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身辺雑記(2005年4月)

2005年4月30日(土)
おかしな電話

  最近、いろいろな勧誘の電話が多くかかってきます。家庭教師はどうかとか、教材はどうかとか、主に子供を持っている親ということでの電話ですが、それとは違う変わった電話があります。息子あてに若い女性から電話がかかってきます。それも違う名前の女性からです。「こちらからかけさせるので、電話番号を教えてくださいと」と言うと、「あ、いいです」と言って切ってしまいます。息子は東京の学校に行っているので、友人なら知っているはずなんですよね。息子もそんな人知らないと言います。どうも向こうの電話の周りでは大勢の人の話し声がするので、たぶん、これって電話での何かの勧誘なんでしょうね。名前を名乗っていかにも友人のふりをして電話をかけてくるなんて、なかなか相手もやるものです。これで本人が出れば、どこかの喫茶店にでも呼び出して、おもむろに教材費何十万という話になるのでしょう。可愛い声の女性から誘われれば、のこのこ出かけていく男もいるかもしれません。今度かかってきたら、息子になりすまして話を聞こうと思います。おもしろそうなので。それにしても、息子の名前を知っているなんて、個人情報がどこに流れているかわかりませんね。気をつけないと。

  大切な友人のお母さんが亡くなりました。昨年秋から入院し病魔と闘っていたのですが、残念ながら帰らぬ人となりました。お正月に一時帰宅した際はウナギが食べたいと言っていたそうなので、食欲があるなら大丈夫と思っていたのですが・・・。仕事で遅くならない日は、夜看病に病院に通っていました。今はとっても辛いだろうと思います。慰めの言葉も彼女には何の力にもならないのでしょう。負けず嫌いで、なかなか人を頼らず、自分で解決しようとしてしまう人なので心配なのですが・・・。

2005年4月29日(金)
連休初日

 ゴールデンウィーク初日です。今日は職場のある町のお祭りでした。うちの職場もお付き合いで参加することになったため、午前中は若手社員を激励に(というか、暇つぶしに)行ってきました。
 別に何の特徴もないお祭りで、各企業や町の団体が食べ物等の屋台を出したり、仮面ライダーショーやトモ&テツのショーがあったりするだけでしたが、ゴールデンウィークを近場で過ごそうとする人たちも多かったのか、会場内はかなりの人出でした。今日は真夏並みの暑さでしたが、この大勢の人混みの中、よくみんな出かけてくるものですねえ〜と、そのパワーに感心です。僕の方は、人の多さに圧倒され、暑さもあって、昼前には撤退しました。まったく、暑かったですねえ。
 昨夜から京極夏彦さんの「陰摩羅鬼の瑕」を読み始めましたが、さすが弁当箱本と言われるだけあって、その厚さに圧倒されます(こちらは“暑さ”ではなく“厚さ”です)。頑張って読みましたが、まだ250ページです。普通の本ならもうラスト間近なのに、こちらはまだまだ序盤です。だいたい事件が起きていません。この先どうなるのでしょう。
 時間にまかせてTOPページのMY本棚を従来の著者別に、タイトル別を加えました。まだまだ400冊を少し超えたばかりです。まずは500冊目指してゴールデンウィーク中も頑張って読むぞ!! 

2005年4月28日(木)
いよいよ明日から

  いよいよ明日からゴールデンウィークが始まります。といっても、どこに行くという予定がないので普通の休日と変わりはないのですが・・・。せっかくの休みですので、大量に残っている積読本を少しでも片付けようかと思っています。休みが続くので、京極夏彦さんの弁当箱本を読もうかなあ。まだ「陰摩羅鬼の瑕」が積読本で残っているのですよね。さてさて、どうしましょう。

