きみこむ日記  ~2015年~

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     6・30

     かねてからお知らせしました通り、
     きみこむ日記は、2015年6月30日をもってこの形式での更新を
     終了いたします。


     7月1日以降は、本名で運営しています
     こちらの個人ブログに統合します。

     「文筆家の深層心理」
     http://ameblo.jp/meruhowa/


     ↓こちらは、2011年~2014年に運営していたお仕事系ブログ
     (エンタメ系やスピリチュアル系の記事も含みます)

     「愛を生むステージへ☆文筆家&カウンセラー&講師のブログ」
     http://ameblo.jp/officekimicom/
 


     自己開示のついでといってはなんですが、
     別名義でBL(ボーイズラブ)専門ブログも4年ばかり
     やってますので、よかったらご興味のあるかたはこちらからどうぞ。
     (18禁ネタもソフトめですがありますのでご注意☆)

     「BLお庭番日記」
     http://bloniwaban.blog.fc2.com/


     あとフェイスブック、ツイッターも本名で登録しておりますので
     おつきあい頂けますと幸いです。


     ふりかえれば、きみこむ日記スタートから11年5ケ月あまり。
     福岡オペラ座から、東京、大阪、名古屋、京都、札幌、そしてワールドツアー。
     オペラ座の情報を中心に、ミュージカルやエンタメ話を
     沢山書き綴ってきました。


     それまでの私は、仕事でビジネス系の固い文章ばかり書いていたので
     芸術の美を求める気持ちやミーハーな興味、くすっと笑えるような言葉たちが
     自分の中に存在することに気づいたのが (たぶんそちらが本質?) 
     一番大きな発見だったと思います。


     2年ほど前から文章を書くこと、エンタメ好きが高じて
     脚本を書いたりする方へも足を踏み入れていますし
     これからも、色んな形で 「芸術」 「言葉」 と関わっていきたいなあ。


     あ、ブログ等は本名表示ですが、「きみこむ」 のハンドルネームをやめるわけでは
     ありませんので、この名前でおなじみの皆さんは、どうぞ今までと変わらず
     「きみこむさーん」 と気楽に呼んで下さいね。


     今後とも、どうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)。



     親愛なる皆さまへ

     
     

                    「銀色文字」管理人 きみこむこと中川貴美子拝





     6・25

     いつも皆様には
     サイトおよび日記をご覧いただき、ありがとうございます。
     本日は日記について、お知らせがあります。


     サイトをオープンした2004年1月25日以来
     ずっと続けてきたこの日記ですが、この形式での更新は
     6月末日で終了することにしました。
     

     SNSの登場など、ここ数年でインターネット環境も変化し、
     テキスト系の日記ではかえって利用しづらいというのが
     大きな理由のひとつです。


     私自身も10年前に勤め人からフリーランスになり
     最近は脚本を書いたり、エンタメ系の活動をするようになったので、
     厳密に実名匿名を分けなくてよくなったというのもあるかな。


     そんなわけで、7月1日以降の日記は
     今年1月から開始している、個人ブログへ統合する形にしたいと思います。
     (このサイト自体をクローズするわけではありません)


     個人ブログには本名はもちろん、プライベートの写真とかあれこれ出てきますので
     「きみこむって、中の人はこんなだったんだなー」 となりそうで
     正直ちょっぴりお恥ずかしいのですが
     不思議話やプライベートの飼い猫日記に加え、
     共通したエンタメ感想も従来通り、暑苦しく(笑)語っておりますので、
     こちらも楽しんで頂けると嬉しいです。


     掲示板については、レンタル契約が来年2月か3月まで残っていますし
     しばらくはこのままにしておきます。
     個人ブログではコアすぎる四季の役者さん話などは、もしかしたら
     掲示板にカキコミするかもしれません。


     新しいブログについては、6月末に
     この日記でご案内いたします。
     あとほんの数日ですが、それまでどうぞよろしくお願いいたします。





     6・24

     東京遠征話の続き。


     「アラジン」に続いて、夜の観劇は東宝「エリザベート」。
     私が見たのは蘭乃シシィ、城田トート、佐藤フランツ
     山崎ルキーニ、古川ルドルフ、剣ゾフィの回です。


     まず演出や舞台美術について。
     曲目と順番はたぶん変わってないと思うけど、
     セットは大きく変わっています。


     舞台後方に大きな小判型の棺桶が3台並び、これが
     必要に応じて回転しながら色んな場面に対応するという仕掛け。
     ときに馬車になり、少年ルドルフの部屋になり、船着き場になり・・と
     この棺桶(を模した台)が大活躍です。


     が、気になったのはこの台の高さと使い方。
     3台とも建物の2階くらいあって、必要に応じて階段が
     横づけされるのですが女優さんがドレス姿で
     昇り降りする場面が結構多い!


     加えて、3台が一列につながった上を俳優の皆さんが通ることもあるのですが、
     台が円形で、しかも傾斜があるのにつなぎ目の接点はすごく少なくて。
     シシィの旅についていく場面なんて、女官たちが傘とトランクを持ったまま
     早足でつなぎ目をぴょんと飛び越えていくんです。


     いくら慣れてるとは言っても、薄暗い舞台でドレスの足元は
     大丈夫なんだろうかと、ちょっと心配になってしまいました。
     ただ、このセットのおかげで2階席からの見やすさは格段に
     アップしていると思います。


     衣装や小道具について。
     新キャストにともない、衣装も全面チェンジ。
     城田トートはツヤのあるアッシュブロンドを、ゆるく後ろで
     束ねた髪型。 これ、とっても似合ってたと思います。


     トートは黒い細めのパンツに上着、もしくは薄い素材のブラウス。
     アクセサリーはなくて、胸元をムダに大きくはだけてるのが(笑)基本スタイル。
     先輩トートに比べると、幽玄度が下がって若者っぽさが増えてるのかな。
     ウイーン版のトートに印象が近くなってるような気もします。


     城田トートは、前回版を観ていないので比較はできないのですが
     今回聞くところによると井上さんも含めてアクティブ度が増しているんだとか。
     たしかに、シシィへの迫り方が激しいなあ。
     てか、ガツガツさわりすぎです閣下☆


     「愛と死の輪舞」でもしょっちゅう、シシィの顔に手をふれたり
     抱き寄せたりするうえ、シシィの部屋に登場する時は
     あのお手紙を書いた長机が以前より低い?と思ったら、まんまと
     押し倒しちゃってます。 (もちろん、シシィの「ハウス!」は健在)


     全体に歌い方も若返ったというか、ロック風のシャウトが増えてるし
     性別不明で幻想的な 「死」 の象徴というより
     はっきりとトートを男性として 「ウン・グランデ・アモーレ」 を
     描こうとしているような印象を受けました。


     城田さん、前半の歌声が甘くてすごく良かった。 
     後半になると魔物的な表情も増えてきてダンスの迫力も増してきます。


     ルドルフとのからみ、死のキスシーンは大きく変更。
     向かい合って拳銃を渡されたルドルフが、自らトートの首に
     片手をまわしてキスを求める、という流れになっていました。


     自殺ですからその方が確かに自然かもしれないけど
     個人的にはトートが苦しむルドルフに優しく接吻して
     死を与えるという方が好みだったな~。


     身体をひねったあの姿勢も、様式美として美しかったし
     長身のトートお二人なら、さぞかし映えただろうにと思うとちょと残念。
     トートダンサーにもてあそばれながら、洋服をはがれる場面も
     省略されてるし、トートとルドルフの関係性は少し
     薄くなったように感じられました。


     蘭乃さんは初めて見る女優さんですが、顔も声も可愛らしい方ですね。
     少女時代の声がよく通って良かったと思います。
     佐藤フランツは役も声も至極オーソドックス。
     蘭乃さんと共に、まだ開幕したばかりなので
     今後ご自分のスタイルができていくところなのかも。


     そしてダブルやトリプルキャストになると、なぜか圧倒的に
     観劇する機会が多い山崎育三郎さん。
     マリウスやレディ・ベスのロビンなど甘さのある役柄が多い印象なので、
     ルキーニは正直どうかなと思っていたけど、
     これがすごく良かった!


     出ずっぱりで語りも歌も多く大変なルキーニ役を
     しっかりご自分のものにしてらっしゃいました。
     若くて童顔なのは当たり前だけど、表情や声、存在には
     ちゃんとルキーニに求められる 「毒」 が含まれているのに下品じゃない。
     可愛げもスマートさもある新ルキーニは、
     山崎さんのはまり役ではないでしょうか。


     他のキャストさんではエルマーたち革命家が
     なんとなく地味な雰囲気になってたのが衝撃でした。
     今の角川さん、広瀬さん、安倍さんが悪いというわけでは
     決してないのですが、縄田さんや岸さんなど、華やかな青年革命が好きだったので
     せめて服装をもう少し明るくしてほしかったな~。


     反面、今回マックスとしてもご登場の大谷ツェップスが
     知的なビジュアルで素敵♪
     メガネのオジサマ好きとして、大層な眼福でございました。


     キャストだけでなく、演出の変更で大きく印象が変わった新生 「エリザベート」。
     話題の井上トート、花シシィは博多座に来てくれた時の
     お楽しみってことになりそうです。


     あ、ウワサのおぼろ昆布ですが、冒頭、死者たちが
     蜘蛛の巣をかぶっている表現の衣装のことでした。
     うん、あれはたしかにおぼろ昆布です(笑)。


     今回は開幕から1週間の観劇でしたし、
     次は、さらに進化した舞台に会えるといいなあ。


     まずは東京公演の長丁場、皆さん元気で
     良い舞台を無事に務められますように。





     6・22

     地元は梅雨の中休み。
     ここ2日ほど良いお天気です。


     遠征話の途中ですが、週刊誌の話題があったので。
     「週刊ダイヤモンド 6月27日号」 で、宝塚歌劇団の
     特集が組まれているそうです。


     ビジネス系の雑誌らしく、100周年を越えて生き残った団体としての
     現在と展望について、システムや事業としての課題をあげて
     考察しているみたいです。 
     私も書店でチェックしてみようと思ってます。





     6・20

     東京遠征、まずは 「アラジン」 観劇でした。
     ディズニーものだけど、決して子ども向けじゃない。
     もちろん子どもも楽しめるけど、
     予想以上に大人向けのミュージカルコメディでした。


     他のディズニー作品同様、照明や衣装の色がとにかく綺麗。
     ダンスナンバーも多いので見どころは一杯ですが、なんといっても
     これまでの四季作品とはかなり雰囲気が違うのが、ジーニーのしゃべりです。


     本場ブロードウェイ版がスタンダップコメディを意識しているそうで
     それに合わせてか、ジーニーだけは四季開口ではなく
     現代風のスピードでがんがんしゃべります。
     ジーニー役の瀧山久志さんはバリトンだけど、
     ちょっぴりおネエ入ったようなソフトな口調や
     男っぽい歌声、物まね、ラップなど七色の声で笑いを取りに行くのが
     すごく面白ーい☆


     アラジンに 「このランプから出てきたの?」 と聞かれて
     「わしゃ山口から出てきたんじゃー」 と答えるジーニーとか
     完全に漫才のボケとツッコミ (それにしても、なぜ山口☆)。


     ジーニーがアラジンに挑発されて 「・・・はぁ?!」 って聞き返す口調が
     現代の若者風イントネーションだったりするので、
     ほんの一言で会場がどっと湧いてました。


     瀧山さんの本業はオペラ歌手。 作品契約で 「オペラ座の怪人」
     パッサリーノ枠のご出演だったそうですが、軽やかなダンスと
     伸びのある豊かなバリトン、しかもあのコメディセンスとくれば
     まさにジーニーそのもの。 よくぞオーディションを受けて下さいました!


     悪役のジャファーとイアーゴも(アニメではオウムだけど、舞台では部下)
     コメディ要素がふんだんにある美味しい役だな~。


     ジャファーが魔術の本からランプ情報を引き出すと、本から煙が湧いて
     低ーい不気味な魔物の声がします。
     

     それに対してイアーゴが 「ありがとう、おっかない声!」 って
     勝手に名づけるのも可笑しいんだけど、おしゃべりが止まらないイアーゴに
     声自身が 「おっかない声に口をはさむな!」 って言い返すのが
     (その名前でいいんだー)と、さらに笑えました。


     アラジンとジーニー、アラジンと昔なじみの3人組といった
     男同士の友情がメインになるぶん、ジャスミン姫との恋愛はちょと薄め。
     そういう意味では 「美女と野獣」 とは違ってて、また楽しいですね。


     個人的には 「オペラ座の怪人」 でずっと見てきた
     西尾さんに再会できたのが嬉しかったな~。
     カシームは外見も中身も、コメディ要素も西尾さんにピッタリのはまり役でした。


     空飛ぶ絨毯の幻想的なシーン、市場の華やかな群舞に
     まぶしいほどキラッキラの豪華な衣装。
     もちろん、安定した歌声も含めて四季の良さと
     ブロードウェイらしさが合体した素晴らしい作品だと思います。


     オペラ座のような色気や陰りはないけれど
     もし近くで上演していたら、これは通いたくなるだろうなあ。
     チケットの売れ行き絶好調も大納得の 「アラジン」 でした♪


     ※追記・・ジーニー 「山口から出てきた」 のセリフは、瀧山さんご自身が
     山口のご出身だから、だそうです。


     2015年 6月18日(木)マチネ

     ・当日のキャスト

     ジーニー 瀧山久志  アラジン 島村幸大  ジャスミン 岡本瑞恵
     ジャファー 牧野公昭  イアーゴ 酒井良太  カシーム 西尾健治
     オマール 山下啓太  バブカック 白瀬英典  王(サルタン) 石波義人


     男性アンサンブル
     仙名立宗  田井啓  熊川剣一  朱 涛  笠松哲朗  加賀谷真聡 
     水原俊  二橋純  清川晶  永野亮比己  大森瑞樹  光山優哉


     女性アンサンブル
     井上佳奈  多田毬奈  相原茜  村上今日子  加藤久美子  小島光葉  矢野侑子





     6・19

     くもり空の東京へ、観劇遠征してきました。
     今回は東宝 「エリザベート」 と四季 「アラジン」 の二本立て。
     どちらもお客様は満杯、内容も大満足でしたので
     感想はまた後ほど書こうと思います。


     ところで、9月20日から名古屋で
     「オペラ座の怪人」 開幕のお知らせが公式に出ましたね。
     もしかしたら来年は福岡? と、思っていたのですが
     専用劇場じゃないし、やっぱり難しいのかな~。


     まずは久々のファントム様ご降臨を
     素直に喜びたいと思います♪





     6・16

     以前ほどテレビドラマを観なくなって久しく、全然知りませんでしたが
     元四季のキムスンラさんが、ドラマ 「ヤメゴク」 にご出演だったんですね。
     現在は 「金すんら」 と芸名も変えていらっしゃるようです。
     金さんの役柄はヤクザの若頭。 
     18日が最終回だそうで、ちょっと見てみようかな。


     そういえば、金さんは全国公演も予定されている舞台
     「ドリアン・グレイの肖像」 (主演 中山優馬) にもご出演とか。
     ミュージカルではないみたいですが、福岡公演あるし
     こちらも気になる~。





     6・15

     「エリザベート」 新キャストのひとり、ルキーニ役に挑戦中の
     尾上松也さんが、今週のトーク番組にご出演だそうです。
     ルキーニの裏話も出てくるかな?


     ・6月19日(金)23時~ TBS系列
      「A-Studio」





      6・12

      帝国劇場 「エリザベート」 プレビュー公演が始まって、
      色々な評判がネット上で賑わっているようですね。
      一番ウケたのが、「冒頭の衣装がおぼろ昆布にしか見えない」 という話。


      きっとフワフワしてうすーい布の、幻想的で朧な色合いなんでしょうけど
      日本人ならではの感覚が、ちょっと面白い。
      私も博多座に来るまで待ちきれず、来週遠征を計画しています。


      さて、おぼろ昆布のお味、じゃなかった
      新生エリザの出来上がりは如何に☆





     6・9

     トニー賞、主演男優賞は受賞なりませんでしたが
     「王様と私」 は4冠達成とのことで、素晴らしい結果でしたね。


     NHKでは権利の関係があるのか渡辺さんのパフォーマンスは
     放送されませんでしたが、CBSがYouTubeに動画をアップしてくれたようです。
     最後の 「Come!」 が、ドキドキする~☆


     「王様と私」トニー賞 パフォーマンス
     https://www.youtube.com/watch?v=MuNUnIeJtd4&feature=youtu.be





     6・7

     明日のNHKテレビ 「クローズアップ現代」 でも
     トニー賞にからんで渡辺謙さんの特集だそうです。
     ぎりぎりの情報ですが、ぜひご覧くださいませ♪


     ・6月8日(月)19時30分~
      NHK総合 「クローズアップ現代」
       ~渡辺謙 ブロードウェイ挑戦から見えたもの~





     6・5

     いよいよトニー賞授賞式が近づいてきました。
     WOWWOWでは生放送に、宝塚を退団なさったばかりの
     柚希礼音さんもご出演とか。
     渡辺さん効果で例年以上に注目のトニー賞。
     一般のテレビでも紹介があると嬉しいな~。





     6・2

     帝劇「エリザベート」はすでに全日程全席完売だそうで。
     やっぱり新キャストの威力はスゴイな~。
     その注目キャストのお一人、花總まりさんが
     来週、テレビ 「徹子の部屋」 にご出演だそうです。


     ・6月9日(火)12時~
      テレビ朝日系列「 徹子の部屋」





     5・29

     男同士の変わらぬ友情を描いた(?)映画 「テッド」。
     8月公開される 「テッド2」 のR15指定の予告編が
     相変わらず下品でひどい。 絶対見に行きます。


     こちらからどうぞ。 シネマトゥデイ
     http://www.cinematoday.jp/page/N0073548





     5・27

     先週末、ゲキシネ 「蒼の乱」 を観てきました。
     ここ2年ほど見に行けてなかったので、 「髑髏城の七人」 以来かな。
     天海さんのためのお芝居!って感じでした。


     史実の 「将門の乱」 をベースに、架空の人物が織り込まれた作品。
     将門を演じるのは松山ケンイチさん。 天海さんは渡来人で
     故郷の馬と青い草原を愛する将門と恋に落ちる役柄。
     このほかに西海の海賊や京の役人、蝦夷の王などの陰謀や
     裏切りが入り乱れるというお話です。


     なんといっても天海さんの美しさ、早乙女さんらの殺陣の迫力はさすが!
     橋本じゅんさんのまさかの 「馬」 役も楽しむことができました。
     いつもながら、劇画タッチの効果音や映像が面白いけど
     日本人を登場人物にして、命を懸けたドラマティックな話となると
     どうしても戦争ものか時代劇の切り合いになっちゃうのかなあ。


     そう思っていたら、帰ってから見かけた、いのうえひでのりさんと中島かずきさんの
     対談で、映画 「セッション」 にふれ、チャンバラじゃなくても
     真剣勝負ができる。自分たちにもまだまだやれることがある、というような
     話題が出ていて、ちょっと嬉しくなりました。


     ストーリーとしては、将門が主人公にもかかわらず
     気持ちはまっすぐだけど単純で
     愚かしい男なので、彼のせいで起こった結果の大きさに
     (おいおいおい) と、ツッコミを入れるところ多し。
     ラストも史実とうまくからめてありますが、
     純粋なハッピーエンドとはいかず、カタルシスも少なめ。


     なにより残念なのは、舞台が4時間近くあったために、ゲキシネにあたって
     30分以上カットされていたこと。
     本筋を残すために、お遊びやパロディ、劇団員さんたちの小ネタが
     減らされていたとすればあまりにももったいない☆


     従来のように、休憩有2500円に戻ってもいいから
     新感線らしさを、ぜひ地方の民にも届けてもらいたいなあと
     心から願うゲキシネ観劇でした。





     5・24

     演劇評論家の扇田昭彦さんが
     22日死去なさったことをニュースで知りました。


     8年前、劇評ワークショップでお会いした時
     「新しい才能はいつも見慣れない姿で現れる。
     過去の常識だけで否定しないこと。


     ものを作る側の努力に敬意を払い、
     簡単な気持ちで酷評してはならない」
     と仰っていたのを思い出します。


     穏やかで紳士的な物腰、柔和な中にも
     的確に物事の中心をとらえた話しぶり。
     今もありありと浮かんできます。


     私のつたない劇評をほめて下さったこと、忘れません。
     ホントにありがとうございました。

     心からご冥福をお祈りいたします。





     5・23

     東宝ミュージカル 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 が
     来年1月に大阪と名古屋公演決定だそうです。


     で、博多座は来ないのですか???
     前回公演の時も、お客の入りはまずまずだったと思うんだけどなあ。
     エリザベートの可能性もありますが
     1月下旬あたりに、ほのかな期待をかけておきたいと思います。


     東宝ミュージカルと言えば、宝塚で上演中の 「1789 バスティーユの恋人たち」 が
     来年上演されるとか。これもやっぱり小池修一郎さんの演出なんですね~。   
     東宝版のキャスト発表も気になるところでございます。





     5・20


     来週のNHK 「仕事の流儀」 に渡辺謙さんが登場だそうです。
     トニー賞にノミネートされた、ブロードウェイミュージカル初挑戦の
     密着取材みたいですね。 ふむふむこれは楽しみ♪


