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身辺雑記(2007年11月)

2007年11月30日(金)
11月も終わりです

 万城目学さんの「ホルモー六景」は昨夜無事読了。読み残していたラストの「長持の恋」もよかったですねえ。設定としてはよくある話ですが、楽しませてもらいました。これはおすすめです。  
 オンライン書店から送られてくるのを待っていた「ゴールデンスランバー」は残念ながら今日は届きませんでした。明日には届くと思うので、この土、日の読書は「ゴールデンスランバー」か、それとも一緒に注文しておいた北森鴻さんの「香菜里屋を知っていますか」のどちらにするか悩むところです。

 早いもので今日で11月も終わりです。明日からいよいよ神無月に突入です。忘年会の予定も入ってきているけど、あまり飲み過ぎないようにしないといけません。なにせ、メタボが気になるお腹まわりですからねえ。
 さて、とりあえず、明日の予定はまずは伸びすぎた頭の毛をさっぱりしに理髪店です。

2007年11月29日(木)
伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」発売!

  行きつけの本屋さんのHPを見ると、伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」が発売になっていました。オンライン書店に注文しておいた本も明日には届くでしょうか。早く読みたいし、でも読むのはもったいないしと思うのはいつもどおりです(笑)
 小路幸也さんの新刊も発売されるし、ほかにも読みたい本があるので、土日は悩んでしまうなあ。
 万城目学さんの「ホルモー六景」は、あと1話を残すのみとなりました。これはおもしろいです。おもしろいと言っても、笑いではありませんよ。素敵な本を読んでいるなあという思いでいっぱいの本です。おすすめ。読んでいて梶井基次郎さんの「檸檬」が読みたくなってしまって、今日帰りに立ち読みをしてきました。なぜかは「ホルモー六景」中の「もっちゃん」を読んでみてください。それともう一つ、さだまさしの「檸檬」を歌いたくなったので、風呂の中で歌っていたら試験勉強中の娘にうるさいと怒られました。いい歌なんだけどなあ。
 さて、今夜は今からテレビで「医龍2」を見てから、布団の中でゆっくり残った最後の話を読むつもりです。

2007年11月27日(火)
今年のシクラメン

  妻の友人からシクラメンが届きました。冬の花となるとまずは思い浮かぶのがシクラメンですよね。毎年この時期になると贈っていただいているので、今では「今年はどんな色だろう?」なんてちょっと期待してしまっているのですが、今年の色は濃いピンク。当分目を楽しませてくれそうです。 

 通勤バスの中で読んでいた樋口有介さんの「不良少女」(創元推理文庫)読了。相変わらずの主人公柚木草平の女好きに呆れかえりながらも、楽しく読み終わりました。一方、家で読み始めた万城目学さんの「ホルモー六景」は、昨夜仕事で帰りが遅くなったためまったく読むことができず、まだ第2話までです。この作品を読むには前作を読んでおいた方がいいですね。特に第2話は京大青竜会の一員、楠木ふみの学校外での生活を描いたもので、前作を読んでいる人には楽しい作品です。
 今週末には伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」(新潮社)も発売になります。なんだか、うきうきしてきてしまいますね。  

2007年11月25日(日)
三連休終了

 三連休も、何をしたわけでもありませんが、あっという間に終わってしまいました。人混みの中はよそうと思いながらも、一日だけは映画を観に行き、あとは本屋さんに行ったぐらいで、家でのんびり過ごしました。昨夜は久しぶりにDVDで映画を観て(遅ればせながらDVD化されたばかりの「ハリーポッター」の新作を観ました。)、明け方近くまで起きていました。そんなわけで、今夜は早めに布団の中に潜り込むつもりです。
 休み中に、東野圭吾さんの「ダイイング・アイ」と畠中恵さんの「つくもがみ貸します」の2冊を読了。今夜布団の中で眠る前に万城目学さんの今年評判を呼んだ「鴨川ホルモー」の続編「ホルモー六景」を読み始める予定です。今年は万城目学さんにしても森見登美彦さんにしても京都の作家さんが元気でしたね。  