2005年4月27日(水)
脱線事故その後

  脱線事故から3日がたちましたが、いまだ潰れた車両の中に閉じこめられている人がいるようです。被害者の身元がわかるにつれ、本当に胸が痛くなります。車両の中で鳴る携帯電話のディスプレイに現れる「自宅」という文字。いまだ行方不明の家族を捜して、携帯を鳴らすのでしょうが、それに応える人はいないという悲しい状況。最終的に死者100人以上となるゴールデン・ウィークを前にあまりに悲惨な事件です。

  瀬尾まいこさんと我孫子武丸さんの本を止めて読んでいた舞城王太郎さんの「世界は密室でできている。」を読了しました。読まず嫌いの舞城さんでしたが、あの文体になれると意外とおもしろいです。あとデビュー作の「煙か土か食い物」、「阿修羅ガール」、「みんな元気。」の3冊が積読になっています。次は何を読もうか思案中です。

2005年4月26日(火)
ゴールデンウィークまであと少し

 いよいよ今週末からはゴールデン・ウィークです。あと二日出勤すれば休みです。ただ、休みは暦どおりなので、三連休はあるものの、間は一日出勤しなければなりません。来月7日の四季劇場での「オペラ座の怪人」は、当初娘と二人で行く予定だったのですが、妻が「私も見たい!」と言うので、一日早い母の日のプレゼントということで妻に譲ることにしました(夫から母の日のプレゼントもおかしいですが)。四季劇場には行ってみたかったのですがねえ。これで予定がなくなってしまいました。お金もないし、ゴロゴロして過ごそうかな。

 辻村深月さんの新刊の題名については、アマゾンでは「子どもたちは夜と遊ぶ」、一方bk1では「藍色を照らす光」となっていましたが、今日bk1を見たところアマゾンと同じく「子どもたちは夜と遊ぶ」に変更されていました。情報の正確さで今回はアマゾンの勝ちでしょうか。
 それにしても、利用対象は相変わらず「幼児」になっていますよ。bk1さん!

2005年4月25日(月)
大事故です

 今日はすごい事故が起こりましたね。全然知らなくて仕事をしていたのですが、外に出ていた同僚が、「大変な事故が起きたぞ!」と部屋に飛び込んできて事故を知りました。いまだに車両の中に閉じこめられている人がいるそうです。早く救助しなくては!
(先ほどテレビで、娘を捜して負傷者が搬送された病院を回る父親の姿を放映していました。テロップで、その後娘さんの死亡が確認されたと出ました。娘を持つ親として父親の心を思うと本当に堪りません。)

  ウイルスバスター騒動で、勤務先のパソコンを起動するか不安でしたが、何事もなく、無事起動しました。土日に出勤しなかったことが幸いでした。

 帰りに書店に寄ったら、新潮文庫が発売になっていました。一番の目玉は、伊坂幸太郎さんの「ラッシュライフ」です。ハードカバーで既に読んでいるのですが、文庫化に際し改稿を行ったとあったので、つい購入してしまいました。舞城王太郎さんの「阿修羅ガール」も文庫化です。2003年1月に刊行されていますので、通常文庫化まで3年といわれていることを考えれば、ちょっと早いですね。このところ、舞城さんの本が続々と文庫化されますが、売れるときに売ってしまおうということでしょうか。さらに古処誠二さんの「少年たちの密室」が「フラグメント」と改題されて文庫化です。「少年たちの密室」という題名は割と気に入っていたのですが、どうして改題したのでしょうか。「フラグメント」では、何がなんだかわからないのですが。新書版を持っているのですが、買おうかどうか悩んだすえ、これは止めておきました。

2005年4月24日(日)
ウイルスバスター不具合

  昨日、ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」が原因で、パソコンが起動しなくなったり、LANに接続しなくなったりするトラブルが相次いだそうです。ウイルス対策ソフトがウイルスになってしまったんですねえ。僕自身は幸運にもウイルス対策ソフトは別の会社のものを使用しているので、騒動に巻き込まれなくてすみましたが、勤務先のパソコンが「ウイルスバスター」を使っています。明日、出勤して果たしてパソコンは起動するのでしょうか。仕事上のファイルがいっぱいあるし、心配です。被害者の中には、まさか「ウイルスバスター」が原因とは思わず、ハードディスクを初期化して、大事なファイルを消してしまった人もいるようです。どうするのかなあ、トレンドマイクロ社さん!