     ・5月25日(月)22時~
      NHK総合 「仕事の流儀」





     5・17

     劇団四季の新作 「アラジン」 開幕ももうすぐですね。
     個人的には高井カヤパ様が登場しそうな
     ジーザスも気になるところです。

     さて11月に開催される、本家ディズニーのイベントに
     劇団四季によるステージが予定されているという記事をみかけました。
     アラジンはもちろん、美女と野獣やリトルマーメイドなど名曲も一杯ですから
     きっと華やかなステージになるんでしょうね~。


     くわしくはこちら
     http://conpetti.com/disney/?p=4216





     5・14

     博多座で上演中の宝塚 「星影の人」 を観てきました
     振り返ると博多座での宝塚観劇は 「ロミオとジュリエット」 以来。
     ・・と思ったら、その後 「銀河英雄伝説」 がありました。
     雪組公演を生で観るのはたぶん初めてだと思います。


     「星影の人」 は新撰組・沖田総司の恋と青春を描く物語。
     40年近く前の作品だそうですが、時代物ということもあって
     古くささはなく、爽やかでわかりやすい作品でした。


     沖田総司といえば夭折の天才剣士だし、当然彼の死が
     クライマックスに来ると思っていたら、違うんですね。
     不治の病を知りながら、恋人の死を乗り越え、
     時代の中で自らの役割を果たしていこうとする総司の姿で幕となりました。


     私はタカラジェンヌさんには全く詳しくないけれど
     早霧せいなさんと咲妃みゆさんのトップコンビは
     どちらもとても良かったと思います。


     とくに、咲妃さんのしっかりした歌声、
     芯が強くて包容力のある女性像がとても光っていました。
     早霧さんが純粋で傷つきやすい少年のようだったので
     実際は年下だそうですが、私の印象は「姉さん女房」。


     和物ということで、日本舞踊のシーンもありまして
     タカラジェンヌさんはこちらの修業もしっかりなさってるので
     ホントに観てて安心~。


     新撰組ではおなじみの近藤局長、土方、山南、原田、佐藤、斉藤らが登場しますが
     観察の山崎がでてくると、個人的にはどうしても
     「銀魂」 の山崎君が出てきてしまう。
     こちらの山崎も、コミカル担当でとってもいい役でしたね。
     佐藤役のジェンヌさんがファニーフェイスで可愛かったです。


     後半はショー 「ファンシー・ガイ」。
     宝塚らしいレビュー、ロケット、ダンスを楽しみました。


     中盤の 「クンバンチェロ」 といった、ラテンナンバーはすごーく盛り上がったな~。
     客席下りも結構あるし、サービス満点って感じです。
     個人的にはオペラ座のロビーみたいなところで
     美女に言い寄ってふられちゃう早霧さんのダンスが良かった!
     咲妃さんのグレーのドレスがとっても綺麗だし
     早霧さんが片膝をついてドレスの裾にそっと口づける場面に、もううっとり♪


     ラストは大階段のフィナーレもあり、宝塚でなければ味わえない、
     豪華でロマンティックな衣装、前半と後半のメリハリがあって楽しい舞台でした。





     5・11

     先週の話ですが、時間がある連休のうちにってことで、
     映画 「イミテーション・ゲーム」 を観に行ってきました。
     ベネディクト・カンバーバッチ主演作。

     第二次世界大戦中、解読不可能と言われた
     ドイツ軍の暗号解読に成功した
天才数学者アラン・チューリングの
     実話をもとにした作品です。



     私は以前からどういうわけか、数学者、しかも
     若くして不遇の最期を迎えた天才数学者に深いシンパシーがあります。
     (学生時代は数学が苦手で嫌いでしたけど)



     例えば20才の若さで決闘に巻き込まれて亡くなった
     フランスのガロアは、10代のうちに先駆的な理論を
     構築した天才で、没後180年たった今でも

     「ガロア理論」 に関する本が出版されています。


     インドに生まれ32歳で病没したラマヌジャンも、
     毎朝半ダースほどの新しい公式を研究室に持って現れたという超絶天才。

     まったくの独学だったため、私たちが学校で習う 「証明」 の
     概念を知らなかったそうです。
     (信仰するヒンズーの女神が夢の中で公式を教えてくれると語ったとか)



     チューリングも、国家利益に貢献する暗号解読に携わり、人工知能の分野で画期的な
     理論を編みだしたのにも関わらず、41歳で自死する直前は
     貢献した国家から手ひどい扱いを受けるんです。

     その理由は、彼が同性愛者だったこと。
     当時のイギリスでは、同性愛は処罰対象となる犯罪で
     治療が必要な変質的病気とみなされていたんですね。



     映画の中で、カンバーバッチがコミュニケーションが苦手な
     変わり者風ながら真摯な姿勢で仕事に取り組む
     チューリングを、とても繊細に演じていました。

     実話が元になってはいますが
     この作品は暗号解読だけがメインの
戦争実録映画ではありません。


     想いを寄せていた親友の死に出会ったり
     戦後、同性愛者として世間から非難を受けて
     傷ついていく、孤独なあまりにも孤独な姿に、涙があふれました。

     彼の良き理解者であるキーラ・ナイトレイ演じる
     同僚女性ジョーンの存在が救いだったな~。



     主役のカンバーバッチ以外も、キーラ・ナイトレイはじめ
     イギリス映画でおなじみの芸達者な俳優さんが一杯。
     アクションもラブシーンもないけれど
     色んなことを感じさせてくれる、良い映画だと思います。

     個人的には、映像の色合いがしっとりとしていて大変好みでした。





     5・7


     長かったGWが終わり、私も今日から仕事でした。
     今月は博多座で宝塚公演を観る予定があるので
     それを励みに頑張るぞー。


     ところで、もうすぐ新作 「蒼の乱」 がゲキ×シネ公開される劇団新感線。
     BSスカパーとチャンネルNECOで、過去の10作品が
     月2本ずつ放送されるそうです。


     シネマトゥデイ
     http://www.cinematoday.jp/page/N0072506





     5・3

     単館系ながら、スマッシュヒットを飛ばしている
     話題の映画 「セッション」 を観てきました。
     いやー凄い衝撃でした。


     音楽映画の名作は色々ありますが、これは
     従来の意味での音楽映画でも、ジャズ映画でも
     はたまた師弟愛映画でもありません。


     まるで高倉健の任侠モノを音楽題材で作ったようなといいますか。
     「主人公がずっと虐げられて耐えに耐え、最後の殴り込みで大暴れ」
     が任侠映画のカタルシスだとすれば、この作品も
     まさに、抜身の刀で大立ち回りって感じです。


     ストーリーは、音楽学院の1年生・ニーマンが
     学内で名高いジャズバンドに入れて喜んだのもつかのま
     担当のフレッチャー教授に徹底的にしごかれる・・というお話。


     フレッチャーの指導法は、単に厳しいというのではなく
     人種差別や汚い言葉での人格否定、容赦ない体罰など、
     人間としてはまったく尊敬できないやり方のオンパレード。
     しかも、ドラマーだけでもニーマン以外に二人の演者候補がいて
     いつ交代させられるか、バンドを追い出されるかわかりません。


     歴史に残る名ドラマーに憧れるものの、考え方に
     甘いところもあったニーマンが、フレッチャーの元で
     死に物狂いで練習し、めでたくコンテストで勝利する・・・と、
     いうなら普通の音楽映画。


     この作品はそこで終わりません。
     終盤、ホントの衝撃が待ってます。


     フレッチャーのゆるがない鬼畜ぶりには惚れぼれするほどですが
     でも、彼は単純なヒール役でもないんです。
     だってちゃんと言ってますものね。
     「闘って勝ち取れ」 「本物は決して挫折しない」 って。


     とにかく、終盤に向けての緊迫感。
     ゾクッとするようなあの感じは、ぜひ映画館で
     沢山の方に味わって頂きたいと思います。


     本職の演奏家の方からは批判的な意見もあるそうですが
     これは、ジャズの魅力を広く伝えるとか、演奏をリアルに見せることが
     主眼ではないのでどちらかというとジャズや音楽について
     先入観がない方が、本質を楽しめるんじゃないかな。


     フレッチャーの教育法が正しいかどうかも
     正直いって問題じゃないと、個人的には思います。
     (現実的には訴訟社会のアメリカであんな教師は存在できないし)


     序盤でニーマンが父親と映画を見に行くシーン、
     タイトルが 「男同士のたたかい」。
     ちゃんとテーマが冒頭数分で提示されてましたね☆


     28歳の監督が自らの体験を着想点に脚本を書き、
     低予算で撮った作品だそうです。
     大きなアクションも凝ったCGもない。
     美男美女のスターもいないし、ガールフレンドはいても
     キスシーンすらありません。


     でも、作品の力ってそんなものじゃないんですね。
     アカデミー賞受賞も納得です。


     こんな風に心の奥を揺さぶられる体験ができるから
     映画や演劇、ドラマを観るのはやめられない!
     そんな思いを実感できる作品でした。





     5・1

     今年のトニー賞について、嬉しいニュースですね。
     「王様と私」 でブロードウェイ初挑戦の渡辺謙さんが
     トニー賞 主演男優賞にノミネート!


     実際に受賞となるかどうかは、6月8日の授賞式で
     明らかになるわけですが、日本人がノミネートされるだけでも
     スゴイことだと思います。
     ノミネートのおかでで一般テレビでも話題になるでしょうし、
     舞台人の夢、トニー賞が今年はますます楽しみになりました☆





     4・28

     公開2日目の映画 「シンデレラ」 を見てきました。
     日曜の夜でしたが、結構なお客様の入りで賑わっていました。


     昨今のおとぎ話実写映画って後日談だったり
     シニカルな味つけになっていたり、ひねりを加えたものが多いですね。
     でも今回は、ストーリーも演出もとにかく王道展開。
     いかに子どもの頃親しんだ絵本やアニメを実写の世界で
     表現できるかに注力されています。


     だから、見どころはなんといっても
     魔法使いのおばあさん(映画の中ではフェアリーゴッドテイルと呼ぶ)が
     カボチャを馬車に、ネズミたちを白い馬に仕立てる魔法の場面。
     ここはぜひ見てほしい!


     舞踏会やお城の豪華な様子、シンデレラの青いドレスも綺麗ですが
     ひそかに継母のファッションが素敵☆
     動物たちのCGや音楽に合わせた美しい映像はさすがディズニー、
     王道のファンタジー映画を安心して楽しむことができました。


     ただ、王子様のビジュアルが、もちろん素敵なんだけど、どうも素朴というか
     ディズニー作品のプリンスって皆似てるような?
     冒頭出てくるシンデレラの父親と王子様が同じ系統の
     顔なので、よかったらそこも見てみて下さい(笑)。


     私は吹き替え版だったので、城田くんと高畑さんの歌も
     エンドロールで聴くことができました。
     有名な 「ビビデ・バビデ・ブー」 の歌を聞けるのもディズニーならではですね。


     同時上映の 「アナと雪の女王」 短編がまた可愛かったな~。
     アナの誕生日、エルサは張り切って準備しているけど
     どうも様子が変?というお話です。
     松さんと神田さんの歌もしっかり1曲あります。
     雪の女王エルサならではのエピソードで、あの短編はぜひもう一度見たい!


     あらためてアナ雪キャラクターの魅力を実感する出来栄えで、
     続編がますます楽しみになりました。
     




      4・26

      少し前ですが、アカデミー賞4部門制覇の
      映画 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 を見てきた話。


      過去にヒーロー映画でスターになった落ち目俳優リーガンが
      再起をめざして、ブロードウェイ舞台の上演にこぎつけたものの、
      プレビューを前にトラブルが続く・・という話です。


      ブロードウェイ演劇批判やハリウッド映画の自虐セリフもあり
      ブラックなコメディ映画といえないこともないけど
      とても気楽に笑えるって感じじゃありません。
      
      それでも実際に 「バットマン」 で主役を演じたマイケル・キートンが
      パンツ1枚でNYの街を歩いたり、自分が演じたヒーローの幻影に
      悩まされたりと、ちっとも「カッコよくない」男を演じる心意気はすごい。


      全編がワンカットに見えるような撮影方法は、気の遠くなるよな
      準備とリハーサル、役者たちの集中力を必要としているはずで
      脇を固めるエドワード・ノートンらのエキセントリックな演技も光っていたと思います。


      それでも、他人にすすめるような映画かというと、なんだかちょっと違うんですよね~。
      アカデミー賞受賞作ということで期待されるような感動とか爽快感はありませんし
      ラストシーンの解釈が分かれてしまうのがまた、スッキリしない要因かも。


      でも、個人的には 「キツいけど面白味もある」 作品だと感じました。
      映画人をめざす学生の教材になりそうな、いろんな実験やテクニックも
      沢山あるし、演じる人々のリアル感は素晴らしいから。
      冒頭からドラムだけで緊迫感を維持していく音楽、主人公の「超能力」の扱いなど
      すごくうまいなあと感心☆


      批評家による新聞評ひとつで、上演ストップに追い込まれる
      ブロードウェイの厳しい演劇システムや、アメコミ好きな若い観客向けに
      大げさなアクションばかりの娯楽映画を量産せざるを得ないハリウッド。


      映画の中で、名指しこそしてないけれど、批判の矛先は
      当然アメリカ最大の 「作られた栄誉」 アカデミー賞にも向けられていたはずです。
      それでもなお、この作品がアカデミー会員の票を集めたのは
      演劇や映画を作る人、演じる人、提供する人が必ず一度は感じる
      「芸術か娯楽か」 の矛盾や懊悩を
      痛いほど、的確に表現しているからじゃないでしょうか。


      日本でも、テレビ俳優、映画俳優、舞台俳優、古典芸能俳優に
      なんとなく目に見えないランキングが生じているように、
      ショービジネスが盛んなアメリカなら、もっと切実なんでしょうね。
      観客の立場からすれば、たとえ 「芸術」 と認定されなくても
      誰もが気楽に楽しめる娯楽だって、立派な存在価値があると思うので
      そのジレンマにはちょっと複雑な心境になりました。


      あ、ひとつだけ「オペラ座」ファンとしての視点も。
      この映画で使われた劇場は、「オペラ座の怪人」 が上演されている
      マジェスティック劇場の向かいという設定で、終盤、心身とものボロボロになった主人公が
      自分の劇場に入ったあと、ガラス扉に例の白いマスクの看板が映りこむんです。
      それが一瞬じゃなくて、数秒間、しっかり映り込む
      主人公がすでに 「ファントム(幽霊)」 になってるのが表現されてるんだろうなあ。


      一般の観劇ファンはもちろん、舞台に関係する人は
      とくに、見ておいて損はない作品だと思いました。





     4・25

     雨が多かった4月ですが、ようやく春らしい日が続いています。
     さて、撮影準備がすすんでいる実写版 「美女と野獣」 で
     ルミエール役にユアン・マクレガーほぼ決定?という
     記事を見かけました。


     ベル役はエマ・ワトソン、ビースト役ににダン・スティーブンスなど
     なかなか豪華な顔ぶれですが、嬉しいことにミュージカルなんですね♪
     ルミエールのソロで始まる 「ビー・アワ・ゲスト」。
     公開はまだまだ先だと思うけど、ユアンの歌声で
     これが聴けるのは嬉しいなあ。


     記事はこちら「シネマトゥデイ」
     http://www.cinematoday.jp/page/N0072645





     4・22

     第69回トニー賞の関連番組とCMがWOWWOW公式サイトに出ています。
     今年も井上芳雄さんがCMで歌って踊ってますね~。
     8月には井上芳雄さんがホストをつとめるミュージカルコンサートも
     予定されているようです。
     こちらも情報が楽しみ♪
     

     WOWWOW公式サイト トニー賞(CM動画を見ることができます)
     http://www.wowow.co.jp/stage/tony/?utm_source=twitter_sougou20150410&utm_medium=social&utm_campaign=





     4・19

     すっかり定着した感のある 「午前10時の映画祭」。
     今年度のラインナップを見かけました。
     高倉健さん関連でカルト人気を誇る 「新幹線大爆破」 も入ってますね。


     今年は 「ビリー・エリオット」 の映画版 「リトル・ダンサー」 が
     2週上映になったりしてるのは、やっぱり先日のミュージカルライブ版好評を
     受けてなんだろうなあ。
     そういえば、ライブ版も7月8日にブルーレイ発売決定だそうで
     Amazonでは予約1位とか。 私もちょっと気になる~☆


     くわしくはこちら 「午前10時の映画祭」
     http://asa10.eiga.com/





     4・16

     数日前、NHKテレビで 「みんなのうた」 をなんとなく見ていたら
     聞き覚えのある声が。
     んん?? 仮面をつけて歌っているのは、石丸幹二さん?


     調べてみると、4月5月は 「かいじん百面相」 という歌を
     担当なさっているのですね。
     どうも例のドラマ以来、世間の石丸さんのイメージはプリンスというより
     妙に力の入ったキャラクターみたいですが、それにしても
     「かいじん」 ってところがなんだか因縁めいておりますな~。


     百面相も悪くないけど、つくづくオペラ座の怪人を
     石丸さんで観たかったなあと思ったことでした☆


     NHKみんなのうた公式(放送予定あり)
     http://www2.nhk.or.jp/minna/index.html





     4・13

     11日夜に放送されたNHK 「SWITCHインタビュー 達人達」 を見ました。
     対談者はブレイク中の俳優・吉田剛太郎さんと作曲家の宮川彬良さん。
     場所がミュージカル 「デスノート」 の稽古場ということで
     久しぶりに濱田めぐみさんの歌を聞けました。
     少しだけだけど、ライト役の浦井さんも見れて嬉しかったなあ。


     私は初めて知りましたが、吉田さんは劇団四季に半年だけ在籍したそうです。
     石丸さんも同じようにおっしゃってたけど、バレエの稽古でタイツをはくのに、
     どうしても抵抗があったんだとか。


     なぜ、ミュージカルでは歌とセリフが一体化するのか、
     シェイクスピアの朗誦を通して、吉田さんが体得したセリフ術など
     なるほどー!となるお話が一杯☆
     話し上手、聞き上手な宮川さんとの会話で吉田さんもリラックスしてるし
     「花子とアン」 の名シーンも楽しい1時間でした。
     伝助が蓮子の額にキスする演技は、台本にはなかったんですね。


     宮川さんがミュージカルについて、「人生経験の集大成がミュージカル」ってのは
     素晴らしい名言だと思います。
     この回の再放送が4月15日(水)深夜0時~に予定されているそうですので
     よかったらぜひぜひ、ご覧くださいませ♪





     4・10

     寒くなったり暖かくなったり、ジェットコースター気温の春です。
     数日前、ある劇団から頼まれていた初ミュージカル脚本を仕上げました。
     どういう形で上演されるのか、時期も全く未定ですが
     とにかく先方に喜んでもらえて良かったです。


     ところで、昔なつかしい人形劇 「サンダーバード」。
     イギリスでCGを使って新しく作られているそうです。
     CGだけど、キャラクターデザインは昔の雰囲気を踏襲していて
     カウントダウンもそのままなのが、なかなか良い感じ☆


     日本では放送予定はないみたいなのが残念ですが
     ユーチューブでちょっぴり予告を見ることができますよ♪


     https://www.youtube.com/watch?v=NQwgIZ__WrY&feature=youtu.be





     4・7

     ファントムをはじめ、大型ミュージカルの主演をいくつも務めた
     イギリスのミュージカルスター、JOJことジョン・オーウェン・ジョーンズさんが
     日本デビューのCDを4月22日に発表するそうです。


     オペラ座やレミゼ、その他ミュージカルのスタンダードナンバーが
     多数収録されているとか。 5月には東京でもコンサートがありますし
     この機会にしっかりファントム俳優さんの歌声を聴いてみたいな~♪
     

     詳細はこちら
     CDジャーナル
     http://www.cdjournal.com/main/news/john-owen-jones/65472





     4・4

     ミュージカル 「タイタニック」 観劇に行ってきました。

     2007年の日本初演版から8年。
     1回しか見なかったのに、忘れられない場面が
     今も一杯のこの作品、演出担当がトム・サザーランド氏に
     変わって再演となりました。


     新演出にともないキャストも一新。
     ですが、役柄を変えて再登場の方もいらっしゃいます。


     元四季さんはもちろん、東宝ミュージカルで
     おなじみの俳優さんも多かったし、
     歌を安心して楽しめたのがまず良かった。


     前の演出では単なる俗物だった印象のイスメイに、
     今回それなりにすじの通った信念が与えられたり
     ミーハーなアリスを愛情深く包み込む夫エドガーの
     夫婦愛が強調されていたのも嬉しかったです。


     ただ、演出が変わったことで、セットが大幅に簡略化。
     ナンバーや小さなエピソードがカットになったり、
     役者の人数も減って、兼役が多いので、「あれ?これ誰だっけ?」と
     なるシーンもちらほら。


     それぞれに演出の意図があってのことだと思うけど
     2007年、2009年のグレン・ウォルフォード氏の演出版を見て
     感動した人にとっては(私もそうですが)、ちょっと物足りない感があるんじゃないかなあ。


