▲身辺雑記トップへ

身辺雑記(2005年10月)

2005年10月31日(月)
中村航「100回泣くこと」

 土曜日朝のTBSテレビの「王様のブランチ」という番組の中に、本のコーナーがあります。毎週の売れ行きベスト10等のほか、筑摩書房の編集者がお薦め本を紹介しているので、予定のないときは、コーヒーでも飲みながらのんびり見るのが土曜朝の日課になっています。先週紹介されたのが、中村航さんの「100回泣くこと」(小学館)でした。中村さんといえば、今月文藝賞を受賞した「リレキショ」が文庫化され、僕自身も購入したばかり。以前からこの編集者が勧める本には信頼をおいていたので、昨日書店に見に行ってみました。すると、なぜかサイン本が置いてあるうえに、山積みとなった「100回泣くこと」を見つけました(まあ、あれだけ積まれてあれば、探さないでも見つけないわけにはいかなかったのですが)。失礼ながら、中村さんの作品はそう売れるとは思わないのですが、これはどうしたことでしょう。よほど、その書店の担当の店員さんの好みなのか、はたまたテレビで紹介されたことを知って、僕みたいに興味を持って来る客が多いと考えたのか・・・。とにかく、手頃な値段でもあったし、すぐに購入。今日、一気に読了しました。たまには、こうしたピュアな恋愛物語を読むのもいいですね。
 あっという間に今日で10月も終わりです。時が過ぎるのが本当に早いです。 

2005年10月30日(日)
「ネクロポリス」読了

 昨夜は前夜の午前様が応えたのか、布団に潜り込んで本を読んでいるうちにあっという間に寝てしまいました。そのため、今朝は6時前に目が覚めてしまい、二度寝するのももったいないので、読みかけの「ネクロポリス」に取りかかって一気に読了です。ラストは物足りなかった気がしますが、全体としてはなかなかおもしろかったです。恩田さんの作品にはいわゆる“はずれ”がありませんね。

 DVDの「バタフライ・エフェクト」も見終わりました。これは、ちょっと観る人を選ぶ作品かもしれませんね。別エンディングが2つありましたが、やはり映画化のパターンが一番しっくりきます。結末が全く異なるディレクターズカット版も収録されていますので、それを見てから感想を書きます。

2005年10月29日(土)
昨夜は久しぶりの飲み会でした

  さきほど飲み会から帰宅しました。今日はあまり飲まないでいようと思ったのに、つい気のおけない仲間同士だとお酒が進んでいまいますね。久しぶりの午前様です。相変わらず、飲んでからはボーリングへ。僕らの年代はボーリング全盛期の時代より後の世代ですが、なぜかみんなボーリング好き。今日のボーリング場は女子高校生たちがクラスで来ているのか、黄色い歓声が溢れていました。僕らの隣のレーンも女子高校生で、おじさんたちがストライクを取ると、拍手してくれたりして、みんな大いに満足しました(^^; それにしても、たいして高くないボーリング代であれだけ楽しめる女子高校生たちがうらやましいですね。思わずみんなふと若い頃を思いやったりしてしまいました。
 たまの運動だと体に応えます。明日はまた腕が痛くなってしまいそうです。

 明日から、いや、もう今日から、「ソウ2」が公開されます。前作の衝撃を上回ることができるのか非常に楽しみです。朝起きて二日酔いでなければ、さっそく見に行きたいのですが・・・。

 「ネクロポリス」、昼休み中に上巻読了しました。今日から下巻に取りかかります。

  「ソウ2」観に行ってきました。前作の「ソウ」は、こちらの映画館ではそれほど人が入らなかったのですが、今回は「ソウ」が評判を呼んで昨年の上映映画の中でもかなり評価が高かったことが、雑誌やあちこちのサイトで言われたせいか、公開初日の今日はまあまあの入りでした。感想はまた2005映画鑑賞の部屋に書きますが、ひとことだけ言うと、やっぱり前作は超えられなかったかなあ、というのが正直なところです。でも、ラストは前作ほどではないですが、衝撃でしたよ。
 入場者の中にはカップルで見に来ていた人たちも多かったのですが、かなり残虐なシーンもありますし、う〜ん、恋人同士で見に行く映画ではないと思いますよ。まあ余計なお世話ですけど。

