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身辺雑記(2005年1月)

2005年1月31日(月)
寺井尚子「ジャズワルツ」

  FMから流れてきた寺井尚子さんの「ジャズワルツ」という曲が素敵だったので、レンタルショップに行って、さっそくレンタルしてきました。ヴァイオリンだったので、てっきりクラシックかと思ったのですが、寺井尚子さんはジャズ・アーティストなのですね。全然知りませんでした。クラシックのところを探してもなくて、あったのはジャズのところでした。ヴァイオリンでもジャズなんですね。今も聞きながら、これを書いていますが、とても素敵なヴァイオリンの音色です。また新しい発見をしてしまいました。
 松尾由美さんの「雨恋」を昨日から二日かけて一気に読了しました。帯に『「文学賞メッタ斬り!」の大森望氏も涙!』とあったので、大いに期待したのですが、このところ涙腺の弱くなった僕でも、ちょっと涙は出ませんでした。それなりに切なかったのですが、結末が読めてしまいましたからね。

  今日で早くも1月が終わりです。ついこの間、お正月を過ごしたばかりなのに。本当に時がたつのは早いですねえ。歳を重ねるごとに、時計の動きが速くなる気がします。

2005年1月29日(土)
「Ray/レイ」

  昨夜はしこたま飲みましたが、今朝は二日酔いもなく、爽やかに目覚めました。
 さっそく、今日封切りの「Ray レイ」を見に行ってきました。先日のアカデミー賞ノミネート作品の発表では、作品賞、監督賞、そして主演男優賞にノミネートされています。行ったのは8つのスクリーンを持つシネコンだったのですが、アカデミー賞にノミネートされた作品でありながら、上映された劇場は8つの中でも一番小さな132人しか入らない劇場でした。混んでいるかなと思って入場したのですが、入場者はなんと5人だけ(簡単に数えられました)。前にも書きましたが、地方の文化度(といっては大げさかもしれませんが)は低いです。別のスクリーンで上映した「オーシャンズ12」は混んでいたようです。娯楽作品にはやっぱりかないませんね。感想については、後日、2005映画鑑賞の部屋にアップします。

 ハヤカワ文庫から、ウィリアム・L・デアンドリアの「ホッグ連続殺人」が大きな文字となった新装版で発行されましたが、前の版があるにもかかわらず、購入してしまいました。前の版と比較すると、登場人物の名が修正されているほか、登場人物評の並び順が変更されています。10年以上も前に読んだものなので、すっかり内容を忘れてしまっていますが、この変更は何か理由があるのでしょうか。

2005年1月28日(金)
打ち上げです

 とにかく、何だかんだとありましたが、仕事がうまくいったので、今日は打ち上げでした。気分的にはいまひとつというところもあるのですが、嫌なことは飲んで忘れたい! 飲むぞ!と、勇んで出かけたのですが、やっぱり忘れられませんでした。酒を飲むときのモットーとしては、「飲むときは愉快においしく」ですが、なかなかそうもいきませんでしたね。全く、こんな気分にしたのは誰だ!僕は割と執念深いんだぞ! 

 明日からアカデミー賞にノミネートされた「Ray レイ」が公開されます。盲目のピアニスト、レイ・チャールズの一代記です。主演をしている○○が、そっくりというだけでなく、素晴らしい演技で、アカデミー賞主演男優賞の最短距離にあるのではないかと言われているので、楽しみです。同じく明日から公開される「オペラ座の怪人」は、妻と娘も観たいというので、来週行く予定です。来週末からは、「アレキサンダー」も公開されますし、映画三昧の日を送りたいですね。

2005年1月27日(木)
疲れました

  仕事の話です。昨日、僕らの行っているプロジェクトは多くの賛同を得て継続することに決定しました。しかし、結果が出るまでに反対派から妨害を受け、利害関係が絡んだときの見たくもない人間の醜さを見せられてしまいました。いくら何でも、そこまでするか!という感じです。さすがに昨夜は疲れて、ご飯を食べて風呂に入ったら、すぐに寝入ってしまいました。今日も、昨日の後始末で一日慌ただしい日を過ごしました。おかげで、なかなか本を読むことができません。
 先日、アカデミー賞のノミネート作品が発表されました。レオナルド・ディカプリオが念願の主演男優賞を獲得するか、それとも下馬評どおりの「レイ」のジェイミー・フォックスか、はたまた昨年に続きノミネートされた「ネバーランド」のジョニーデップか、発表の日が楽しみです。今週末は「レイ」を見に行く予定です。   

