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身辺雑記(2006年8月)

2006年8月31日(木)
8月も終わりです

  早いもので今日で8月は終わりです。昨夜は結局仕事を積み残しながらも、会場を予約していたため打ち上げを決行しました。とはいえ、仕事のことが頭の片隅に残っていて、楽しく飲むというわけにはいかなかったですねえ。今日もグッタリです。
 オンライン書店に注文していた山之内正文さんの「八月の熱い雨」(東京創元社)が到着。ミステリ・フロンティアの1冊です。直木賞を受賞した三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」は便利屋を主人公にした作品でしたが、この「八月の熱い雨」の主人公も“ダブルフォロー”という名の便利屋です。さてさて三浦作品と比較してどうなのか、それも楽しみですね。
 通勤途上のバスで読んでいた横山秀夫さんの「出口のない海」(講談社文庫)読了。少しはこういう本を読んで戦争について考えなければ。 

 そうそう、ようやく京極夏彦さんの「邪魅の雫」の発売日が明らかになりました。9月26日発売予定です。これだけヤキモキさせたのだから、期待は大きいですよ、京極さん。

2006年8月29日(火)
残暑厳しい!

  このところ涼しくなったと思ったら、今日はまた真夏に逆戻り。やっぱり暑いと体がついていきません。あ〜疲れました。
 ただいま宮部みゆきさんの「名もなき毒」(幻冬舎)読書中です。既刊の「誰か」の主人公杉村が再登場、またまた事件の渦中に飛び込むことになります。それにしても宮部さんの文章はとても読みやすくて、スラスラ読み進むことができます。すごく綺麗な文章ですし、ストーリーもおもしろいです。昨夜眠る前に読み始めて現在半分までいきました。意外と早く読み終わりそうな雰囲気です。

 明晩は仕事の打ち上げで飲み会です。違う係ですが、いつも仕事を手伝ってくれる女性が寿退社をするので、そのお祝いも兼ねて招待をしています。とはいっても、いまだに仕事はバタバタしていて、果たして打ち上げをすることができるのか・・・。

2006年8月27日(日)
読書の日

  今日はひたすら読書です。石持浅海さんの「顔のない敵」(カッパノベルス)と青井夏海さんの「星降る楽園でおやすみ」(中央公論新社)をいっきに読了。2冊読み終わったと思ったら、オンライン書店に注文していた貫井徳郎さんの「空白の叫び 上・下」(小学館)が到着。上・下巻で何と1150ページという大部です。毎日少しづつ読むのは辛いなあ。

2006年8月26日(土)
読みたい本が続々

  仕事は一難去ってまた一難という状況で、家に帰っても本を読む気力がありません。来週打ち上げができる予定だったのに、これではどうなることやら。とはいえ、いよいよ好きな作家の新刊が続々と発売になります。休みの日ぐらいは仕事のことはすっかり忘れて、本を読もう!と、本屋さんへと足を運びました。さっそく購入したのは宮部みゆきさんの「名もなき毒」(幻冬舎)です。三年ぶりの現代ミステリーで、あの「誰か」の続編。主人公は同じ杉村三郎のようですね。

 オンライン書店からは注文しておいた樋口有介さんの「ピース」(中央公論新社)、青井夏海さんの「星降る楽園でおやすみ」(中央公論新社)、田中啓文さんの「笑酔亭梅寿謎解噺 ハナシにならん!」(集英社)が到着。貫井さんの新刊もそろそろ来るだろうし、もう財布の中身がありません。当分本を買うのは我慢しなくては。あ!でも米澤穂信さんの「ボトルネック」(新潮社)はやっぱり買いたいです。新潮社のホームページによると、『気づけば僕は「自分が産まれなかった世界」にいた。街並みや社会に大した違いはないが、そこには僕の知らない「姉」がいて、あろうことか、死んだはずの恋人が生きていた――。青春ミステリ』だそう。青春ミステリという言葉には弱いですからねえ。

 青春ミステリといえば、来月講談社から小峰元さんの「アルキメデスは手をよごさない」が出ます。30年以上前の江戸川乱歩賞受賞作(たぶん、そうだったと思う)で、アルキメデスが裸で風呂から飛び出している姿を描いた表紙絵が記憶に残っています。発売当時購入して夢中で読んだのですが、あの本はもう捨ててしまったかなあ。懐かしい。今頃なぜまた復刊するのでしょうか。