2005年10月27日(木)
「ネクロポリス」順調に読書中

  恩田陸さんの「ネクロポリス」、順調に読書中。あと100ページ弱で上巻が終了します。なかなかおもしろいです。読んでいて飽きません。今度の土日には読み終えることができるかなあ。
 島田荘司さんの「摩天楼の怪人」(東京創元社)、散々悩んだ末にオンライン書店に予約してしまいました。3000円という高額な本ですので、他のハードカバーでも2冊分、文庫なら・・・と考えたら、なかなか決心がつかなかったのですが、やはり、日本のミステリを読むきっかけとなった島田さんの本です、思い切って注文しました。これで、来月は厳選して本を買わなくてはならなくなりました。でも、来月も三崎亜記さんや地元の作家辻村深月さん、それに島田さん自身の新刊も発売されるようですし、あ〜、辛いなあ・・・

 明日は、急遽以前の職場の友人たちとの飲み会が設定されました。いつもの飲んでボーリングをするという仲間の飲み会です。明後日は休みなので、明日は遅くなるかな。

2005年10月26日(水)
期待の映画、今週公開です

  このサイトのほかに細々と書いているブログがあるのですが、急に閲覧数が増えてきた記事があります。映画の「ソウ2」の公開が楽しみだと書いた記事です。昨年のこの時期に公開され、思わぬヒットを飛ばし、僕自身もあ〜やられたなあと唸らされた映画のパート2のことを書いたものです。その作品がいよいよ今週土曜日からの公開になります。続編は1作目を超えられないと言いますが、果たしてこの作品はどうなんでしょうか。この土日にはさっそく見に行ってみるつもりです。それにしても、僕の書いたブログの記事は、ただ前作はおもしろかった、今回も楽しみに見に行きたいというだけのもの。内容の紹介があるかと思って覗いてくれた方には、本当にすみませんです。

 恩田陸さんの「ネクロポリス」、大部ではありますが、さすが恩田さん、読者を惹きつける筆力はすごいです。今日だけで上巻の半分まで読了です。なんだかイギリスみたいな、あるいは日本みたいな不思議な世界での殺人事件が起こりました。まだまだこの先の展開が読めません。ワクワクしながら読み進むことができそうです。 

2005年10月25日(火)
「ネクロポリス」読書中

  恩田陸さんの大作「ネクロポリス」(朝日新聞社)に取りかかりました。前後編合わせて800ページという長編です。イギリスのような日本のような不思議な世界で殺人事件が起きるようです。死者とも会える世界という不思議な趣のオンダワールドです。それにしても、読み終わるまで何日かかることやら。休みには伊坂さんの「魔王」も読みたいし・・・

 昨日、若年性アルツハイマーを題材にした韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を観たばかりですが、映画の中のことばかりとは言えなくなりました。今夜乱雑に置かれていたCDを整理していたら、なんと2枚の同じCDアルバムが出てきました。1枚は先日買ったもの。聞きたいと思って、確か持っていたなあという記憶があって探したのですが見つからず、持っていたというのは記憶違いかと思って買ってきたのですが、やはりあったんですねえ。う〜ん、どうもいけません。記憶力が低下してきたみたいです。さすがに若いという年齢ではなくなってしまいましたが、まだまだ老年の域に達していません。それなのに、これはまずいです。どうしましょう。 

2005年10月24日(月)
寒くなってきました

  朝晩が急に寒くなってきました。そのためか友人にも風邪を引いた人がいます。今朝はさすがに暖房を入れてしまいました。灯油代も高騰していますし、あまり寒くない方がいいのですが。

  石持浅海さんの「セリヌンティウスの舟」(カッパノベルス)読了。ちょっと僕には合わないかなという作品でした。さて、次は何に取りかかりましょうか。伊坂さんの「魔王」はもちろんですが、読みたい本はいっぱいです。今週は石田衣良さんの新作も出版されますし、また積読本が増えそうです。 