2005年1月25日(火)
久しぶり

  午前中、仕事を休んで市役所へ用事を足しに行く途中、久しぶりに飲み友達だった女性と偶然出会い、懐かしくて、しばらく立ち話をしてしまいました。彼女は、気のおけない女性で、気軽に飲みに行く友人だったのですが、さすがに彼女が結婚してからはそういうこともなくなってしまいました。男性というのは結婚しても関係なく飲み歩くことができますが、女性はなかなかそういうわけにはいかないようです。子供も生まれて子育てに手がかかってしまうということもありますし。こんなこと書くと女性の方からは、不平等だ、男性だって積極的に子育てをすべきだ、私だってたまには友人と飲みに行きたい!という声が上がりますよね、きっと。
  本日、カウンターが15000を超えました。訪問していただいたみなさん、ありがとうございます。これからも少しずつ更新していきますので、よろしくお願いします。 

2005年1月24日(月)
金曜日は祝勝会、解散会?

  今週水曜日には、現在行っているプロジェクトを今後どうするかについての評価が出されます。昨年夏まで行っていたプロジェクトは中止が決まり、再度人員を整えての新たなプロジェクトですが、果たして結果はどうなることでしょうか。うまくいけば、金曜日は祝勝会(?)、駄目であれば解散会となる飲み会の予定です。僕自身は、違う部署からお手伝いで派遣されているのですが、どうか今回は頑張っているみんなのためにも成功したいものです。
 オンライン書店に注文しておいた直木賞受賞作、角田光代さんの「対岸の彼女」が届きました。30代、既婚、子持ちのいわゆる昨年流行った言葉で言えば「勝ち犬」の小夜子と、独身、子なしの「負け犬」の葵を描いた作品のようです。積読本が多くて、この本をいつ読むことができるのかわかりません。
 昨日、雪の降りそうな天気の中、レンタルDVDを返却しに行ったついでに、最近発売になったビリー・ジョエルのベストアルバムを購入しました。大ヒットした「ストレンジャー」をはじめ、「ニューヨークの想い」「オネスティ」「素顔のままで」等々雪の降る夜長、懐かしさを感じながら聞いていました。やっぱり、ビリージョエルはいいです。ジャケットを見るとすっかり歳をとってしまいましたが。

2005年1月23日(日)
お年玉年賀状

  今日は朝から今にも雪が降ってきそうな天気でした。夕方から舞い始めましたが、どうにか積もらずにすみそうです。ただ、明朝は道路が凍ってしまいそうで事故が心配です。大渋滞になってしまうのだろうなあ。
 そんな天気だったので、ちょっとした買い物以外には家の中に閉じこもって本を読んだり、DVDを見たりして過ごしました。時間もあったので、ほおっておいたお年玉年賀状の当選番号を確認したのですが、インターネットというのは便利なもので、こんなサイトがあり大助かりでした。当選したのはわずか3枚だけ、それも末等でした。
 http;//www.est.co.jp/oatari/200501/index.html
 
 今テレビでは、チャン・ドンゴンの「友へ チング」という韓国映画が放映されています。幼なじみが、それぞれ違う人生を歩み、そこには悲劇がというストーリーはありふれたものですが、見させます。ちょっとチャン・ドンゴンの高校生の制服姿は無理がありましたが。

2005年1月22日(土)
「オーシャンズ12」

  今日は娘にせがまれて、今日から公開された「オーシャンズ12」を朝早くから見に行ってきました。「オーシャンズ12」を見たがる小学生ってあまりいないのでしょうね。会場の中での最年少みたいでした。
 娘も帰ってくると、ノートに何やら書いているのです。何書いているのと聞いたら、あそこはおもしろかったとか、あそこはよくわからないとか書いているとのこと。もう3年前から、観た映画について感想を書いているそうです。全く驚いてしまいます。次は「アレキサンダー」が観たいと言うし。君は映画評論家を目指すのか!
 8つのスクリーンを持つシネコンですが、ブラッド・ピット等の人気を期待してか2つのスクリーンで上映です。ただ、僕らが行ったのは10時からの一番早い回だったせいか、入場者は3分の1にも満たず、今日が初日としては寂しい限りです。
 映画館の入り口と、入場口に大きく紙が貼られていました。何かと思ったら、会場内での録画、録音は禁止されていること、録画等をしている人を見かけたら通報して欲しいとの内容でした。最近映画館内で録画された「ハウルの城」がすでにDVDで販売されているということが報道されましたが、その関係でしょうか。それにしても、映画館内でビデオ録画するとは大胆なことをしたものです。 

