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身辺雑記(2004年6月)

2004年6月30日(水)
もうそんな歳?

 今日は同期入社の飲み会でした。その中にいるはずのない一人の女の子がいたので誰かと思ったら、なんと同期の男の娘でした。今年同じ会社に入ったのでみんなに紹介するために連れてきたとのこと。同期入社の誰よりも若くして結婚して子どもを設けた男でしたが、それにしても同じ会社に入社するような年齢の娘がいるとは。みんな彼女を祝福しながらも、自分たちの年齢に思いがいってしまったようでした。正直のところ歳とったなあと心の中で思っていたのでしょうね。
 心おきなく飲む会だったので、ちょっと飲み過ぎました。明日はまた、今度は仕事の関係で夜は飲まなければなりません。本がゆっくり読めないのが残念です。
 飲み会に行く前に、荻原浩の「メリーゴーランド」(新潮社刊)を購入しました。帯の文句は次のとおり。
 「くたくたなのにそれでも頑張ってしまうあなた。“働く理由”がここにあります。・・・地方都市の村興しと権力闘争に翻弄される公務員の可笑しくてやがて哀しき奮闘を描く“宮仕え小説”の傑作」
 同じサラリーマンとしてはちょっと読みたくなる帯の文句ですねえ。つい買ってしまいました。感想はまた後日(いつになるかわかりませんが・・・)。

 今日でホームページを立ち上げて1年が経ちました。書評というほど大げさなものでなく単なる思いつくままの感想を読んでいただいた訪問者の方々に御礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いします。

2004年6月28日(月)
なぜ?

 「破線のマリス」で第43回江戸川乱歩賞を受賞した野沢尚さんが自殺されたそうです。まだ40代半ばということですが、何が彼をして自ら死を選ばせたのでしょうか。同じ年代として悲しい話です。   

2004年6月27日(日)
なべてこの世はラブとジョブ

 最近は子どもたちによる悲惨な事件が続いています。そんなこともあって、以前読んだ岡島二人の「チョコレートゲーム」を再読しました。こうした悲惨な事件は小説の中だけにしてもらいたいですね。
  本屋さんに行ったら、長嶋有さんの「パラレル」があったので、購入しました。今夜から眠る前の1冊は、この本にするつもりです。「なべてこの世はラブとジョブ」という本の帯は何を言っているのでしょう。おもしろそうです。 

2004年6月26日(土)
映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」

  今日は娘にせがまれて、「ハリーポッターとアズカバンの囚人」を見に行ってきました。今日が封切りなので、良い席が取れるように1時間前には劇場へ。意外とすんなり真ん中ぐらいの席が確保できました。最近は駐車場の完備した郊外にいわゆるシネコンができているので、街中の映画館は苦戦しているようです。とはいえ、そこの劇場も5つのスクリーンを持っているのですが、2つはハリーポッターの吹替版、1つは字幕版で、いっきにハリーポッターで稼ごうという感じです。娘が「やっぱり映画は字幕でなければ」と生意気な口をきいたので、字幕版を見てきましたが、大人でもなかなか楽しめました。僕がこういったファンタジーを好きなせいでもあるのかな。主人公3人が少し成長して大人びてきました。次作はまた来年でしょうが、本の中での成長と、実際の成長が合わなくなってきてしまうのではないのかなと、いらぬ心配です。
 この土日はゆっくり休めるので、溜まっている積読本を少しでも読まなくては。

2004年6月25日(金)
映画「トロイ」

 金曜日は僕がよく行く映画館では、メンズデーということで、男性が1,000円で入場できます。今日は久しぶりに早く帰ることができたので、帰りに映画館に寄って「トロイ」を見てきました。映画ではブラッド・ピットやオーランド・ブルームなどの俳優陣のことがどうしても前面に出てきますが、ストーリー的にもトロイ戦争というのはおもしろいですね。人の奥さんを略奪してきて戦争になるし、トロイの木馬という有名な話もあるし、それにギリシャ神話だと思っていたらシュリーマンの発掘によって事実だということが明らかになるなど、エピソードには事欠かないですね。トロイの木馬の話は本当なんでしょうか。いくら門の前に木馬があったからといって、疑いもせずに門の中に運び込んでしまうのでしょうか(映画では海岸にありました)。
 それにしても、全ては人の妻でありながら強奪してしまったパリスと、夫がありながら若い王子に恋してしまったヘレン、あなたたちがいけないのです!
 映画の中で懐かしい女優さんに会いました。「ドクトル・ジバコ」のヒロイン“ララ”を演じたジュリー・クリスティです。僕にしてみれば、大好きな「天国から来たチャンピオン」にウォーレン・ビーティの相手役で出ていた女優さんといった方がいいですが。その当時、とても賢そうな顔をした女優さんだと思ったものでしたが、久しぶりに見た彼女はもうすっかり初老の女性でした。無理もないですね。あれから25年も経っているのですから。彼女、なんと明日から公開される「ハリー・ポッター」にも出ているそうです。