2005年10月23日(日)
伊坂さん「魔王」は、また後日です

 珍しく仕事を持ち帰ってきたので、この土日はのんびりと本やDVDを見ようとしていた予定が狂ってしまいました。
 とはいえ、前から行こうと思っていた映画だけは昨日見に行ってきました。見たのは土曜日から公開の韓国映画「私の頭の中の消しゴム」。話は、結婚したばかりの愛する妻が若年性アルツハイマーという不治の病を宣告されるという悲しいストーリーなんですが、僕の妻は仕事がら実際の痴呆の悲惨さは見過ぎている、綺麗事しか描かない映画など見たくないと言うので、一人で映画館に。最近女性に人気の韓国映画というせいもあってか、劇場内は女性、それも割と年齢の高い女性ばかりで、男性はと見渡してみれば、なんと僕以外はやはり一人で来ていた人のみでした。泣かせる映画とはわかっていながら、やはりジ〜ンときてしまいますね。感想は後日「2005映画鑑賞の部屋」にアップします。
 読もうと思っていた伊坂幸太郎さんの「魔王」は、また日を改めてゆっくりと読むつもりです。DVDの「バタフライ・エフェクト」も結局見ることができませんでした(>_<) これも次の土日にゆっくりと見ます。とりあえず、今から石持浅海さんの「セリヌンティウスの舟」(カッパノベルス)に取りかかります。 

2005年10月21日(金)
「バタフライ・エフェクト」購入

  Amazonに注文しておいた「バタフライ・エフェクト」が届きました。ロードショー公開されなかったため、地方では見られず、DVD化を楽しみにしていた作品です。“映画史上最も切ないハッピーエンドの物語が、始まる”と書かれた帯を読んだだけでも、期待してしまいます。まあ、小遣いから高いお金を出して購入したのだから、おもしろくなくては困るのです(^^)
 この土日は、あまり天気が良さそうでもないので、おとなしく家で本とDVD三昧の日を過ごそうかなあ。

2005年10月20日(木)
「魔王」発売!!!

 今日は朝から久しぶりの雲ひとつない青空でした。ようやく秋晴れという感じですね。予報によると今年は紅葉が綺麗だそうですから、紅葉が見頃になったらどこか高原にドライブにでも行きたい心境です。ほんと〜に爽やかな一日でした。

 帰りには、今日が発売日となっている伊坂幸太郎さんの「魔王」(講談社)を求めて行きつけの書店へ。ありましたよぉ〜。なんと平台に4列どか〜んと積まれていました。地方でも伊坂さんの人気は高いようです。さっそく購入です。しかし、手に入れたとなると、今まで早く読みたいと思っていたのに、読むのがもったいなくなってしまいます。物語は、「自分の念じた言葉を、誰かに喋らせる」という下らない超能力を思いつき、その力を持った主人公が、政治家と戦う話だそうです。先の衆議院選で自民党が圧勝した今、非常に興味深い内容です。さて、「魔王」を読もうか、それとも今日は別の本にして「魔王」は休日に腰を落ち着けて読もうか、悩むところです。

2005年10月19日(水)
伊坂幸太郎さん「魔王」発売は明日か、明後日か

 帰りに行きつけの書店で平安寿子さん「Bランクの恋人」(実業之日本社)を見つけ、購入しました。頑張る女性を描いた平さんの作品は大好きなのですが、さてさて、今回の短編集ではどんな主人公たちに会わせてもらえるのでしょうか、楽しみです。
 積読ままだった島田荘司さんの「魔神の遊戯」を来月文庫化されると聞いて、慌てて読み始め、無事読了です。やはり、読まないうちに文庫化されてしまうと、なんとなく損した気分になってしまいますからね。感想としてはいまひとつだったでしょうか。
 伊坂幸太郎さんの「魔王」(講談社)が講談社のホームページでは10月20日発売予定になっています。明日には書店に並ぶのでしょうか。東京はともかく、ここではどうかなあという気がしますが、それでも期待して明日もまた書店に寄ってくるつもりです。早く読みたいです。

2005年10月17日(月)
いよいよ今週は「魔王」発売

 今週は、いよいよ伊坂幸太郎さんの「魔王」が発売になります。あらすじを読むと、先日の衆議院選で自民党が大勝したこの時期に発売されるのは、意味深ですね。問題作と謳われるのもなんとなくわかるような気がします。早く読みたいです!!!
 もう一つ、今週発売を楽しみにしているのが、DVDの「バタフライ・エフェクト」です。公開されたときは全国ロードショーされませんでしたので、地方に住む僕は観ることができませんでした。タイムトラベルものですが、サイトの映画評でもなかなかの評判だったので、DVD化されるのを待ち望んでいました。カオス理論とやらを素材にしているようですが、そもそもカオス理論は何のことやらです。ただ、“バタフライ・エフェクト”とは、カオス理論を“一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる”という喩えで表した有名な言葉だそうです。こうしたタイム・トラベルものは大好きなんですよね。今週末は本当に楽しみです。