2007年11月23日(金)
カウンターが80000人を超えました

  今日、カウンターの数字が80000を超えました。80000人目の方はどなただったでしょうか。訪問者の皆さん、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
  年末が近づくと、ミステリ好きにとって気になってしまうのは、「このミス」を始めとするベスト10。自分がおもしろいと思えばそれでいいだろうとは思うのですが、やはりこれだけ多くの本が出版されている中で全部は読むことはできないので、皆さんの評価は参考になります。今日本屋さんに行ったら(昨日、人混みは避けてと言いながら、出かけてしまいました。)早川書房の「ミステリが読みたい!2008年版」という雑誌が並べられていました。早川書房もベストテンの本を発行ですか。「このミス」よりいち早い刊行が、ちょっと商売上手ですね。何だかんだいっても気になります。ちなみに、国内版の第1位は宮部みゆきさんの「楽園」でした。まあ妥当なところでしょうか。それにしてもまったく知らない作家さんの作品も入っていて、興味深いものとなりました。もちろん、購入です。
 この「ミステリが読みたい〜」の中に小鷹信光さん、原ォさん、山本博さんによる“今宵、ハードボイルドを語ろう”という鼎談が収録されています。この中に嬉しい情報がありました。原ォさんの「愚か者死すべし」につづく待望の最新作が来春刊行予定だそうです。「愚か者〜」が刊行されるまで何年も待たされたファンとしては、「愚か者〜」から3年とは早くてうれしくなってしまいます。願わくば、予定どおり来春刊行されてほしいですね。

2007年11月22日(木)
明日から三連休

  明日からは暦どおりに三連休です。世間では風邪がいよいよはやり始めました。職場でも3人が風邪のために休んでいます。インフルエンザも今年は流行する予想のようですし、このところ体調不良のため、人混みは避けてのんびり家で過ごす予定です。
 東野圭吾さんの「ダイイング・アイ」(光文社)を購入。新刊ですが、雑誌に掲載されたのはなんと1998年から99年にかけてですから、10年近く前の作品です。東野さんの作品がこれだけ長い間単行本にならなかったのは珍しいのではないでしょうか。どういう理由があったのか、気になるところですね。帯には“人気作家の幻の傑作、解禁!”とありますが、さて果たして内容は・・・

2007年11月20日(火)
寒いです

  急に寒くなってきました。朝布団の中から出るのが辛いですね。仙台にいる息子からは雪が降ったというメールが届きました。今年は冬は寒さが厳しくなるのでしょうか。
 小路幸也さんの「カレンダーボーイ」(ポプラ社)読了。僕ら世代にはちょっとノスタルジックを感じさせる作品でした。

2007年11月19日(月)
チーム・バチスタの栄光

  映画館では来年2月に公開される「チーム・バチスタの栄光」の予告編が上映されています。主演は、竹内結子さんと阿部寛さんだそうですが、小説では主役は二人とも男性です。そうなると神経内科の万年講師田口役を竹内結子さん、厚生労働省の技官白鳥を阿部寛さんというのが妥当なところでしょうか。白鳥は奥田英朗さんの小説の登場人物、トンデモ精神科医伊良部に並ぶぶっ飛びキャラクターと言われていますが、阿部寛さんはテレビで伊良部を演じているので、そういう意味ではピッタリか。でも伊良部にしても白鳥にしても、小説中では小太りということになっているのに、阿部さんでは大違いですね。どうも阿部寛さんは「トリック」以来三枚目キャラが板についてしまいました。二枚目なのにねえ。

2007年11月17日(土)
合唱コンクール

  娘の学校の合唱コンクールを観に行ってきました。合唱コンクールの前に、学外の作文コンクールや英会話コンクールで受賞した生徒たちの発表がありました。みんな見事でしたね。特に英語弁論大会で最優秀賞を受賞した生徒の英語は身振り手振りを交えて素晴らしいものでした。あまりに流暢すぎて何言っているか、わかりませんでしたが(笑) あとで娘に聞いたら、その男子生徒の家庭では普段も英語で会話をしているそうです。親も英語ができなくてはとてもマネができません。
  合唱コンクールの方は、娘のクラスが優勝しました。毎日朝早く登校して練習をした甲斐があったようです。優勝が決まった瞬間は大騒ぎ。涙をこぼしていた女の子もいました。いや〜いいですねえ。青春ど真ん中です。
 今、NHK衛星放送で「猿の惑星」を放送しています。今ではすっかり有名になってしまいましたが、僕の観た映画の中で、ラストの衝撃度では1,2位を争う映画です。公開時にはまだ幼くて映画館で観ることはなかったのですが、当時から映画が好きで、映画雑誌の「スクリーン」を買ってきて、グラビアに目を奪われていました。ストーリーとは別に、ノヴァ役を演じたリンダ・ハリソンの腰に巻いた布から現れていた太ももに釘付けになった年頃でもありました(ちょっと。ませていたかな。)ちなみに、後日読んだピエール・ブール(この人は「戦場に架ける橋」の原作者でもあります。)の原作もラストはまた違った衝撃がありましたね。
 「チーム・バチスタの栄光」読了。おすすめです。

