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身辺雑記(2007年4月)

2007年4月30日(月)
ゴールデン・ウィーク前半終了

  今日でゴールデンウィーク前半の3連休が終わりです。昨夜はせっかくの連休中日の夜だったのに、お酒を飲んだら爆睡してしまって、本を読むことができませんでした。もったいないことをしました。
 今日は妻は仕事、子供は部活動で出かけていて、のんびり家に一人だけ。何もすることもなかったので、「ロッキー・ザ・ファイナル」を観に行ってきました。連休中のせいか、今日の「ロッキー」はそれなりの人出でした。場内には年配客も多かったのですが、きっと30年前の第1作を観た人たちなんでしょうね。トランペットでロッキーのテーマが流れてくると、さすがにこみ上げるものがありました。スタローンも60歳になってよくまあロッキーシリーズを製作したものですが、上映前の予告編ではあのランボーシリーズの最新作が来年公開されるようです。これまた、あの歳でよく頑張るものです。
 観てからかなり時間がたってしまいましたが、「パフューム」と「デジャヴ」の感想を2007映画鑑賞の部屋にアップしました。
 読書は石田衣良さんのIWAGPシリーズ第7弾「Gボーイズ冬戦争」をいっきに読み終えて、今夜からは今野敏さんの隠蔽捜査の第2弾「果断」(新潮社)を読み始める予定です。

2007年4月28日(土)
「バベル」観に行ってきました

  連休初日は今日から公開の「バベル」を観に行ってきました。公開初日の最初の回ということで混むことを予想して早めに行きましたが、中はガラガラの状態。シネコンの他のスクリーンで上映していた子供向けの映画や「ロッキー」は人が入っているようでしたがねえ。日本の女優の菊地凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたことは、地方ではあまり関係ないみたいです。たぶん、東京は満員だったのでしょうけど。
 映画自体の感想はといえば、これが難しくて、正直のところよく理解できなかったですねえ。感想を書くのが難しい。最後まで消化不良でした。ラスト近くで菊地凛子演じるチエコが刑事に渡したメモには何が書いてあったのか、あ〜知りたいです。
  ただいま、大崎梢さんの「サイン会はいかが?」(東京創元社)読書中。成風堂書店シリーズ第3弾です。

2007年4月26日(木)
大崎梢「サイン会はいかが?」発売

  夜疲れて家に帰ったら、ポストにオンライン書店から本が届いていました。大崎梢さんの成風堂書店シリーズ第3弾「サイン会はいかが?」(東京創元社)です。疲れていても、新しい本が手にはいると心がウキウキしてしまうところが本好きの性ですね。書店員さんに憧れる身としては楽しみなシリーズです。前作はちょっと本屋さんから離れたところが舞台でしたが、今回はしっかり成風堂が舞台のようです。石田さんのIWGPシリーズも発売になったし、またまた何を読むか悩んでしまいます。

2007年4月24日(火)
万城目学「鴨川ホルモー」読了

  万城目学さんのデビュー作「鴨川ホルモー」(産業編集センター)読了。先日読み終えた「鹿男あをによし」と同様破天荒な物語でした。さすがに昨年評判を呼んだ作品だけあって、とんでもない話でしたが、ぐいぐい引き込まれてしまいました。森見さんといい、万城目さんといい、なんとなく古都に似合う雰囲気の文体というのがあるのでしょうか。京都にしろ奈良にしろ、古都という響きは不思議な出来事が起きてもおかしくないという気にさせますね。さて、万城目さんが次回作でどんなストーリーを編み出してくれるのか楽しみです。 

2007年4月22日(日)
GW突入まで1週間

  今週が終われば、いよいよゴールデン・ウィークに突入です。会社は暦どおりの休日なので、前半3日、後半4日の休日です。どこへ行くというわけではありませんが、今週が終われば仕事の忙しさも一段落するので、のんびり読書三昧の休日を過ごそうかと考え中。映画は「スパイダーマン」を観に行きたいけれど、ゴールデン・ウィーク中は映画館も混みますしねえ。家でのんびりしているのが一番かなあ。
 ただいま、万城目学さんのデビュー作「鴨川ホルモー」を読書中。今週は、大崎梢さんの成風堂書店シリーズの第3弾が発売になりますし、後半には待望の石田衣良さんのIWGPシリーズ最新作「Gボーイズ冬戦争」が発売になります。“Gボーイズのタカシが危機に”なんて書かれるとファンとしては早く読みたくなりますね。