     個人的にはラストで、カルパチア号に救助された人たちが
     身体を覆った毛布を脱ぎ去ると、一気に冒頭の乗船シーンに時が巻き戻って
     全員が明るい表情で歌う場面が最大の感動ポイントでした。

    
     が、今回は生存者と死者は立つ位置も分けられ、
     生存者が死者を切ない表情で(泣いている人もいる)見守って
     歌うラストになっていまして、つまりは厳密にいうと冒頭には戻ってないんです。


     当時の観劇日記にも書きましたが
     この作品は
     「タイタニック号が、海の底で繰り返し見ている夢」の
     ような印象が残るところが、一番の魅力だと思ったので
     その幻想的な表現が薄くなっていたのが一番残念☆


     ただ、今回どのキャストもすごくハマッて良かったと思うので、
     このキャストで、グレン版をもう一度見たかった。
     正直そんな印象を持ちました。
     そうは言いつつモーリー・イェストン氏の音楽、根が明るくてやっぱり好きだな~♪



     ミュージカル 「タイタニック」(トム・サザーランド版) 配役

     アンドリュース .加藤和樹   イスメイ 鈴木綜馬   バレット .藤岡正明
     ピットマン/エッチス .戸井勝海   チャールズ・クラーク 佐藤隆紀(LE VELVETS)
     マードック .津田英佑   アイダ・ストラウス 安寿ミラ  イシドール・ストラウス 佐山陽規
     スミス船長 光枝明彦
     ジム・ファレル .古川雄大   フリート 入野自由
     ベルボーイ/ハートリー .矢崎広   ブライド .上口耕平   ライトーラー .小野田龍之介
     エドガー・ビーン .栗原英雄  アリス・ビーン .シルビア・グラブ
     キャロライン・ネビル .未来優希  ケイト・マクゴーワン .則松亜海    ケイト・マーフィー .菊地美香
     ケイト・ムリンズ .関谷春子





     4・1

     今年11月に上演される
     帝劇 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 の
     キャストが発表になりました。


     山口さんはもちろん、石川さん、駒田さんは
     やっぱりはずせないんだな~というのが第一印象。
     マグダのソニンさん、ちょっと子供っぽいというか、サラでも
     いけそうな感じですが、どんなマグダになるんでしょう。


    それにしても、駒田さんは10月末まで
    「ラマンチャの男」 がありますから、2ヶ月連投出演なんですね。
    どちらも何度も再演している持ち役だし、駒田さんなら
    きっと安定安心って感じなんだろうなあ。


    さて、話変わって
    明日から1泊で、関西に観劇に出かけます。
    久しぶりの 「タイタニック」 、演出がかなり変わってるという
    噂も耳にしますが、楽曲と主役の加藤さんに期待しつつ
    桜の関西へ、行ってまいりまーす☆





     3・28

     桜の便りも聞かれるようになってきましたね。
     来週、「タイタニック」 観劇を兼ねて関西へ出かけるので
     お天気が毎日気になっております。


     ところで、今週末の「ボクらの時代」は
     演劇ファンにはちょっと気になる顔ぶれですね。
     テレビドラマか映画の話題かな?ちょっと楽しみ♪


     ・3月29日(日)朝7時~
      フジテレビ系列 「ボクらの時代」
      ゲスト・・松尾スズキさん、松田龍平さん、皆川猿時さん





     3・26

     すっかりコンテンツとしておなじみになった、映画館でのライブビューイング。
     宝塚トップスター、柚希礼音さんの退団公演が上映されるそうです。
     柚希さんはトップとして活躍なさった期間も長いし、全国のファンにとって
     なにより嬉しい企画だと思います。

      ・5月10日(日)13時30分~
       星組・東京宝塚劇場公演千穐楽
       「柚希礼音 ラストデイ」 ライブ中継


     詳しくはこちら
     http://liveviewing.jp/contents/takarazuka-hoshigumi/





     3・23

     ゲキ×シネ最新作 「蒼の乱」 が5月9日に公開されるのに
     先駆けて、4月11日から 「阿修羅城の瞳 2003」 が上映されるそうです。
     これは天海祐希さん、市川染五郎さんらのご出演作で
     今回はデジタル・リマスター版だとか。


     12年前の作品ですが、大スクリーンで見るのはまた格別かも。
     うまくスケジュールがあえば行ってみたいな~。


     上映スケジュールはこちら
     http://www.geki-cine.jp/schedule/movie.html?id=73





     3・20

     昨日、帝国劇場で起きた事故、ビックリしましたね~。
     堂本光一さん主演で長くやってきた舞台だけに
     まさかという感じですが、やっぱり大きな装置を使う舞台は
     こういうアクシデントの可能性があるんだなと
     あらためて思う事故でした。


     負傷者を出したものの、演出を変更の上
     今日から舞台は再開とか。
     どんな舞台やイベントも、まずは安全第一。
     観客も出演者も安心して楽しめる舞台づくりに
     務めていただきたいものです。





     3・18

     ミュージカルの名作「サウンドオブミュージック」
     製作50年を記念して、新しい日本語吹き替え版が
     全国の映画館で4月17日以降、順次上映されるそうです。


     吹替えを担当するのは、マリア役が平原綾香さん、トラップ大佐役に
     石丸幹二さん、リーズル役に声優の日笠陽子さんが発表されています。
     いやー石丸さんは一般のテレビCMやドラマも含め大活躍ですね☆
     公式サイトで、石丸さん演じるトラップ大佐の「エーデルワイス」を見ることができます。
     昨年の 「アナと雪の女王」 でも、松さんと神田さんの吹き替えが
     人気でしたし、吹替えする方の魅力がぐーんとクローズアップされてきたってことかな。


     公式サイト 20世紀フォックス
     http://video.foxjapan.com/library/sound-of-music/





     3・15

     ミュージカル 「モンティ・パイソンのスパマロット」 福岡公演を観てきました
     10年前、トニー賞のテレビ中継でパフォーマンスを見て
     いつかは、と思っていた作品です。


     アーサー王 (ユースケ・サンタマリア) が、沼の貴婦人 (平野綾) から
     神の啓示を受け、騎士たち (ムロツヨシ、皆川猿時、池田成志ほか) と
     共に聖杯を捜す物語。


     ですが、正直言ってストーリーは二の次。
     なにしろモンティ・パイソンものですから、冒頭から
     真剣にボケ炸裂でずーっとコメディです。


     ミュージカルのパロディとしては
     やっぱりの 「オペラ座の怪人」 (ボートをこぐマスクの男が
     カンテラを持った女性にクリスティーヌ!と呼びかける)とか
     レミゼネタ、アナと雪の女王のような新しめもあり。


     もちろん楽屋オチ、地元ネタ、テレビネタも満載。
     凍ったニシンで巨木を倒すという話の流れで
     「凍ったイカで人を殺す話が、「相棒シーズン2」でありましたねー官房長(笑)」
     とか、「酒の飲み過ぎで腰に変なできものができたオッサン」 と言われた
     池田さんが言い返す
     「変なできものってなんだ、帯状疱疹だよ!(笑)」とか、
     アドリブなのか、正規のセリフなのかわからないギャグが結構ダラダラ。


     面白いけど、ちょっとどうかな~という雰囲気の中、
     唯一のメイン女性キャストで頑張っていたのが平野綾さんでした。


     体格や声質は違うのに、トニー賞最優秀主演女優賞を取った
     オリジナルキャスト、サラ・ラミレスの歌い方や
     雰囲気をちゃーんと真似ていて素晴らしかったです。


     沼の貴婦人は途中、ずっと出番がないので
     楽屋のガウンを着て舞台に出てきて 「出番がなくて退屈だわ~♪」
     と歌う場面があったり、声優らしいアニメ声で笑わせたりと、
     ベテラン俳優さんの中で大健闘していたと思います。

     そうそう 「私、帝国劇場に出ていたのよー」 って歌詞もありましたっけ(笑)。


     公演は東京と大阪を経て、福岡が前楽と大千穐楽の2公演ということもあって
     キャストの皆さんも最後のやりたい放題って感じだったのかな。
     終演時間が20分伸びたのは、絶対あのアドリブ合戦が敗因だと思うわ☆


     日本のコミカル演劇風味だけだと、学園祭ノリというか
     なんだかうすっぺらくなってしまいがち。
     でも、重厚な楽曲や生オーケストラ、豪華な衣装、
     アンサンブルさんのダンスレベルのおかげで、ミュージカル作品として
     一定のレベルを保ってたのが救いだったと思います。


     改めて海外ミュージカルの底力 (おバカな方向でも
     基本は手を抜かないという意味で) を実感する観劇でした。





     3・13

     私の世代にはかなり懐かしい少女漫画家のお一人、三原順さん。
     没後20周年ということで、展示会が東京で行われているそうです。
     約4カ月にわたって紹介される作品と、イベントは魅力的~。


     個人的にはやはり 「はみだしっ子」 に一番思い入れがあります。
     東京のみですが、ご参考に。

     明治大学 「三原順 復活祭」
     http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-miharajun.html





     3・10

     昨年末から取り掛かっていた、ミュージカルの脚本。
     実は2割ぐらい書いた地点から進まなくなっていたのですが、
     ちょっとしたことから一気にスイッチが入りました。



     冒頭で登場人物が猫を拾うことが、最終的に役に立つというあらすじです。
     結末まで頭の中にできているのに、今年に入ってから
     なぜか文章がストップしていました。
     2月末をひとつの区切りに設定してたので、焦りもでてきた2月28日。


     ふと、主人公が拾った猫をふところに入れようとして
     噛まれ 「いててて!」 となる場面を想像したとたんに
     彼の性格や他の人物との関係性が一気に浮かんで自分でもびっくり。



     そうなると、どうしても書きたくてたまらなくなり、
     飛び込んだカフェでありあわせのノートを前に
怒涛のごとく書きまくり、
     あっという間に8割以上完成しました。



     翌日、脚本を依頼して下さった方へ途中経過を
     報告することができ、近いうちに作曲担当の方とも
     打ち合わせすることになりそうです。



     よく、インスピレーションは天から降って来るっていうけどあれってホントなんだな~☆
     
まだ100%の出来上がりではありませんが、
     とにかく今は書くことが楽しくてたまりません。
     苦手意識があった作詞についても、詩を書いていた学生の頃を
     思い出せば、あんがい手が届くところにコツがありそう。



     創作三昧の生活、しみじみ幸せです。





     3・7

     新キャスト目白押しの東宝 「エリザベート」
     ホームページが新しくなって、新ビジュアルを初めて見ました。
     トップページ、これはシシィを導く死の王子というか天使?
     こういう絵が、ルネサンス期の絵にあったような気もして
     なんだかちょっと笑えるのはなぜなんだろう(笑)。


     城田トートと井上トート、ウヴェさんのウイーン版トートみたいに
     青年らしさを前面に出すというプランなのでしょうか。
     田代さんの老皇帝は大丈夫なんだろうかとか、山崎さんの
     ルキーニが暗殺者に見えないとか、色々感想がありますが
     とにかく、ますます本編が早く見たい!!って気になるんだから
     ホント、侮れないわ―☆





     3・4


     今年ももうすぐ、3月11日がやってきます。
     劇団四季が2011年に東北支援のために上演した舞台の様子が
     NHKで今週末放映されるそうです。


     ・3月7日(土)深夜24時25分~26時25分 NHK Eテレ
      「Eテレセレクション・お願い!編集長」
      "今、こどもたちに贈る『ユタと不思議な仲間たち』 劇団四季被災地支援公演"
      




     3・1

     あっという間にもう3月。 春ですねーまだ寒いけど。
     先日発表された、アメリカ・アカデミー賞で主演男優賞他を
     獲得した 「博士と彼女のセオリー」 の公開を楽しみにしています。


     主演のエディ・レッドメインは、映画 「レ・ミゼラブル」 で
     マリウス役を演じたイギリス人俳優さん。
     出番は短めだったけど、アンジョルラスや学生たちと
     歌うシーンが印象的でした。


     この映画はホーキング博士の半生を描く作品。
     将来を嘱望されながら、難病に侵されていくホーキング博士と
     妻ジェーンの姿が描かれているそうです。
     レッドメインは来年公開の新作で、トランスジェンダーの男性も演じているそう。
     難しい役どころが評価されている、旬の俳優さんの演技、じっくり味わいたいものです。


     映画公式サイト
     http://hakase.link/





     2・26

     8月に放送されるドラマ 「小林一三 ~夢とそろばん~」 に
     井上芳雄さんがご出演だそうです。


     小林一三さんといえば、阪急電鉄や百貨店など巨大グループの
     創始者ですが、ミュージカルファンにとっては100年の歴史をほこる
     宝塚歌劇団を始めた人物というイメージが一番に出てきます。
     井上さんは一三 (阿部サダヲさん) の長男・富佐雄という役どころで
     ドラマ全体の語りも務めるとか。


     井上さんは妹さんが団員だったこともありますし
     そういうご縁もあるのかな。
     小林冨佐雄は、東宝の初代社長ということで
     感慨深いものがあるのではないでしょうか。
     夏のドラマが楽しみです♪


     くわしくはこちら NHK公式
     http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/210062.html





     2・22

     今年、11月の帝劇 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 上演が発表されましたね。
     主演・山口祐一郎の大きなクレジットがスゴイ☆
     とにかく、そこだけは言っときます!(笑)という勢いを感じます。


     しかし、この作品って海外版だと主役はサラのような気がしますが
     (オペラ座もタイトルロールはファントムだけど、
      比重はヒロインのクリスが大きいですものね)
     日本のミュージカルではエリザベート同様、男性俳優さんの注目度が
     高いのが特徴なのかも。


     なにはともあれ、再演は嬉しいです! 今年は無理だろうけど
     来年はこの流れで地方公演にも来てほしいな~。





     2・19

     フジテレビの軽部アナウンサーセレクトの音楽映画が
     今週末から全国9館で上映されるそうです。


     ラインナップは 「オペラ座の怪人」 「レ・ミゼラブル」
     「バーレスク」 「ヘアスプレー」 「プロデューサーズ」
     「マーラー 君に捧げるアダージョ」 の6本。


     上映館が少ないのですけど、大スクリーンで
     あの作品を再び!という企画は嬉しいですね~☆


     詳しくはこちら 「カルシネ」
     http://www.unitedcinemas.jp/karushine/index.html





     2・16

     今年の夏、シアタークリエで上演される
     ミュージカル 「貴婦人の訪問」。 東京だけかと思ってたら
     いつのまにか全国公演(大阪、名古屋、福岡)も発表になっていたんですね。


     博多座のページで、キャナルシティ劇場での上演案内がでています。
     「エリザベート」 経験者ばかりの豪華な舞台、もっと上演期間を長くして
     博多座でもOKのような気がしますが、とにもかくにも
     地方の民には嬉しい限りです♪


     博多座
     http://www.hakataza.co.jp/lineup/h27-9etc/index.php





     2・13

     映画 「フィフティシェイズ・オブ・グレイ」 を見てきました。


     海外ロマンス小説ファン歴20数年の私。
     話題の映画、これは見てみなくちゃってことで出かけました。
     ・・が、これ恋愛ロマンス映画じゃないよね?



     原作は大ヒットした官能小説だそうで、
     SMが重要なモチーフになっています。

     卒業をまじかに控えた大学生のアナが
     学生新聞の取材で出会ったのは27歳の大富豪社長クリスチャン。



     ハンサムでミステリアスな魅力のあるクリスチャンに
     アナは惹かれますが、クリスチャンにとって興味があるのは
     「彼女は自分の嗜好を満たす契約をOKしてくれるか?」ってこと。



     契約の中身は、「支配者」と「隷属者」としてベッドを共にするための細かい取決め。
     どこまでのプレイを受け入れるのかはもちろん
     隷属者であるアナは、自分からクリスチャンに触れることができないし、
     一緒に眠ることもできません。



     個人的には、愛の表現手段の違いがテーマかと思って見に行ったのですが
     なんとも腹の立つことに、クリスチャンは
     「僕は恋愛はしない。だから僕を愛してはいけない」
     「花束と心を求めるなら無理だ。」
     「これが僕だから」

     と、自分の要求のみを徹底的につきつけてきます。


     いくらお金がうなるほどあって、豪華な住居、ヘリコプターでの夜景デートや
     ドレス、高級車のプレゼントがあったって、こんな空しい契約に
     応じるなんてありえんだろ!と思うのですが
     アナはなにしろ恋愛経験ゼロのお嬢さんなので
     戸惑いながらも、クリスチャンの誘いに乗ってしまいます。



     正式には契約は交わさず、予行演習段階までですけど
     物語としてはクリスチャンのプレイルームでアナが縛られたり
     鞭で打たれるベッドシーンが出てきますから、実質的にはもう調教開始ってところだよね。



     基本女性向けの映画なので、SMプレイといっても残酷な感じではなく
     二人の裸体も綺麗に撮られていると思います。

     でも、まったく官能的な印象を受けないのは
     やっぱりクリスチャンのことを全然好きになれないからかなあ。
     それに、ぐっと来るような色気のあるセリフがなかったのがホント残念☆



     クリスチャンの嗜好には不遇な子ども時代や過去に原因があるようですが
     この作品ではそこを解きほぐすまでには至っていません。

     観終わってから知りましたが、原作は3部作で今回の映画は
     全体像としては序盤なんですね。


     最終的には、クリスチャンがアナによって 「氷の心」 を溶かされる話なのかも
     しれませんが、映画としての今作は
恋愛以前の問題で終わっています。


     唯一面白かったのは、二人が2回目に会う場面。
     アナのアルバイト先であるDIY店に、クリスチャンがやってきて
     まだ何も知らないアナに
     「結束バンドとマスキングテープとロープを」と言うんです。



     まさか自分がのちにこのロープで縛られるとは
     思わないんだろうなあと、なんだか気の毒な気分に(笑)。



     ロマンスの王道としては、入口がどうあれ、最終的に二人が真実の愛情で結ばれるのがお約束ですから
     本編の時間を少し伸ばしてもいいから、そこまで辿りついて欲しかった。

     個人的にSM嗜好は(道具が出てくるとなおさら)痛そう!が先に立つので、全く好みじゃありませんが
     想像するに、こういう特殊なものこそ、かなりの信頼関係がないと成り立たないんじゃないでしょうか。



     そういう点で、いくら社会的地位が高いとはいえ、出会ったばかりの男性に
     ついていって、真っ赤なプレイルームを見せられた段階で 「回れ右」 しないアナは
     あまりにも危なっかしい女の子です。

     でも、ある意味共感しやすいのは、その初動をのぞけばアナがクリスチャンの対応に対して、
     すこぶるノーマルな反応を示すから。



     自分の心を閉ざすクリスチャンを責め、あったかい愛情に包まれている
     自分の両親を見て涙をこぼします。
     アナの両親がごく普通に愛し合い、笑ったりしている場面はホントほのぼのしたなー。



     まだまだ若くて綺麗で、賢いんだからこんな面倒くさい男にハマって時間をムダにするのは
     やめようよアナ。
     って、ついついおせっかいを焼きたくなるような映画でした。



     あー海外ロマンス小説の真の魅力って
     こんなもんじゃないのにな~☆






     2・10

     先日 「ビリー・エリオット ミュージカルライブ」 を見てきました。
     これはぜひ多くの方に観てほしい!笑えて泣けます!