  懐かしいといえば、早川書房から来月に異色作家短編集13としてジャック・フィニイの「レベル3」が発売されます。大学時代に生協で見つけて買って読んだ本です。今でも、なぜだか買ったときの状況が思い出されます。不思議ですね。そういう意味でも、買いたいなあとは思うのですが、財布の中身がなぁ・・・。

  さっそく、田中啓文さんの「笑酔亭梅寿謎解噺2 ハナシにならん!」読了。

2006年8月24日(木)
宮部みゆき「名もなき毒」

  宮部みゆきさんの「名もなき毒」(幻冬舎)が今月下旬発売です。昨年末まで新聞紙上で連載されていた作品だそうですが、「誰か」の続編で関連した話も出てくるようなので、「誰か」を再読した方がいいのでしょうか。楽しみです。
 これから月末にかけて読みたい本が続々発売されると思ったら、9月も大沢在昌さんの新宿鮫シリーズの新作や、坂木司さんの新作「シンデレラティース」、荻原浩さんの「四度目の氷河期」、そして直木賞を受賞した三浦しをんさんの新作「風が強く吹いている」も発売になります。これじゃあ財布の中身が心配です。
 忙しさもあと少し。来週前半さえ乗り切ったら、来週木曜日は打ち上げ。その後は遅ればせながら夏休み取って、ゆっくり本を読むぞ!

2006年8月22日(火)
横山秀夫「出口のない海」

  ただいま通勤のバスの中で読んでいるのは、横山秀夫さんの「出口のない海」(講談社文庫)です。9月16日からはこの作品を原作とした市川海老蔵主演映画が公開されます。
 第二次世界大戦中の特攻隊といえばゼロ戦による神風特攻隊が頭に浮かびますが、海軍にも同様な特攻兵器がありました。それが人間魚雷「回天」です。この物語は神風特攻隊と同じように、人間魚雷「回天」によって敵艦船に生きて帰れぬ攻撃をすることとなる、大学野球の投手を主人公に当時の若者たちの青春を描きます(青春といってもあまりに暗い響きをもっていますが・・・)。
 今年もまた8月15日の終戦の日が過ぎました。すでに戦後60年以上が過ぎ、実際に戦争を経験した人も少なくなりました。終戦の日ばかりでなく、長崎や広島に原爆が落とされた日のことも、だんだん風化しようとしています。でも、本当はそれではいけないのですよね。特に日本は原爆が落とされた唯一の国であるのだから。昨年の「男たちの大和」、そして今年の「出口のない海」と戦争映画が続いて公開されますが、これらの映画が果たして戦争の悲惨さを語る映画となっているでしょうか。“死”を美化していなければいいのですが。

2006年8月21日(月)
ゴキブリ騒動

  部屋で机に向かっていた娘の鼻先を大きなゴキブリが飛来。ぎゃーという娘の叫びをきっかけに我が家はゴキブリとの大攻防戦に突入しました。夕食後の貴重な時間を汗だくになって動き回ってしまいました。ようやく壁をはい回るゴキブリを掃除機で吸い取って我が家族の勝利となりましたが、まだ掃除機の中のゴミ袋の中でうごめくゴキブリの音が・・・。どうにか掃除機の中からすばやくゴミ袋を取り出して、ビニール袋に入れ口を縛ってようやく一件落着です。あ〜まいったぁ。人間が暑さで参っているというのに、ゴキブリは元気です。まったく空飛んじゃってますからねえ。
 ゴキブリ騒ぎのおかげでのんびり本を読むことができませんでした。今週末にはいよいよ期待の貫井徳郎さんの「空白の叫び 上・下」が発売になります。さらには田中啓文さんの「笑酔亭梅寿謎解噺2」や米澤穂信さんの「ボトルネック」なども発売されるので、ちょっと財布の中身が心配になります。  

2006年8月20日(日)
暑いです!!!