2007年4月21日(土)
さっそく万城目学「鴨川ホルモー」購入

  さっそく、本日万城目学さんのデビュー作「鴨川ホルモー」(産業編集センター)を買いに行ってきました。奥付を見ると発売は昨年の4月ですから、もう1年前ですね。購入した本は、すでに10刷。帯には昨年書評等で絶賛された北上次郎さんほかの言葉が掲載されています。いや〜楽しみです。
 仕事で心が疲れていると、休みの日には現実逃避をしたくなります。僕にとっての現実逃避の手段は読書と映画ですが、今日はヒュー・グラント、ドリュー・バリモア主演の「ラブソングができるまで」を観に行ってきました。どぉってことのない、ラストも想像どおりの映画ですが、こうしたロマンティック・コメディーって好きなんですよね。ヒュー・グラントの腰ふりダンスは最高です(笑)仕事でとがった気持ちが映画館を出てくるときには何となく丸くなったような気がします。これで、月曜日からまた仕事に向き合うことができそうです。  

2007年4月20日(金)
万城目学「鹿男あをによし」読了

  万城目学さんの「鹿男あをによし」(幻冬舎)読了。デビュー作「鴨川ホルモー」が評判を呼んだマキメ(「万城目」と書いて、マキメと読むそうです。)さんの書き下ろしデビュー2作目です。人間の言葉を話す鹿、顔が鹿になってしまう鹿男など、荒唐無稽な話ですが、これが無茶苦茶おもしろい。今年読んだ本の中では、やはり京都大学出身の森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」と双璧をなすおもしろさです。声を大にしてオススメです。これでは、まだ読んでいないデビュー作「鴨川ホルモー」を読まないわけにはいきません。明日本屋さんに行ってこなくては。

2007年4月18日(水)
長崎市長、凶弾に倒れる

  昨晩、長崎市長が暴力団の凶弾に倒れました。自分の思うとおりにならなければ、暴力をふるう。こんなことが許されていいわけがありません。本人はもちろん、夫、父親を亡くした家族のことを思うとやりきれなくなります。人の人生を簡単に奪う輩にはそれなりの処罰を与えるべきです。とにかく、こんなことがまかり通る世の中であっていいわけがありません。政府もマスコミも、そして国民みんなが声を大にして、ああいう輩の根絶を叫ぶべきですね。

2007年4月16日(月)
北村薫「玻璃の天」読了

  北村薫さんの「玻璃の天」(文藝春秋)読了。前作「街の灯」では謎だったベッキーさんの秘密が明らかになります。
 娘が見ていたテレビをネットをしながら何気なく見ていたら、これが意外におもしろい。ジャニーズの山下智久くんと長沢まさみさん共演の「プロポーズ大作戦」。センスのない題名ですが(それとも、最近ではこれがセンスあるのか?)、内容は僕の興味のストライクゾーン真ん中です。好きだった幼馴染みの女性に思いを告げられなかった男が過去をやり直すチャンスを得て奮闘する物語です。いわゆるタイム・トラベルもの。好きなんですねえ。タイム・トラベルをして過去をやり直すという話は。桑田佳祐が歌う主題歌もいいです。これは売れそうですよ。

2007年4月15日(日)
久しぶりの更新

  久しぶりにMY本棚と2007年映画鑑賞の部屋を更新しました。映画の方は3月に観た「パフューム」と先週観た「ブラッド・ダイヤモンド」と「デジャヴ」の感想がまだですが、それは日を改めて書くことにします。
 現在、北村薫さんの「玻璃の天」(文藝春秋)を読書中です。畠中恵さんの「まんまこと」か、角田光代さんの「八日目の蝉」(中央公論新社)のどちらかを読もうと思っていましたが、その前にオンライン書店に注文していた「玻璃の天」が到着し、ページをまくっているうちに本格的に読み始めてしまいました。相変わらず北村薫さんの博識ぶりが窺える作品です。

2007年4月12日(木)
買いたい本がいっぱい

  オンライン書店bk1の予約本を見ていたら、宮部みゆきさんのドリームバスターシリーズの第4弾が5月に発売されるようです。まずい!第3巻が積読ままです。 発売までには読まないと・・・。なんだか本を読むことに追われているようです。 そのほか、小路幸也さんの「東京バンドワゴン」の続編も5月に発売になるし、楽しみですね。4月にはまだこれから読みたい本がいっぱい出るし、今年のゴールデン・ウィークはゆっくり読書三昧の休日を過ごしてみたいです。
 昨晩は、何を読もうか迷っているうちに爆睡してしまいました。さて、何を読もうか・・・