2005年1月21日(金)
夫婦喧嘩

  これを読んでいる方の中には既婚の方もいらっしゃるでしょうか。夫婦というもの、喧嘩もします。若いときのような甘い生活というわけにも行きません。先日、つまらないことから喧嘩をしたら、妻のせりふが“今にみていろ!”です。チンピラがやられて逃げていくときの捨てぜりふと同じじゃないかと憤慨したのですが、実はちょっとまずいかなと思っています。単なるサラリーマンの僕と違って妻は資格を持って仕事をしています。今も違う資格を取ろうとしているようです。どうもこのままだと、退職したとたんに“退職金を半分ずつにして、離婚”と言いかねないなあと密かにおそれているのです。今から料理ぐらい自分で作れるようにしておいた方がいいかなあ。
  先日読み終えた大倉崇裕さんの「やさしい死神」(東京創元社)の 前島純子さんの解説に山田啓文「笑酔亭梅寿謎解噺」がおもしろいとあったので、本屋さんに寄って購入してきました。落語ネタがどんな形で物語の中に出てくるのか楽しみです。

2005年1月19日(水)
バッテリー切れ

  携帯電話のバッテリー切れが頻繁になりました。購入してから3年以上たつので無理もないでしょうか。バッテリー交換だけでも何千円がかかるというので、これでは新しく購入した方がお得なようです。でも、機種変更が2,3千円でできるのに、バッテリーを交換するのに、それ以上かかってしまうなんて、どう考えてもおかしいですね。どういう仕組みになっているのでしょうか。現在、フォーマに変えようか、それともムーバのままもう少し様子をみようか考え中です。
  世の中、固定電話より携帯電話が主流です。確かにどこにいても、電話をかけることができるし、メールもできる、インターネットもできるので、便利ですよね。でも、逆に休日どこに出かけていても、携帯電話で仕事に追いかけられたりして、煩わしい面もあります。そんなこともあって、僕は携帯の番号を本当に必要な人以外なるべく教えないことにしていますし、こちらからも積極的に番号を聞くということもしません。携帯の住所録に登録が少ないと友人が少ないということからすれば、僕は友人が少ないなあとつくづく思います。携帯のメールアドレスは、さらに少ない人にしか教えていないので、何日もメールが来ないこともあります。娘からはお父さんは携帯が必要ないでしょうと言われるのですが、全くそのとおりかなと思ってしまいます。

2005年1月18日(火)
映画が大好きです

  ようやく先日、今年初めての映画を見に行ってきました。今年の目標は週1回年52本ですが、どのくらい目標に迫ることができるでしょうか。
  映画評論家のおすぎさんも言っています。「自分が生きた人生じゃない人生を、ワタシたちに疑似体験させてくれるし、涙を流そうと思ったらできるんです。そういうことがとっても大事だと思う。だから、映画をぜひ観ていただきたい。」(「おすぎです。映画を観ない女はバカになる!」主婦と生活社刊)
映画は、自分とは違う人生を2時間ほどの間、味あわせてくれます。自分の人生は一つしかありませんが、その人生は波瀾万丈なものではありません。でも、映画館の暗闇の中では、激しい恋もしてみたい、ヒーローとして悪漢を叩き伏せてもみたい、試合終了間際の逆転のタッチダウンをしてみたい等々の望みを実現することができるのです。そんな映画が大好きです。
  アカデミー賞の前哨戦ともいうべきゴールデングローブ賞が発表になりました。ドラマ部門の主演男優賞が「アビエイター」のレオナルド・ディカプリオ。「アビエイター」は、ドラマ部門の最優秀作品賞も受賞したということなので、日本公開が楽しみです。ミュージカル・コメディー部門では「レイ」のジェイミー・フォックスでしたが、アカデミー賞では下馬評どおりジェイミー・フォックスとなるでしょうか。監督賞は「Million Dollar Baby」のクリント・イーストウッド監督が受賞しました。俳優業だけに限らず素晴らしい活躍ですね。