  あまりの暑さで午前中は本屋さんに行ったのですが、午後からは冷房の部屋でぐったりしていました。とりあえず、たまっていた感想を3冊分アップ。昨日観に行った「スーパーマン リターンズ」の感想もアップしました。

 今日の夏の高校野球決勝戦はすごかったですねえ。駒大苫小牧と早稲田実業が一歩も引かずに延長15回1対1で引き分け再試合になりました。さすが3連覇を目指す駒大はここまで強かったですが、そこに立ちふさがったのが、早稲田実業のエースの斉藤くん。汗をユニフォームで拭わずに、汗拭きタオルを用意して拭く姿が女性の人気を呼んでいます。彼女にでももらったタオルでしょうかねえ。それにしても、余計なことで騒ぐのはかわいそうですよね。うちの妻や母親までかわいいなんて言っているのですから、呆れてしまいます。さて、再試合はどうなるのでしょうか。
 騒ぐと言えば、女子バレーボールのワールドグランプリも女子選手が芸能人のように騒がれています。選手も誤解しなければいいのですが。

2006年8月19日(土)
涼を求めて映画館へ

  朝から暑くて、ちょうど映画の招待券をもらったので、涼みがてら今日から公開の「スーパーマン リターンズ」を観に行ってきました。混んでいるかなあと覚悟して行ったのですが、なんと400人近くが入る劇場にいた観客は20人あまり(あまりに少なくて、つい数えてしまいました。)。この前東京に行ったときには、映画館の前には開場を待つ客がズラッと列を作っていたのに、大きな違いです。おかげで、真ん中の一番見やすい席で観ることができましたが、これで映画館の経営は大丈夫なのかなあと余計な心配をしてしまいます。

2006年8月18日(金)
京極夏彦新刊速報

  講談社のホームページに京極夏彦さんの新刊の速報第4弾が載っています。“京極堂シリーズ最新刊 速報第4弾 京極夏彦著『邪魅の雫』 9月発売!”なんだか、相変わらずもったいぶっています。確か前回には次回発売日発表ではなかったっけ。まあ9月には発売されることはわかりましたがねえ。次の速報は9月○○日発売!と日にちが発表されるのかな。

2006年8月16日(水)
お盆も終わり

  今日でお盆も終わりです。夕方には庭先で送り火を焚く様子が見られました。いよいよ明日からは夏休み気分から脱却して仕事です。このところ、読書も進まないし、読み終わった本の感想を書くのも滞るばかりです。ちょっと夏バテ気味かな。

 先日からメガネを変えたのですが、今日職場に行っても誰も気がつかず。フレームの色も違うし、細身になっているので、明らかに違うのですがねえ。しょせん、僕の存在感はその程度かとがっかりです。はぁ〜・・・

2006年8月15日(火)
1日だけの夏休み

  夏休みが取れなくなったぁ〜と騒いでいましたが、あまりに悔しいので、昨日出勤してからせっせと仕事をして、今日一日だけの夏休みを取りました。今日は新盆の友人の家にお線香を立てに行ってきました。友人の家が標高が1000メートルの町なので、日なたは変わりなく暑いのですが、林を通ってくる風は涼しいの何のって。夏はここにずっと住んでいたいと思ってしまいます。お線香を立てたあとで友人の幼い姪っ子がお茶を持ってきてくれましたが、あれはきっと大事な叔母さんのところに男の友人が来たというので、偵察に出てきたのかな(笑)声をかけたけど、全然答えてくれませんでした。変な男じゃないつもりだから大丈夫なんだけどなあ(^_^;
 さて、明日はまた仕事。いいかげんストレスたまります・・・

  2006映画鑑賞の部屋に「ユナイテッド93」をアップしました。

2006年8月13日(日)
今日からお盆です

  あ〜今日も暑いです。本当なら今頃は森林の中を通る風に“涼しいなあ”と言っているはずだったのに。家族は仕事で休めない僕をおいて今日から出かけました。家にいても暑いだけなので、久しぶりに行きつけの本屋さんをブラブラと。江戸川乱歩賞受賞作が平台に積まれていましたねえ。今年は2作品の同時受賞。「三年坂 火の夢」の方には食指が動きましたが、このところの散財で懐具合が豊かではないので、散々考えた末購入は断念。サイトの評判をみてから再度購入を考えることにします。