2007年11月16日(金)
やっと週末です

  やっと、待ちに待った週末となりました。休日前夜の夜って、何だか楽しいですね。眠るのがもったいない、本を読みたいし、あれもしたい、これもしたいと思うのですが、今夜は明日の朝が早いので、夜更かしはできません。朝から娘の学校の合唱コンクールの見学に、孫の様子を見たい義母を連れて行かなければなりません。のんびり寝ていたいけど、しょうがないですね。
 「チーム・バチスタの栄光」は下巻に突入。変な人物が登場してきました。この先バカミスにならないのか不安なキャラクターです。
 明日から「ソウ4」が公開されます。“ソリッド・シチュエーション・スリラー”というよくわからない(笑)言葉は、この「ソウ」の第1作のヒットによって広まったのではないでしょうか。しかし、2作、3作は状況設定より殺人の方法の残酷さにばかり映画の重心が移ってしまったような気がします。第1作の衝撃度に比較して、それほどのおもしろさを感じませんでした。さて、ジグソーが死んでしまった今、「ソウ4」はどんな話となるのでしょうか。この土・日に観に行ってこようかな。

2007年11月15日(木)
友人からミカンが

  友人からミカンの箱が送られてきました。この友人、毎年この時期になると甘いミカンを送ってくれます。さっそく箱を開けて食べたら、甘い! コタツに入ってミカンを食べる、そんな季節になってきました。
 今夜も家族で「医龍2」に見入ってしまいました。主人公に反発していた医者が、自己の行為を反省して仲間に入るというありふれたパターンですが、楽しんでしまいました。来週はまた別の医者の過去が明らかになるようです。楽しみです。
 「医龍」に触発されて通勤バスの中で読んでいる海堂尊さんの「チーム・バチスタの栄光」は上巻の半分ほどまで読み進みました。まだまだ前半部分で、面白いともつまらないとも言えませんが・・・。さて、この先どうなるのか。

2007年11月13日(火)
休みはまだか

  まだ火曜日だというのに、もう仕事するのが嫌になってきました(笑)。早く週末が来ないかと思うばかり。さてさて、我ながら弱ったものです。みんなどうしてあんなに仕事に夢中になれるのか不思議でなりません。
 娘がテレビで見ていた「医龍」を何気なく見たら、これが意外におもしろい。毎週、楽しみに見るようになってしまいました。こんなブラック・ジャックみたいな医者が本当にいたらいいでしょうね。どうも岸部一徳演じる医者の方が、現実の医者に近いと思ってしまうのは間違いでしょうか。
 医者繋がりというわけではありませんが、正月明けに公開されるためか、書店の平台にうずたかく積まれていた海堂尊さんの「チーム・バチスタの栄光」(宝島社文庫)上・下巻を購入しました。「医龍」の中でもバチスタ手術のことがでてきましたね。第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の文庫化です。
 今年も、もう「このミス」が話題にのぼる時期になってきました。12月6日発売予定だそうです。

2007年11月11日(日)
3日連続の映画鑑賞

  この土日、何もする予定がなかったので、連日映画を観に行ってきました。昨日はマット・デイモン主演のジェイソン・ボーンシリーズ第3弾「ボーン・アルティメイタム」、今日はシャイア・ラブーフ主演の「ディスタービア」です。
 「ボーン・アルティメイタム」は、いよいよすべての謎が明らかにされる最終章ということもあってか(さらに前夜テレビで第2作が放映されたこともあってか)、なかなかの入りでしたが、「ディスタービア」の方は、まだまだシャイア・ラブーフ人気はそれほどでもないのか、ガラガラの入り。相変わらず、若い人たちの人気は「恋空」と「クローズ」、あるいは「バイオハザードV」のようでした。とにかく、3日連続の映画鑑賞。満足。
 久しぶりにMY本棚を更新しました。まだまだ感想を書いていない本が残っていますが、とりあえず4冊だけ。