     ちょうど2週間前に機内ビデオで
     映画版を見ていたので、両者の違いがよーくわかりました。

     ストーリーは同じ、キーワードになる場面もほぼ同じだけど
     やっぱり歌と踊りが入ると、感情の表現が多彩になるし
     観客の想像力喚起がスゴイ。



     舞台の空間をビリーの家や炭鉱、レッスン場にロイヤルバレエ学校、
     ビリーや労働者たちの心理風景として重層的に
     みせていく創造力と工夫は、リアルじゃないからこその魅力です。


 
     たまたま前日観た「アニー」で感じた、実写映画+ミュージカルの違和感は
     やっぱり媒体の相性に一番の理由があるのかも。

     ダイナミックな空撮がなくても、豪華なオープンセットや
     数百人のエキストラがいなくたって、感動の大きさは変わらない。
     それどころか、撮り直しができない舞台で、生身の人間が
     作り出す歌と踊りの集中力に、ホントに圧倒されました。



     歌詞として繰り返されるメッセージ
     「自分らしく生きよう」「個性を持って輝こう」は
     秘めた才能を伸ばすべく、新しい世界に飛び出すビリーだけでなく
     マイケルや、他の登場人物にも言える事なんですね。



     映画版ではビリーはラストシーンで立派に成長した姿を見せますが
     今回の舞台ライブでは、中盤で9年前に初代ビリーを演じた
     俳優さんと現役ビリーのデュエットダンスが披露されました。



     これ、一夜かぎりの特別企画だそうで、初代ビリーは20代。
     実際にロイヤルバレエ学校に入り、今はバレエダンサーになって活躍しているんだそうです。

     二人が同じ服装で踊るのは、幻想的な「白鳥の湖」。
     映画版のアダム・クーパーも素敵だったけど、
     リアルに夢を叶えたビリーがそこにいると思うと、胸が熱くなってしまいます。



     そして、映画版以上にコメディ場面も多くて楽しかった♪
     ロンドンから遠く離れた地方の炭鉱町。
     労働者たちの乱暴な言葉づかいや下品な政治ネタも満載です。


     4才くらいでしょうか、ブロンドにメガネの小ちゃい男の子が
     「ジーザース! (こんちくしょう)」 って言いながら
     ボクシングジムで腕立て伏せするシーンは、あまりに可愛くて客席も大笑い。



     映画版ではなまめかしい感じの美少年だったマイケルは
     舞台版では明るく陽気なビリーの親友。
     二人が女装して踊る場面では、マイケル役の俳優さんが
     小学生とは思えない堂に入ったコメディアンぶりを発揮してくれます。
     ここだけでも料金の価値あり!って感じでした。



     上映時間は休憩5分を入れて3時間20分。
     でも、まったく長さは感じません。
     ビリー役のエリオット・ハンナ君のほぼ出ずっぱりの演技と歌と
     ダンスを見たら座ってる私たちなんて、まー楽なものですよ(笑)。



     いずれブルーレイも発売されるようですが
     チャンスがあれば、ぜひぜひお勧めいたします~(^O^)





     2・8

     ハワイ研修旅行記 その5

     1月22日。
     あっというまに最終日です。
     荷作りしたスーツケースを7時に出して、ロビー集合してみると。
     旅行会社の手配で迎えに来たのは、白いリムジン。
     おおーっと、皆のテンションが上がったところで出発です。


     運転手さんは60手前くらいの日焼けした男性でしたが
     私たちが福岡から来たというと、瞳を輝かせて
     「私は春吉で生まれたんです!」


     春吉(はるよし)は中州に近い、福岡市博多区の地名です。
     それからはずっと助手席に座った私たちのメンバーと、和気あいあいの博多話。


     「博多のうどんは 『かろのうろん』(老舗のうどん屋の名前)が
      好きでしたが、最近は味が変わったようですね」 なんて、実にローカルな話題が一杯。
     それにしてもまさか、ハワイで 「かろのうろん」 の名前を
     聞くことになろうとは(笑)。

 
     空港に到着して、手荷物検査と税関を抜けたら、
     少し時間があるので最後のお買いものを兼ねてぶらぶら。
     ここでもハワイアンのミニショーがあっていたりして最後まで楽しむことができました。


     帰りの飛行機はお昼に出発のデルタ航空機。
     向かい風が強いので、早めに出発しますというアナウンスがありました。
     風のせいもあってか、行きより飛行時間が2時間も長い!
     結局丸々10時間かかりました。


     お昼間なのですぐお休みーというわけにもいきませんが、寝る人のために
     機内は暗くなり、本を読みたかったけどあまりに暗いので
     私も行きと同じく映画を見ることに。
     大好きでもう何度も観ている 「007 スカイフォール」 と
     「パシフィック・リム」 を少し見返した後、一本丸ごと見た作品は
     「LEGO(R)ムービー」。
     おもちゃのレゴ・ブロックの世界をCGで再現したコメディ映画です。


     全米での興行成績も映画評論家の評判もがすこぶる良かったのに、
     アカデミー賞にノミネートされず、ファンから大ブーイングが起こったという
     この作品、なるほどこれはすごい力作だな~。


     主人公はブロックの街で作業員として働く、ごく平凡な青年エメット。
     それに対して、街を牛耳る悪の大王の陰謀に勝てるのは「選ばれし者」だけ。
     平凡な生活に突然、謎の美女や、スーパーマン、バッドマンといった
     スーパースターが現れる中、エメットは選ばれし者としての自覚を持って
     悪に立ち向かえるのか?・・というお話です。


     材料がレゴブロックだけに、ギャグも結構やんちゃで
     子供向けのテイストだと思うけど、大人でも十分楽しめる工夫が一杯。
     スターウォーズをはじめとするハリウッド映画のパロディもあちこちあるし
     皆で協力してブロックを組み立てていくことが
     悪に立ち向かうひとつの手段だったりするのが、独自の面白さです。


     しかも、終盤はレゴアニメの世界から実写になり
     少年がブロックで遊んでいるとレゴマニアの父親から
     「さわっちゃだめだ!」と叱られてしゅんとなる意外な展開もあり、
     レゴブロックの映画でしか表現できないテーマが描かれています。


     ラスト、エメットは無事に悪の陰謀を阻止して街を守り、
     実写世界の少年も、父親からレゴブロック部屋で遊ぶ許可をもらいます。
     それでめでたくハッピーエンドになるかと思いきや、ちゃーんと
     全部をひっくりかえすオチが用意されているのがもう最高☆

 
     私は日本語吹替版を見たのですけど、主役の声を
     大好きな声優・森川智之さんが演じていらっしゃるので
     (ユアン・マクレガー、トム・クルーズ、ブラッド・ピットの吹替も担当)
     ひとつで2倍美味しいポップな作品でした♪


     一本映画を見るたびにちょっと目が疲れてうとうと。
     そのうち食事になってデザートにマカダミアナッツチョコを食べ、
     しばらくしたら、おやつにマカダミアナッツが出てきたのでコーラを頼み、
     また寝てたらサンドイッチとマカダミアナッツチョコが出てきたんで
     コーヒーを飲んで・・って、エコノミー症候群以上に体に
     良くなさそうな(でも嬉しい)サービスが続いて、ようやく福岡上空へ。


     10時間はさすがに疲れましたが、無事に到着してホッ。
     空港でメンバーの皆さんと笑顔で解散となりました。
     お疲れ様でしたー。


     今回の視察旅行では観光旅行では訪れる機会のない場所を
     見学し、アメリカ社会の現実の裏側をごく一部ですが
     肌で感じることができました。


     日本で患者の自己負担が1割から3割になって、高い!と不満に感じることもあるけど
     診療報酬の制度によって一定の水準が守られているのも確かです。

     病気やケガなど物心ともに一番つらい時、だれがそれを支えてくれるのか。
     民間の保険=お金があるかないかで大きく道が分かれるアメリカの制度では
     「幸せ=お金持ち」 の図式から逃れることができないんだろうなあ。
     アメリカンドリームをかなえて、ケタはずれのお金持ちになっちゃえば別の
     考えも浮かんでくるのでしょうけども。


     色々課題も山積みだけど、日本に「国民皆保険」制度があるのは、
     やっぱりありがたいことだとつくづく感じました。



     さて旅行記の最後に、私が買ってきたお土産をいくつかご紹介。

     ・Drブロナーのココナッツオイル。
     最近流行しているオーガニックのココナッツオイルです。
     友人に頼まれて買いました。日本で通販されているのは同じメーカーの
     茶色いラベルのものが多いですが、これはホワイトカーネルということで
     白いラベル、味もマイルドなものみたい。
     地元のスーパーみたいなお店で、少しだけ値引きしていました。


     ・頭にハイビスカスをつけ、赤いTシャツのテディベアは母へのお土産。
     下から手を入れて、指人形のようにして遊べるぬいぐるみです。
     父にはハワイの伝統柄のミニタオルを買いました。


     ・自分へのお土産はTシャツくらいのつもりだったのですが、追加でもうひとつ。
     船の舵とか羅針盤デザインを見ると、無性に惹かれてしまいます。
     銀色のネックレスを向かいにあるホテルのアーケードショップで買いました。
     50%オフでお値段は3ドルちょっと。日本円で400円くらい。
     定価で買っても千円しないものですね。安っぽいといえばそうなんだけど、
     好きなものは仕方ないです(笑)。


     ・コナコーヒー、マカダミアナッツチョコ、ジョンマスターオーガニックの石鹸。
     それからオーガニックのスパイス。
     定番品はやっぱり安心感がありますね。


     ・本来猫のおもちゃですが、ゴムひもの先に金魚がついているもの。
     実は今書いている脚本に、金魚を釣り上げる場面があるので
     まさにどんぴしゃ!ってことで買ってきました。
     もうすぐうちに猫が来るのに、そちらのことはすっかり忘れてたよ☆


     記憶が薄れないうちにと、帰ってすぐ書き始めたハワイ研修旅行記。
     たまっている雑用も多くてちょっと大変でしたが、
     書くたびに、あの柔らかい風と心地よい空気感が蘇ってきました。


     今回は食事運が凄く良くて、アメリカにしてはと言っては失礼ですが
     最初から最後までハズレのない美味しい旅でした。
     これからハワイに行かれる方へ、なにかのご参考になれば幸いです。


     あ、そうそう。デルタ航空の乗客への注意事項ビデオは
     ユーモアたっぷりの傑作ですから、ぜひ注目してみて下さいね。
     英語がわからなくても大丈夫。誰でもくすっと笑える面白さです♪


     ここまでお読み下さって、ありがとうございました(^^)。

 



     2・5

     ハワイ研修旅行記 その4


     視察が無事に終わって、調整の1日は自由行動となっています。
     ハワイに到着以来ずっとお天気が続いていますが、本来は今は雨季なのだそう。


     旅行前は、南国のイメージからもっとギラギラ暑い場所かと思っていましたが
     気温は26度くらいで日本の初夏くらいの印象です。
     そよそよ自然な風も吹いているので、冷房を入れなくても暑くないし
     ホントに過ごしやすい場所ですね~。


     すっかり朝食を早くとるのにも慣れて、3日連続で朝6時に朝ごはん。
     バイキングですが、メニューはあまり変わり映えなく
     サラダとベーコン、パンとスクランブルエッグ。
     もしくはごはんとみそ汁、ハムかソーセージにヨーグルトくらいのものです。


     私たちはミールクーポンだったのですが単独で頼むと17,5ドルだそうで、
     クーポンを持ってない日本人のお客さんが男性3人で来て
     「え? 17.5ドル? 1人で? 3人分じゃなくて?」って
     3回くらい尋ねていたのにちょっとウケました。


     さて、自由行動日の午前中、私は女性3人でお買い物。
     アラモアナショッピングセンターで、ハワイアンキルトの専門店に
     行ったり、Tシャツとカジュアルな洋服を見たり。
     なかでも嬉しかったのが、懐かしい 「クリバンの猫」 のTシャツに会えたこと。


     学生時代、日本に紹介されてとても人気のあった
     アメリカ発のユーモラスな猫のイラストです。
     当時は日本でも専門店ができたりしたようですが
     今はすっかりハワイの定番お土産になってるのでしょうか。
     猫好きにはたまらないとぼけた絵柄が大好きで思わずステッカーも買いました。
     (おまけに帰国後に今年のカレンダーも取り寄せちゃったという・・)


     買い物がひと段落したら、ホテルに戻って皆と合流。
     お昼ご飯は近くのマリオットホテルまで歩いて
     1階のテラス席でイタリアンを頂きました。
     案外道路に近いテラスですが、明るくて気持ちいい~。
     紅茶がおしゃれな雰囲気で出てきたりして、とってもテンションがあがります☆


     少し日本語が話せるお兄さんが、ピザの上に乗っている
     とろーり卵を切り分けてくれました。
     イタリアン・レストランは世界中にありますが、やっぱり
     パスタとピザはどこでも大きなハズレがないのが一番の強みなんだろうなあ。
     上品な味でとっても美味しかった!


     料金は少しだけアルコールを含んでパスタとビザ、それから
     サラダをシェアして、チップ込みで一人21ドル。
     優雅なホテルランチとしては手ごろなところでしょうか。


     腹ごしらえもすんだところで
     ここからが本日のメインエベント、ダイヤモンドヘッド登山です。
     泳ぎに行くメンバーもいたので、全員ではないのですが
     希望者はどうぞということで、私も参加しました。


     トロリーで登山口まで行って、あとは1時間ほどかけて山頂を目指します。
     ちょうど午後2時、一番気温が高い時間にあたったこともあり
     さすがにこれは暑かった!
     日差しにそなえて帽子はかぶっていたけど、日に焼けそうで
     途中からハンカチを首に巻いたりしながらふーふー言って歩きました。


     最初は舗装された道路だったので、これは楽勝かな?と思ったのですが
     途中からでこぼこ道になり、細くて暗いトンネルになり。
     このトンネルが、まったく出口が見えない雰囲気でこわかったー。
     休憩所に着いたらちょっと胸の動悸がひどくなったので
     私は大事をとってここでリタイア。
     他の皆さんが下りてくるまで待つことにしました。


     でも、待ってる間に楽しいこともありまして。
     休憩所は4つほどベンチが置いてあるのですが、
     私が一人で座っていると、斜面の草の中から
     山ねずみというのでしょうか、親指の先くらいの小さなネズミが出てきて、
     足元のすぐそばまで来るんです。
     で、他の登山客がくると、ぴゅーっと逃げちゃう。
     また私ひとりになると、足元まで来てくれる・・というわけで
     待ってる間に遊び相手になってもらった気分でした。


     そんなことをしているうちに、戻ってきたメンバーと一緒に下山。
     ホテルに戻ってシャワーを浴びて、一休みしたらもう晩ごはんです。
     (なんだか食事ばっかりしてる感じですね)
     ハワイで取る、最後の夕食。  素晴らしいお店をチョイスしました。


     それは、リンガーハット!


     いやホントです(笑)。


     1週間も海外にいると、やっぱり麺が恋しくなるわけですよ。
     それにこちらのリンガーハットは、ちゃんぽんや皿うどんだけじゃなくて
     唐揚げとかギョーザ、おでんなどいわゆる居酒屋メニューもあって
     日本人にとっては心からホッとできるお店なんです。


     お店には威勢のいい、日本女性の店員さんがいまして
     テキパキ接客して下さるのもすごーく懐かしい感じ。
     まさに望郷の念が湧いてまいります。
     と、言いつつ明日には日本に帰るんですけど(笑)。


     夕食後、カラカウア大通りを歩いていたら
     ハワイ伝統舞踊公演をPRするダンサーさんの一行に出会いました。
     女性は裾の長いドレス姿、男性は上半身裸、下半身も日本のお相撲さんのような
     短い前垂れのみで、足ははだしというスタイル。
     近くのホテルで毎週金曜日の夜に、伝統舞踊のショーが開催されているようです。
     デモンストレーションの踊りもエキゾチックで素晴らしいものでした。
     最後の夜に、ほんの少しだけど目の保養ができて良かったわ~♪



     早いもので、もう翌日は帰国日。

     買ってきたお土産報告や帰ってから考えたことなど
     旅行記もあと少しです。


     その5に続きます。





     2・2

     ハワイ研修旅行記 その3


     2日目の視察の朝。
     やっぱり早く目が覚めたので、オープンと同時に1階のレストランに入り
     朝食をすませて戻ってきたのが6時20分。


     ロビー集合が8時だからまだ少し時間があるし
     念のためにめざましをかけて、ちょっとだけ横になって・・


     目がさめたら、なんと7時50分。


     えぇーっ?! あと10分しかない!!


     めざまし時計をかけたつもりが、ちゃんとセットされてなかったようです。
     幸い、その日着るものは揃えて出してありましたが
     すっぴんで行くわけにはいきません。


     飛び起きて9分で着替えと最小限のメイクをすませ、
     最後の1分で部屋を出てエレベーターの中で口紅を塗り、
     8時ジャストにロビー到着 「おはようございまーす」。


     はー、内心大汗かきましたが、どうにか皆さんにご迷惑をかけずにすみました。
     しかし我ながら、よく10分前に自然に目がさめたもんだ。


     そんなわけで、朝からドキドキしましたが
     無事に午前中の視察先へ出発。


     この日のガイドはマサコさん。
     たぶん70歳はすぎておられるだろうと思われるのですが、
     とても丁寧な日本語の素敵な女性でした。
     ふりかえってみると、今回はガイドさんも通訳さんも全員女性ばかりだったなあ。


     視察の性質上、医療系に強い通訳さんに
     お願いしてあったようで専門用語もなんのその、
     プロのお仕事を見せて頂きました。


     1軒目は長期介護施設 「マルヒア」 です。
     こちらは介護がメインの施設なので、当然患者のほとんどが高齢者。
     患者さんの写真はNGということで、写真はありませんが
     日本のデイサービスと同じ雰囲気で、皆さんが広い食堂に
     集まり、ちょうどお一人の誕生祝をなさっているところでした。


     私たちが入っていくと「ハーイ」と笑顔で声をかけて
     下さる方が何人もいらっしゃいます。
     日系の方が多いようで、なにか話しかけられたので耳を寄せたら
     日本語だったということもありましたっけ。
     私自身も高齢者を抱える身、
     日本に置いてきた両親を思って、なんとも胸が切なくなりました。


     説明して下さった女性は、長くこの業界に携わっている方だそうで、
     「日本では介護の仕事が大変なわりに報酬が低く、人手不足ですが
      こちらはそういうことはないのですか?」と質問したところ、


     たとえば看護師のような有資格者になると、初年度で600万円
     5,6年で年収が1000万円になるので希望者は多い。
     有資格者ではない補助スタッフは、フィリピンから多くきている。
     フィリピン系の人は、他人のお世話に抵抗がない人が多く、
     充分に人手は足りていますとのことでした。


     日本でも看護師不足を補おうと、東南アジアから人材を招いていますが
     やはり言葉の壁が厚いと聞きます。
     アメリカなら同じ英語圏だし、ハワイのように暖かい地域なら
     なおさら定住しやすいのでしょうね。


     それにしても、経験数年の看護師で1000万ってことは
     ベテラン看護師や、ドクターの年収はもっともっと上ってことですから
     そりゃあ医療費も高くなろうってものでございます。


     さて、そろそろお腹もすいてきました。


     お昼はマサコさんのオススメで、チャイナタウンで飲茶を頂きました。 
     店の名前は 「レジェンド・シーフード・レストラン」。
     この界隈では高級なお店だそうです。


     飲茶はおなじみの回転テーブルで、店内を巡回している屋台から
     好きなものを取って食べるシステム。
     テーブルに置いたカードにハンコを押してくれて、その個数から合計金額が
     その場でわかるので予算がある人にはとっても便利♪
     ちょっと日本の回転すしと考え方が似てますね。


     ここはなんといっても裏メニューのビーフンが美味しかった!
     そしてビックリしたのがお値段です。
     当然アルコールは無しですが、しっかり食べて一人当たり
     日本円で1000円しないくらいじゃなかったかな。
     お茶は飲み放題だし、チップ制もないので安くて美味しくて
     明朗会計。ハワイにお出かけの方にはホントにおすすめです。


     その後、、腹ごなしに少し歩いて最後の視察先へ。


     小児整形外科専門病院 「シュライナーズ」 は
     とにかくスゴイところでした。
     なにがスゴイって、診療代がすべて無料なんです。
     ただし小児科の領分すべてではなく、整形外科ですから
     症例は限られますが診察代も入院費も、両親の付き添い宿泊代もすべて無料!