  今日は、会社の新入社員を相手に研修の講師をしてきました。このところ、仕事がバタバタしていることもあって、あまり下調べもできず、出たとこ勝負の1時間半でした。それにしても、問いかけをしたときに誰も何も言わないというのはやりにくいですねえ。「はい」とか「いいえ」とか言ってくれればいいのに。まったく覇気のなさには参りました。まあ、確かに研修なんていうのはおもしろいものではないのは十分わかりますがね。

2007年4月11日(水)
奥田英朗「家日和」読了

 奥田英朗さんの「家日和」(集英社)読了。文句なしにおもしろいです。ホッとするラスト。やっぱり家庭っていいなあと思わせるストーリー。このところ、仕事に、人間関係に疲れている身としては気分転換に最高でした。これはオススメです。次は何を読もうかなあ。角田光代さんの「八日目の蝉」(中央公論社)か畠中恵さんの「まんまこと」(文藝春秋)か思案中です。
 本の感想は溜まるばかりですが、家に帰ると疲れがドッと出てしまって、本を読むだけで精一杯の状態です。人事異動で課の顔ぶれも変わり、新しく異動してきた人の人となりもまだわからず、ちょっと気をつかってしまうのか、以前より疲れが残ります。とはいっても、今週末には、どうにか感想をアップしたいと思っています。 

2007年4月9日(月)
読みたい本が続々発売

  恩田陸さんの「朝日のようにさわやかに」(新潮社)読了。ホラーあり、ミステリーありのノン・シリーズの短編集です。「麦の海に沈む果実」「黄昏の百合の骨」の水野理瀬シリーズの番外編である「水晶の夜、翡翠の朝」も掲載されており、これがなかなかおもしろいです。今は奥田英朗さんの「家日和」(集英社)を読み始めました。伊良部シリーズのような笑いはありませんが、これもいいですよ。
 今月は石田衣良さんのIWGPシリーズの新作も発売になりますし、北村薫さん、重松清さんの新作、それに京極夏彦さんの巷説百物語シリーズの新作も発売です。とにかく、読みたい本が目白押しの4月です。

2007年4月7日(土)
ありがとうございますm(_ _)m

  本日カウンターが60000を超えました。訪問していただいた皆さん、いつもありがとうございます。このところ、更新が滞っていますが、すこしずつペースを取り戻していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
 今日は久しぶりにゆっくりとした休日を迎えることができました。朝ものんびり起きて、好きな映画を観に行ってきました。観たのはレオナルド・ディカプリオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」です。硬派な映画でしたが、同じディカプリオ主演ではアカデミー賞を受賞した「ディパーテッド」よりずっといいですよ。ディカプリオもすっかり大人びて逞しい男という感じです。この映画ならアカデミー賞主演男優賞を受賞してもおかしくないかなと思わせる演技でした。おすすめです。
 このところ寒い日が続いたせいか、満開を迎えていた桜が散らずに残っています。今夜はこちらでは信玄公祭で、武田24将の騎馬行列が行われます。現在NHK大河ドラマで武田信玄の部下山本勘助を主人公にした「風林火山」が放映されていますので、多くの人出が見込まれます。毎年、武田信玄役は俳優が務めているのですが、今年信玄を演じるのは若林豪さん。いつもは目立たぬ山本勘助も今年は俳優の田中健さんが演じます。僕も若い頃武将役(足軽役ではありません!)で参加したことがあるのですが、侍姿になるとトイレに行くことができず、朝から水分を控えて大変でした。そのうえ、まだまだ夜は寒いですからねえ。行列が終わる8時過ぎまでの間に体はすっかり冷え切ってしまいました。今年の参加者の皆さん、ご苦労様です。

2007年4月5日(木)
奥田さんの新刊発売

  3月は息子の大学入学や年度末の仕事の忙しさで、本を読む心の余裕がなくて、積読本が増えるばかりでした。4月になっても新しい上司に替わって、相変わらず仕事の慌ただしさから抜け出せません。今日は昼休みに久しぶりに本屋さんに時間つぶしに行って、またまた目についた新刊を買ってしまいました。奥田英朗さんの短編集「家日和」(集英社)と畠中恵さんの「まんまこと」(文藝春秋)の2冊です。奥田さんの本は、伊良部シリーズではありませんが、期待大です。畠中さんの方はしゃばけシリーズではない時代物です。そろそろ腰を据えて積読本を片付けないと!