 打海文三さんの「ぼくが愛したゴウスト」読了。次は、瀬尾まいこさんの「優しい音楽」か我孫子武丸さんの「弥勒の掌」にとりかかります。どちらにするか悩むなあ。

2005年4月23日(土)
重い映画でした

  重い映画を見てしまいました。アレハンドロ・アメナーバル監督の「海を飛ぶ夢」です。今年行われた第77回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品です。いや〜本当に胸にズシリとくる映画でした。とても気分が滅入っているときには見ることができない映画ですね。感想は、後日2005映画鑑賞の部屋にアップします。ちょっと今日は書けそうもありません。

2005年4月21日(木)
何が正しいの?

  オンライン書店のbk1に恩田陸さんの「光の帝国 常野物語」の続編(といっても、それより以前の話のようですが)である「蒲公英草紙 常野物語」が掲載されていました。まだ予約販売も始まっていないようですが、5月下旬には刊行されそうです。「光の帝国〜」がおもしろかっただけに、どんな物語になるのか楽しみです。
 辻村深月さんの新作がアマゾンとbk1で予約販売が始まっていますが、両者の題名が異なっています。アマゾンでは「子どもたちは夜と遊ぶ」で、bk1では「藍色を照らす光」です。全く違います。どちらが正しいのでしょうか。そのうえ、bk1では利用対象が“幼児”となっています。どうなっているのでしょう。
 以前書いたように、辻村さんは地元出身なので、応援を兼ねて予約してしまいました。でも、本当に幼児が対象だったらどうしましょう。

 先日、仕事が停滞気味と書きましたが、仕事が一山越えたというほかに、上司とうまくいかないことも原因なんですよねえ。性格上おかしいことはおかしいとはっきり言ってしまうことが、上司には気に入らないようです。当たり前ですが。特に僕は派遣されてきている身なので、外から来てゴチャゴチャ言うと思っているのでしょう。さてさて、あと1年はここにいなくてはならないし、人間関係めんどくさいなあと感じるこの頃です。嫌ですねえ・・・。

2005年4月20日(水)
定期を解約するのも・・・

  最近、銀行で定期を解約するのもいろいろ面倒になりましたね。以前は証書と届出印さえ持って行けば、本人でなくても解約できたのですが、今では駄目です。先日、仕事が忙しくて銀行に行っていられないので、妻に任せましたが、銀行で本人でなければ駄目と断られてしまいました。しょうがないので、今日昼休みに、食事もそこそこに銀行に飛んでいきました。でも、本人が行っても本人確認のために免許証を見せて欲しいと、なかなか簡単にはいきません。まあ、他人に簡単に引き出せるようでは困るので、これもやむを得ないのでしょうかね。
 あ〜あ、それにしてもお金は羽をはやしてどんどん手元から飛んでいってしまいます。車もすでに9年目ですが、当分買い換えられそうもないなあ。車検費用を用意しなくては!
 それともう一つ。5年もしていた定期なのに、利子がほとんどついていません。もう、銀行預金も利子を期待するのではなく、タンス預金の代わりに安全な保管場所を確保するためのものと考えなくてはやっていられませんね。  