2005年10月16日(日)
ちょっとドライブ

 雨が一休みの中、高原へドライブしてきました。紅葉にはまだまだという感じですね。帰りに先日バーベキューをした際に、友人が買ってきてくれた天然酵母のパンがおいしかったので、買おうと思ってパン屋さんに寄りましたが、残念ながら休業日。みると、水、木、金、土の4日間しか営業していないというお店でした。儲けようというより、趣味でやっているのかなと思わせるような、高原の中のかわいいお店でした。

 ドライブに行く前に、ネットで劇団キャラメルボックスの「クロノス」のチケットをネットで購入しました。発売開始と同時に申し込んだのですが、席はかなり後ろ。この人気は、やはり、今映画で「この胸いっぱいの愛を」が公開されていることの影響が大きいのでしょうか。正直のところ、映画では原作のおもしろさは表現し切れていませんでしたが、果たして「クロノス」はどうでしょうか。娘と二人で行く予定です。

 島田荘司さんの「魔神の遊戯」(文藝春秋)読書中です。やっと半分を過ぎたところ。またいつもの大がかりなトリックでしょうか。

2005年10月15日(土)
健康が一番

 足の痛みもなくなって、今日はすっかり元気です。やはり、何があっても健康というのが一番の幸せですね。
 来月、島田荘司さんの「魔神の遊戯」が文庫化されるので、積読本の中から引っ張り出してきて読み始めました。このところ、積読ままに文庫化されてしまうことが増えてきています。なんかもったいないことをした感じです。

2005年10月14日(金)
異常なしで、ひと安心

 病院に検査結果を聞きに行ってきました。骨に異常がなかったので、血液を採って痛風やリューマチの検査をしたそうですが、まったく問題ないとのこと。いたって健康だそうです。あれだけの激痛だったのに、結果的には原因はわからずじまいです。足を使いすぎたのではないの?と医者には言われましたが、確かにその前の休みは山でバーベキューをして、体は使いましたが、走ったわけではないし・・・。う〜ん、今日は痛み止めの薬を飲んでいなくても足は痛くないし、痛風でもリューマチでもないという結果も出たし、まあよしとしますか。
 結果を聞きに行く前に、職場のみんなから痛風だったら辛いですよぉ〜と散々脅かされましたが本当に良かったです。とはいえ、体重は減らしたいと思っているので、いい機会だからあまりお酒は飲まないようにしようと心に決めました。ただ、ちょっとは飲みますけど(^^;

 気分も良くなったし、夕方からは家族で「この胸いっぱいの愛を」を見に行ってきました。こういうタイムトラベルものの映画や小説は大好きなんです。映画でいうと、リチャード・マシスン原作の映画化「ある日どこかで」。昨年亡くなったスーパーマン俳優クリストファー・リーブ主演の映画です。小説でいうと、ハインラインの「夏への扉」、ロバート・ネイサン「ジェニーの肖像」、日本の小説では筒井康隆さんの「時をかける少女」、広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」等々、本当にわくわくドキドキの時間を与えてくれました。
 「時をかける少女」は、昔NHKの少年ドラマシリーズで放映されて、当時毎週土曜日6時を楽しみにしたものでした。広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」は、単にタイムトラベルものということではなく、小説として本当におもしろいです。書き出すと長くなりますので、この辺で止めておきますが、未読の人は一度お読みください。

  話がずれてしまいましたが「この胸いっぱいの愛を」の話です。詳しい感想は後日2005映画鑑賞の部屋にアップしますが、ちょっとひとこと。原作は梶尾真治さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」ということでしたが、映画はまったくの別の話ですね。最初はちょっと単調でしたが、後半は「黄泉がえり」の塩田明彦監督らしく泣かせるシーンの連続です。思わぬラストでした。

 映画館はその内容のせいもあって、入場者はほとんどがカップルです。家族で見に行っていたのは僕たちの家族のみでした。それにしても、相変わらず映画館の中で鳴り響く携帯電話の呼び出し音。ご丁寧にもただいま10時ですと、時間を告知してくれるのもありました。そのほか、マナーモードでのバイブが震える音。静かないい場面が台無しです。メールも止めてもらいたいですね。何度もメールが来てそのたびに確認する女の子が近くにいたのですが、フリップを開けて堂々と見るものですから、暗い映画館の中で、明るく光り輝く携帯画面が注目を浴びます。周りで舌打ちする音も聞こえるのですが平気です。迷惑と思わないのでしょうか。注意できない自分も情けないです(>_<)