     どうして無料にできるかというと、ここはシュライナーズという
     フリーメイソンの分派からなる団体会員の寄付で
     経費のすべてがまかなわれているから。
     もちろん、患者は会員である必要はありませんので
     ハワイにたまたま来た観光客の子供でもOKだそうです。


     しかも、無料だからといって施設が簡素ってこともありません。
     最大レベルのハリケーンもしのげる強固な建物に、広い前庭。
     粋をこらした内装に、子供が喜びそうなプレイルームとリハビリ用の
     プールも設置されてまさに至れり尽くせり。


     ちなみに、寄付という形でお金を提供する代わりに労働力を提供する
     ボランティアも盛んで、シュライナーズでのボランティア希望者は順番待ちだそうです。
     やっぱり、子どもと接するボランティア活動が大人気だとか。
     ゆとりがある証拠に 「メディテーション(瞑想)ルーム」 と言われるお部屋もあって
     両親やスタッフが心を鎮める場所だということでした。


     たとえば脊椎損傷や重篤な熱傷で苦しむ子供たちと両親が、
     この設備とシステムで救われていくのは
     たしかに素晴らしいことだと思います。


     でも、それにしても極端な話ですね~。
     高額な請求が来ても、医療保険に入れず家を手放す人もいるのに
     こちらでは桁はずれのお金持ち達が慈善事業で無料の診療を実現する。
     「富の偏在」という言葉が一番に浮かびましたが、これが
     アメリカというものなのでしょうか。


     色々考えさせられます。


     無事に視察を終え、ホテルに戻ってちょっと休憩。
     この日の夕食は、1日くらいは豪勢にステーキをということで
     「タナカ・オブ・トーキョー」に来ました。


     こういうパフォーマンス付の鉄板焼きは、たしか「ベニハナ」が
     発祥で、今はもう珍しくないのでしょうが、観光地らしい雰囲気には
     充分浸れるんじゃないかと思います。


     フィリピン系のシェフが、カタコトの日本語でお決まりのジョークを連発。
     メンバーのうち席の近い男女二人を指さして 「新婚さん?」
     違うと言うと 「おー2度目の新婚旅行ねー!」

     「ボスは誰?」
     この人だと指さすと、海老を少ししか回さなかったり、
     色々小ネタが用意されていて、ちょっぴり古くさいけど楽しかったです。
     お肉は赤身、伊勢海老がすごく大きくてこれだけでかなりお腹いっぱいに
     なりましたが、皆で頑張って食べました。


     ステーキのコースにアルコール、チップ込で一人あたり
     12000円くらいかかったんじゃないかな。
     料理代というより、シェフのパフォーマンス代が高いのかも。


     夜、少しワイキキ周辺を歩いていたら、パトカー5台が出て
     なにやら物ものしい雰囲気の場所に出くわしました。
     滞在中、毎日のように救急車やパトカーを見かけましたから
     一見治安が良さそうなここハワイでも、いろんなことが
     起きてるんだろうなあと、実感する光景です。


     無事に視察も終わって、翌日は唯一の自由行動日。


     さあ、明日はあちこち行って、買い物するぞー☆



     その4に続きます。





     1・30

     ハワイ研修旅行記 その2


     1月19日。
     いよいよ今日から病院視察です。
     ふだんは8時間たっぷり寝ている私ですが時差ボケがあるのか、なかなか寝つかれず
     4時間ばかり眠って起きたのは朝5時半。


     今回は医療実務研究会の村上代表のご好意で、一人部屋を
     使わせて頂いているので、マイペースに過ごせるのが心からありがたいところです。


     ホテルの朝食が6時からなので、ホテルから歩いてすぐの
     ワイキキビーチを散歩してきました。
     6時前後はまだ暗いですが、寒くないので結構人がいます。
     マクドナルドも開いていて、朝から繁盛してました。


     朝食後、ガイドさんが迎えに来てくれて早速視察開始。
     午前中は日本と縁の深い「クアキニ ヘルスシステム」におじゃましました。
     この病院の始まりは1900年。大火災で住居を失った人々を救うため、
     日本人慈善病院という形でスタートし、今ではいくつもの建物を有する
     総合的な医療機関だそうです。


     副院長が日本人の三木先生という方で、
     見学前にレクチャーして下さいました。


     ここで少しだけ、専門的なお話を。
     日本の医療とアメリカの医療制度で大きく違うのが保険制度。


     日本のように 「注射をしたら○点、検査をしたら○点」 といった
     国が決めた診療報酬制度がないので、医療費の上限がなく、
     アメリカでは 「出張先で具合が悪くなり、救急車を呼んで
     盲腸の手術をしたら600万円請求された」 というようなことが起こります。


     そんな時に一般の人が頼るのが民間の保険会社による医療保険。
     しかし、医療保険に入って高い保険料を払い続けることができるのは
     一定の所得以上の層で、低所得者層はかなりの割合で無保険状態なんだとか。


     医療機関としても、そういう患者からはお金が取れないので
     治療や入院の前にその人の保険の状況や支払能力を確認したいわけです。
     でも、この保険会社もさまざまだし、契約の内容も個々で違うので
     そのへんを調べて判定する専任のスタッフもいるみたいで。


     とにかく、人命救助の前にまず保険ありきなので、
     ちゃんとした治療を受けたくても保険会社から許可が出ないと
     治療を続けられないってことになっちゃうんですね。。


     事実、入院期間がすごく短いのもアメリカの特徴で、
     たとえば乳がんの手術をしても翌日には退院するんだとか。
     通訳の方が 「アメリカの医療は保険会社が牛耳ってるんです」と
     仰ってたのが印象的でした。


     一応、アメリカにも低所得者や高齢者の救済に「メディケア」、
     「メディケイド」という、日本の生活保護に近い制度があります。
     でも、これがすべてをカバーしてくれる
     わけではありませんし、こういう制度に加入するには
     今持っている資産をすべて手放す必要もあるようで。


     もちろん、中流以上の所得者層はこんな心配はありませんので
     結局のところ「弱肉強食」の考え方が、インフラ事業であるはずの医療にも
     広く及んでいるといったところでしょうか。


     さて副院長・三木先生は、ソニーの創始者である故・盛田昭夫氏の
     主治医だったそうで、93年に脳内出血で倒れて入院していたのもこちらの病院だったとか。
     その縁で1億円以上の寄付をしたという記念のボードが
     廊下のパネルとして飾られていました。


     クアキニに限らず医療機関は、慈善家からの寄付とボランティアで
     成り立っている面が多く、多額の寄付をした人の名前が
     病室や受付の壁にプレートで貼られているところが多かったです。


     見学を終えて、お昼ご飯の時間になり
     ガイドさんに頼んで、パンケーキのお店にいくことになりました。
     昨年夏に福岡にもオープンした「Eggs 'n Things」が有名ですが
     地元の人にはこちらの方が人気ですよ、ということで連れて行ってもらったのが
     「Cafe kaila(カフェ・カイラ)」。
     ワイキキの大通りからはちょっと離れていますが、お昼前でもすでに行列ができていました。


     ここはどんな有名人やセレブが来ても、割り込みや貸切に応じず
     公平に行列させるそうで、そんなところも人気の秘密なのかも。
     実はあまり多量の乳製品を好まない私、
     アメリカサイズのホイップクリームが出てきたらどうしよう、
     と思っていたら、果物が中心でホイップとシロップはあとから自由に
     乗せられるシステムで、よかったです♪


     味も生地が少しブラウンがかって香ばしく、さっぱり味で
     日本人にはこちらの方が口に合うかもなーと思います。
     (日本では東京と舞浜にお店があるそうです)
     料金はもうひとつお食事系のプレートをとって、4人でシェア。
     コーヒーとチップ込で、一人12ドル。大満足でした。


     午後の視察は「リハビリテーション・オブ・ザ・パシフィック」。

     ハワイ州唯一のリハビリ専門病院ということで、
     最新設備やリハビリシステムの説明を受けました。
     夜、ホテルのテレビを見ていたらこちらのTVコマーシャルが流れていましたし、
     日本からも視察が多いようで、かなりアクティブに宣伝活動をやっている印象です。


     2軒の視察を終えたら、ホテルへ。
     夕食はメンバーのお部屋に集まって、即席パーティになりました。
     新鮮な野菜、フルーツ、そして美味しかったのがこちらでは
     「アヒ」 と呼ばれるマグロのづけです。
     ほぼ生に近いんですけど、ほんのりガーリックの匂いがする
     ソースで味付けられていて、これがホントに美味しかった!


     アボカドソースと一緒に、柔らかいタコスみたいなパンに巻いたり
     手巻き寿司感覚で楽しめました。
     ホステス役をかって出て下さった、参加メンバーのG先生とHさんの
     素晴らしい働きぶりにも感嘆の一言です。


     あー幸せ☆
     と、ふわふわ帰って眠ったのですが


     翌朝、思い出してもドキドキするような
     個人的な大失敗が待っていたのです。



     その3に続きます。





     1・27

     改めて、ハワイ旅行日記をアップします。
     (お仕事系ブログからの転載です)


     ハワイ研修旅行記 その1 


     6日間の旅行で見たこと、感じたこと。

     一応仕事関係の視察旅行ですが、このブログはビジネス専門ではないので
     どなたでも気楽に読める内容にしたいと思っています。
     よかったらおつきあい下さい。


     今回の旅行は、医療実務研究会という医療従事者による団体が
     主催したものです。
     私は数年前からこちらで講師を担当する機会があり
     そのご縁で同行させて頂きました。
     参加人数は8名。 医療事務、看護、経営コンサルタント、税理士、
     代替医療に携わる方など、少人数ですがバラエティに富む顔ぶれです。


     1月18日の夕方、福岡空港からデルタ航空のホノルル直行便でハワイへ。
     私はアメリカ本土とグアムに行った経験があるのですが、
     ハワイは今回が初めてで、ちょっと緊張しておりました。


     所要時間は8時間。 日本時間の朝4時前に着くというので
     乗って夕食が出たら、すぐ皆さんお休みモード。
     ですけど、そう簡単に寝れませんって。
     シートの小さなスクリーンで映画観てる人が多かったです。


     かくいう私も寝つかれず 「ビリー・エリオット」(邦題「リトルダンサー」)を見てました。
     イギリスの炭鉱町を舞台に、11歳の少年がバレエの魅力に取りつかれ、
     周囲の反対や応援を受けながらバレエ学校入学を目指すというお話です。


     母親を亡くした家庭で 「バレエなんて男らしくない」 とずっと反対していた父親が、
     ビリーの才能に気づき、貧しい中からお金をねん出してオーディションについてきてくれる
     くだりはとっても良かったなあ。


     ロイヤル・バレエ学校のオーディションで、緊張のあまり実力が発揮できず
     失意のまま帰ろうとするビリーに、試験官の一人が尋ねます。
     「踊っているとき、どんな気分?」


     「踊っているうちにまわりに何もなくなって、身体が燃えあがるんだ」
     この言葉で、それまで興味のなさそうだった試験官たちの顔つきが変わり、
     (これはもしかすると・・)って雰囲気になるのが良かった。


     ラストシーンは、十数年後。
     招かれた父親と兄が見守る中、立派なバレエダンサーになったビリーがライトを浴びて
     「白鳥の湖」 の舞台に出て行きます。 ここ、泣けました。ホントによかった。


     ・・って、ついついエンタメ話になりますが、お許しを。


     エンタメ話ついでに、デルタの機内サービスでは音楽も聞けたので
     もちろんミュージカルをチョイス。
     ジェラルド・バトラー版 「オペラ座の怪人」 とブロードウェイキャスト版
     「ヘアスプレー」 を聞いておりました。
     映画版で大好きだったナンバー 「グッドモーニング・ボルチモア」 は
     歌い方が違うと、こんなに印象が変わるんだなあとビックリ。


     最後の方はうとうとしながらようやく着いたら、ホノルルは朝9時前。
     ホテルのチェックインまで時間があるということで
     まずは旅行会社による説明会。
     今後のスケジュール等を聞いてからいったん解散になりました。


     眠気ざましにとコナ・コーヒーのお店を教えてもらって
     皆で出かけたのが、カラカウア大通りを見下ろす 「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」。
     ここはアサイーボウルも有名だそうです。
     でも日本人には容器が大きくて、あれだけでおなか一杯になりそう。


     コーヒーも美味しかったけど、小さめの野鳩(らしいです)が
     お店の中に入ってきて、おこぼれ目当てにお客さんの足元まで来るのが珍しかった。
     天敵が少ないのか、街中に白いハトや野鳥が多いのが印象的です。


     その後はアラモアナショッピングセンターにあるノードストロームの
     カフェで、サンドイッチ・ランチを頂きました。


     ノードストロームといえば、徹底した 「顧客第一主義」で
     有名な全米チェーンデパート。
     昔、サービス業の勉強をし始めた頃、「ホスピタリティ」「CS(顧客満足)」がらみで
     どの本にも必ずエピソードが登場していお店なので
     「おーこれが、あの!伝説の!」 と、個人的に大興奮。


     でも、アラモアナショッピングセンターと比べるとお客さんが少ない印象だったな~。
     全般的に値段が高いせいもあるかもですが、日曜の午後でこの雰囲気は
     経営大丈夫なのかなあとちょっと心配になるほど。
     デパート内のカフェ店員さんはフレンドリーな笑顔で
     まめに飲み物を補充してくれたり、すごく親切だったので、そのへんで
     「ノードストローム・ウェイ」 が発揮されていたのかな。


     ホテルにチェックイン後は夕食のため、日本人が経営する
     「Heavenly」というオーガニックフードの店に行きました。
     昨年9月にオープンしたばかりだそうですが、ランチタイムは行列ができる人気店。
     名古屋の飲食店が親会社だそうで、今月日本のテレビ番組でも紹介されたばかりとか。


     食べてみると、さすが日本人好みというか、どれも繊細で美味しい!
     とくに野菜が新鮮で味つけもほどよく、前菜からデザートまで全員が大満足でした。
     料金は軽めの料理数皿とワイン2本にビール数杯、チップ込で一人あたり47ドル。
      物価の高い観光地で、味の良さを考えるとまずまずというところではないでしょうか。


     部屋に戻ってゆっくりお風呂、と言いたいところですが
     ここのバスタブはすごーく浅くて、しかも小さいので
     足を伸ばすと上半身は起こさざるをえない、半身浴状態。
     お湯をためて入っても、つかるというよりは、ひたすって感じ。


     缶詰のオイルサーディンの気持ちがよくわかりました(笑)。



     その2に続きます。





     1・24

     昨日、無事にハワイから帰ってきました。
     視察も4軒して、とっても勉強になったし
     色々と刺激を得たことも多かったです。


     行きがけ、デルタ航空機内で、映画「ビリー・エリオット」を見ました。
     大まかな筋は知ってたけど、ちゃんと見たのはこれが初めて。
     ラスト、ビリーが立派なダンサーになるところで
     感動して涙が出ました、すごく良かった~。


     ハワイは劇場がなく(映画館も撤退したそうな)
     インドア系のエンタメがないのはホントにもったいない。
     客層が違うんでしょうねえ多分。





     1・18

     今日から23日まで、研修旅行のため
     きみこむ日記をお休みさせて頂きます。
     仕事がらみなので、自由行動は1日しかないのですが
     一度行ったら必ず、もう一度行きたくなるというハワイ、とっても楽しみです。 
     では、行ってまいりまーす(^O^)





     1・15

     来週、人生初のハワイ旅行 (仕事がらみですが)に
     出かけるので、スーツケースを買いに行ってきました。
     いままで海外旅行なんて何年かに一度だし、とすべて
     レンタルですませてきましたが、最近はコロコロの流行もあってか
     スーツケースも安いと聞きまして。


     地元のカバン店に行くと、サムソナイトやエース、リモワなど
     有名メーカーはそれなりの価格ですが、リーズナブルな
     商品も種類豊富にあるんですね~。


     周りがぐるっとファスナーになっているタイプが人気と
     聞きましたが、最終的に私が選んだのは昔ながらの
     パチンと押すとパカッと大きく開くタイプ。
     そんなに荷物が多い方じゃないし
     時間がかからないのが個人的には一番☆


     ただ、ファスナー式に比べるとちょっと重量があるのが
     難点なので、いくつか試して中ぐらいの赤と黒のツートンカラーになった
     スーツケースに決めました。


     さてせっかくいつでも行ける状態になったんだし、
     今年はやっぱりブロードウェイかロンドン、行こうかなあ♪
     (なんだかんだで結局オペラ座を見に行きたいという話になる・・)





     1・12

     昨日は、地元の観劇友達で集まった新年会。
     福岡の四季上演はまったく告知がありませんが、ファンが集まれば
     いつでもワイワイ、オペラ座の話で盛り上がります。


     そういえば、四季公式サイトの 「キャッツ」 お稽古写真に村さんが
     映っておられるそうで、やっぱりしばらくはオペラ座上演自体が
     お休みなのかな~。


     せめてCDでもと思っているところですが、昨年からフィギュアスケートで
     使用されていた楽曲を集めたCDが発売になっているそうです。
     ストーリーを知っている私たちにとっては、競技用の楽曲構成は
     冒頭からシャンデリアが落ちたり、ミュージック・オブ・ザ・ナイトがラストに来たりと
     つぎはぎ感が否めませんが、これを機会に本物にふれてみようという方が
     増えると嬉しいなと思います。


     曲名リストを見るだけでもなんだか楽しい♪
     記事はこちら↓
     http://news.dwango.jp/index.php?itemid=14585





     1・8

     年があけて1週間がすぎ、生活も通常モードになってきました。
     再放送ですが、サラ・ブライトマンさんのライブが
     明日の午前中に放送されるそうです。


     2004年にラスベガスで行われたライブだそうですから、
     結構前のものですね。 
     NHK公式サイトによれば、オペラ座からも一曲歌って下さってるようです。


     ・1月9日(金)午前9時~10時45分
      NHK BSプレミアム
      ワールド・スーパーライブ 「サラ・ブライトマン」 (再)





     1・5

     今日から仕事始めという方も多かったのではないでしょうか。
     新しいエンタテインメントの話題も色々と聞こえてくるこの時期、
     個人的に気になっているのが、今春劇場公開される
     ミュージカル映画 「イントゥ・ザ・ウッズ」 です。


     ハッピーエンドを迎えた、おとぎ話の主人公たちは
     その後どうなったのか。 ブロードウェイで上演され、
     過去には日本版も上演されていますね。
     今回はジョニー・デップやメリル・ストリープといった有名俳優も登場とか。
     公開は3月だそうです。 とっても楽しみ♪


     予告編はこちら
     http://www.disney.co.jp/movie/woods.html





     1・1

     新年あけましておめでとうございます。

     昨夜は紅白歌合戦の 「アナと雪の女王」、良かったですね~。
     さすがイディナ・メンゼルさんのエルサ、終盤に向けての
     盛り上がりがホントに素晴らしかった。涙が出ました。
     松田聖子さんの母親として感極まった表情も印象的でした。


     個人的にはあと、中島みゆきさんの 「麦の唄」 も泣けたなあ。
     ドラマはあまり見てないけど、ドラマティックで
     皆の心を励ます力強さのある楽曲に、
     ミュージカルを見ているような感動にひたりました。


     紅白が終わったら、ちょっとだけ 「行く年くる年」 を見て
     東急ジルベスタ―コンサートでカウントダウン。
     チャレンジ曲は 「フィンランディア」 でしたが、これがもう
     どんピシャリのタイミングで、思わずここでも涙が(笑)。
     なんだか、とっても気持ちのよい年越しでした。


     さて、皆さまはどんなお正月をお迎えでしょうか。

     私はといえば、今年は文筆家としての活動をするつもりですが、
     まずはミュージカルの脚本に取りくむ予定があります。
     観劇は、春の 「タイタニック」 が決まっているだけですけど
     夏はやっぱり東京 「エリザベート」 新キャストが見たいな~☆


     当サイトは今月25日で丸11年。
     初心を忘れず 「愛と小ネタにあふれるファンサイト」 をめざして
     精進してまいります。
     ミュージカルが結んで下さった皆様とのご縁に感謝しつつ。


     本年もどうぞよろしくお願い申し上げます(^O^)。





     12・31

     いよいよ大晦日になりました。
     恒例の振りかえり、さくさく行きたいと思います。
     今年は自分のお芝居上演があったせいか
     見た本数がいつもより少なめでした。


     まずは劇場公開映画のベストスリー。

     1位  アナと雪の女王
     2位  青天の霹靂
     3位  ジャージーボーイズ


     なんといっても、今年の大ヒット映画を挙げないわけにはいかないでしょう。
     代表曲 「レリゴー」 は社会現象になりましたが
     ミュージカルファンにとっては、松さんや神田さんらの実力が
     多くの人に知られるようになったのが一番嬉しかったんじゃないでしょうか。


     「青天の霹靂」 は派手さはないけれど、しみじみと温かく
     邦画の良さがよく出ている作品でした。
     DVDがレンタル解禁になったら、ぜひもう一度見たいと思います。


     「ジャージーボーイズ」 も、また別の雰囲気が魅力の
     ミュージカル映画。 音楽自体は少ししか知らなかったけど
     クリント・イーストウッド監督の独特の演出が印象的でした。


     お次は舞台作品のベストスリー。

     1位  男たち(ハイバイ)
     2位  ファントム
     3位  ラブ・ネバー・ダイ


     1位はNHKテレビでも取り上げられていました、
     東京の劇団ハイバイによる 「男たち」 。
     主人公は男性4人。 学生時代の仲間たちそれぞれの就職から
     結婚、離婚、老い、病気など人生のあれこれを
     ときに残酷に、ときにユーモラスに描いた作品です。


     私が見に行った福岡公演では
     終演後に、作・演出の岩井秀人さんによる質問タイムがありまして
     この時のお話がなかなか面白かったです。


     「お芝居を見終わった観客になんて言われたいですか?」 という問いに
     「面白かった」 ではなく、「自分の周りの人や物事について考えた」 と
     言われるのが嬉しい、と仰っていたのにすごーく共感できました。


     2位と3位は、オペラ座の兄弟分ともいえる作品。
     「ファントム」 は城田さんの純粋ないじらしいエリック姿に
     「ラブ・ネバー・ダイ」 はメロドラマに面くらいながらも
     市村ファントムと濱田クリスの歌と演技に酔いました。


     今年は、東宝の新作 「レディ・ベス」 が全国を回って、
     一定の評価を得られたのではと思います。
     あの大河ドラマのような豪華絢爛な衣装を見て
     東宝さんの本気を感じました☆
     山口さん、石丸さん、石川さんら主役級で固めた脇役も
     豪華なレディベス、いずれ再演して頂きたいと思います。


     「ミス・サイゴン」 「モーツァルト!」 が再演される中、
     市村さんの手術、休演、そして復帰も話題になりました。


     四季オペラ座は今年、札幌公演が開幕して
     11月には無事千穐楽を迎えましたね。
     「ラブ・ネバー・ダイ」 「ファントム」 との相乗効果はどうだったのかな~。
     地元福岡では 「キャッツ」 チケットの売り上げ好調だったのが
     とても嬉しいニュースでした。


     私的なことですが、今年は自分で書いた脚本を初上演できただけでなく
     最後に受賞のごほうびまで頂いて、一生思い出に残る年になりました。
     多くの方との出会いを通じてミュージカルや演劇への興味を
     深め、助けて頂いた結果だと、ホントにありがたく思っております。


     行く年に感謝を、来る年に希望をこめて。

     では、皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ(^O^)。





     12・28

     忘年会が続いてる上に、用事も多くて忙しい毎日です。
     今月の大断捨離いらい、不思議と来客が続いたりするのは
     物が一杯あるうちは、そういうのを無意識に
     あきらめていたんだなあとつくづく思います。


     今年はお正月早々、お友達夫婦が遊びに来てくれるので
     なんだか子供みたいにワクワク♪
     久々に 「♪もういくつ寝ると~」 状態でございます。


     さてさて、BSジャパンで大晦日の夜に
     ケンヒル版 「オペラ座の怪人」 が放映されるそうです。
     これはテレビ初登場!、東急ジルベスターコンサートの
     すぐ後みたいですね。 ぜひ見たいな~☆