 安田ママさんの「銀河通信オンライン」に、加納朋子さんの「ささらさや」の続編「てるてるあした」が5月27日に刊行されるということが書いてありました。
 話の舞台は前作同様佐々良ですが、今回は15歳の女の子が主人公で、さやは脇役だそうです。
 「ささらさや」の最後が、ああした感動的な終わり方でしたので、続編があると聞いたときに、さやの大切な人はどうなるの?と思ったのですが、そうですかぁ〜、主人公が変わるという手できましたかぁ。
 おなじみの人たちも登場するようですよ。
 安田ママさんは、すでにゲラを読まれた(うらやましい!!)とのことで、幻冬舎のPR紙「ポンツーン」5月号に紹介文を書いているそうです。さっそく本屋さんでゲットしなくては。
 “めっちゃくちゃいいお話”ということなので、読むのが楽しみです。

2005年4月19日(火)
仕事が停滞etc・・・

  このところ、仕事がちょっと停滞気味。3月に一山超えて、がくっと力が抜けてしまいました。ホント、どうしましょという感じです。もう一度気分を奮い立たせないと、このままゴールデン・ウィークに突入してしまいます。それでは、ちょっとマズイです。さて、頑張らなくては!
 
 最近映画館に入ると、上映前に館内で録画、録音等は禁止、やっている人がいるのを見たら従業員にお知らせくださいという警告が出ます。「ハウルの城」の海賊版DVDが販売されているという事件があってからでしょうか。
 それにしても、ビデオ撮影とまではいきませんが、携帯電話の普及でマナーの悪い人が増えているのは事実です。相変わらず、館内で携帯の呼び出し音が鳴りますし、そればかりでなく、それに応答して館内で話をするお馬鹿さんもいます。戦闘シーンで爆弾がドカンドカンと爆発しているようなシーンではまだいいのですが、静かなシーンではいくらひそひそ話をしても気になるんですよね。「携帯止めろ!」と怒鳴った人がいましたが、思わず拍手しそうになってしまいました。自分が注意できないのが情けない・・・。
 携帯をマナーモードにしていても、メールがくるとみんなフリップを開けてメールを読むのですが、あれも困ります。本人は音がしないから何の文句があるのかと思うでしょうが、真っ暗な館内で携帯の画面が光り輝いて、気になります。大いに迷惑です。迷惑だと思わない精神はどうなっているのかと不思議でなりません。是非ともマナーモードでなく館内では電源を切ってもらいたいです。もしくは、外に出てメールを読んで欲しいですね。
 映画を見ているときくらいはメールのことなど忘れて、じっくり映画を楽しみましょうよ。

 事務所がある町の防災無線で、老人が家を出たまま行方不明という放送が流れました。朝から地区の消防団が出て探していましたが、昼間になっても見つからず、午後からは町消防団全団あげての捜索となりました。
 事務所にも町の消防団に入っている人があり、休みを取って捜索に出かけていきました。まだまだ隣近所との繋がりがある小さな町だからできることでしょうが、みんな大変です。近所の奥さんたちは捜索に出かけている人のために炊き出しをしているそうです。
 都会だとこういうわけにはいかないでしょうね。この周辺の町村も来年市町村合併によって市になります。市になっても、こうした近所の関係はなくならないでいられるのでしょうか。

2005年4月18日(月)
読まないうちに文庫化

  仕事帰りに寄った書店で、光文社文庫から恩田陸さんの「劫尽童女」が発売されているのを発見しました。大ショック!ハードカバーを買ったのですが、積読ままになっていました。悔しいので、今夜から読み始めることとします。通常文庫化されるのは、発行されてから3年後と言われています。確かに「却尽童女」も発行は2002年4月で、この4月で3年になっていました。あ〜あ、これじゃあ3年待って文庫本買った方が良かったなあ。積読本は、気をつけて3年たつまえに読まなくては。 