  森博嗣「ナ・バ・デア」、西澤保彦「パズラー」、推理小説研究会「本格推理これがベストだ2004」購入。それにしても、本の代金は高いです。来月も買いたい本はいっぱいあるし、図書館で借りれば良かったかなあ、と、ちょっと後悔。あとは買った本がおもしろいことを期待するのみです。

2004年6月23日(水)
打ち上げ!

  今日は仕事の打ち上げでした。久しぶりに午前様になってしまいました。23日の日記と言いながら、これを書いているのは実は既に24日です。みんな一気にストレス発散で飲んで歌って、さすがに疲れました。でも、仕事と違って、久しぶりに心地よい疲れです。とりあえず、まだ眠くならないので、来月の購入予定本をアップしておきます。来月後半には貫井徳郎さんの「追憶のかけら」(実業之日本社)、伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」(角川書店)、石田衣良さんの「約束」(角川書店)など、僕の好きな作家の新刊が続々と刊行されるので、小遣いの方が心配です。  

2004年6月22日(火)
台風一過

  台風一過、今日は朝からものすごい暑さでした。午前中にはすでに30度を超え、ついには最高気温33.7度となりました。暑い一日でした。
  毎日新聞社発行の「スイッチ」から本に関係する話です。本屋で平積みの本を買う時、上から何番目を取る?という質問に二番目以下からという回答が92%でした。そうですよね。僕自身も平台に置いてある本を買うときは下から取り出します。なぜかと言えば、一番上の本はみんなが手にとって読み、時には折り目が付いていたり、汚れていたりするからです。やはり購入するときは綺麗な本がいいですよね。別に丁寧に本を扱うわけではないのですが、まっさらな本に手あかを付けるのは自分でなくてはと思います。
  職場に村上春樹ファンがいます。村上春樹の著作は全集で端から読んでいるという男です。昼休みに「世界の中心で愛を叫ぶ」(セカチューというそうですね。子供に聞きました。ピカチューじゃないんだからと思いますが)が、大ベストセラーで、村上春樹の「ノルウェーの森」が抜かれてしまったという話になりました。その際に、あの本ってポルノ小説以上に記述がエロティックだという話をしたところ、彼自身もそのとおりだと力強く頷きました。しかし、同じ本を読んでも女性は違うようです。「ノルウェーの森」が刊行された頃、そういう話を女性にしたところ、そう感じるのは、あなた自身がいやらしいことを考えるからだと一蹴されました。そんなものなんでしょうかね。
  本日で夜の会議が終了。とにかく、やるべきことはやりました。結果は一月後です。さて、明日は打ち上げです。  

2004年6月21日(月)
検索ロボット

 ホームページをリニューアルするに際し、フレームを使用したのですが、どうもフレームページは検索エンジンでうまく検索できないようです。今更またフレームページをやめるのも大変なので、ちょっと修正をしてみました。トップページへのリンクを張っただけですが、少しは使いやすくなったでしょうか。いろいろインターネットで見てみると、検索ロボットはフレームの内側にあるページを読むことができないようですね。したがって、そのページに張ってあるリンクも辿ってくれないし、これでは、なかなか訪問してくれる人は増えないですね。とはいっても、作り直すには手間が掛かるし、とりあえず、小さな修正を繰り返しながら運営していくつもりです。

 麻耶雄嵩「名探偵 木更津悠也」読了。今夜から瀬尾まいこさんの「天国はまだ遠く」を読み始めます。

2004年6月20日(日)
暑い!