     ・12月31日夜 24時45分~
      BSジャパン 「ケン・ヒル版 オペラ座の怪人」





     12・24

     サーイレンナーイ、ホーリーナーイ♪
     今日はクリスマス・イブですね。
     あと一週間でお正月ってのが信じられません。


     ある方のブログで、「オペラ座の怪人」 モスクワ公演のことを
     知りました。 今年の10月から公演が始まったそうです。
     公式サイトで、ロシア語で歌うファントムの映像を見ることができました。


     こちらのファントムは若くて背が高くて、そしてやっぱりテノールなんですね。
     ラウルも若いしなかなかハンサムです。 日本のクリスに比べると
     大人っぽいのが欧米クリスの特徴でしょうか。


     衣装も舞台装置も、オーソドックスというか本家本元に近い
     雰囲気なんじゃないかな。
     ささやかながら、ロシアファントムの歌声を
     クリスマスプレゼントとしてお楽しみ頂ければ幸いです♪


     どうぞ皆さま、素敵な聖夜をおすごし下さいませ(^O^)


     公式サイトはこちら
     http://thephantomoftheopera.com/moscow/





     12・20

     10月に福岡市のアート支援イベント
     「くうきプロジェクト」 を通じて脚本を担当し、上演した
     舞台劇 「祈らない庭」 が、今年の受賞作4作に選ばれました。
     「最優秀メロドラマ賞」 だそうです。


     今日は福岡市青年センターで行われた
     授賞式に、演出の武藤美佐子さんと一緒に出席してきました。
     立派なトロフィーと記念ラベル付ワインを頂いて
     素晴らしいクリスマスプレゼントに大感激☆


     あらためて、出演して下さった皆様、お世話になった
     スタッフの皆様、そして会場に足を運んで下さった
     観客の皆様に御礼申し上げます。
     本当にありがとうございました(^O^)☆





     12・19

     もうミュージカルファンの皆さんはご存じだと思います。
     来年の東宝 「エリザベート」 は衝撃のキャスト発表でした。


     花總まりさんのシシィはある程度予想通りとはいえ、
     退団なさって間のない蘭乃はなさん、
     ヴォルフ卒業を発表している井上芳雄さんのトートが初登場。
     鉄壁と思われたルキーニ役にまさかの山崎育三郎さんと尾上松也さん。


     そしてルドルフから一気に父親役にスライドの田代万里生さんと
     LE VELVETSの佐藤隆紀さんですよ。
     今年 「ファントム」 で同じグループから日野さんが
     シャンドン伯に抜擢されたのが記憶に新しいところですが
     皇太子から老皇帝まで幅広く演じる難しい役どころを
     いきなり持ってくるって、今回の冒険ぶりはすごいな~☆


     しかも、裏番組(?)的に8月のクリエで上演される 「貴婦人の訪問」 が
     山口さん、石川さん、春野さん、今井さん、涼風さん他
     旧エリザベート経験者がずらり。
     これで8月は東京遠征決定!というファンが多いのではないでしょうか。


     チケット争奪が少々思いやられますが、来年の楽しみができました。
     博多座にもいずれこの新キャストで来てくれることを信じて
     がんばってチケット代稼がねば☆





     12・15

     選挙報道のさなか、
     フィギュアGPファイナル男子フリーを見ていました。
     無良選手と羽生選手が 「オペラ座の怪人」 を
     使用していたので、オペラ座のファンにとっては
     1度で2度おいしいフリーでしたね。


     今回はなんといっても、ケガから完全復活を遂げて
     優勝の演技を見せて下さった羽生選手の強さと
     美しさに大感激。
     終盤で転倒してしまったけど、長い手足に綺麗なマスク、
     難易度の高いジャンプに果敢に挑む姿は
     時に悲壮な覚悟も感じられて、カッコいいです☆


     ただ、どうしても羽生選手の陰にかくれてしまいがちですが
     個人的には無良選手のオペラ座の方が、
     音楽と動きの構成という点ではちょっと好きなかな。 
     白と黒の手袋を片方ずつして、マスクを表現するといった
     工夫もありましたし、男性的なファントムという印象を受けました。


     どちらも海外ファントムの歌声でしたけど、
     やっぱり日本語バージョンの使用は難しいのでしょうか。
     権利とか色々あるんだと思うけど、四季版ファントムの歌声が
     リンクに流れるのも、一度見てみたいな~♪





     12・11

     大・断捨離で2部屋分、捨てました。


     うちの母は物が捨てられないタイプで
     40数年前まで店をやっていた名残の品に加え
     古い家具も拾ってくるので、もう大変。


     物をため込むクセは母の不安や恐れといった心情と
     しっかり結びついているらしく、少しでも捨てると
     とても傷つくのでずっと整理できずにいました。


     でも、母が施設に入所して半年。
     自宅にいた頃から、足を踏み入れることも
     なくなっていた2階部分を思い切って整理しました。


     業者さんに頼み、男3人がかりで半日かかりましたが
     床が見えず、入口から先入ることもできなかった部屋にようやく日差しが。
     隣接している私の部屋まですっきり浄化された感じです。


     年を取ってからの母は、家に
     他人が来るのをとてもいやがるようになったので
     お客様も呼べませんでしたが、これからは
     そのへんも変えて行こうと思っています。


     個人的に2014年は大きな変化の年でしたが
     来年は、もっと変わりそうな予感です。





     12・8

     しばらくお姿を見ないなーと思っていたら、1年間のダンス留学に出てらしたんですね。
     俳優・森山未来さんが留学を終えて帰国、NHKでの特番とからんで
     トーク番組にご出演だそうです。
     

     先月、知り合いが東京でダンスの舞台を見に行ったら、
     ちょうど森山さんが客席にいらしてたそうで
     「テレビで見るよりずっとカッコよかったー!」と、感激してましたっけ。
     どんなお話が聞けるのか、楽しみです♪


     ・12月12日(金)8時15分~
      NHK総合 「あさイチ・プレミアムトーク」





     12・5

     井上芳雄さんがラストと公言している 「モーツァルト!」。
     初のDVDが東宝さんから発売決定だそうです。
     山崎育三郎さんバージョンもあって、それぞれ
     ダブルキャストで組み合わせてある模様。


     これはファンには嬉しいプレゼントですね♪
     予約方法など、東宝サイトに掲載されています。
     見納めになる井上ヴォルフも気になりますが
     金と赤の衣装がまぶしい山口コロレド大司教さま
     めあてに買おっかな~。


     くわしくはこちら(東宝公式サイト)
     http://www.tohostage.com/mozart/dvd.html





     12・2

     先週とうってかわって
     冷たい風が吹く、師走の始まりとなりました。
     突然寒くなると、心の準備ができてないから
     困るんですよねーホントに。


     ところで、来年の話になりますが
     ミュージカル映画のポスター展が東京と京都で
     予定されているそうです。
     主にアメリカ映画みたいですが、こういうのって
     レトロで良い感じですね。


     遠征か出張と、うまくタイミングがあったら
     観てみたいなあ。


     詳しくはこちら(ファッション・プレス)
     http://www.fashion-press.net/news/14013





     11・28

     大阪へ出張したついでに、晩秋の京都に足を伸ばしてきました。
     どちらももうすぐ12月とは思えない暖かさでビックリ。
     紅葉の季節とあって観光客が多かったけど、朝のうちに出かけたので
     静かな山寺の風情を楽しむことができました。


     夜、自宅へ戻ったら、博多座からお知らせが。
     ミュージカルコンサートの第二弾 「クリエ・コレクションⅡ」 は
     東京だけでなく、地方でも開催されるんですね。 知らなかったな~。
     福岡でも1日だけ開催予定とのこと。


     もうすぐチケット予約も始まるそうですが、
     通常の舞台じゃないしちょっと悩むなあ☆

     東宝公式サイト
     http://www.tohostage.com/cmc/index.html
     
     



     11・24

     今日は札幌 「オペラ座の怪人」 千穐楽ですね。
     まだ公式サイトにはカテコの様子などはアップされていないようですが
     舞台の様子はどうだったのかな~。


     札幌は次の演目が決まっているけど、
     オペラ座の次のお引越し先は、未発表のまま。
     いつものペースなら、来年の初夏とか夏あたりには
     どこかで復活!となるはずですけど
     今回はどうなるのでしょう。


     フィギュアスケートでも話題になっていることだし、
     本家本元の演目を途切れることなく、
     上演して頂きたいのがファンの願いでございます。
     オペラ座不足がツライこの頃、もし国内で
     上演がなかったら、後さき考えず
     ブロードウェイかロンドンに行っちゃおうかしら☆





     11・20

     先日、 「オペラ座の怪人」 が新しくアメリカでテレビシリーズとして
     製作されるという話題が出ていましたが、イタリア人監督による
     別のテレビシリーズも予定されているそうです。


     こちらは1919年を舞台にしていますが、主人公は
     全身にやけどを負ったイギリス人の元戦闘機パイロットとのこと。


     パリのオペラ座や音楽の天才、歌姫などが
     登場するのかどうかわかりませんが、
     もはや顔に傷を負った男が恋をすれば、
     「オペラ座の怪人」 の翻案と言えなくもないってことなのでしょうか。


     「ジキル&ハイド」 や 「ロミオとジュリエット」 なんかもそうですが
     あらためて原作プロットの普遍性をつくづく感じるところではあります。
     日本ではたぶん放送は難しいのでしょうが、いずれDVDなどで
     見ることができるといいなあ。


     記事はこちら 映画com
     http://eiga.com/news/20141117/12/





     11・17

     イギリスの炭鉱町を舞台に、バレエダンサーをめざす少年が
     奮闘する物語 「リトル・ダンサー/ビリー・エリオット」。
     ミュージカル舞台が映画館で上映されるそうです。
     今年9月に収録されたロンドン公演版の映像みたいですが
     トニー賞も受賞していますし、これはぜひ見たいな~。


     今のところ、12月5日から東京での上映のみ決定だそう。
     ぜひ地方の映画館でも上映を検討していただきたいものです。
     予告編を見るだけで、心が躍りますよ♪


     公式サイト
     「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」
     http://littledancer-m.com/





     11・14

     昨日から急に寒くなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
     私は今日、健康診断がてら東洋医学も手がける
     地元の診療所へ行ってきました。


     もともと大きな病気はしたことがないのですが
     最近は年齢のせいか、なんとなーく不調というか
     何をしても長続きしないなあと感じるところがありまして。


     最終的な検査の結果はまだ出ていないのですが
     最初に両手足の血圧と血管年齢の検査を受けたので
     先生から部分的に説明を受けました。


     先生によると、私の血圧は足、とくに右足の血圧が
     すごく低くて、血行不良を起こしているんだそうです。
     足の血行が悪いということは当然冷えるし、部位として
     遠い頭や目、皮膚への影響が出ているはずとのこと。
     疲れ目や頭痛、肌荒れ、白髪、抜け毛などは
     こういうのが原因のひとつかもしれません。


     で、もうひとつ血管年齢については
     「若いですねー」 と一言。
     極端に言えば、実年齢より40歳ぐらい上の人もいるそうですが
     私の場合は血管が柔らかくて、たぶん実年齢よりも低いみたいです。


     たとえ目に見えない血管でも 「若い」 のは嬉しいです(笑)、が
     いくら血管が柔らかくても血行が悪いんじゃあ
     健康的とはいえないようで、やっぱり治療は必要みたい。


     明日、検査の結果を聞いてから、漢方薬やお灸を使った
     治療を開始することになりそうです。
     電磁波の影響なども検査してもらっているので、
     ちょっと楽しみ☆





     11・10

     10月に初脚本を上演して3週間。
     ある方に声をかけて頂き、次の作品に取りかかっています。
     まだ詳細は決定していませんが、こうしてご依頼をいただけるのは
     本当にありがたいことです。


     振り返ると、脚本や小説を書いてみたいと思ったのは6年くらい前でしょうか。
     パートナーと死別し、両親の世話や仕事、日常生活に追われる中で
     たまにワークショップに参加したり書籍を読んだり。


     憧れとしてずっと心の隅にはあったものの、
     「自分にそんな才能があるだろうか」 「仕事として食べていける世界じゃない」
     「一人で完結する小説はともかく、上演する仲間がいないのに脚本は無理」と
     難しい理由をいくつもあげていました。

     そんな中、今から3年前に、あるスピリチュアル系の
     個人セッションを受けました。
     信頼のおける友人の紹介で、全体には納得いく内容だったのですが
     ひとつだけ心に強くひっかかったことがあります。


     「実は脚本を書きたいんですが」 と言うと
     セラピストさんがうーんと首をかしげて
     「脚本家ですか・・・来世かなあ」。


     本当に生まれ変わった後にそういう仕事につくという
     意味かどうかは正直わかりません。
     たぶん 「無理」 というのを婉曲的に仰っただけだと今は思います。
     ただ、それを聞いた私の気持ちは
     「えー来世?! そんなに待ってられない!」


     誰が何と言おうと
     「絶対今回の人生でやる!」 と心に決めたのはこの瞬間だったように思います。


     不思議なことにその1ケ月後、ごく普通の観劇友達だった
     武藤さんと 「演劇企画集団オイル」 を結成することになり
     2年あまりの準備期間は要しましたが、数年来の夢を叶えることができました。


     それに私の活動を公開したおかげで
     手伝うよと言ってくれるお仲間が次々に現れたのも
     嬉しい驚きでしたね~。
     この流れに乗って、来年はもっと多くの作品を書くことになりそうです。


     ここ数年、スピリチュアルに限らず色んな形での
     心理系セッションやカウンセリング、コンサルティングが実施されています。
     人生で迷う時に誰かに頼りたい、専門家のアドバイスをもらいたいというのは
     私自身もキャリア・カウンセリングを提供する側にまわるのでとてもよくわかります。


     でも、最終的に人生の方針を決めるのは自分自身。
     もちろんアドバイスに後押しされて前に進めることもありますし、
     悲しさや苦しみで心にできた傷が癒されることもある。


     そういう効果は素直に受け取って良いと思うのですが
     仮に自分の気持ちに反するアドバイスが出て来たときどうするか。


     世間一般の常識や、個人的な見解、こうなってほしいという
     その人の(とくに家族)願望や思惑が含まれていることもあるでしょう。


     それらはあくまで参考意見として広く眺め、
     その上で自分はどうするのか、を決断するのが大切な気がします。
     ただし結果は当然ながら自己責任。
     決めたからには行動しなくてはいけなくなるし、
     勇気をだして何かをやったからといって
     すぐに思うとおりの結果が出せるとも限りません。


     それでも、自分の中の情熱が抑えきれないのなら
     充分に続けてみる価値があると思います。


     私は20年以上ビジネス系の仕事をしてきたので、
     この年から脚本を書いているというと取引先の方にはビックリされるのですが、
     今は 「チャレンジしてみてよかった」 と心から感じています。


     それにしても、他人からの否定的な言葉が
     きっかけになることもあるのですから人生って面白いですね。


     もし、やってみたいことがあって、
     誰かに 「そんなこと無理」 と言われた方がいらっしゃったら
     私的な体験ですが、なにかの参考になれば幸いです(^^)。





     11・8

     もろもろ忙しくて記事にしそびれていましたが、今月1日に
     井上芳雄さんの新刊本 「井上芳雄 35 on the way to…」が
     発売になったのですね。
     山口祐一郎さんとの対談もあるし、今度書店に行ったら
     絶対チェックせねば☆





     11・5

     朝晩はぐっと冷え込むようになりました。
     時折吹く風にも、晩秋らしい風情を感じます。


     ところで、今月29日に公開される
     映画 「くるみ割り人形」 の公式サイトを見ました。
     サンリオ製作のミュージカルファンタジーということで
     脇役として市村正親さんや安蘭けいさんもご出演です。


     市村さんはサンリオピューロランドでも声の出演を
     なさっていますし、こういうおとぎ話風のお芝居では
     渋い演技ですっかりおなじみみたい。


     現在公開中の 「美女と野獣」 も気になりますが
     ミュージカルとなれば、こちらも見たいな~☆

     公式サイト
     http://kurumiwari-movie.com/





     11・2

     福岡は雨模様の連休です。
     今年も残り2ヶ月を切りましたね。
     スーパーに行ったら、 「クリスマスケーキの予約」 が始まっていました。。


     さてさて、来年の上演作品も色々と話題に上っていますが、
     三演を迎えるミュージカル 「タイタニック」 の主役に
     加藤和樹さんが選ばれたという記事を読みました。


     加藤さんは 「レディ・ベス 」 ロビン役で初めて見た方ですが
     苦悩の感情表現が上手いなあと思った記憶があります。
     背が高くてビジュアルも素敵だし、悲劇の客船と運命を共にする
     新進気鋭の設計士にはすごく合うのかも。


     私は2007年の初演しか見ていないのですが、音楽もストーリーも
     心に残る名作だったと今も思います。
     今回も東京と大阪のみの上演ですが、キャストも変わっていますし
     ぜひ来年は見てみたいな~☆


     公式サイト
     http://titanic-musical.com/





     10・30

     ここしばらくの緊張と疲れのせいか体調がいまひとつだったので
     先週末、思いきって県内の温泉で一泊してきました。
     朝夕の気温差も大きい時期ですし、たまのメンテナンスは大切ですね。


     ところで、来年4月から9月まで半年のロングランを予定している
     東宝 「レ・ミゼラブル」、11月に製作記者発表が
     予定されているそうです。


     こういう形式もすっかりおなじみになりましたが、あいかわらず
     平日お昼間の開催なんですね。
     せめて、夜にしてお勤めの方にもチャンスを・・ってのは
     やっぱり無理なのかなあ☆


     公式サイト
     https://wwws.toho-ad.com/les2015_seisaku/





     10・27

     広島 「美女と野獣」 上演が発表になり、
     来年の福岡は、もしかして?と、気になる今日このごろ。
     アメリカでは、「オペラ座の怪人」 が新たにテレビドラマとして
     制作されるのかもという記事を見かけました。


     記事によれば 「デスパレートの妻たちへ」 に携わった
     クリエイター、マーク・チェリー氏の名前が挙がっているとのこと。
     現代の音楽業界を題材にする作品といえば、個人的には
     大胆な翻案作の 「ファントム・オブ・パラダイス」 を思い出しますが
     記事が本当ならどんな作品になるのかなあ☆





     10・23

     週が変わったとはいえ、まだ先週の演劇の余韻で
     なんとなくフワフワしてます。


     そんな中、終演後アンケートを公式ブログで公開しています。
     もしご興味のある方がいらっしゃいましたらどうぞ♪

     演劇企画集団オイル-oil- 公式ブログ
     http://ameblo.jp/engeki-oil/





     10・19

     昨日、初めて劇作家として脚本を書いた
     お芝居 「祈らない庭」 を無事に上演することができました。


     小さい会場で35名ほどの客席ですが、昼夜ともにほぼ満席。
     ミュージカル観劇友達にも観客としてはもちろん、
     受付スタッフとしてもお世話になり、感謝しています。
     ホントにありがとうございました。


     ネタバレになるので前もって書けませんでしたが
     今回の 「祈らない庭」 は、ある30代の女性が恩師の通夜で
     女子高の同級生に再会する一方、三ケ月前に彼女の前から消えた
     恋人は結婚詐欺師だった・・というお話です。


     終盤、ある事情から男は詐欺師の仮面をかなぐり捨て、
     彼女に土下座をして許しを請わなくてはならなくなります。
     その時、彼女がする選択は
     「自分を裏切った相手を、許せるのかどうか。」
     今回のドラマ作りで私がまず、設定したかったテーマがこれでした。


     結果的に、彼女は許すのですが
     最終結末では一種のどんでん返しがあります。
     これに再会した同級生が、同性である彼女に対して持つ複雑な恋心を
     からめて、登場人物が内面にもつ光と影の部分を描いたつもりです。


     幸運なことに、今回は初心者の脚本にもかかわらず、
     ベテランの役者さんをキャストに迎えることができ、
     予想以上の演技効果を上げてくださったと思います。


     それにしても、制作側にまわってみて
     初めて知ることが沢山あったな~。
     各種の演劇専門用語から始まり、
     小劇場ならではの暗幕はりのテクニックまで。


     役者さんそれぞれの個性やこだわりに直接ふれましたし
     なによりも劇作の段階で必要なイメージの明確さや
     心がまえを知ることができたのは、貴重な体験でした。


     数年来の大きな夢をひとつかなえた今、まだ次作品について
     確定はしていませんが、せっかくふみだした創作の道ですし
     もう少し前に進んでみたいと思っています。





     10・15

     台風一過、お天気も回復してきました。
     実は前日の12日は大阪におりまして、翌日にそなえて
     移動する人で駅は大混雑、私は指定席だったのですが
     自由席はお盆なみの状況だったようです。


     大阪では、こっそり(?) 「ファントム」 を見てきました。
     山下リオさんのクリス、感情がより強くこもるようになってとても良かった。
     カーテンコールでも泣きそうな顔だったのは、
     城田さんが 「この公演も、あと3日です」 と、言ったからかな?
     コピット版ファントムの音楽の良さを、再確認した一夜でした。