2005年4月17日(日)
映画三昧で満足です

 今日は映画三昧の日でした。
  午前中は予定どおり子どもたちを連れて、キアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」を見に行ってきました。8つのスクリーンを持ったシネコンで、一番大きなスクリーンは、やっぱり子どもたちに人気の「コナン」の最新作。昨年までは娘を連れて見に行きましたが、さすがに今年はもういいや!とのこと。昨年の「コナン」が今年は「コンスタンティン」です。成長しました(^^)
 封切り初日の最初の回に行きましたが、入場者は3分の1ほど。意外とキアヌ・リーブス、人気がありませんねえ。映画の内容自体もテレビの予告編で見たほどアクション中心ではありませんでした。キリスト教徒でない人は、見る前に公式ホームページで予習していった方が良いかもしれません。
 夜は、一人でトニー・レオン、アンディー・ラウ主演の香港映画「インファナル・アフェアV 終極無間」を見に行ってきました。この映画、ぼくはおもしろいと思うのですが、興行的にはこの町では今一歩のようで、上映も夕方から2回しか行いません。たぶん、上映期間も短いのではないかと思って、思いたったらナントカとばかりに、封切り初日に行ってきました。レイト・ショーだと入場料が1200円ということもありますしね。こちらは、残念ながらシリーズの中ではちょっとおもしろさが今一つかなと感じました。
 両作品とも、感想は後日2005映画鑑賞の部屋にアップします。

2005年4月14日(木)
いよいよ今週末から「コンスタンティン」公開

 いよいよ今週末からキアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」と、アンディ・ラウ、トニー・レオン主演の「インファナル・アフェアV」が公開されます。土曜日には子供も見たいというので、一緒に「コンスタンティン」を見に行く予定です。テレビで流れている予告編を見ると、CGもすごくておもしろそうです。キアヌと競演する「ハムナプトラ」のレイチェル・ワイズも好きなんですよね。コケティッシュな面もあるけど気が強そうな面もあり、ちょっとタイプです(^^;

 帰り道で書店によってダ・ヴィンチ5月を見たところ、先日ここに書いた織田隼人「メル返待ちの女たち」がヒットの予感という記事で紹介されていました。さっそく、現物を探して、店の中をうろうろして、やっと見つけました。携帯電話の雑誌が置いてあるところにありました。それにしても、この表紙だと、おじさんは買えないですよねえ。手に取るのも周りを気にしながらです。でも、手に取って中を見て初めてわかりました。この本で1260円はちょっと高すぎますよ。主婦の友社さん。

2005年4月12日(火)
おかしな陽気です

  このところの天気はどうなっているのでしょう。今日は雨が降って、肌寒い一日でした。この前冷房を入れたと思ったら、今日はまた暖房に逆戻りです。
  「WEB本の雑誌」に新刊で織田隼人著「メル返待ちの女」(主婦の友社)の紹介がありました。それを読むと、どうも女性はせっせと長文の携帯メールを打つけど、男性はそれに対して、返事は短いというようなことが書かれているようです。でも、僕は違うんですけどねえ。これって、男としてはおかしいのかな?この本、女性でなくてもじっくり読んでみたくなってしまいますね。

 今夜から東京創元社ミステリ・フロンティアの最新作、藤岡真「ギブソン」を読み始めます。

2005年4月10日(日)
やらなければいけないことを一気に

 さすがにもう雪は降ることがないだろうと、今日は思い切ってスタッドレスタイヤを交換しました。今日も暑い一日で、汗をだらだら流しながらの作業です。すっかり疲れてしまいました。桜も一気に満開になったと思ったら、風ですでに桜吹雪が舞っています。あっという間に散ってしまうのでしょうか。
  タイヤを交換した勢いで、次に以前からどうにかしようと思っていた、床の間に積み重なっていた本の片付けに取りかかりました。ほこりだらけの本を一冊一冊ずつ段ボール箱の中にしまっていきながら、あれ?こんな本買ったっけ?というような本も出てきました。文庫化されてしまった本もあり複雑な心境です。

  ただいま、畠中恵さんの「とっても不幸な幸運」(双葉社)を読書中です。「とっても不幸な幸運」と名付けられた缶をめぐるお話しです。

2005年4月8日(金)
暑いです!