2005年10月13日(木)
どうにか出勤です

  痛み止めの薬のせいか、今朝はどうにか痛みが和らいだので、出勤しました。職場のみんなには、贅沢病の痛風ではないのか、もう酒は飲めないし、肉も駄目だなあと脅かされます。明日、血液検査の結果が出ます。病院で何と言われることやら。

  テレビで「ソウ2」の予告編の放映が始まりました。1年前に第1作目が上映されたときはミニシアター系の映画館での上映でしたが、今回は前作の思わぬヒット(名も売れていない若手の監督で、たいして有名な俳優が出ているわけでもなかったのですから、あれほど評判を呼んだのは、思わぬヒットと言っていいでしょう)のため、今回はなんと日米同時公開ロードショーです。この作品から“ソリッド・シチュエーション・スリラー”ということばが広まりました。レンタルビデオ店に行くと、「ソウ」の隣に、同じようなジャケットに“「ソウ」を超えるソリッド・シチュエーション・スリラー”というような謳い文句の作品が置かれています。本当なんでしょうか。「ソウ2」は、今月29日に公開になります。

 映画の話題で言えば、今、梶尾真治さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」を原作にした「この胸いっぱいの愛を」が上映されています。主人公がタイムスリップするという設定は同じですが、原作とはいっても、直接には関係のない話のようです。それよりは来月から公演の始まるキャラメルボックスの「クロノス」は、梶尾さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」の中の1話目を原作にしているそうなので、見てみたいですねえ。日曜日の券が取れたら東京まで見に行ってもいいかなと思っています。とりあえず「この胸いっぱいの愛を」は、明日の夜、家族で見に行ってくる予定です。 

2005年10月12日(水)
歩けません

 昨日午後から突然痛み出した左足の足首の痛みが、夜ふとんの中に入っても治まらず、よりいっそうの激痛でまともに眠ることもできませんでした。とうとう朝には歩くこともできないほどの状況になってしまいました。足を床につくだけで激痛が走るので、歩くことができません。トイレに行くのも這っていく有様。結局、仕事に出ることもできず、妻に肩を借りながら医者に行ってきました。レントゲンを撮りましたが、骨にはまったく異常なし。血液検査をしたので、その結果が出る金曜日にまた来て下さいとのこと。いや〜、参りました。歩けないということの辛さを身に染みて知りました。痛み止めの飲み薬や貼り薬をもらい、ようやく痛みは和らぎましたが、金曜日にどんな結果が出るのかちょっと心配です。それより、明日は出勤できるのでしょうか。

 テレビで吹奏楽コンクールの全国大会を目指す高校生たちの姿を描いた番組をやっていました。全国大会目指して部員を引っ張らなければならない立場の泣き虫な部長、努力は嫌いというサックス担当の少年等々、コンクール目指す高校生たちみんなが輝いていましたね。あ〜、あんな時代にはもう戻れないのですね。ある先生が最後に「努力っていいもんだろう」と言ったのが印象的でした。それにしても、楽器を演奏できるって本当にうらやましいですね。

2005年10月11日(火)
ホームページは内緒です

 僕がホームページを持っていることは照れもあって、親しい友人には知らせていません。友人たちの中で知っているのは2人だけです(一人は彼女のホームページにリンクを張っているためですし、一人は映画が好きな友人なので共通の話題を持っているから見てもらってもいいかなあと思ったためです)。基本的に親しい人に見られるのは、やっぱり恥ずかしいですからね。内緒でせっせと運営しているのですが。
 ところが、昨日バーベキューに参加した女性の友人に、ご苦労さまというメールを送ったときに、誤って署名にホームページのアドレスを入れたものを使ってしまいました。非常にまずい!気づかずに見過ごしてくれるといいのですが(^^; 彼女に気づいたか聞くと墓穴を掘りそうなので、聞けないしなあ。もし気がついてこれを読んでいたら、他の友人たちには黙っていてください。お願いしますm(_ _)m

 土屋賢二さんの「ソクラテスの口説き方」というエッセイ集の中に「ピアノと中年男」という一文があります。土屋さんも中年になってからピアノを習い始めたようですが、その一文の中では、中年男がピアノを習うことには反対だと主張しています。自分はピアノを弾くにも拘わらずですよ。なんと自分勝手な! まあ、この人の場合は、ストレートに言っていることは信じない方がいいかもしれませんが。
 かくいう僕もこの歳になって、ピアノを弾けるようになりたいなと思っています。まあ、なかなか思うだけで実行に移せませんけれど。ライフプランとしては、映画を字幕なしで見ることができるくらい英語力をつけたいことと、何か1曲ピアノを弾くことができるようになりたいと思っています。う〜ん、難しいかなあ。英単語はなかなか覚えられないし、両手はどうやっても同じように動いてしまうしねえ。

