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身辺雑記(2008年5月)

2008年5月29日(木)
ガソリン170円台に

  このところ、ガソリンが来月から170円台に上がるというニュースが流れています。そのためか、ガソリンスタンドには6月中にガソリンを満タンにしようと、いつもより来店する車の数が多いようです。先月末は、ガソリンスタンド渋滞で、スタンド前の道は混むし、すごい騒動でしたが、果たしてこの月末はどうなんでしょう。それにしても170円とはとんでもない高さです。燃費のよくない車に乗っているし、遠出は控えないと家計に響きます。景気が回復しているなんて、いったい儲けているのは誰なんだ!と言いたいです。こちらの生活は苦しくなるばかり。本を買うのにも家族の目が冷たくなってきそうです。
 佐々木譲さんの「警察庁から来た男」に引き続き警察小説を読了しました。今野敏さんの「ビート 警視庁強行犯係・樋口顕」(新潮文庫)です。シリーズ第3弾ですが、今回は警察小説というより家族小説と言った方がいいですね。

2008年5月27日(火)
となりのクレーマー

  久しぶりに小説ではない本を読みました。関根眞一さんの「となりのクレーマー」(中公新書ラクレ)です。以前デパートでお客様相談室(いわゆる、これは苦情係ですね。)の室長をしていた著者が体験に基づいて書いたクレーマー対処本です。クレーマーというのは、どこにでもいますよね。仕事関係だけでなく、近隣関係などにもクレーマーと呼びたくなる人がいます。前にいた職場には“右に偏った”人たちがやってきて、大きな声を出し、そして時には猫なで声で(絶妙のタイミングでこれを使い分けるんですよね。話術という点からはすごいと言わざるを得ないです。)、クレームをつけてくるんですよねえ。この本を読むと、ああ、あの時はこうすれば良かったんだなあということが書いてあって、なかなか実践に役立ちそうです。それにしても題名の「となりのクレーマー」は、インパクトある題名です。

2008年5月26日(月)
またまた積読本が

 あちゃぁ〜またやってしまいました。帰りに駅ビルの本屋さんに寄ったら、宮部みゆきさんの「孤宿の人」のノベルス版が平台に並べられていました。購入してから積ん読ままになっていた本でした。先日の荻原浩さんの「さよならバースディ」に続いての失態です。家に帰って奥付を見ると発行は2005年の6月です。3年間手をつけなかったんですねえ。このままだと来年あたりには文庫化されてしまいます。いいかげん読まないと。
 朝倉かすみさんの「タイム屋文庫」読了。前作「田村はまだか」に比較するといまひとつ。お気に入りの作家の仲間入りというところまでは行きませんでした。次回に期待です。

2008年5月24日(土)
朝倉かすみさん新作購入

  書店で時間を潰しているときに、朝倉かすみさんの新刊「タイム屋文庫」(マガジンハウス)が平台に積まれているのを見つけました。前作「田村はまだか」を朝倉さんの作品では初めて読んで感動したので、今回はどうかなと思って購入してみました。この作品がおもしろければ、朝倉さんもお気に入りの作家の仲間入りになるのですが、さて、果たしてどうでしょうか。
 今日から公開の「ランボー 最後の戦場」を観てきました。まあ、たまげたの何のって。手足がもぎ取れるのは当たり前。首が飛ぶ、身体が上半身と下半身にちぎれる等々、あまりの残酷シーンに目を背けたくなりました。戦争というのは人間を狂わせますね。武器など持てば、おとなしい人でもどう変わるかわかりません。嫌だ、嫌だ・・・。

2008年5月21日(水)
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」購入

  ネットで注文しておいたDVD「ALWAYS 続・三丁目の夕日」が届きました。“昭和”ブームを巻き起こした「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編です。家族で観に行った第1作は、息子には好評でしたが、妻と娘は男どもが感動したほどは感動しませんでした。う〜ん、男と女の感性の違いか?というわけで、続編は1人で映画館に観に行ったのですが、やっぱりよかったですよね。手元に置いて自由に見たくて今回DVD化に際して購入してしまいました。小雪さんいいなあ。茶川さん作の“踊り子”を読むシーンは涙なくして観ていられません(笑えば笑えです。)。今週の休みにはじっくり観て感動に浸ります(^^;
 西澤保彦さんの「腕貫探偵、残業中」は、あと1話を残すのみ。今夜中には読み終えることができそうです。

2008年5月20日(火)
またやってしまった

  あ〜、またやってしまった。仕事帰りに本屋さんに寄ったら、平台にどこかで読んだ題名の文庫本が・・・。今日発売になった集英社文庫の荻原浩さんの「さよならバースディ」、ハードカバーで買ったまま読まないうちに文庫化されてしまいました。何度同じ間違い(?)をしてきたことか。参りました。
 後悔しながら、横に並んでいた山本幸久さんの「はなうた日和」を購入しました。これはハードカバーで読んでいるのですが、書き下ろし短編が追加とあったので、ついつい買ってしまいました。本好きの困ったところです。
 今週になって仕事が忙しくなってきたため、本を読むペースがダウンです。現在西澤保彦さんの「腕貫探偵、残業中」(実業之日本社)を読書中です。まだ3分の1ほど。今週中に読了できるかな。 