  最近は電子辞書なるものが普及しているのでしょうか。息子の学校でも、ほとんどの生徒が辞書のページを繰るのではなく、キーを押しているのだそうです。国語辞典だけでなく漢和辞典や英和辞典もことわざ辞典でさえ入っているので、重い辞書を持ち運ばなくてもいいのが利点ですね。確かに便利ですよね。全く世の中変わったものです。僕らの若い頃は、一所懸命ページを繰って、白かったページが手あかでしだいに黒くなっていくのを密かに誇らしげに思ったものですがねえ。

2005年1月17日(月)
オススメ本です

  土、日にかけての雪はそれほど降り積もらずに、今朝は道路に降った雪はほとんど溶けており、それほどの渋滞もなく出勤することができました。暖冬だと言っていたのが年末から一転寒さが厳しくなり、雪も例年より多くなりそうな雰囲気です。嫌ですねえ〜
 今年に入ってから、読んだ本の中からオススメ本を記載していこうと思っているのですが、読む本がはじからおもしろく、今のところ読んだ本全部がオススメです(^^; 今日からは第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作の越谷オサム「ボーナス・トラック」を読み始めました。これも出だしは快調、おもしろそうです。

2005年1月15日(土)
雪です

  今日は大学センター試験の日ですが、あいにくの雪です。受験生たちも大変です。
 僕らの時代は、今のような大学センター試験も、その前の共通一次試験(でしたっけ?)もなく、希望の大学の一発試験でした。僕の第一志望の大学は、遙か離れた県にあったので、母親がついていくと言って聞かず(田舎者の息子を一人で行かせるのは不安だったのか、それとも息子が試験中にのんびり観光を楽しもうと思ったのか)、二人で出かけました。大学がある都市の駅に着き、駅前に出たところ、そこには大学の応援団が羽織袴で受験生にエールを送っていました。しかし、そこで聞き捨てならない一言が応援団の口から発せられたのです。「親と一緒に来た者は不合格!」「え!何これ!受験生への声援ではなかったの?俺、母親と一緒だよ!」 試験は見事に不合格でした・・・。受験生の皆さん、自分を信じて頑張りましょう。
  雪が雨へと変わったので、娘と一緒に今年最初の映画を見に行ってきました。ジョニーデップ主演の「ネバーランド」です。こんな天気だったので、今日が初日でありながら客は20人ほどという少なさで、一番いい席を確保することができました。下馬評ではジョニー・デップがアカデミー賞にノミネートされるかという作品ですが、最初少し眠ってしまったようです。いびきをかいたらしく、娘にヒジ打ちされてしまいました(^^;

2005年1月14日(金)
またまた芥川賞、直木賞の話題です

  またまた芥川賞、直木賞の話題です。
 新聞に掲載されていた芥川賞の選考経過をみると、受賞した阿部和重さんの「グランド・フィナーレ」に対抗したのは、白岩玄さんの「野ブタ。をプロデュース」で、決選投票で阿部和重さんに決定したようです。インターネットで書評を読むと、「野ブタ。〜」については、後半部分が不満に思っている人が多く、選考委員がここまで評価するとは実は思っていませんでした。僕としても、ハッピーエンドで終わらない後半部分は予想外だったのですが、最後の2ページは、また違う意味で一つのラストといえたのではないかと思います。
 天気予報では、明日から日曜日にかけて雪の予報です。休みの日なので、年末に続いて積もりそうな雰囲気です。明日は外に出られないことを予想して、帰りながらDVDをレンタルしてきました。おとなしく家の中に籠もっています。

2005年1月13日(木)
芥川賞、直木賞発表!