  今日は蒸し暑い一日だったですね。日曜日ですが、午後から会議だったので、休んだ気がしません。せめて午前中はのんびりしようと、麻耶雄嵩さんの「名探偵 木更津悠也」に取りかかりました。麻耶さんの著作は久しぶりです。このあとは、ミステリをちょっと離れて瀬尾まいこさんの「天国はまだ遠く」の予定です。あ〜、それにしても夜だというのに風もなく蒸し暑いです。これでは完全に熱帯夜ですね。

2004年6月19日(土)
「Q&A」読了

 午前中にのんびりと本屋さんに行ってきました。辻村深月さんの「冷たい校舎の時は止まる」(講談社ノベルス)は、さすがに著者が地元出身ということで、売り切れとなっていました。まだ、積ん読状態ですが、裏表紙のあらすじを読むとおもしろそうです。さて、先に読むべきか、上、中、下がそろったところで読むべきか、悩むところです。
 恩田陸さんの「Q&A」読了しました。ぐいぐい引き込まれて読みましたが、あの終わり方はどうなんでしょうか。評価が難しいです。 
 さて、今から出勤です。

 今、帰ってきました。ストレスは溜まる一方ですが、あと少しです。
 そうそう、今日購入した本です。二階堂黎人「悪魔のラビリンス」(講談社文庫)・・・講談社ノベルス版があるのですが、 加筆修正したということで購入です。A・H・Z・カー「誰でもない男の裁判」・・・山口雅也さんの強力な推薦文を読んで購入です。瀬尾まいこ「天国はまだ遠く」・・・瀬尾さんの第三作です。
 

2004年6月17日(木)
チョコレートゲーム

 現在、恩田陸さんの「Q&A」を読書中です。まだ60ページほどですが、引き込まれます。これからどう展開していくのか興味深いです。ゆっくり読書する時間が欲しい!!
 オンライン書店に注文していた岡島二人さんの「チョコレートゲーム」(双葉文庫)が届きました。インターネットの書評を読んで、確か以前講談社ノベルスを買ったはずだと探しましたが見つかりません。そうなると、一層欲しくなるもので、書店を探し回ったのですが在庫がなく、結局オンライン書店に注文してしまいました。奥付を見ると2000年11月発行の第1刷です。双葉社から日本推理作家協会賞受賞作全集の1冊として出版されましたが、売れなかったんですねえ。18年前に読んだときにはおもしろかった印象があるのですが。

 毎晩の会議で、さすがにちょっと疲れ気味です。とりあえず、来週火曜日まで。水曜日は打ち上げです。 

2004年6月16日(水)
ひとりごと

 このところどうも独り言が多くなってきたようです。本人はあまり自覚していないのですが、家族に言わせると、入浴していたり、歯を磨いていたりするときまで(!)、知らず知らずに独り言を言っているようです。まずいです!! 年をとってきたと言うべきなのか、はたまた痴呆症状が出てきたのか(同じことかな)?
 昨夜は恩田陸さんの「Q&A」をふとんの中で読み始めましたが、いつのまにか夢の中へ。まだ、20ページほどの進み具合です。一方職場で読んでいた篠田真由美さんの建築探偵シリーズ「未明の家」読了しました。

2004年6月15日(火)
頑張らなくては!

 連日連夜の会議はさすがに疲れます。同僚たちもかなりストレスが溜まっているようです。それが原因というわけではないのですが、みんな日中はやたらと気分がハイです。いつも以上に明るくて、ジョークが飛び交います。思うに、みんなそれでストレスを発散しているのでしょう。夜になれば、また最初から聞く耳を持たない人たちを前に話をしなければなりませんしね。こんな状況もとりあえずあと1週間で一休みです。それまで体調を崩さないように頑張らなくてはと思う今日この頃です。
  そんな状況で夕食は毎日店屋物です。家でビールを飲まないので体重が減るかと思ったのですが、店屋物は逆に体重を増やしますね。ちょっと下腹が気になります。
  忙しい日は続きますが、夜眠る前には少しだけでもと思い、本を広げています。今日からは恩田陸さんの「Q&A」に取りかかります。職場でも昼休みは篠田真由美さんの建築探偵シリーズに取りかかっています。時間がなければないなりに、どうにか少しの時間を見つけてでも本を読むことができます。完全に活字中毒ですね。

2004年6月13日(日)
念願のリニューアルです
 ホームページをリニューアルしました。少しは見やすくなったでしょうか。また少しずつ修正していきたいと考えています。これからもよろしくお願いします。

 仕事から帰ってきて確認しましたが、どうにかホームページは見ることができるようです。どこかまだリンクがうまくいっていないか不安ですが、一応リニューアル成功ですね。
2004年6月12日(土)
リニューアル挑戦

  今日は休みを取ることができたので、久しぶりにゆっくり本屋さんに行ってきました。さっそく、恩田陸「Q&A」、戸松淳矩「名探偵は千秋楽に謎を解く」、小野不由美「黒祠の島」を購入しました。恩田さんは、つい先頃「禁じられた楽園」が出たばかりなのに、もう新作ですか。すごい執筆量ですね。
 明日から休みもなく仕事が続くので、どうにか今夜、ホームページのリニューアルに挑戦する予定です。うまくいくか、ちょっと不安です。もし、明日うまくホームページを見ることができないときは、日を改めて見てみてください。さて、これから夜の間、もう一頑張りしてリニューアルに備えますか!

