2008年4月29日(火) |
伊坂ファンになってくれるか |
それぞれ人には好き嫌いがあるように、小説にも当然好きな作品、そうでもない興味を持てない作品があります。人それぞれなので、今まであまり他人に自分の好きな作家を勧めるようなことはしなかったのですが、今、伊坂ファンになってくれたらいいなと思っている友人がいます。先日、今上映されている「死神の精度」に興味を持ったので、たまたま持っていた「死神の精度」を貸したら、気に入ってくれたようで、「死神の精度」を読了後、自分で「ラッシュライフ」を買ったそうです。ただ、「ラッシュライフ」は「あれ?この人誰だっけ?」とページを戻りながら読んだそうで、いまひとつのようでした。それならばと、今度は「アヒルと鴨のコインロッカー」か「重力ピエロ」でも貸そうかと思っています。伊坂ファンになってくれて、共通の本の話ができたら楽しいでしょうからね。気に入って欲しいなあ。
伊坂幸太郎さんと山下敦弘監督のコラボ作品「実験4号」を購入しましたが、前からチョット気になっていたのが、伊坂さんのパピルスに掲載された「アイネクライネ」を題材にした斉藤和義さんの「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」です。先日TSUTAYAでぶらっと見ていたら、斉藤和義さんの「紅盤」に目が留まりました。収録曲に「ベリー〜」があったので、借りて聞いてみました。詩の場面が頭の中に浮かんでくるような素敵な曲でしたね。そうなると、今度は昨年発売された斉藤さんの「君は僕のなにを好きになったんだろう ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」の初回限定盤が欲しくなりました。なにせ伊坂さんの「アイネクライネ」と「ライトヘビー」の短編集がついているんですよね。ネットで探したけど見つからなかったのですが、今日たまたま娘の買い物についていって、その合間に入った店で見つけました。いや〜嬉しかったですねえ。即購入。「実験4号」と合わせてGWの楽しみが増えました。
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2008年4月27日(日) |
実験4号 |
書店で伊坂幸太郎さんと映画監督の山下敦弘監督(「リンダ リンダ リンダ」や「天然コケッコー」の監督です。)のコラボ作品である「実験4号」(講談社)を発見。思わず購入してしまいました。伊坂さんの100ページに満たない短編小説と、山下監督のDVD作品が収録されています。小説と映画でキャラクターがリンクされているそうです。それにしても、税込み2940円です。3000円近いともなると、やはり懐には痛手ですが、伊坂さんの作品だから仕方ない。ほかのものを倹約することにしよう。
石持浅海さんの「賢者の贈り物」は読み終わりましたが、東京バンドワゴンの前に重松清さんの「ブルーベリー」を先に読み出してしまいました。東京バンドワゴンはそのあとで。
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2008年4月25日(金) |
いよいよ明日からGW突入ですが |
明日からいよいよGWに突入ですが、こちらは明日は仕事で休日出勤です。嫌ですねえ。
4月から、それまで机に向かってばかりの仕事から、外に出る機会もある仕事に異動になり、運動不足の身体にはこたえます。メタボ気味のお腹も気になるところですので、昨年、途中で止めた“ビリーズ・ブート・キャンプ”に再入隊して身体を少し動かそうかなと思うこの頃です。暑くなるとともに薄着になると、お腹も目立つのはちょっと恥ずかしいですし(笑)
石持浅海さんの「賢者の贈り物」はあと1編を残すのみとなりました。今晩で読了して、さて明日からは「東京バンドワゴン3」に取りかかることができるかな。
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2008年4月24日(木) |
東京バンドワゴン第3弾 |
待ちに待った小路幸也さんの“東京バンドワゴン”シリーズ第3弾、「スタンド・バイ・ミー」が発売になりました。オンライン書店に予約していた本が今夜到着。さっそく読みたいところですが、読むのがもったいないという気持ちも。好きな作家の本を買うと、いつも同じ気持ちになるんですよねえ。とはいえ、まずは今読んでいる石持浅海さんの「賢者の贈り物」を読んでからですが。
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2008年4月23日(水) |
GWまであと少し |
今週が終わると来週からはいよいよゴールデン・ウィークです。とはいえ、今週の土曜日は休日出勤ですし、今年の暦はあまりうまくなくて、4連休ができるだけ。3月に仙台に行ったり、家族はその上、京都にまで行ったりしているので、GWは遠出をせずに近場ですます予定です。積読本が増えているので、せっせと読書もしたいですしね。
とっくに観ていた「アメリカン・ギャングスター」の感想をようやく書くことができました。読書の感想の方には「陽だまりの彼女」の感想をアップしました。あまり構えないで読むには最適な作品です。この人の筆致って意外に好きです。さて、今度は石持浅海さんの「賢者の贈り物」(PHP研究所)にとりかかります。
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2008年4月21日(月) |