  月曜日の寒さはいったいどこにいってしまったのでしょうか。すっかり春になって、今日も一日暖かい日でした。というより、プレハブの事務所で仕事をする僕らにとっては暑いと言った方がいいかもしれません。窓を開ければと思ったところ、思わぬ春の嵐。机の上の書類が舞い上がってしまい、これは駄目だと窓を閉めると、今度はものすごい暑さ。冷房を入れてしまいました。4月にエアコンを入れるなんて気が引けますが、やむを得ません。あ〜あ、夏になったらどうなるのでしょう。蒸し風呂地獄の日が近づいてきました。そのうえ、心配なことがあります。冬に暖房をいっせいに入れるとブレーカーが落ちてしまったので、たぶん夏も冷房をいっせいに入れるとブレーカーが落ちるのは間違いありません。冬は厚着をしてしのいだのですが、夏は服を脱ぐわけにもいかず、どうしたことやら。
 現在、角田光代さん「人生ベストテン」を読書中。

2005年4月7日(木)
桜もそろそろ満開です

  昨日からすっかり暖かくなってきました。特に昨日は夏並みの暖かさで、桜のつぼみが一気に開き始めました。満開ももう間近です。生き物たちも、この暖かさですっかり冬眠から目が覚めたのか、トカゲが元気に歩き回っていました(トカゲって冬眠しましたっけ?)。いよいよ本当に春ですねえ。
  昨夜は、あれから2次会に繰り出した人たちもいて、今朝はみんな疲れ気味。あれほど酔っぱらって言い合ったことも、覚えていないようです。まあ、それでいいのでしょう。酒の席でのことで職場がぴりぴりしては困ります。あったことは知らないふりをしておきましょう。

2005年4月6日(水)
また飲み過ぎてしまいました

 今夜は派遣先の職場の懇親会でした。もうそろそろ日が変わろうとしていますが、なんとようやく1次会が終わって帰ってきたところです。他の職員はこれからまだ2次会へと繰り出していきましたが、ホント、元気です。この歳になると、とても付き合うほどの元気がありません。
 18人もの職場となると、色々な性格の人がいて、飲んで口論になったり、日頃おとなしい人が突然酔って暴れたりと、周りは大変です。僕自身は、酒は楽しく飲みたいと原則思っているのですが、やっぱり時には酒を飲んで愚痴をこぼしてしまうこともあります。でも、暴れたり喧嘩をしたりするのは勘弁願いたいですね。周りは気分よく酔うこともできません。といいながらも、またいっぱい飲んでしまいました。明日が辛いだろうなあとまたまた反省です。
  
 「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2005年本屋大賞」が発表になりました。大賞は恩田陸さんの「夜のピクニック」です。順当と言えば順当でしょうか。僕も書店員であれば、この本をきっと推したと思います。青春時代を思い起こさせてくれる素敵な本でした。次点は荻原浩さんの「明日の記憶」でした。これまた僕としては文句のないところです。痴呆症、今では認知症と言われる病気をテーマとしていますが、僕らの年代にはそろそろ身につまされる問題となってきそうです。明日からは、これらの本が書店で平積みになっているのでしょうね。 

2005年4月5日(火)
入学式に参加して

 昨日、夜は歓迎会だったのですが、実は休みを取って末っ子の中学校の入学式に行ってきました。最後の子なので、今まで入学式なんて妻任せだったのですが、もうこんなこともないと思っての決断です。娘は父親と一緒に写真を撮るのも嫌がって、友達に「お父さん、かわいそうでしょ」と言われる始末。いい友達を持ったと、父親は感激です。
 この学校、幼稚園から小、中、高、それに短大に大学まであり、大学の構内にはファミレスやマクドナルドまであるという、僕らの時代からすれば考えられないくらい満たされています。うらやましいですねえ。
 制服姿の子どもたちを見ていると、やっぱり自分の学生時代が思い起こされます。この子たちは、今から楽しい青春時代を送るのだろうけど、僕にはもうそんな経験ができないと思うと、寂しくなりますね。あ〜あ、もう一度中学生時代からやり直したいなあ・・・ 