2004年6月9日(水)
ムードメーカー

 毎日、忙しい日が続きますが、職場はムードメーカーがいて、暗い雰囲気を吹き飛ばしてくれるので、非常にいい感じです。なかなか、ああいうキャラクターは捨てがたいですね。このプロジェクトがうまくいったら「プロジェクトX」に売り込みましょうと言ったのも彼です。ぜひ、僕の友人の未婚女性を紹介しようと思ったのですが、残念ながら彼女がいるとのこと。今のプロジェクトが終わるまでは忙しいので、結婚ができないようです。プロジェクトを成功させて、彼らの結婚も盛大に祝ってあげないと!さて、明日もまた頑張りますか。

 二人で2000円「映画館に行こう」というキャンペーンが来月から全国の映画館で始まります。夫婦のどちらかが50歳以上の場合に、入場料が2000円になるそうですが、僕ら夫婦はまだ対象ではありません。あと10歳下げてくれないのかなあ。

 昼休みに読んでいた「墜ちてきた僕たち」読了。「スペース」はようやく後半に入ったままストップです。

2004年6月8日(火)
目玉焼きにかけるのは?

 講談社ノベルスで発売の辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」を買いました。学園ミステリーとあれば買わないわけにはいきません。それに、この作品で第31回メフィスト賞を受賞した辻村さんは、同郷のようです。それだけで、ちょっと親近感を感じますね。応援しなくては。
 「建築探偵桜井京介の事件簿 失楽の街」も、同時に購入しました。建築探偵第二部完結だそうです。あれっ!ということは第一部があるわけですよね。始めから読んでいないので、よく分かりません。第1作の「未明の家」から読もうかな。
 テレビで映画の「ハリー・ポッター」のコマーシャルが始まりました。今月下旬からのようですが、娘を連れて見に行かなくては。というより僕自身も楽しみにしているのですが(^^;
 毎日新聞社で発行の「日本のスイッチ」という本を時々眺めているのですが、その中に目玉焼きにかけるのはソースか醤油他か、携帯電話によって回答を得た結果が載っていました。なんと醤油他が81%でした。僕はソース派なんですが、意外な結果です。絶対ソースだと思っていたのですが、それは少数派だったのですね。この「日本のスイッチ」という本、単に携帯電話に寄せられた質問の結果を載せているだけなのですが、なかなか思わぬ結果が出ていますよ。

2004年6月7日(月)
疲れたぁ

 ただいま11時過ぎです。どうにか今日中には帰ってきました。しかし、人を説得するということは難しいですね。テレビ朝日で「朝まで生テレビ」が始まって以来、どうも人の話をきちんと聞かずに、人の話しているところを遮ってまで自分の主張を述べ立てるのが議論するということだと誤解している人が多いようです。「朝まで生テレビ」を見ているとわかりますが、あれって議論じゃないですよね。全然話がかみ合っていませんもの。今日の会議も、自分の主張だけ述べ立てて非難するばかりで、こちらの回答は必要ないという人がいて、聞いていて疲れてしまいました。自分がおかしなこと言っていることがわからないのかなあと逆にかわいそうになってしまいます。あ〜あ、それにしても疲れたです。
 とりあえず、「デイ・アフター・トゥモロー」の感想だけ「映画鑑賞の部屋」にアップします。

2004年6月6日(日)
人の心は分からない

 インターネットでニュースを見たら、俳優の窪塚洋介さんがマンションの9階から落ちて重傷とのニュースがありました。自殺ではないかとのことですが、もし自殺とするならいったいどんな理由があるのでしょうか。結婚をして子供も生まれ、仕事も順調のようでしたが、それでも、彼の心の中には死ぬことまで思い詰める悩みがあったのでしょうか。幸いにも重傷とのことですので、早く回復して奥さんと子どもの元に帰れることを祈りたいと思います。さて、 明日からは毎日遅い日が続きます。頑張らなくては!