ヒーロー、ヒーローになるとき |
今夜のフジテレビの番組「SMAP×SMAP」で甲斐よしひろが登場して懐かしい「HERO」を歌っていました。突然、記憶の奥底から浮かび上がってきた光景は、大学時代、東京の大学に入学した高校時代の友人たちと久しぶりに集まって散々飲み歩き、終電も終わって友人のアパートに何人かで転がり込んだ翌日のこと。昼近くに起き出してつけたラジオから流れてきたのが、この歌でした。まだ酔いも残っていたのでしょう。誰かが歌い出すと、いつの間にか寝ていたはずのやつまで起き出して“ヒーロー!ヒーローになるとき!”と叫んでいました。あ〜あのとき、そういえば「高校時代誰が好きだった?」なんて話もしたなあとどんどん記憶が蘇ってきました。歌っていうのは、その歌が流行ったときの記憶と共にあるものですね。
越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」は終盤へ。
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2008年4月20日(日) |
“大いなる陰謀”より“名探偵コナン” |
4月も下旬になってくるとゴールデンウィークを当て込んで上映する映画が子どもを対象としたものが増えてきます。子どもたちには悪いが映画好きにとっては、ゴールデン・ウィークはつまらない時期ですね。先日からは、名探偵コナンの上映が始まりました。「大いなる陰謀」を観に行ったのですが、映画館の入場券売り場は“コナン”の入場券を買い求める人たちで長蛇の列。意外に大人の人たちも多いようです(かくいう僕も子どもが幼い頃は観に行って、結構楽しんだものでしたが)。シネコンの一番収容人員が大きいスクリーンが“コナン”で「大いなる陰謀」は、その半分以下の収容人員のスクリーン。まあ“コナン”の長蛇の列に比べ、入場者が20人ほどでしたから、それも無理ないかなあ。GWが明けて落ち着くと、ようやくこちらの地方の映画館にもアカデミー賞作品賞を受賞した「ノーカントリー」がやってきます。このまま公開されないようだったら東京まで観に行こうと思っていたのでひと安心です。その後は“ランボー”に“インディ・ジョーンズ”だ!
最近、あまり読書がはかばかしくないので、以前に読んで感想を書いていなかった2冊について、ようやく感想をアップしました。今日からは越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」(新潮社)を読み始めます。
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2008年4月17日(木) |
「ストーリーセラー」読書中 |
新潮社から発売された雑誌「ストーリーセラー」は、なかなか読み応えがあります。このところ帰宅しても本を開く意欲がないのですが、先日から「ストーリーセラー」に収録された作品を1作品ずつ読んでいます。
昨日読んだ本多孝好さんの「ここだけじゃない場所」。読み始めは僕の趣味にど真ん中ストライクだなと思ったのが、最終的には消化不良。あの男女4人は結局何者なのか、正義の仕置き人“アゲハ”と呼ばれる人物(あるいは人物たち)は何者なのか。何もわからずに終わってしまいました。最後に掲載された本多さんのコメントによると、彼らの話をいくつか書いているそうですから、ぜひ長編としてまとめて欲しいと思います。絶対買いますよ!
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2008年4月15日(火) |
体調はいまひとつ |
風邪から回復したけど、体調はいまひとつ。夜は健康的に早く寝てしまってほとんど読書をしていません。寝入るまで布団の中で読むくらいです。先日購入した雑誌「ストーリーセラー」はお買い得です。まだ近藤史恵さんと道尾秀介さんの作品を読んだだけですが、おもしろい(うまい感想を言えないのが残念ですが)。あとの5人の作家、特に伊坂幸太郎さんと本多孝好さんには期待してしまいます。
この雑誌の巻頭で編集者が『小説の楽しみは?と訊かれたら、・・・・。・・・最も根源的な魅力は、「未知の物語に身を置くこと」ではないか。ストーリーに呑まれ、一刻の間、現実世界とは別個の時空間を得ることではないか・」と述べています。僕にとっては、まさしくそのとおりです。現実世界で辛いことがあっても、本の世界の中に身を置くことによってひととき現実世界を忘れ、また新たに現実世界に立ち向かう気力を与えてくれるのが読書ではないかなと僕は思っています。さて、それでは今から本の世界の中へ・・・
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2008年4月12日(土) |
「フィクサー」観に行ってきました |
風邪から回復したので、今朝は今日から公開のジョージ・クルーニー主演の「フィクサー」を観に行ってきました。いやぁ〜硬派な映画でしたね。ジョージ・クルーニーが今までのような格好いい役ではなく、借金を背負ったくたびれた弁護士役を好演していました。アカデミー賞を受賞できなかったのが不思議なくらいです。おすすめです。
とりあえず今日は以前観たまま感想を書いていなかった「死神の精度」の感想をアップしました。「フィクサー」の感想はまた後日。
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2008年4月11日(金) |