     ところで、田代万里生さんが30歳を記念して
     春野寿美礼さん、瀬奈じゅんさん、濱田めぐみさん、石丸幹二さん、新納慎也さん
     鹿賀丈史さんをゲストに迎え、10月29日に
     ミュージカル・アルバム 「I am here 〜Musical selection〜」 をリリースなさるそうです。


     こんなにゲストが豪華なアルバムもちょっと珍しい気もしますが
     田代さんがこれまで出演してきた演目が中心みたいですね。
     石丸トートと田代ルドルフ等、かなり気になります♪


     くわしくはこちら→シアターリーグ
     http://www.moon-light.ne.jp/news/2014/10/mario-iamhere.html





     10・12

     「ピーターブルックの世界一受けたいお稽古」 という
     ドキュメンタリー映画を見てきました。
     東京では立ち見が出るほどの盛況だそうですが、福岡では私が
     行った日のお客様は10人ほど。
     まー地方だとこんなものなんでしょうね~。


     映画はイギリス出身で有名な演出家・プロデューサーとして知られる
     80代のピーターブルック氏が、数名の俳優に文字通りお稽古を
     つけるというものです。


     メインのワークは、床に敷いたカーペットの上を歩く、架空の綱わたり。
     日本人の音楽家が即興でジャンベや横笛、弦楽器で音をつける中
     足で見えない綱を感じながら、身体全体のリアリティを追及します。


     ブルック氏が時折、ダメ出しはするのですが、どうすればいいかを
     具体的に教えてくれるわけではないし、解説もどこか禅問答のよう。


     でも、演じる人がさらに感性を向上させたとき、観客と一体になれる無音の瞬間がある。
     その静謐はたとえ悲劇を演じていても、喜びに満ちたものだ。
     という話は感覚的に納得したなあ。


     ただ、納得はできても自分でそれをやれるかというと、
     正直かなりの距離がある気がします。
     今、お芝居を一緒にやっている女優さんもこの映画をご覧になったそうで、
     やっぱり同じような感想でした。


     それぞれの感性が、空間をびしびしと光のように
     飛び回るこの映画、一般的な意味での 「面白さ」 はありませんが
     演劇好きとしては興味深いひとときでした。





     10・8

     10日後に迫った初舞台のお稽古と出張で
     帰宅が遅い毎日が続いています。
     出張は慣れてる仕事なので、なんということもないけど
     お芝居の製作はやってみるとホントに大変。


     それでも私は小道具や事務処理が中心で、比較的ヒマもあるんだけど
     演出担当の友人は、会社勤めの帰りに平日夜と土日お昼間を使って
     ずっとお稽古だし、どんな舞台を作るのか、その責任というかプレッシャーの
     大きさをつくづく感じます。


     役者の皆さんと力を合わせて、より良いものを生み出そうとする
     意気込みが伝わってくるので、出発点である脚本の
     大切さを改めて認識したり。


     運営上、色々と小さな問題もないではないのですが、
     とにかくお客様に満足してもらえる舞台を作りたい。
     初心に抱いた情熱を忘れず、本番まで完走するつもりです。
     そして近い将来、大好きなミュージカルの舞台を
     自分の手で実現するぞー☆





     10・4

     本日、福岡 「キャッツ」 千穐楽。
     私は仕事で不参加だったのですが、地元のテレビニュースで
     カーテンコールの様子を見ただけで思わず胸が熱くなりました。


     今回はチケットもよく売れたし、(ニュースでも7月に前売り完売と報道)
     来年も四季公演がキャナルシティ劇場に来てくれると嬉しいな~。


     ところでこの週末、こちらも大千穐楽を迎える 「ミス・サイゴン」。
     今週、ロンドンキャストによる2014年版 2枚組CDが発売されたそうです。
     日本キャスト版はかなり前のもののみですし、こちらも
     新しいのを作ってもらえないかなあ。
     個人的には井上さんや泉見さん、知念さん、ソニンさん等の歌声を
     CDに残しておいて欲しい! 今もナンバーがぐるぐるする中、心からそう願います。


     ロンドン2014年キャスト版はこちら → Amazon





     10・1

     今年も残り3ヶ月。 10月になりました。
     テレビ改編時期ですが、ずっと変わらない長寿番組もありますね。
     その筆頭である 「サザエさん」 、10月5日で放送開始から45年を
     迎えるにあたり、特別バージョンで放送だそうです。


     公式サイトによれば
     今回はミュージカル調のお話が含まれているそうで
     ミュージカルファンとしては気になるな~。
     

     放送開始の1969年にちなんだお話もあるそうですし
     久しぶりにちょっと見てみようかな♪

     番組公式サイト
     http://www.fujitv.co.jp/sazaesan/index.html





     9・28

     お天気の良い週末です。
     さて、今週見てきた博多座 「ミス・サイゴン」 のお話など。


     1週間と博多座演目としては期間が短いので
     別キャストで観ようと思ったら、どうしてもタイトなスケジュールになって
     しまいました。 2日連続で博多座通いです。


     新規参入の皆さんも歌唱力については実力派ばかり。
     「ミス・サイゴン」 という作品が持つパワーと音楽性に
     2日間酔いしれました。


     ただ、2年前の新演出版から、さらに色々変更があるようで
     あえて言うなら新・新演出版ということらしいのですが、個人的には
     やっぱり、極端にリアルすぎる下着姿とか生々しい演出は
     ミュージカルにはあまりそぐわないと感じます。


     早朝のサイゴンで、僧侶が静かに托鉢に回る様子などは
     人々の生活に根ざした空気感が出てて好きなんだけどな~。
     あ、でも今回の博多座公演で
     絵に描いた餅・・ではなく、CGのヘリには慣れました。ハイ(笑)。


     ずっと泉見さん一択だったトゥイ、今回初めて神田さんで
     拝見したのですが、この方も声が雄々しくてまっすぐで良いですね。
     トゥイが偉くなってから歌うナンバーは、どれも独特の
     リズム感があって、ホントに大好きです。


     この役に10年携わっているという泉見トゥイの恨みがましい声 (ほめてます) も
     素晴らしいけど、神田トゥイの太めの声もいい!
     席が後方ゆえ細かい表情が見られなかったのは残念でしたが
     神田さんはできれば他の役でも見てみたいなあと思いました。


     キムは知念さんが一番母性が感じられて好みですが、初見の昆さんも
     声が綺麗な上、とにかく必死な様子に引き込まれるキムで、良かったと思います。
     初めてお店に出たときの戸惑い、小さい体でタムを守ろうと闘う表情など
     20歳にもならない女の子なら、実際こんな感じなのかも。


     同じく初挑戦の上野クリスは、素朴な初々しさもあるけれど
     私が見た日は声が出てなくて、女性陣に押され気味だったかな。
     そのせいか、演技の方にあまり余裕がなくてちょっと残念。
     原田クリスはその点、表情も演技も細やかだなあと感心しました。
     人々の叫び声やヘリの音などざわざわしてる中でも
     ちゃんとセリフが聞きとれるところが、またスゴイ。


     エンジニアはお初の駒田さんと、市村さんの休演を受けて再登板の筧さん。
     それぞれに違う持ち味ですが、筧さんのアドリブの多さはさすが先輩の風格でしょうか。
     駒田さんは歌をまず丁寧に聞かせて下さるところに、らしさを感じました。
     どうしてもテナルディエ風味が入ってしまうし、予想ほどには弾けなかったけど
     そのへんは好みの問題かもしれません。
     なんとなく紳士的というか、優しさを感じるエンジニアでした。


     音楽のアレンジ、キャラクターごとのテーマ曲という点では
     オペラ座の次に好きなこの作品、今もナンバーが頭の中をぐるぐる中。


     今日は博多座の千穐楽ですが、もう次の再演が待ち遠しい気分です。
     いつ見ても、何度見ても大きな感動をくれる 「ミス・サイゴン」、
     素晴らしい舞台をありがとうございました☆


     


     9・25

     昨日、今日と2日連続で博多座 「ミス・サイゴン」 を観てきました。
     まだ余韻にひたってるところですが、今日も東京 「ファントム」 話のつづき。


     クリスティーヌは、テレビドラマで人気が出ているそうな山下りおさん。
     今回が初舞台だそうですが、予想以上に良かったです。
     やや線の細い声で、1カ月大丈夫かなと思わないでもないけれど
     とにかく音程がしっかりして高音もそれなりに出る方なので、
     ソロが多くて難しいヒロインとしてはまずまずじゃないでしょうか。


     前回、前々回のクリスティーヌが、大沢さんも合わせて
     かなり歌が危なっかしかった記憶があるので、
     とにかくそういうストレスが少ないのはホントに良かった。
     (という感想も失礼ではありますが、正直な実感でございます)


     「オペラ座の怪人」 という演目は、まず音楽の天才と才能を見出される歌姫が
     揃わないと成り立たない作品ですし、ミュージカルとなるとそのへんは
     やっぱり割引はできないなあと、改めて思いました。


     キャリエール役は、吉田栄作さん。
     ハスキーな声で歌はちょっと心配になりましたが、苦悩する演技や
     過去を語る独白場面はとても良かったと思います。
     初めて生で観ましたが、この方かなり背が高いんですね。
     城田さんと並んでも、見劣りしないのがバランス的に良かったな~。


     そして、ただでさえ目立たない役柄なのに、さらに埋もれて残念な
     印象だったのがシャンドン伯爵役の日野真一郎さん。
     音大出身の歌手グループ 「ル・ベルベッツ」 メンバーだそうですが
     あれはキーが合わなかったのでしょうか? 全く歌声が伸びないし
     セリフも聞き取りにくいので、エリックとクリスの三角関係要員には見えず。
     初演のルカス・ペルマンさんみたいに、せめて見た目だけでも
     華やかにしてほしかった気がいたします。


     カルロッタは、なんだかお久しぶりのマルシアさんでした。
     セリフの合間に 「きゃっきゃっ」 とはしゃぐアドリブが多くて
     純粋な悪役というよりは、キュートなカーラを演じていらっしゃいましたが、
     正直ちょっぴりやりすぎ感もあり。 うーん、こういうのって加減が難しいですね。


     毎回色んな工夫を凝らされるのが、エリックの母親ベラドーヴァ。
     今作では山下さんが二役を演じていらっしゃいました。
     エリックがクリスに執着する理由としては、声や風貌が似ているというのは
     大きなものでしょうから、こういう演出はわかりやすいんじゃないでしょうか。
     ラストシーンで、小さいエリックを慈しむ母親が出てきて、
     クリスと声をハモらせるというのも、印象が優しくて良かったかも。
     (オペラ座の怪人というより、完全にマザコン話寄りにはなりますが)


     終演のカーテンコール。
     ラストで死んで、すぐ笑顔のカーテンコールは切り替えが難しいと
     城田さんがトークショーで仰ったそうですが、
     若いお二人の笑顔にホッとすることができました。
     最後、クリスを連れて袖に引き上げながら、客席に向かって
     片手で投げキスをした城田さんに、お客様のキャー♪ が新鮮でした。


     というわけで、個人的にすっかり気に入った城田エリック。
     ロミジュリあたりでファンになった方にはちょっと地味かもしれないけれど
     コピット版もメロディは魅力的ですし、見どころは一杯あると思います。
     再演の可能性も不明ですし、迷っている方はぜひ観劇をお勧めいたしますよ☆

     あーできることなら、私も大阪公演行きたいなー♪





     9・22

     東京 「ファントム」 話の続き。


     大沢たかおさん版 「ファントム」 とは、セリフも結構変わってるようでしたが
     序盤でちょっと面白かったのは、エリックがカルロッタの歌を聞いて
     「歌えてない」 と憤慨する場面です。


     カルロッタの声が聞こえたとき、ビックリしてキャリエールに
     「本当に (幽霊が) 出るんだねえ」 と怖そうに言うので
     幽霊はあんたやろ!的な笑いが起こったのですが
     声の主が新しいプリマドンナと聞いて
     「ぼくの顔よりひどいよね」 って、それは自虐ギャグ?って感じで
     また客席から笑いが☆


     城田エリックは、天才を自負する美意識の強い男というよりは
     オペラおたくの無邪気な引きこもり君。
     猫背でシャイな話し方、髪もお坊ちゃん風の素直な短髪だし
     世間知らずの少年のまま大きくなったという感じでしょうか。


     ブケ―を殺したのを大した罪と感じていないのも、狂気とか憎悪ではなく
     あれは単に 「虫が禁止区域に入ったから駆除したんだよ」 ぐらいの
     気持ちなんだろうなあ。


     大沢エリックは、クリスと話すときは爽やかな青年声で
     キャリエールと話す時はいつもイライラしている野獣の声という風に
     「音楽の先生」 と 「殺人鬼=怪人」 を使い分けていた記憶がありますが
     城田エリックはそういう差がなく、キャリエールにも
     ナチュラルに素直に話していました。


     クリスの声に惚れ込んでお稽古をつけると説得する時も
     四季ファントムのような 「歌え!私のために!」 的な支配欲ではなく、
     「ぼく、そういうの結構得意だから、君が約束を守ってくれたら
      教えてあげるけど、どう?」 って雰囲気です。


     クリスに 「お願いがあるの。きいてくれたら歌ってあげる」 と言われた時も
     音楽は愛や喜びのためにあるんだから、交換条件に使うものじゃないという意味のことも
     言いますから、このエリックは純粋さという点で本物の 「音楽の天使」 なんだなあと感じました。


     その分、キャリエールの不倫とその顔ゆえに地下に閉じ込められ、
     歌姫クリスに想いを寄せるものの、追い詰められて行き場を失っていく
     彼の運命が切なく胸に迫ってきます。


     どなたがエリックを演じても、一番可哀想さがきわだつのが
     マスクを取ってクリスに拒絶されるシーン。
     以前見た海外コーピット版の映像は、エリックがウォーッっと叫んだ後
     床を転げまわって嘆いていましたが、日本版の方が茫然自失の時間が長くて
     その後、心を引きちぎられるように泣き出す・・という演技でホントに泣けます。


     この時、城田さんが歌う大きなナンバーが全編通して、一番よかった。
     「これが 罪なら 愛という 無実だ」 だったかな、前後をよく覚えてないけど
     この歌詞が特にぐっときました。


     銃で撃たれ、もう逃げられないという状況下でキャリエールと会話する際も
     自分の顔を見て逃げたクリスについて
     「彼女は悪くない。 見られてよかったよ、ぼくの幻想にふさわしい幕切れだ」と
     穏やかに話す様子が、なんだかもう不憫でたまりません。


     もちろん大沢エリックや宝塚版でも、ここは父と子の感動的な場面ですが
     城田エリックは風貌にあどけなさが残ってるので、若くしてこんな風に
     命を落とす悲劇がなおさら、儚く感じられたのかもしれません。


     ラストは、大沢版のような大きなアクションはありませんでしたが
     階段の途中でクリスに抱かれる城田エリックは
     すらりと長い手足、のけぞるように仰向いた顔が絵のような綺麗さでした。


     気がつけば、城田エリックのことばかりで
     他の役者さんに触れていませんでしたね。
     ごめんなさい。 あともう少しだけ、「ファントム」 話を続けます。





     9・19

     無事に東京から帰ってきました。
     お天気は薄曇りで良かったけど、東京は予想以上に
     涼しかったです。 


     さてさて、13日から赤坂ACTシアターで
     始まっているコピット版 「ファントム」 を見てきました。
     結論からいうと、とってもよかった☆ 


     これまでテレビドラマばかりだったので、城田優さんを
     ミュージカルの舞台で拝見するのは今回が初めて。
     こんなに歌える方だったとは知りませんでした。
     あー城田トート、見ておけばよかったな~。
     まだお若いし、再演のチャンスがあると思ったのですが、なかなか
     トートで地方にはいらっしゃいませんものね。
     (ちなみに2年前の博多座エリザベートは山口、石丸、マテトートのみ)
     

     2010年11月に再演された
     大沢たかおさん版 「ファントム」 も、場所は同じ赤坂ACTシアターでしたが
     演出や出演者は一新されています。


     全体のワクでいうと、一番大きく違うのは上演時間。
     前回は2回の休憩をはさんで約3時間あったと思いますが、
     今回は15分の休憩を1回はさんで、全体で2時間30分。
     

     具体的にどこをカットしてあるのか、基本的なストーリーは
     同じなのでよくわからないけど、セリフのテンポは確かに
     今回の方が早かったな~。
     四季版のゆっくりハッキリしゃべりに慣れていると、
     やや聞き取りにくいし、ファントム像もずいぶん変わって感じられます。
     それでも城田さんや吉田栄作さんは聞こえないということはありませんでしたが、    
     シャンドン伯爵役の日野真一郎さんのセリフは、せかせかしていて
     貴族という雰囲気から遠くなってしまいがちだったのが、ちょと残念。


     ただ、テンポがいいぶん中だるみしないし
     ちゃんと情感も与えつつ、一気にクライマックスに向かう流れは
     演出の方の腕なんだろうなあと感じました。


     衣装について城田ファントムは、たぶんロング丈上着の黒スーツ1着のみ?
     それから黒リボンタイを取ったり、上着を脱いだり、マントをつけたりで
     変化をつけているという感じです。
     手袋は一貫して無し (だったと思う、たぶん)。
     マスクは白というより、少し肌色に近いものがメインでした。
     城田さんは190センチの高身長なので、マントもスーツも映えますが、
     今回あまりカッコつけない役作りみたいで、歌もセリフもやや猫背ぎみ。
     四季版みたいな、様式美としてのセクシーさも見てみたかったなあ。


     あ、でも四季版ではお目にかかれない素晴らしいシーンもありましたよ。
     後半、地下にさらってきたクリスを下手でボートから降ろして
     上手のベッドまで運ぶのは、憧れの 「お姫さま抱っこ」 ! 
     しかも歌いながら! しかも舞台中央でいったん立ち止まる余裕すらある!
     さすが20代! さすが欧米人ハーフ! と、必要以上に興奮する私(笑)。
     いやーこれを見るためだけでも遠征する価値ありますホントに☆


     衣装や舞台美術も変わっていますが、前回よりも
     正直言って地味な印象でした。
     とくに、初演の二村周作さんによる回転する檻のようなセットが
     照明でがらりと雰囲気が変わる素晴らしいものだっただけに、
     回を追うごとに凡庸で、チープな印象になっていくのは否めない気もします。


     衣装も、大まかに型の決まっている男性陣はともかく、
     女性陣のドレスは色や形のちぐはぐさが目立ちました。
     先日観た 「レディ・ベス」 の衣装がいかにお金がかかっていて
     豪華で凄かったかつくづく思い知るわ~。 


     と、全体の印象はここまで。
     役者さんごとの感想や、印象に残ったセリフなどは
     また後ほど書きたいと思います。
     細かいことはいろいろあるけど、エリックが可愛くてねー泣けるんだこれが。





     9・16

     四季ファンにとってはミュージカル 「李香蘭」 でおなじみの
     山口淑子さんが亡くなったというニュースを読みました。

 
     時期を同じくして、作詞家・山口洋子さんの訃報も伝えられ
     昭和がまたひとつ遠くなったという実感をおぼえた方も
     多かったのではないでしょうか。


     個人的に山口洋子さんは、銀座の有名店 「姫」 のママとして
     華やかな恋愛その他の体験を記したエッセイの方が印象深い方です。
     とくに、野球選手の成績の良し悪しは 「お尻の大きさで決まる」 という話は
     今でも野球中継を見るたびに思い出すなあ。
     (ちなみに、大きい方が良いそうです。 美観よりも体力とか持久力の問題かも)
     それぞれに波乱万丈の人生を送られた、お二人のご冥福をお祈りいたします。


     さて、明日から2日間は東京へ出張。
     ついでと言ってはなんですが、「ファントム」も観劇する予定です。
     城田ファントム、長身のマント姿がとっても楽しみ♪





     9・14

     今週、車を新しく購入しました。
     ずっと、父所有の車に乗っていたのですが、
     これが平成元年購入で、25年モノという大ベテラン。


     だもんで車を買うのは25年ぶり。
     しかも前回はノータッチだったので、軽自動車にしようと
     決めているものの、情報収集もまったくの初心者。
     とりあえず、軽に強そうなメーカーをインターネットで
     調べて、家から近いお店に当たってみることに。


     たまたま年中無休の表示がでていた
     某ショールームにフラッと出かけてみたら
     出迎えてくれたのは、オペラ座ファンとして
     十年来のつきあいがある観劇友達のご長男・Rくん。


     車の販売会社に今年入社したという話は聞いていたのですが
     まさか、ここだったとは☆
     偶然のいたずらにお互いびっくりしながらも、しっかり説明してもらい
     試乗も3台こなすことで、安心納得の購入を決めることができました。


     それにしても、2003年の福岡オペラ座で知り合った時、
     劇場で 「こんにちは」 をしたRくんは、大きな目が
     お母さんに似て可愛い小学6年生だったのに、
     今や背が高くて、敬語もきっちり。
     23歳のイケメン社会人ですからねー。
     感激するのと同時に、自分の代わり映えのしなさに
     愕然としてしまいますです。


     さて無事に契約を交わした夕方、彼が成約の記念品として
     LEDライトのついた懐中電灯を、家まで届けてくれました。
     その上、正しい使い方を爽やかに説明してくれて。

     「持ち手をこう引っ張ると、ランタンとしても使えます、
      はい、これでファントムですね (ニッコリ)。」

     さっすが、オペラ座ファン教育が行き届いてるわー(笑)。


     最近よく 「引き寄せ」 と言う言葉も耳にしますが、今回は誠実に一途に
     頑張っている彼の方が、私を引き寄せてくれたのかも。
     納車はもう少し先ですが、色んな意味で
     ご縁の不思議さや面白さ、そして幸せをつくづく感じた出来事でした。


     元をたどれば、これも音楽の天使様のお導きですから、
     ホントに人生って面白いな~♪





     9・11

     劇作家として初めて書いた舞台です。
     ようやく情報解禁となりました。

     演劇企画集団オイル-oil- 第1回公演
     「祈らない庭」 上演詳細です。

     キャスト(50音順)
     大場久路、立石義江、月野まい、響金太郎、前田起代子
     演出・武藤美佐子
     脚本・中川貴美子 

     【日時】2014年10月18日(土)
     ・昼の部 14時~ 開演
     ・夜の部 18時~ 開演
     (開場はそれぞれ30分前)

     【入場料】大人500円 高校生以下100円
     (但し小学校未就学のお子様は入場不可) 

     【場所】福岡市立青年センター
     福岡市中央区大名2-6-46
     (西鉄グランドホテル前バス停すぐ)

     【ご予約】予約フォームからお申込み下さい。
     入場料のお支払いは当日、受付で承ります。

     ご予約フォームはこちら
     http://form1.fc2.com/form/?id=931844





     9・8

     週末、博多座 「レディ・ベス」 が無事に千穐楽を迎えました。
     私は参加しませんでしたが、博多座公式サイトに 「満員御礼」 が
     出たとあって、地元民としてもなんだかホッ。


     「レディ・ベス」 カンパニーは、次の公演地名古屋へ。
     そして、私の地元は 「ミス・サイゴン」 の到着を待つことになります。
     あーわくわく楽しみ♪


     ところで、東宝公式サイトに井上芳雄さんの
     テレビ放映日が掲載されていました。
     たしか、井上さんはヴォルフを演じ始めたころに
     ウイーンにお出かけだったような気がします。
     その当時と、35歳の現在ではきっと
     感じることや受け取るものも、いろいろ違うんだろうなあ。


     ・「井上芳雄モーツァルトウィーン紀行」(仮)
      BSフジ 10月25日(土)19:00~20:55(予定)






     9・5

     昨日、急に思い立って 「レディ・ベス」 3回目観劇してきました。
     あれ、私なんだか結構ファンになってます?