  書店のあとは、昨日から公開された映画「ユナイテッド93」を観に行ってきました。あの5年前の9.11テロ事件の際、世界貿易センターとペンタゴンに激突した3機の飛行機のほかにペンシルベニア州シャンクスヴィルに墜落した飛行機がありました。それが今回の映画の題名となっているユナイテッド航空93便です。この飛行機も最終目的地はホワイトハウスか国会をターゲットにしていたと推測されています。映画は、そんな飛行機の機内で、テロリスト相手に立ち上がった乗客の姿をドキュメンタリー・タッチで描いています。5年がたちますが、アメリカ人だけでなく、だれもが忘れてはならない事件です。

 今日13日は、こちらではお盆になります。夕方になると、庭で迎え火をしている家もそこかしこに見られました。 

2006年8月12日(土)
あ〜夏休みが・・・

  あ〜がっかりです。結局月曜日からの3連休が駄目になってしまいました。ある一人の訳のわからないことを言っている人のせいで仕事が進まないからです。ほら、そこでグダグダ言っているあなたですよ!あなた!! あなたのせいでどれだけの人が迷惑しているのかわからないのかなあ!と、大いに愚痴らないとストレスが溜まってしまいそうです。
 大切な友人のお父さんの新盆にお線香を立てに行くのも難しくなってきたので、今日とりあえずお盆に入る前にと、急いで花だけ届けに行ってきました。お花屋さんの店長さんが、とても感じのいい人で、それにこちらもつられて応対したせいか、かなり値段以上に立派なアレンジメントにしてくれました。店長さん、ありがとう。そんなわけで、見た目ほど高い値段ではないので気にされては困るなあ・・・ 

2006年8月10日(木)
暑い!

  毎日暑い日が続いているせいか、仕事の疲れがなかなかとれません。仕事は泥沼にはまりこむばかり。光が見えません。来週月曜日からの夏休みが取れるのか予断を許さない状況です。まったく、暑いのに嫌になってしまいます。今夜も寝苦しい夜になりそうです。
 樋口有介さんの「彼女はたぶん魔法を使う」(創元推理文庫)の感想をアップしました。元刑事の私立探偵柚木草平シリーズ第1弾です。この本も1990年にハードカバーで読んでいますが、すっかり内容を忘れていました。再読してみるとなかなかおもしろいです。創元推理文庫でシリーズが今後刊行されるようなので楽しみです。
 第52回江戸川乱歩賞受賞作品が発売になりました。鏑木蓮さんの「東京ダモイ」と早瀬乱さんの「三年坂 火の夢」の2作品です。綾辻行人さんを震撼させたという「三年坂〜」はちょっと読みたい気はしますね。

2006年8月9日(水)
忙しい!

  世の中は夏休みモードだというのに、仕事はこのところいろいろな問題が持ち上がって、のんびりしている暇もありません。来週月曜日から3日間は夏休みを取る予定でいるのに、かなり危ない状況になってきました。休むことができるか否かは明日、明後日の様子によります。頑張らなくてはなりません。
 今日は朱川湊人さんの「赤々煉恋」(東京創元社)の感想をアップしました。読書は北村薫さんの「ひとがた流し」(朝日新聞社)を読み始めます。

2006年8月8日(火)
瀬尾まいこ「温室デイズ」読了

  瀬尾まいこさんの新作「温室デイズ」(角川書店)読了。今の中学校はこんなに荒れているのかなあと思いながら読んでいました。これが事実とすれば、僕らの中学校時代はなんて真面目だったのだろうと思ってしまいます。
 このところ、暑さが厳しい上に仕事も忙しくて、どうにか寝る前に本を読むだけで、なかなか感想を書く気力がありません。とりあえず、今日はこの前キャラメルボックスの「雨と夢のあとに」を観に行った際の電車で読んだ桂望実さんの「死日記」だけアップします。今日読み終えた「温室デイズ」や朱川さんの「赤々煉恋」等はまた後日に。

2006年8月5日(土)
キャラメルボックス「雨と夢のあとに」

  今日は演劇集団キャラメルボックスの「雨と夢のあとに」を観に池袋のサンシャイン劇場に行ってきました。暑かったですねえ。そのうえ、東京はアスファルトからの照り返しでものすごい暑さでした。

 2時からの公演を観たのですが、ほぼ満席状態。会場内は冷房が効いていたのですが、人いきれでムンムンしていました。相変わらずの加藤昌史さんの前説はおもしろいです。観客をあっという間に惹きつけて、携帯電話の電源もスムーズに切らせてしまう。うまいですねえ。感服してしまいます。