風邪です |
昨日は、朝から寒くて寒くて、「おかしいなあ、雨のせいかなあ」と思って仕事をしているうちに、頭が重い、関節が痛い、ついにはお腹が痛いという状況に。「あ!これは風邪の症状だ。まずいなあ」と思いながらも年度当初で片付けなければならない仕事も多く、早引きすることもできません。とにかく一日を過ごし、終業の鐘の音とともに帰って、熱を測ると何と38.9分。慌てて風邪薬を飲んで布団を敷いて潜り込みました。今朝はどうにか平熱近くまで下がったので、午前中だけ休みをとって仕事へ。サラリーマンは辛いです。とはいえ、仕事をしているうちに熱は下がってしまったようですけど(笑)。
そんな体調がいまひとつなのに、時間があると本屋さんに寄ってしまうのは本好きの性でしょうか。今日は車で出勤したので、帰りに市内で一番大きな本屋さんに寄りました。そこで見つけたのは「Story Seller」という雑誌です。すべて読み切りで、書き下ろし作品ですが、書いている作家が伊坂幸太郎さん、近藤史恵さん、有川浩さん、佐藤友哉さん、本多孝好さん、道尾秀介さん、米澤穂信さんの7人。伊坂作品があるだけでも食指が動いてしまうのに、近藤さんの『「サクリファイス」外伝』ですからね。これは買いたくなってしまいますよねえ。
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2008年4月9日(水) |
本屋大賞 |
伊坂幸太郎さんが本屋大賞を受賞しましたね。予想どおりといえばそのとおりで、やはり書店員さんにも伊坂さんの人気が高いことが窺えます。ただ、出す本出す本が人気が出て、中には映画化されるものも出てくるほど人気の伊坂さんに、今さらながらという気がしないでもありません。まあ、他の候補作品もみんなそれなりの人気を誇る作家さんたちの作品ですから、その中から選べば伊坂さんの受賞は順当かなとも思います。
それにしても、本屋大賞も当初の目的を外れてきてしまい、書店員さんたちの人気投票的なものになってしまったのではないかなあ。それもそれでいいですが・・・。
とっくに読み終えながら、感想を書いていなかった三崎亜紀さんの「鼓笛隊の襲来」(光文社)をようやくアップしました。仙台に行ったときに買って、その夜から読み始めた本だったのに、ここまで放っておいてしまいました。いやはや何ということか。
昨夜から読み始めた垣谷美雨さんの「リセット」(双葉社)。やっぱり、タイムトラベルものでしたね。初めて読んだ垣谷作品ですが、意外に読みやすくて昨夜布団の中で読み始めて100ページを読み終わりました。高校時代に戻った3人の女性が、果たして今後どのような人生を送るのか。ある程度の予想がつきますが、予想を裏切る展開になるのかどうか楽しみです。
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2008年4月8日(火) |
春の嵐 |
4月になって暖かくなったと思ったら、昨夜は思わぬ春の嵐だったようです。今日は仕事で峠を越えてある小さな村に出かけたのですが、しだいに道路が白くなってきたかと思ったら、あっという間の積雪で、ノーマルタイヤの車はスリップして立ち往生してしまいました。どうにか車を押して雪の中から出し、目的地に行くのを諦めて帰りに向かったのですが、坂道を崖下に落ちないかとドキドキでした。4月も半ばになるというのに、こんな雪が降るとはビックリです。
第11回日本ミステリ文学新人賞を受賞した緒川怜さんの「霧のソレア」(光文社)読了。このせわしい時期に読んだのでなければ、もっと物語にのめり込むことができそうな作品ではなかったのかとちょっと残念な気がします。今夜からは垣谷美雨さんの「リセット」(双葉社)を読み始めます。北村薫さんにも同名の小説がありましたが、やはり内容はタイムトラベルもののようです。同じ題名で北村さんの作品とどう違うのか、楽しみです。
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2008年4月7日(月) |
余裕がありません |
4月に仕事が変わって、まだまだ余裕がありません。家に帰ってもドッと疲れが出て、読書をする気になれません。何となくゴロッとしているだけという感じです。「霧のソレア」もあと100ページほどが残っています。今日はとりあえず、先日息子と観に行った「クローバーフィールド」の感想をアップしました。身辺雑記以外では本当に久しぶりの更新になります。そろそろペースを取り戻さなくては。
先日の映画館の帰りに寄った本屋さんで荻原浩さんの「愛しの座敷わらし」(朝日新聞社)を購入。
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2008年4月2日(水) |
疲れました |
昨日は新しい職場への初めての出勤ということもあったのでしょうか。帰宅して夕食をとったら眠くなってしまって、ちょっとだけと思って布団に横になったら、いつの間にか爆睡してしまい、気づいたときにはすでに朝でした。まぁ〜気疲れでしょうかねえ(笑)。仕事の内容はどれも初めて見るものばかりで前途多難です。
おかげで、このところ好きな読書もなかなか進みません。「霧のソレア」もようやく100ページを超えたばかり。おもしろいのですが、読み始めると眠ってしまって、これでは読了までは時間がかかりそうです。
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