2005年4月4日(月)
またまた飲み過ぎ

  今夜は派遣元の職場の歓迎会でした。このところ送別会やらで飲み過ぎているので、一次会で帰ってきました。とはいえ、やっぱりちょっと飲みすぎです。明後日は派遣先の今の職場の歓迎会があるし、少しセーブしないと体調を壊してしまいそうです。
 今日は冬に帰ったような寒い一日でした。しかし、明日からはまた暖かくなるようですね。桜もいよいよ咲き始めましたし、そろそろ春本番になってくれないと困ります。
 光原百合さん「最後の願い」、瀬尾まいこさん「幸福な食卓」読了しました。

2005年4月2日(土)
火事その後

  いつもなら夕方になると山の中腹に煌々と光り輝いていたレストランは、先日の火事で全焼し、見る影もありません。僕は知らなかったのですが、そのレストランは、「ガラスの仮面」で有名な漫画家の美内すずえさんのご主人が経営していたそうです(職場の若手職員から聞きました。かつて、彼女にせがまれてそのレストランに行ったときに聞いたそうです。)。知る人は知るということもあり、夜景も綺麗だったので訪れる人は多かったようですね。山林には延焼しましたが、近所の家に燃え広がらなかったのは幸いでした。
  火事の最中に救急車が上っていったのですが、報道によるとけが人もなかったということでした。しかし、実は一人いたのです。火事現場の近くに住む僕の叔母が、火事場見物に行こうとして(こういうと叔母には怒られますが。火事が心配で見に行こうとしたそうです。)、つまずいて膝の皿を割ってしまいました。救急車は、叔母のところに行くところだったのです。消火の邪魔になりますし、火事場見物はよしましょう。ろくなことになりません。
  
  注文しておいた「オールド・ボーイ」のDVDが届きました。あの辛口の井筒監督が絶賛した韓国映画です。井筒監督が評価したからというわけではなく、僕としても昨年見た映画のマイベスト10の第2位に評価した映画です。ことばでは簡単に言えないほどのすごい映画です。感動で涙を流す映画はあっても、あれほど心に突き刺さる(こんな表現しかできないのが残念ですが)映画はありません。じっくり見たい映画です。

2005年4月1日(金)
うれしい知らせ

 昨日うれしいメールが届きました。前の職場で一緒にいた女の子から、結婚しますという知らせ。相手は僕と机を並べていた男です。彼がみんなに交際しているのを知られるのが嫌だったようなので、周囲の人は知らないふりをしていましたが、みんなうまくいけばいいのにと思っていました。この4月の異動で彼が彼女の職場に近い職場へと異動したので、みんないよいよだねと噂していました。月並みな言い方ですが、とても素敵なカップルなので二人には幸せになってもらいたいものです。
 昨日はそんなうれしい知らせとともに、妻が某国家試験に合格したという知らせも。運転免許ぐらいしか資格のない僕と異なって、いくつか資格を持っているのに、また資格を取得しました。これで将来の退職時には退職金を半々にして離婚という可能性が高くなってきました。なにせ、子供に手がかからなくなってきたら仕事に生きる!と今でも言っているからなあ・・・
 合格で機嫌がよかったのか、酒の肴を買ってきたので、昨夜はお祝いで飲んで爆睡してしまいました。最近なかなか本を読む時間を持てません。

 今日は新年度の始まりの日。新しい仲間との新しい1年が始まります。今日は1日なので映画館が入場料金一律1000円のサービスデーです。仕事も早く終わったので、帰りにアカデミー賞にノミネートされた「サイドウェイ」を見てきました。これは、完全に中年の映画です。映画館の入場者も見回したら若い人が目につきませんでした。