  今日は、芥川賞、直木賞の発表の日です。その話題に入る前に、何はさておき昨日の訂正です。角田光代さんは何度も候補に挙がっていると書きましたが、「空中庭園」に続く2回目の候補でした。何度も候補に選ばれている気がしたのですが、認識不足でした。すみません。
 さて、発表に先立ち、大森、豊崎両氏が「メッタ斬り!版 芥川賞、直木賞選考会」で受賞予想をしていました。二人とも直木賞候補作に恩田陸さんの「夜のピクニック」が入ってないのは不思議だとありましたが、同感ですね。本当におもしろい作品でした。それに対し直木賞候補の本多さんには、二人とも非常に厳しい評価をしています。確かに「真夜中の五分前」は僕としても「MOMENT」や「FINE DAYS」に比べてちょっと期待はずれでしたが、それにしても、あまりに厳しい言い方ですね。プロの作家たるもの、こうした批判にも耐えていかなくてはならないのでしょうか。大変です。
 というわけで、発表です。芥川賞は阿部和重さんの「グランド・フィナーレ」、直木賞は角田光代さんの「対岸の彼女」に決定しました。「メッタ斬り!版〜」どおりの結果です。そういう意味では、当たり前すぎておもしろくないですね。伊坂さんと本多さんには次作を期待しましょう。
 書店では、先日までは「このミス」の入賞作品が真ん中の棚を占めていましたが、今日はすでに芥川賞、直木賞の候補作品がとってかわり、「このミス」関係の本は端に寄せられていました。明日からは角田さんと阿部さんの本がドーンと平積みされるのでしょう。

2005年1月12日(水)
好きな俳優

 明日はいよいよ芥川賞、直木賞の発表です。既読は、芥川賞候補作については白岩玄さんの「野ブタ。をプロデュース」のみ、直木賞候補作については本多孝好さんの「真夜中の五分前」と伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」の2冊です。直木賞については、ぜひ本多さんか伊坂さんのどちらか、どちらかと言えば伊坂さんに受賞を期待しますが、「グラスホッパー」だと難しいかなという気がします。直木賞は、何度も候補に選ばれている角田光代さんが本命でしょうか。
 ヤフーを見たら、アメリカ人が好きな俳優という記事が載っていました。それによると、第1位は、トム・ハンクスです。昨年末に来日した際の記者会見を見ても、明るくてユーモアたっぷり、演技力の方もアカデミー主演男優賞を2回獲得という実力を見れば、これもうなずける結果です。ジョニー・デップが前年10位から4位になったそうですが、一昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン」から人気急上昇ですね。「パイレーツ・・・」は、それまでのジョニー・デップの印象を一変させた映画でした。僕の周りにも女性ファンが多いです。第2位のメル・ギブソンは僕としては意外です。アンケート調査が始まった93年からずっと5位以内をキープしているそうですが、主演映画としては何なんでしょうか。すでに、遙か昔になくなっているジョン・ウェインが7位に入っているのもびっくりです。
 ちなみに、僕が好きな俳優としては、トム・ハンクスもいいけど、ダスティン・ホフマンかなあ。
 

2005年1月11日(火)
「となり町戦争」読了

  三連休が終わり、また忙しい日が始まりました。本を読む時間を確保することが難しくなりそうです。
すばる新人賞を受賞した三崎亜記さんの「となり町戦争」読了。このところ、2冊続けて各文学賞を受賞した新人作家の本を読んでいますが、この作品も文藝賞を受賞した白岩玄さんの「野ブタ。をプロデュース」も非常におもしろいです。両作品ともオススメです。今日からは、すばる文学賞を受賞した中島たい子さんの「漢方小説」を読み始めます。この「漢方小説」は、「野ブタ。・・・」とともに1月13日発表の芥川賞の候補に上っています。「野ブタ。・・・」の白岩玄さんが受賞すると、男性としては最年少だそうですので、第130回の金原ひとみ、綿矢りさの両女性のように話題となりそうですが(そのうえ、顔もまあまあなので)、どうでしょうか。
 

2005年1月10日(月)
外食です

  今日は、家族にとっていいことがあったので、夕食は外で食べようということになりました。といっても、レストランでフランス料理というわけではなく、回転寿司でしたけど(^^)ただ、1皿の値段が安いといっても、息子が食べるのなんのって。いい加減、もう終わりにしたらと言って止めるまで、何と20皿以上がお腹の中に消えていきました。本人としては、まだ満足していないようでしたが。

 午後から今年初めて書店に行きました。このところ、オンライン書店を利用しているので、以前より書店に行く回数が減り、数えたら昨年末から2週間ほど行っていませんでした。さっそく、第28回すばる文学賞受賞作で、芥川賞候補作である中島たい子さんの「漢方小説」(集英社)と吉田修一さんの「最後の息子」(文春文庫)を購入しました。「漢方小説」は、芥川賞レースで「野ブタ。をプロデュース」より下馬評は高いようなので楽しみです。