2004年6月5日(土)
難しいコミュニケーション

 小学生女児による同級生刺殺事件は、ホームページ上で悪口を書かれたからということが動機のようです。インターネットによるコミュニケーションは、ホームページの掲示板にしろ、メールにしろ、あるいはチャットにしろ、相手の顔を見ているわけではないので、表情から相手の気持ちを推し量ることができません。単に画面に書かれた文字を読むだけで、相手の気持ちを判断しなければいけないのですが、ほんの些細なことから行き違いが起こることもあります。僕自身も最近大事な友人をなくしてしまいそうです。会って話せばいいのですが、離れていると会うこともできず、メールが会話の手段になっていました。でも、メールでは自分の考えをうまく伝えることができなかったようです。メールも便利なようで、使い方を考えないと大変なことになってしまいますね。さて、どうしましょう。
 今日、明日は休みがとれたので、娘を連れて映画に行こうと、まさに玄関を出ようとしたところに娘の友達からプールに行かないかという誘いの電話。「私、友だちとプールに行く。」と言われ、一人寂しく映画に行ってきました。娘もそろそろ父親と出かけることを避ける年齢になってきたのでしょうか。
 見に行った映画は「デイ・アフター・トゥモロー」です。今日が封切りでテレビでのコマーシャルも頻繁に流れていた割には、人の入りは今一つでした。それに比べて「トロイ」は相変わらずの列。ブラビ人気はすごいです。
 いまだに「スペース」読了できません。

2004年6月4日(金)
いよいよです

 以前同じ職場で働いていた同僚が病気で亡くなりました。7,8年前にご主人を病気で亡くし、その後一人で子供たちを育てていましたが、まだ50歳という若さでの永眠でした。喪主の席には両親を亡くした長女が座り、健気に焼香に来た人に頭を下げていました。まだ若い人のお葬式は嫌ですね。
 本日から来月にかけて、いよいよ仕事が大詰めです。来月下旬にはプロジェクトの成否が決定します。周囲では、まず成功しないだろうという声が大多数なので、どうにかサヨナラ逆転満塁ホームランを狙いたいと思っています。成功してみんなで“地上の星”を合唱してしまうのです(完全におじさんですね)。土日出勤もしなければならないので、来週からはちょっと更新が滞るかもしれません。この身辺雑記だけは徒然なるままになるべく書く予定ではいますが・・・。とにかく、早くリニューアルをしたい!!
 現在、加納朋子さんの「スペース」読書中。いろいろ雑用があって、なかなか前に進みません。

2004年6月3日(木)
暑いのにお正月の話

 この暑いときに、お正月の話です。今日から加納朋子さんの「スペース」を読み始めましたが、その中に、読んでいて、そうだよなあと思うことがありました。お正月といえば、こたつに入って、朝からおせち料理で一杯やりながらテレビを家族で見て過ごす、というのが僕らの年代のお正月でした(一杯やるのは、もちろん大人ですよ)。でも、最近そういう団欒の形が少なくなりました。なぜかと考えたんですが、やっぱり炬燵がないからなんですよね。僕の家ではテレビのある居間はフローリングの床のため、妻が炬燵があると掃除が大変、炬燵があると子供たちが入ったままなかなか動かない、と、炬燵いらない派だったので、結局妻の意見に誰も反対を唱えることができず、ウチにはそもそも炬燵がありません。冬の暖房はストーブと電気カーペットです。そんなわけで、お正月にテレビの前でのんびり一日中家族で団欒するという環境がなくなってしまったんですよね。冬の家族の団欒には炬燵は必要不可欠だと思うのですが。
 昨日の事件の加害児童の顔写真がインターネットの掲示板に掲載されたそうです。こうした事件が起きると必ずインターネットで興味本位に情報が流されます。不思議とそういった情報が流れてしまうものですね。こうしたことって、暴力と同じです。
 石持浅海さんの「アイルランドの薔薇」いっきに読了。

2004年6月1日(火)
映画の日

 今日は1日ということで、こちらでは月に一度の映画の日です。入場料が一律1,000円になるので、仕事帰りに映画館によって「クリムゾン・リバー2」を見てきました。主演のジャン・レノは「レオン」を見て以来のファンです。フレンチ・ミステリーですが、アメリカ・ミステリーとはまた違った独特の雰囲気がありますね。予告編を見て期待していたほどではなかったのはちょっと残念でしたが。それより、今日の予告編で見た「デイ・アフター・トゥモロー」は期待できそうです。
  映画を見て帰ってきたら、悲惨な事件が待っていました。小学校6年生の女児が同じクラスの子にカッターナイフで斬りつけて殺害してしまったというのです。いったい何があったというのでしょうか。カッターナイフで、同級生の首を刺さなければならない理由があったのでしょうか(もちろん、何があろうと人を刺すということは許されるものではありませんが)。詳しい事情がまだ分からないので論評しようがありませんが、それにしても悲しい出来事です。女の子を持つ親としては、他人ごとですますことはできません。今後を見守りたいと思います。