 (※土屋賢二さんを教えてくれたななよさんには感謝です。) 

2005年10月10日(月)
今日も雨

  秋雨前線のせいか、今日も雨が降ったりやんだりの一日でした。今日はだらだらと何をするでもなく一日を過ごしてしまいました。楽しいことのあとの反動って大きいですね。

 こうした天気は人に色々考える時間を与えてくれます。今日はちょと真面目な話です。
 人に忠告するというのはとても難しいことですね。友人が行っていることが良くないと思って忠告しても、その友人からすればお節介なことかもしれません。こちらが大切な友人だからと思っても、相手からすれば、僕のことを、忠告してもらうほどの友人とは思っていないかもしれません。大切な友人だと思っているのはこちらだけで、相手は「あなたには言われたくない。お節介だ。」と思うかもしれませんね。まあ、それはそれで友人だと思っていたのが誤解だったのかとこちらで納得すればいいのですが、一番困るのは、忠告したことで、相手がすごく傷ついてしまうことです。よかれと思って忠告したことが、逆に友人の心を大きく傷つけてしまったことがあります。どうにか癒す手助けをしたいと思っているのですが、いつも空振りです。みんなの前ではいつも笑顔で、心の中の辛さなど微塵も感じさせない友人なのですが、まだ心の傷は癒されていないのが当事者の僕にはわかります。だからこそ、なお一層どうにかしたいと思うのですが、いろいろするほど、空回りしてしまいます。友人からは口うるさいと思われているかもしれません。忠告したときの判断は間違っていないと思ってはいるのですが、心の片隅では、言わない方が友人も幸せだったかもしれないかなあという思いが頭をもたげてきて、「お節介!」と心の中で僕を非難します。まいったなあ。でも、友人からはっきり邪魔!と言われるまでは、力になれることはするつもりです。大切な友人ですから(^^;

 静かな夜に聴く音楽としては、ジャンルとしてはジャズが一番かなと思うのですが(もちろん、クラシックの中でも夜聴くのが一番という曲はありますよ。グレン・グールドの弾くバッハのゴールドベルク変奏曲などは大好きです。)、ときどきビリー・ジョエルとかバーブラ・ストライサンドを聴きたくなります。
 これを書きながら今聴いているのはバーブラ・ストライサンド。「追憶」、「スター誕生愛のテーマ」、それに「スーパーマン」など素晴らしい曲があります。ビリー・ジョエルの「ニューヨークの想い(NEW YORK STATE OF MIND)」をバーブラ・ストライサンドも歌っていますので、聴き比べるのもおもしろいです。
 そういえば、ジャズ歌手のケイコ・リーも歌っていますが、またジャズ風の「ニューヨークの想い」もなかなかのものですよ。

2005年10月9日(日)
のんびり楽しい休日でした

 1泊2日のバーベキューから帰ってきました。
 昨日は昼前に集合して、材料を買い出しに行き、火をおこしてさあ、始めるぞと思った途端に、雨が・・・。ここまで用意したのに中止できるものかと、下に敷く予定のブルーシートにビニールテープをつけて木に縛り、屋根代わりにして、そのまま強行です。総勢男女8人、年齢も一番上の僕から20代の女性までバラバラですが、気のおけない友人たちですので、雨の中でしたが飲んで食べて楽しいバーベキューでした。お肉もスーパーでなく、専門のお肉屋さんまで遠出して買った肉でしたので、本当においしかったですしねえ。日頃食べることができないステーキ用の肉も奮発して買いましたが、炭火焼きの味は最高でした。暗くなってからは場所を部屋の中に移して団欒です。いやぁ〜楽しかったです。
 今朝は起きてから近くの公営温泉へ朝風呂です。まだ混んでいない露天風呂で空を見ながらのんびりお湯につかるなんて、ホント贅沢です。こんなに楽しくてのんびりと日を過ごすと、休み明けの反動が怖いです(^^;