  今日から三崎亜記さんの「となり町戦争」(集英社)を読み始めます。 

2005年1月8日(土)
野ブタ。をプロデュース

  今日は、ちょっとした野暮用でひたすら待っている時間があったので、芥川賞候補作の白岩玄さんの「野ブタ。をプロデュース」を一気に読んでしまいました。帯を読むとコメディかと思いましたが・・・。法月綸太郎さんの「生首に聞いてみろ」は、ようやく半分です。
 三連休の初日でしたが、今日は上に書いたように野暮用で一日潰れてしまいました。明日は映画にでも行ってこようかな。
 

2005年1月6日(木)
今年最初の本は

 今年最初に読み始めた本は、昨年の「このミステリーがすごい」で第1位に輝いた、法月綸太郎さんの「生首に聞いてみろ」です。久しぶりの名探偵法月綸太郎の長編ということで、期待を持って読み始めました。それにしてもすごい題名ですね。法月さんの新作だからこそ買いましたが、新人作家のものだったらまず手にとってはみなかったでしょう。
 年始といっても、仕事は待ってはくれず、早速残業の日なので、なかなか本を読み進めることができません。「生首に聞いてみろ」も、まだ三分の一ほどです。今度の三連休でどうにかしたいと思っているのですが・・・。年末に図書館で借りた本も、結局返却日までに読むことができませんでした。正月にのんびり読書の時間を取ることができると考えたのが間違いでした。トム・ハンクス主演の「ターミナル」を見に行ってから以降、映画館にも行っていません。「マイ・ボディガード」とか見に行きたいのですがねえ〜。
 

2005年1月4日(火)
仕事始めです

  今日から仕事始めです。とはいえ、昨日は実家で妹たちの家族も集まり義弟たちと飲んだので、今朝はすっかり二日酔いで、痛い頭を抱えながらの出勤でした。
 結局6日間の休みで、毎日なっだかんだいって飲んでいたので、積読本を消化することができませんでした。まあ正月休みって、毎年そんなものですね。明日からは、さっそく遅くまで仕事です。まだ正月気分が抜けきっていない体には辛いです。
 

2005年1月2日(日)
箱根駅伝の観戦です

  今日は最低気温が氷点下7度で、この冬一番の寒さとなりました。
 寒さにもめげず、ふとんから抜け出して朝からテレビで箱根駅伝の観戦です。地元の大学が出ているので、毎年興味深く見るのですが、今年は有力選手があまりいないために、とにかくシード権獲得を目指しての挑戦でした。一日目を終えて、シード権獲得圏内にいますが、今日に記録のいい選手を集めているために明日は苦戦は必至です。地方の大学のため、高校の有力選手が入学せず、毎年苦しい布陣ですが、どうにか明日は頑張って欲しいものです。
 それにしても、ただ走っている選手が映っているだけなのに、どうしてあんなにテレビに見入ってしまうのでしょうね。不思議です。
 箱根駅伝を見終えた後は、買い物に出かけました。デパートやスーパーの初売りに出かける人が多いらしく、道路は渋滞、駐車場は満車でした。まったく不況とは思えません。
 道路は大晦日に降った雪がまだ完全には溶けず、特に日陰は固められた雪が凍ってつるつるの状態です。雪国とは異なって、中途半端に雪が降るこの地方では、雪が降った後も除雪など道路のケアが完全にはなされません。スリップして衝突している車もあり、当分車での外出は気をつけなくてはなりませんね。   

2005年1月1日(土)
明けましておめでとうございます

  明けましておめでとうございます。
 昨日の大雪から一転して今日は雲ひとつない晴天となりました。気温も上がってきたらしく、道路の雪が次第に溶けてきました。
  テレビをつけても、やっている番組はどれも代わり映えのしない正月特番でおもしろくありません。年賀状が届くのを待っているのですが、道路に雪が残っているせいか、まだ配達がなされません。アルバイトの配達の学生も今年は大変ですねえ。

  12時を過ぎてようやく年賀状が配達されました。1年に1度、この年賀状だけで近況を知らせあう人も多いので(かえって、そういう人だから年賀状を出すのですが)、年賀状を見るのは楽しみですね。家を建てた人、転職した人、子育てに専念するために仕事を辞めた人、そして、相も変わらずという人等々今日は年賀状を読みながら、友人たちを思う日でもあります。そういう意味でも、年賀状は出来合いのものでも、一言書き加えた方がいいですね。