんの「不連続の世界」(幻冬舎)読了。「月の裏側」に登場していた塚崎多聞が再登場ということでしたが、塚崎多聞って誰?全然憶えていませんでした。
 あまりの暑さに、今日も涼を求めて映画館に。「インクレディブル・ハルク」を観ましたが、街中の映画館の入りはよくありません。昨日に公開さればかりなのに、入場客は7人だけ。昨日別の映画館の閉館が決まったばかりなのに、これではこのシネコンも厳しい。  

2008年8月2日(土)
映画館が閉館

  昨日の地方紙に街中の映画館が来年4月をもって閉館するという記事が出ていました。この映画館は東宝系の映画を上映していたことから、幼い頃はゴジラ映画を友だちと観に行くなど、今までずいぶん通った映画館でした。
 当初2つのスクリーンを4つにしてからは、ミニ・シアター系の作品も上映する、映画好きの僕にとってはうれしい映画館でした。今回の閉館の理由は、東宝が配給先を郊外の別のシネコンに一本化することを決定したことだそうです。東宝系以外の作品を独自上映するだけでは経営が成り立たないと、経営者は苦渋の決断をしたようです。本当に残念です。中心街が空洞化する中で、街中の映画館は駐車場が広くて収容人数が多い郊外のシネコンに押されるばかりです。観客数が見込めない作品でも、良質な作品を上映していてくれた映画館がなくなることは寂しいですねえ。
 伊坂幸太郎さんの「砂漠」がJノベル・コレクションの1冊として発売されました。伊坂さんは文庫化されるときに加筆修正をよくされるそうですが、果たして今回はどうでしょうか。気になって、つい購入してしまいました(笑)また、読み返さなくては。  

2008年8月1日(金)
村上春樹「ノルウェイの森」映画化

  村上春樹さんの「ノルウェイの森」が映画化されることになりました。「ノルウェイの森」は、本屋さんであの赤と緑のカヴァーに惹かれて購入したという記憶があります。奥付を見ると1987年9月10日第1刷発行とありますから、もう21年も前のことになります。村上さんの本の中では「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と並んで大好きな本です。何度読んだことでしょう。今でも、いつでも読むことができるよう、本棚にならべてあります。フランス人の監督のようですが、俳優は日本人の俳優が使われるようです。果たして“僕”や“緑”、そして僕が好きな“レイコさん”は誰が演じるのでしょうか。楽しみです。
 サマージャンボ宝くじの発売が今日まで。ということで、帰り際に購入してきました。連番で10枚、3000円です。当たるわけがないと思いながらも、心の片隅ではささやかな期待を抱いています。当たったら3億円で何しようかなあといろいろ考えるのが、発表日までの楽しみですね。まずは壁面全部本棚の離れを建てたい! あ!一つの壁には大きなスクリーンを下げて、映画鑑賞ができるようにしたいなあ(笑)