2005年10月8日(土)
「エンタ!検定」やってみました

サイトを巡っているうちに知った、日経エンタテイメント社で行っている「第1回 エンタ!検定」というのを僕もやってみました。
その結果は、次のとおり。

平均点より1点高いのみ。
映画関係が一番できましたが、書籍関係が半分もできなかったのはちょっとショック。
書籍には興味がないようだと講評されてしまいました。
かなり偏った本の読み方しているせいですね。

外は曇り空です。今日のバーベキューまで雨が降らないでいてくれるといいのですが。

+++ 第1回 エンタ!検定 成績発表 +++ 
  
あなたの総合得点は61点  全国平均 60点  
全国順位(10月8日 0時現在)
21344位(46653人中) 
−−ジャンル別得点表 −−−−−−−−−−−−−−−
    0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■■■■
テレビ■■■■■■■■■■■■■■■
音楽 ■■■■■■■■■■■■■■
書籍 ■■■■■■■■■
芸能 ■■■■■■■
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
  
−−講評−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
あなたは「エンタの玄人」 
あなたは忙しい仕事や勉学のかたわら、世間の流行情報チェックを怠らない努力家に違いありません。ジャンル別にみると、「映画」が好きですね。「テレビ」「音楽」は平均的に知っています。「書籍」「芸能」にはあまり興味がないようです。仲間内で、あなたの好きなジャンルの話題になった場合、率先して盛り上げましょう。情報は発信する人に集まってくるものです。ちなみに、解答の傾向としては、特に「海外」ネタに詳しいですね。 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
エンタ検定実施中!
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/kentei/ 

2005年10月7日(金)
どうして?

  このサイトのほかに、今ブログでも本や映画の感想を細々と書いており、そちらで書いた感想をまとめてこちらのサイトに時々保存しているのですが(したがって、基本的に両方で書いていることは同じです)、中に飛び抜けて多くの人に見ていただいている感想があります。例えば、石田衣良さんの「反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークX」の感想です。どうしてだろうなあと以前から思っていたのですが、今日Yahoo!で「反自殺クラブ」を検索したところ、検索結果311,000件のうち、なんと4番目に僕の書いたブログがありました。たぶん、これがブログを読む人が多かった理由なんでしょう。そもそも、Yahoo!はかつて承諾もなしにかってにADSLを引こうとした(Yahoo!からの勧誘の電話に出た子供は、お父さんがいないから僕にはわからないと言ったにもかかわらず)、そして抗議をしてすぐに取り消せと言ったら、何日後でなければできないとバカなことを言うようなあこぎな商売をするところなので大嫌いなんですが、影響力が大きいことは認めないわけにはいきませんね。でも、どうして僕の感想が4番目なんてところにあるのでしょう。ブログ全体では、訪れている人は少ないのに。そちらの方が疑問になってきてしまいました。

 明日は、気のおけない友人たちと泊まりでバーベキューの予定です。楽しみにしているのですが、どうも天気予報によると、降水確率がかなり高いようです。1月以上前から計画しているので、どうか雨が降らないで欲しいのですが。

 桜庭一樹さんの「少女には向かない職業」(東京創元社)読了。

2005年10月5日(水)
健康診断終了

 健康診断受けてきました。いやぁ〜もうあちこちガタがきていました。血圧なんて、最初測ったとき高くて、保健師さんに深呼吸してくださいと言われて深呼吸して測り直したのですが、深呼吸したらもっと上がってしまいました。よく白衣を見ただけで血圧が上がってしまう人がいるそうですが、若い看護師さんならともかく、今日の看護師さんは僕より遙か年上の方でしたしねえ・・・。胃のレントゲンでバリウムを飲みましたが、あとが大変でした。バリウムがおなかの中で固まって便秘になってはいけないため、検査のあとで下剤を飲まされましたが、これが効くの何のって。お腹が何度も痛くなってトイレに駆け込み、仕事どころではありませんでした。
 体重はやっぱりウチの壊れた体重計で測ったものとは2キロも違いました。もちろん、2キロも重かったです。どうして夏痩せしなかったのだろう、がっかりです。
  この健康診断ですが、結果が本人の手元に来るのが毎年3か月後くらいです。したがって、もし今癌であっても、結果が出てきたときにはもう手遅れになっているのではないでしょうか。いったい何のための健康診断やら。

 今日は一日中雨。天気予報では例年より遅い秋の長雨のようですが、今週土曜日には気のおけない友人たちとバーベキューを計画しているので、天気が心配です。今回集まる友人たちとは、何回かバーベキューしたりして遊んでいるのですが、何かを計画すると、いつも天気が悪くなります。みんなお互い、彼が雨男だ、いや彼女が雨女だと言っているのですが、果たして本当の雨男(雨女)は・・・。