 この作品は、昨年春にテレビ朝日で黒川智花、沢村一樹主演で放映された際、金曜日の夜ということもあってのんびり見ていたのですが、最終回は目に涙が浮かんでしまった感動作品でした。そのときは、まだキャラメルボックス自体も名前しか知らず、テレビの脚本が成井豊さん、真柴あずきさんが書かれていることも知りませんでした。あれから1年が過ぎ、「クロノス」を観てすっかりキャラメルボックスのファンになってしまいました。とはいえ、おじさんが一人で観に行く勇気がなくて、今回も娘を連れての観劇です。娘自身も昨年の「クロノス」で父親同様キャラメルボックスのファンになってしまい、いつもは外出する際も父親についてこないのに、今日はおとなしくついてきました。まったく、調子のいいこと・・・。

 さて、感想はといえば、ストーリーはテレビを見ていたのでわかっていたのですが、やはりラストは思わず涙が・・・。歳を経るにしたがって涙腺が弱くなってきたようです。キャラメルボックスらしい(?)笑いもところどころに入れながらも感動の作品に仕上がっていました。「クロノス」の時と同様に観客の多くは若い女性でしたが、今回は一人で見に来ている男性もあちらこちらに。娘の横に座った一人で見に来たおじさんなどは、鼻をすすり上げ、カーテンコールにはものすごい勢いで拍手でした。娘もびっくりです。

 今回はキャラメルボックスの面々も雨役の福田麻由子ちゃんに(“ちゃん”というのがまだ似合う昨日12歳になったばかりの女の子です。)すっかりくわれてしまいましたねえ。テレビで放映していた「女王の教室」や「「てるてるあした」(これも成井さんたちの脚本ですよね。)で見事な演技を見せていましたが、今回も12歳とは思えない堂々とした演技でした。

 「クロノス」を見てファンになった岡内美喜子さんも雨の隣人の暁子役で出演です。テレビで暁子役を演じた木村多江さんより気の強そうな暁子役でしたね。

 やはりテレビと違って実際に俳優の皆さんが演じているところを観るのはテレビ以上に感動します。娘も大満足。また機会があれば観に連れて行くことを約束させられました。

 帰りには娘が原作を読むというので、柳美里さんのサイン入りの原作と、発売になったばかりの「スケッチブック・ボイジャー」のDVD(キャラメルボックスのHPで見ておもしろそうだったので)を購入して帰途につきました。本当に満足した一日でした。

2006年8月3日(木)
暑いです

  梅雨が明けたと思ったら、毎日暑い日が続きます。会社の冷房も夜7時に止まってしまい、残業をする身には辛い毎日です。

 忙しいのにもかかわらず、今週土曜日には娘を連れて東京へ演劇集団キャラメルボックスの 「雨と夢のあとに」を観に行ってきます。テレビ朝日で放映していたときにもおもしろく見ていたのですが、さて、キャラメルボックスの「雨と夢のあとに」はどうでしょうか。楽しみです。

 現在、本を読んでいる時間が限られる中、北川歩実さんの「運命の鎖」読書中。ようやく半分読了です。

2006年8月1日(火)
8月購入予定

  今日から8月の始まりです。8月の新刊で一番気になるのは米澤穂信さんの「ボトルネック」(新潮社)です。内容はといえば、“気づけば僕は「自分が産まれなかった世界」にいた。街並みや社会に大した違いはないが、そこでは、死んだはずの恋人が生きていた。”こういうSF的な設定の話って大好きなんですよね。発売日が楽しみです。
 それから、次にといえば貫井徳郎さんの「空白の叫び」(小学館)でしょうか。上下巻のようですから大作ですねえ。あまりに大部ですと、下手をすると購入しても積読本になってしまいそうな気がします(笑)

 講談社のホームページに京極堂シリーズ新作の告知が出ていました。

  「京極堂シリーズ最新刊 速報第3弾
   京極夏彦著『邪魅の雫』 いよいよ次回、発売日発表!
   初めて京極作品に出会う方にも京極夏彦の世界がよくわかる解説書を書店店頭で差し上げます。」

 それにしても、小出しですねえ。いいかげん発売日ぐらい教えればいいのに! だいたい次回っていつなんでしょうね。