2008年5月17日(土)
寝不足です

  深夜にNHK衛星放送で放映された演劇集団キャラメルボックスの「きみがいた時間 ぼくがいく時間」を観ていたので、今朝はちょっと寝不足でした。やはり放送されたのがNHKだったので、一部カットされたところもあるようですね。DVDはカットされていないか心配ですねえ。
  先週も土日は映画三昧でしたが、今週も昨晩はジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演の「最高の人生の見つけ方」を、今日はトム・ハンクス主演の「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を観てきました。男性の平均寿命の半分を過ぎた今、若い頃とは違って、やはり死ということは身近に考えるようになってきました。そういうこともあってか、「最高の人生〜」には考えさせられました。これは僕らの年代にはおすすめの映画です。 

2008年5月15日(木)
ギムレット飲み過ぎ

  今夜は職場の飲み会でした。二次会で行ったのはジャズが流れる店。メニューを見て、思わずハードボイルドを気取ってギムレットを頼んだらおいしくて、飲み過ぎてしまいました。なかなか、フィリップ・マーロウのようにはいきません。さて、明日の朝無事起きることができるかちょっと心配。

2008年5月13日(火)
自然の猛威

  先日から初夏の暑さになったばかりというのに、昨日からは3月の寒さに逆戻り。いったいこの気候はどうなっているのでしょう。ミャンマーのサイクロン被災、昨日起こった中国の地震と、自然が猛威を振るっています。
 息子から「母の日」のプレゼントのブリザーブド・フラワーが届きました。息子がこんなしゃれたものを贈るわけがない、彼女の見立てか?と妻と娘とわいわいいって楽しみました(笑)
 今夜から荻原浩さんの「愛しの座敷わらし」(朝日新聞社)を読み始めます。

2008年5月11日(日)
百瀬、こっちを向いて」読了

  昨日新宿の紀伊國屋書店で購入した中田永一さんの初めての作品集「百瀬、こっちを向いて」(祥伝社)をいっきに読了しました。4編からなる作品集ですが、表題作の「百瀬、こっちを向いて」だけでなく、どれも素敵な作品でした。中田永一さん、僕にとってこれからも目を離せぬ作家になりそうです。
 今日は「母の日」。妻から今日は一人でのんびりさせてと言われたので、それではと、お言葉に甘えて映画を観に出かけてきました。昨日からこちらの小さな映画館で、昨年観たいと思っていたのに公開されなかった映画が、なぜか半年遅れで公開されました。アダム・サンドラー、ドン・チードル主演の「再会の街で」です。9.11事件で妻子を失った後殻に閉じこもった友人を立ち直らせようとする男の話です。近々DVD化されるので、DVDを購入しようと考えていたところだったのでいいタイミングでした。よくこんな地味な映画を地方の映画館で公開したものです。経営者に感謝です。ただ、残念ながら僕が観た回はたった3人の入場者でしたが。もっと多くの人に観てもらいたいですね。
 大阪にいる息子からは「母の日」というためか「お母さんに、花のようなものを送った」というメールが入りました。プレゼントを送ったのは立派ですが、“花のようなもの”ってなんだ?

2008年5月10日(土)
休日なのに東京出張

  今日は休日にもかかわらず朝から東京出張。昨日までの暖かさから一転寒い日になりました。夏物の背広で出かけたら東京は寒いのなんのって、風邪引きそうでしたよ。
 仕事は昼で終わったので、せっかく東京に来たのだからと予定どおり、映画を観てきました。予定より早く仕事が終わったので、どちらを見ようかと悩んでいた「ブラック・サイト」と「さよなら。いつかわかること」を梯子してしまいました。「さよなら。いつかわかること」を上映していたシネマスクエアとうきゅうに行ったのは10年ぶり。ここの座席の座り心地はいいんですよねえ。とてもリラックスした感じで観ることができる席です。あやうく眠りそうになってしまいました(笑)
 帰りの電車の時間がなかったので、いつも行く紀伊國屋書店の新宿駅南口店はやめて本店で中田永一さんの「百瀬、こっちを向いて」(祥伝社)を購入。この本は表題作の「百瀬、〜」だけでも読む価値があります。恋愛小説アンソロジー「I LOVE YUO」に収録された「百瀬、〜」を読んで、すっかり気に入ってしまったのですが、今回初めての中田さんの作品集ということで、読むのが楽しみです。東京から帰る電車のなかで「百瀬、〜」を読み直しましたが、やっぱりいい。おすすめです。
 帰宅してからは、妻たちが出かけていたので、それではと今日から公開のフランク・ダラボン監督の「ミスト」を観に行ってきました。一日で映画を2本観たことはありますが、3本というのは初めてです。いくら映画好きでも、周囲から見ればアホですかね。それにしても、「ミスト」のラストにはあ然です。