  奥田英朗さんの「ララピポ」、1日1編ずつと思って読んでいましたが、ついついおもしろくて一気に読了です。この本は、読み終わってもその辺に転がしておけません。子供が表紙カバーに穴が開いているのを見て、興味を持ってカバーをはずしたら大変。親の尊厳が損なわれてしまいます(^^;

2005年10月4日(火)
明日は健康診断

 明日はいよいよ職場の健康診断の日です。今年はメタボリック症候群を把握するためにおへその周りを測ってこいとのこと。メタボリック症候群なんて聞き慣れない言葉ですが、受診上の注意点という紙に書いてあった説明を見ると、「肥満を基因に、高脂血症、高血圧、糖尿病などの危険因子が重なり合い、心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化せい疾患を引き起こすメカニズムの総称」だそうです。しょうがないので、測ってみたところ・・・はぁ〜、こりゃぁ、明日保健師さんに一言も二言も言われそうです。

 奥田英朗さんの「ララピポ」、一日1編づつ。2編目を読み終わりましたが、なおいっそう奥田さんも忠告しているように、紳士淑女は読まない方がいいですねえ。ゾンビシリーズでファンになった人は唖然としてしまうかもしれません。紳士ではない僕は今夜3編目に突入です。

2005年10月3日(月)
クール・ビズ終了

 9月いっぱいは我が社でもクール・ビズということで、ノーネクタイOKでしたが、本日からネクタイ着用となりました。今まで首周りがゆったりしていたのに、久しぶりに締めるネクタイで首が変な感じです。まさか体重とともに首周りもサイズが大きくなったってことはないだろうか、ちょっと不安です。冬に向かって今度はウォーム・ビズって言い出すのだろうなあ。うちの会社って、どうも世の中に振り回されすぎの感があります。
 奥田英朗さんの「ララピポ」読み始めました。6編からの連作短編集ですが、まずは最初の1編を読了。う〜ん、やっぱり作者の言うように紳士淑女のみなさんは読まない方がいいかもしれません。さて、今夜は2編めに突入します。

2005年10月2日(日)
夏に逆戻り

 秋らしい気候になったと思ったら、今日はまた一気に気温が上がって、30度を超えてしまいました。昨日しまったばかりの半袖を慌てて出しました。さてさて秋はどこに行ってしまったのでしょうか。

 今TBSテレビで「中居正広のテレビ50年」という番組をやっています。この50年間のTBSで放映された色々な番組が出てきていますが、ほとんど見ていますねえ。テレビ少年でしたね。マンガやドラマの主題歌が流れたときは思わず歌ってしまい、子供から、みんな知っているのねと呆れられてしまいました。今の時代より、もう少しテレビというものが身近にあったような気がします。「時間ですよ」なんて、銭湯を経営する家が舞台なので、脱衣場での女性の裸の場面もあって、親に怒られながら毎週楽しみにしていましたっけ(^^; そのあとの「寺内貫太郎一家」もおもしろかったなあ。それにしても、「え〜あの番組、30年も前なのかぁ〜」とびっくりするほど時の流れは早いですね。

 エアガンを使った発砲事件が相次いで起こっています。事件の起こった場所は日本全国に散らばっていますので、一人の犯人が起こしたものでなく、模倣犯が多いのでしょう。車の窓ガラスが割れるくらいですから、直接人間に当たったら大変な怪我になるのは間違いありません。それをわかっていてやるのですから、人間のくずですね。エアガンもおもちゃ売り場で売っているそうですから、誰にでも手にはいるようです。それを威力が増すように改造する人もいるようですので、どうにか販売方法を考えた方がいいですね。のんびり道も歩けない世の中になってしまいました。

2005年10月1日(土)
「シン・シティ」観てきました

 毎月1日は映画館がファンサービスでーで入場料が1000円です。さっそく今日から公開の「シン・シティ」を見に行ってきました。シネコンの一番大きいスクリーンでしたが、入場者もそれほど多くなかったので、真ん中の一番いい席で、両側も空いていて、ゆったりと見ることができました。感想は2005映画鑑賞の部屋にアップしました。
  梶尾真治さんの「精霊探偵」読了。ミステリかと思いきや、SF色の方が強かったですね。次は、奥田英朗さんの「ララピポ」です。