2007年11月9日(金)
会社帰りに「バイオハザードV」

  週末の夜、会社帰りに映画を観てきました。ミラ・ジョボヴィッチ主演の「バイオハザードV」、シリーズ第3作で、これで最終章のようです。上映していた映画館は金曜日はメンズデーで、男性は1000円で見ることができるので、館内は満員に近い入りでした。パンフレットを買おうと思ったら売り切れということで、「バイオハザード」人気は高いようです。
 映画館に行く前に本屋さんに寄って、小路幸也さんの「カレンダーボーイ」(ポプラ社)と畠中恵・柴田ゆうさんの「しゃばけ読本」(新潮社)を購入。「カレンダーボーイ」は、小路さんの作品ということばかりでなく、帯に書かれた“ノスタルジックタイムトラベル小説”ということばに大いに惹かれて買ってしまいました。タイムトラベル小説って好きなんですよね。
 一方「しゃばけ読本」はご存じ畠中恵さんのしゃばけワールドのナビゲートブック。しゃばけファンとしては平台にうずたかく積まれた本の前を通り過ぎるわけにはいきませんでした(笑)
 「しゃばけ読本」の中に挟まれた新潮社の11月の新刊案内には、いよいよ伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」のことが掲載されていました。“首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、巨大な陰謀から逃げ切ることができるのか?”今月1番の期待の本です。11月30日発売予定です。

2007年11月8日(木)
柴田翔「されど われらが日々」

  本屋さんで見つけた柴田翔さんの「されど われらが日々」(文春文庫)。安保世代(といっても若い人たちにはわからないでしょうが)の不朽の名作が新装版として発売されました。すでに持っているにもかかわらず、購入してしまいました。家に帰って本棚にあった文庫本の奥付をみると、1975年10月5日。今から30年以上も昔の本です。学生運動の波に乗り遅れた世代であった僕が高校時代に内容もよくわからずに夢中で読んだ本でした。あれから大学生になり、社会人になり、安保って何?という人たちが増え、時は過ぎましたが、この本は捨てずに本棚に残っていました。30年の時を刻んで、日に焼け紙はすっかり赤茶けてしまいましたが。今、この歳で読んだらどんな感慨を抱くのでしょうか・・・
 先日の会社の健康診断では、予想どおり身体にいろいろなガタがきているのが発見されました。いや〜メタボには気をつけないと(笑)

2007年11月5日(月)
乱丁本の交換

  購入した本が乱丁だったため、出版社に交換を求めていた有栖川有栖さんの「女王国の城」が出版元の東京創元社から届きました。先週の日曜日に送ってから1週間、意外に(というと失礼ですが)早い対応でしたね。さっそく読み始めたいところですが、現在近藤史恵さんの「タルト・タタンの夢」(東京創元社)を読書中なので、次に読むことにします。
 昨日から腰に痛みがあって、腰を曲げるのが辛い状態です。立っているのはいいのですが、椅子に長く座っていると痛みが出てきます。先日誕生日で歳を一つ取りましたが、まだ若いと思っているのは心ばかりで、身体は少しずつガタがきているようです。いやですねえ〜。明日は会社の健康診断です。何か言われるかなあ。

2007年11月4日(日)
駅伝応援

  昨日は映画館で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と「ヘアスプレー」を観てきたので、今日はおとなしく家で留守番をしていました。
 テレビで全日本大学駅伝で地元の山梨学院大学を応援していたのですが、アンカーのモグス選手は凄かったですね。地方大学で高校駅伝に出場するような有名選手が入ってくれない大学としては、無名選手を育てるか留学生に期待するしかないのは仕方がありません。モグス選手は高校1年生から附属高校に入学してもう来日6年目。すっかり日本語もうまくなりました。今日は来年度のシード権を獲得するために、なんと襷を受け取ったときにあったシード圏内の6位とのタイム差4分10秒を20キロ弱の距離の間にひっくり返しました。チームのために走るあの頑張りには見ていて胸が熱くなります。将来はマラソンのケニア代表を目指したいというモグス選手に声援を送りたいですね。
 このところ読書はしているのですが、なかなか感想を書く気力がわきません。今のところまだ書いていないのは連城三紀彦「黄昏のベルリン」、竹内真「風に桜の舞う道で」、山本幸久「渋谷に里帰り」、荻原浩「さよなら、そしてこんにちは」、島田荘司「リベルタスの寓話」、佐々木譲「笑う警官」、そして今日読み終えた恒川光太郎「秋の牢獄」です。少しずつ書かないと溜まるばかりになってしまう・・・ 

2007年11月2日(金)
「ALWAYS 続三丁目の夕日」いよいよ公開

  明日から「ALWAYS 続三丁目の夕日」が公開されます。今夜は公開前夜ということで第1作がテレビ放映されましたが、何度見てもいい気持ちになれますね。第1作に感動した僕や息子に対し、妻や娘は、あの映画にどうしてそんなに感動するの?と言うけれど、感動するものは感動するのです(笑) 前作で指輪の入れ物しか買って上げることができなかった茶川さんは、今度は果たしてヒロミに本物の指輪を買って上げることができるのか。あ〜気になります。3作目は製作されないとのことですから、今回すべて大団円で終わってほしいですねえ。