2008年5月9日(金)
映画「相棒」鑑賞

 今夜は終業のチャイムとともに職場を飛び出し、先日満席で観ることができなかった「相棒」を家族で観に行ってきました。メンズデーで男性は1000円で観ることができる日なので混雑するかと覚悟して行ったのですが、平日ということもあってか、先日のGWの際の喧噪も過ぎ去り、ゆっくりと真ん中の最高の席で観ることができました。「相棒」も映画ということでテレビの時より事件は派手。亀山だけでなく、いつもは沈着冷静な右京さんも頑張ります。TVシリーズのレギュラーばかりでなく、時に顔を見せるサブ・レギュラーともいうべき津川雅彦や木村佳乃などが出演しているのもテレビシリーズのファンの僕にとってはうれしいところです。妻娘も満足して帰路につきました。感想は後日に。
 明日は休日にもかかわらず、東京へ出張です。仕事は午後早くには終わるので、その後はこちらで観ることができない映画でも観てこようかと考えています。「ブラック・サイト」にしようか「さよなら。いつかわかること」にしようか。
 小路幸也さんの「モーニング」読了。おすすめです。 

2008年5月7日(水)
連休明け

  さすがに連休明けの仕事は疲れます。どうにか、机の上にうずたかく積まれて崩壊寸前の書類の山を片付けて、ドッと疲れて帰宅しました。今週は土曜日が仕事で東京へ出張となるので、あと3日出勤です。せっかくの東京出張なので、仕事が終わったらこちらで上映していない映画を観るか、美術館でも回ってこようかな。
 GWに久しぶりに会った義妹から、「お兄さん、太ったね」と言われてしまいました。夏に向かって薄着になってくるので、お腹の出具合が気になります。いくつになっても女性の目は気になりますからね。昨年のようにまた“ビリーズ・ブート・キャンプ”に入隊して身体を絞らないとメタボになりそうです。

 今日から小路幸也さんの「モーニング」(実業之日本社)を読み始めます。  

2008年5月6日(火)
果たして友人の感想は?

  友人に会って以前から頼まれていた本を貸しました。友人が希望したのは、宮部みゆきさんの「楽園」、東野圭吾さんの「流星の絆」、そして海堂尊さんの「チーム・バチスタの栄光」です。もちろん、東野圭吾さんの「流星の絆」は本の帯を取って貸しましたよ。
 それから希望されませんでしたが、伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」も。先日貸した「死神の精度」を読み終わった後に自分で「ラッシュライフ」を買って読んだというので、てっきり伊坂さんの本を気に入ったかとも思ったのですが、「ラッシュライフ」が肌に合わなかったようで、「伊坂さんはどうも私には駄目」と言われてしまいました。う〜ん、そう言われると、あまり人に読書の好みを押しつけるのは好きではないのですが、伊坂作品については、やっぱりわかってほしくて、考えた挙げ句「アヒルと鴨のコインロッカー」を貸すことにしました。「重力ピエロ」にしようかとも悩んだのですが・・・。さて選択は間違っていなかったでしょうか。友人の感想が楽しみです。

2008年5月5日(月)
人並みにGW
  世間の人と同じようにGWを過ごしています。よせばいいのに(と思いながらも)、昨日は大勢の人で賑わう観光地にドライブに行ってきました。ただ、車の運転は嫌いではないので、混雑している道路を避けていつもと違う道を行こうと、ナビをフル稼働してまったく知らない道を運転していくのも楽しいものです。緑いっぱいの林の小道を運転するのも爽やかでこれまた気分が良かったですね。
 今日は東京から里帰りした義妹が、水谷豊主演の映画「相棒」を観に行きたいというので、映画館に出かけてきました。義妹はテレビシリーズ第1作からDVDに録画して何度も見ているという大の「相棒」好き。東京の映画館は混みすぎているので、田舎ならと思ったようですが、これがまったく予想が外れました。上映時間の1時間前に行ったのですが、すでに長蛇の列。なんとすでに満員で入場券は売り切れていました。結局観ることができずに帰宅。こちらの映画館で定員がいっぱいになるのはアニメ映画くらいと思っていましたが、予想以上の「相棒」人気です。あれって、それほど視聴率が高かったでしょうかねえ?
 東野圭吾さんの「流星の絆」(講談社)読了。予想に反して意外に楽しむことができました。ただ、やはりあの帯は邪魔ですね。話の大部分のネタ晴らしですからね。友人に貸すときには帯を外して貸すことにします。
2008年5月1日(木)
東野圭吾「流星の絆」

 いよいよ明日出勤すれば、待望の4連休です。さて、何をしようかと思案中。
 小路幸也さんの「スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン3」読了。相変わらずの下町情緒溢れた昔のホームドラマ風小説ですが、3になっても飽きさせません。おすすめです。
 今は、東野圭吾さんの「流星の絆」(講談社)にとりかかっています。いつもお邪魔している書評サイトでは、どうもあまり評判が良くないので、購入してから積ん読ままだったのですが、友人に貸すことになって、慌てて読み始めています。今朝の読売新聞でも32万部が売れたという大きな広告が載っていましたね。なんだかすごい絶賛の嵐ですが、どうなんでしょうか。帯に書いてあるあらすじだけで、話のすべてが語られ尽くしてしまっているような気がしますし・・・。