     考えてみれば、東京で3ヶ月もやるなら
     博多座 「エリザベート」 は来年確率ひくそうだし、
     この豪華なキャストに地元で会えるのはいつになるか
     全くわからないしなーというのがひとつめの理由。
     2回見たことで、音楽が好きになってきたのが2番目の理由です。


     そして最後の理由は、加藤ロビンが見たいってことなんですけど
     これはホント大正解でした。
     山崎さんも歌が安定してるし上手なんですけど、なんとなく
     自己愛が強くてチャラいムードが抜けない印象があるんですよね。
     そういう意味では、加藤さんのロビンは
     実は口で言うほど軽くはない硬派な青年で、
     まっすぐなのがすごく良かった☆


     最後に庭園で 「もう誰とも結婚しない」 と誓うあたり
     平野さんも加藤さんもホントに泣いてて
     若い二人の決意がぐっと胸に来ました。


     古川フェリペはルドルフもそうでしたけど、耽美系の美青年。
     平方フェリペよりも繊細だけど、内面の芯は強そうです。
     それにしても吉野ルナールと妙に顔近くないですか?


     カテコ後のご挨拶は加藤さんからありました。
     今日は中学生団体が2階席に入っていたので
     「学生さんも楽しんでいただけましたか?」と
     尋ねたあと
     「進路とかで色々あると思いますが・・」と
     仰ったので、客席から笑いが。


     続きは責任話で締めるのかなと思ったら
     「演劇にも興味を持ってもらえればと思います」
     予想外の業界リクルート話でした(笑)。


     博多座での 「レディ・ベス」 公演もあと3日。
     3日で5公演、かなりタイトなスケジュールですが
     地元民として最後まで盛り上がると嬉しいなと思います。
     山口アスカム先生の歌声も聞き貯めした、至福のマチネ公演でした♪





     9・2

     朝のテレビドラマの影響もあり、村岡花子さんが大注目中ですね。
     9月8日、村岡訳の 「べにはこべ」(オルツィ) が、河出文庫から
     発売されるそうです。


     「べにはこべ」 といえば、ミュージカル 「スカーレット・ピンパーネル」 の原作本。
     宝塚版だけで、どうして東宝ミュージカルの方に来ないのか、ちょっと不思議な
     作品ではあります。
     音楽がどれも素敵な 「スカピン」、今井清隆さんのCDで何度も聞いて大好きなのですが
     出版のニュースを見たら、とっても懐かしくなりました☆


     河出書房HP
     http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464015/





     8・30

     木曜日、博多座 「レディ・ベス」 2回目の観劇に行ってきました。
     前回と違うダブルキャストは、平野ベス、山口アスカム、吉沢メアリー。
     フェリペとロビンは前回と同じく平方さん、山崎さんでした。


     どんな演目でもそうですけど、2回目になるとストーリーもわかってるし
     落ち着いて見ることができますね。
     今回はたまたま前方席だったので、豪華な衣装やアクセサリーなど
     細かい部分も楽しめて良かったです。


     山口祐一郎さんを舞台で拝見するのは、2年ぶり。
     マテトート、石丸トートも一緒に登場した
     2012年7月の博多座 「エリザベート」 以来です。
     その間には1年の休養があったわけで、どんなかなあと思いましたが
     心配は杞憂に終わりました。 歌声も相変わらず素敵☆


     石丸さんのアスカムを見た後だと、山口さんのアスカム先生は
     とっても優しくて、キャットと一緒に笑顔でベスを見守るシーンなんて
     ふわふわほんわかしてました。
     理性に訴える厳しい教師というより、理想とお花畑が同居する仙人みたいな
     ちょっと可愛ゆすな(笑)先生でウケてしまいます。


     平野さんのベスは王女といっても等身大の女の子。
     酒場で男のふりをするシーンは、予想に反して
     花總ベスの方が思い切りがいいというか
     ギャップがコミカルで面白かったんだなあ。
     でも、平野ベスはロビンとの恋に悩む葛藤が
     真に迫っていて、どちらも甲乙つけがたい気がしました。


     吉沢さんのメアリーは、正直ちょっぴり貫禄不足でしょうか。
     小柄で華奢な体型もありますが、ご本人がまだまだ若くて
     充分可愛らしいので、若い王子と無理やり結婚した
     「年増」 の悲哀があまり感じられないような。
     元四季の女優さんで東宝ミュージカルのプリンシパルは
     案外少ないし、ぜひ吉沢さんにはご活躍してもらいたいところなのですけども。
     もっと明るいキャラクターの役が来るといいのかな。


     楽曲も2回目になるとかなり耳になじんできました。
     全体的にスペイン勢の曲がパンチがあって良いですね。
     とくにあのミサ曲はもう一度聞きたいな~。


     あ、そうそう、この日、山崎ロビンが
     セリフをトチっちゃうというハプニングがありました。
     仲間たちと客席通路に登場して、フェリペ王子一行と初めて出会う場面。
     「太陽を月だと思えば暑くない」 と、言った後、
     ロビンのセリフがかなり早く飛び出したようで
     「メアリーの・・・」 と、言いかけて山崎さん思わず絶句。


     仲間たちもなんだかフォローで、やいやい言ってるし、
     客席も雰囲気でわかるので、どっと笑いがおきてましたっけ。


     もろもろあって、終盤。
     ベスが女王になるシーンでの山口アスカムの歌が素晴らしかった。
     とくに 「夢 かなえる」 のところの、なんというか
     コスモ的な浮遊感のある歌声ときたら、もう人外ムードがスゴイです☆
     今回は普通の人間の役だよね? って、思わず確認しそうになりました(笑)。


     あれは、博多座の音響とか自分の席との位置関係もあるんでしょうか。
     短い時間ですけど山口さんの、劇場の空間を支配する歌声に
     再会できて、今回なによりの幸せでした。


     博多座公演もあと残り1週間。
     千穐楽には今回は参加しませんが、最後まで
     皆さん元気に舞台を務められますよう。
     豪華な舞台を、ありがとうございました☆





     8・27

     ようやくお天気が安定してきたと思ったら、もう朝夕は
     涼しい風が吹いて、夏の終わりを感じさせるこの頃。


     ところで先週、「オペラ座の怪人」 札幌公演で
     新クリスティーヌがデビューなさったそうです。
     北澤さんのラウル登板は、この指導のためだったのでしょうか。


     新クリスは山本紗衣さん。 
     私はたぶん拝見したことのない方ですが
     どんな感じなのかなあ。
     最近はオペラ座観劇の機会もなかなかなくて、
     アンサンブルさんの動向もわかりませんが、
     こうして新ヒロインが登場したりすると、
     あの世界がとっても恋しくなりますね。


     JCS東京公演も千穐楽を迎えましたし、
     これからキャストも色々と動きがありそう。
     来年のオペラ座のお引越し先発表が、ますます
     気になります☆





     8・24

     週末、久しぶりに 「エリザベート」 東宝版CDを聞きました。
     先日見た 「レディ・ベス」 の記憶もまだ新しいのですが
     改めて聞くと、エリザベートってホント面白いな~☆


     ふりかえってレディ・ベスの前半が今ひとつ面白くないのは、
     エリザベート序盤でシシィの人となり (おてんば、ファザコン、刹那的) が
     伝わったような具体的なエピソードが少ないことと
     嫁姑・夫婦の不仲とか、観客が共感しやすいテーマがなかなか
     出てこないのも距離感の原因なのかもしれません。


     多弁なルキーニの説明も、観客の理解を助けるのに
     大きな役目をになっているし、皇太子ルドルフの謎の死や
     トートとの幻想的で官能的なかけひきなど、
     女性客の心をとらえる魅力が一杯。


     オペラ座の怪人もそうなんですけど、大人向けの演目には
     やっぱりどこかに、ほの暗いロマンが必要なんだなあと思います。


     ところで、今週井上芳雄さんがNHKトーク番組に登場。
     生歌披露もあるそうですよ♪

      ・8月28日(木)13時05分~
       NHK総合 「スタジオパークからこんにちは」





     8・21

     夏風邪が長引いたのもありますが、ここ数日
     入院中の母の体調が今ひとつ思わしくなく、
     お天気もあいまってなんとなく落ち込んでいたここ数日。


     でも、昨日出かけたバレエ教室で流れた
     ピアノによる 「エンジェル・オブ・ミュージック」を
     聞いたとたんに、ふわーっと身体が軽くなりました☆


     クリスティーヌが、鏡の奥から甘い声で囁く
     音楽の天使に魅入られ、黒マントの中に抱かれていく
     とっても官能的なシーンで流れるあの曲。


     11年前の夏 「オペラ座の怪人」 福岡公演で
     キャナルシティ劇場に通っていた頃の、熱い気持ちが蘇ってくるなあ。


     美しいメロディとドラマチックな舞台の記憶で
     少し夏バテ気味だった創作意欲も取り戻せそうです♪
     やっぱり、私たちファンの心を支えてくれるのは
     いつも大好きなミュージカルの曲なんだなあと実感しました。


     あー札幌までオペラ座を観に行きたいな~☆





     8・19

     厳密にはミュージカル映画とはいえないのかもしれませんが、
     ネタ元は有名なミュージカル、という邦画が来月公開されます。
     その名も 「舞妓はレディ」。


     ひどい地方訛りのある少女を、教授が言葉の指導をしながら
     立派に育てる、とくれば 「マイ・フェア・レディ」 ですね。
     周防監督の最新作は、舞妓にあこがれる少女が 
     津軽弁と鹿児島弁を克服して、立派な京都の舞妓をめざすという
     ストーリーだそうです。


     予告編を見ると、周防監督らしい明るい雰囲気が伝わって来るよう。
     個人的にとっても楽しみにしています♪


     映画公式サイト
     http://www.maiko-lady.jp/





     8・16

     こんなに雨が降る8月は初めてです。
     夏というより梅雨みたいですね。


     さて、来年上演予定の東宝 「レ・ミゼラブル」。
     キャストが東宝公式サイトで発表になりました。
     病気療養中の福井さんがバルジャンで登場、
     岸さんのジャベールにキャスティングは嬉しいな~☆


     そして、前回はキムさんが入ってビックリしたバルジャンですが
     今回も韓国からヤン・ジュンモさんがキャスティングされています。
     私はあまり韓国ミュージカル事情に詳しくないのですが
     プロフィールを見ると、オペラ座のファントムも演じた方なのですね。
     あちらのミュージカル俳優さんの歌唱力と声量はかなりのものですし
     日本語の発音がクリアなら・・・と、期待も膨らむところ。


     しかし、旧演出の頃の主要キャストはもうほとんど卒業なのかなあ。
     上演時期が近い 「エリザベート」 とのバランスもあるのでしょうけど、
     山口さんや石川さん、今井さんや岡さん、鈴木さんといった
     おなじみの顔ぶれが見られないのはちょっと寂しい。
     プリンシパル(特に女性陣)にフレッシュな
     顔ぶれが少ないのも、ちょっと残念な気がいたします。


     こうなると、エリザベートのキャストがホント気になるな~☆
     (地元民としては、レミゼは博多座7月決定の結果、エリザベートが
      来てくれるのかも気になりマス)





     8・13

     初日から3日目を迎えた
     博多座 「レディ・ベス」 観劇に行ってきました。


     大型ミュージカルらしい豪華さで楽しめましたが
     歴史ものはどうしても説明が多くなるし
     日本人にはなじみの浅い宗教的な対立など
     入口が難しいなあというのが第一印象です。


     特に1幕は、登場人物が入れ替わり立ち代わり
     似たような歌を披露する場面が長ーい☆
     開幕40分たってから、ようやくベス主体の動きが始まります。


     それでも前半はベスの聡明さや苦悩のありどころが
     はっきり伝わらず、流れ者のロビンと男装して街に出たり
     なんとなく政敵の罠から逃れたりしつつ
     幽閉されるロンドン塔の入口で、
     「心はわたしのもの」 と高らかに宣言する流れが
     いまひとつピンと来ないような。


     そういう意味では、2幕になってから
     恋人ロビンとなにもかも捨てて逃げるか
     王位継承者として、責任ある生き方を選ぶかが
     メインになってからは俄然面白くなりました。


     当然、彼女が最終的にどうするかはわかっているのですが
     中央に立つベスを挟んで
     亡き母の亡霊が 「愛から逃げないで」 と女性の幸せを囁くのに対し
     アスカムが 「のがれるんだ愛から」 と、女王としての自覚を
     訴えるあたりがミュージカルらしいドラマティックさで良かった♪


     異母姉である女王メアリーとの確執は当然あるとしても
     終盤で急に和解させなくても良かったんじゃないのかなあ。
     単なる悪役ではなく、メアリーは彼女なりに国を愛し、
     職務に忠実だった哀れな女性という設定なんでしょうけども。


     ご年配のお客様には、名前とか役柄がわかりにくくないかなという
     気もしますし、登場人物の多さとそれぞれの思惑が
     ぎゅうぎゅうに詰め込まれ、やや見せ場が分散しちゃった印象もありました。


     そんな中ですが、俳優の皆さんの熱演は素晴らしかったです。
     可愛らしい中にも高貴な美しさのある花總ベス、
     雄々しくまっすぐな声で、つねに理性を訴える石丸アスカム、
     あいかわらず年齢不詳の可憐さ、涼風アシュリー。


     それに姉の女王メアリー役を演じた未来さん、パンチのある声と
     風格は、次の「エリザベート」ゾフィー皇太后にイチオシって感じです。
     山崎ロビンはなんだか憎めない青年、平方フェリペは
     飄々としているようで実は計算高いスペインの王子様。


     でも、男性陣ではなんといってもベスを消そうとする
     吉野ルナールと石川ガーディナー大司教さまが最高でした。
     この二人、共謀するシーンが多いのですが
     どちらも演技がくどいほど濃い☆(ほめてます)
     あまりに濃いので二枚目なのか、三枚目を狙ってるのか
     よくわかりません(笑)。


     歴史ファンからしたら、かなりビックリするような改変もあると思いますが
     豪華なセット・衣装と美しい照明、安定した歌唱力や演技を見るなら
     なかなか楽しめる演目だと思います。


     「エリザベート」 や 「モーツァルト!」 みたいに
     独創的な虚構の仕掛け (トートとアマデ) はありませんが、
     ラストでレディ・ベスが 「エリザベス1世」 として即位するシーンは
     荘厳な美しさがありました。


     次回は平野ベスと山口アスカムで観劇する予定。
     キャストによってどんな風に作品の世界観が変わって見えるのか、
     その点がとっても楽しみ♪





     8・10

     掲示板でもふれた羽生選手のフリープログラムに
     我らが 「オペラ座の怪人」 登場という話題の続き。


     フィギュアファンの方のブログで記事を拝見したのですが
     羽生選手以外にも、今年3選手が 「オペラ座の怪人」 を
     フリープログラムに取り入れる予定だそうです。
     具体的にはアメリカのグレイシー・ゴールド選手、日本の村上佳菜子選手、
     同じく無良崇人選手とか。


     しかも、いずれも11月に予定されている
     NHK杯で披露予定みたいなので (予定変更の可能性あり)
     テレビ放送もあるでしょうし、オペラ座ファンとしては
     振付や選曲の違いを見る楽しみが増えそうです♪





     8・7

     ここ数日、夏風邪でちょっと弱っております。
     熱は下がったんですけど、のどが弱いせいか
     咳がなかなか取れなくてですねー。
     日頃注意しているつもりでも、この暑さと冷房と雨続きからくる
     天候不順はどうもいけません。


     さて、「アナと雪の女王」 は今年最大のヒットになりそうですが
     来年もミュージカル映画の新作がまだまだ控えているようです。
     おなじみのミュージカル 「アニー」 が新たに映画化され
     予告編が公開されたという記事を見かけました。


     ジェイミー・フォックスやキャメロン・ディアスも登場する
     この映画、主役はアニー役の女の子ではなく
     ジェイミー・フォックスの扱いなんですね。
     笑顔がなかなか魅力的な新アニー。
     公開は来年1月24日だそうです。


     記事はこちら(映画.com)
     http://eiga.com/news/20140805/7/





     8・4

     今週の札幌 「オペラ座の怪人」 キャスト、佐野ファントムに苫田クリス、
     そして久しぶりに北澤ラウル登場ですね。 
     一体何年ぶりになるんでしょう。ずっとムッシューアンドレで
     もったいない感がありましたが、久々の復活はなんだか嬉しいです。
     これってもしかして、新ラウルへのお手本とかそういう意図ってあるのかなあ。
     11月に千穐楽が決まりましたが、まだまだ油断ならないですねー☆


     さて話変わって。
     毎年夏の恒例番組 「思い出のメロディー」 で
     宝塚歌劇団100周年スペシャルステージが放送されるそうです。
     番組では100年の歴史を振り返ったり、壮一帆さんはじめ雪組の皆さんによる
     パフォーマンスも生中継されるとのこと。華やかなステージが楽しみです♪


     ・NHK総合 「第46回 思い出のメロディー」
      8月9日(土)19時30分~





     8・1

     台風の遠い影響で、強い雨風にさらされる8月の始まりです。


     ところで、シューマッカー監督による
     映画 「オペラ座の怪人」 が、10周年を記念して
     新しくスチールケース版2枚組で8月2日に発売されるそうです。
     中身は一緒みたいですが、今回日本オリジナルデザインの
     スチールケースが新登場とか。


     しっかし、あれからもう10年たったんですね~。
     映画公開時、前売り特典で配布された
     シャンデリアにちなんだスワロフスキーをゲットするために
     朝一番で並んだことなど、色々思い出してしまいます。


     劇団四季の俳優さんが吹き替えをした金曜ロードショーの映像、
     久しぶりに見返してみようかな♪





     7・28

     ネットのニュースで、市村正親さん休演の記事を読みました。
     初期の胃ガンが見つかり、治療に専念するため
     「ミス・サイゴン」 の全日程を休演するとのこと。
     いつもお元気なイメージばかりでしたので、驚きました。


     8月以降、エンジニア役には筧利夫さんが登板なさるそうです。
     市村さんは冬にかけて 「モーツァルト!」 「ラ・カージュ」 も
     控えていますから、今休んでしっかり治療するのが
     最優先という判断なのでしょうね。
     市村さんのご回復を、心からお祈りいたします。





     7・26

     いやー暑いですねー☆
     福岡は気温36度の予報が出ております。
     こんな日は涼しい室内で、アイスティなど飲みながら
     エンタメを楽しみたいものです。


     もうすぐ公開になる映画 「サンシャイン 歌声の響く街」 は
     スコットランドを舞台にしたミュージカル映画。
     わざわざ宣伝文を 「スコットランド版 マンマ・ミーア」 とする
     必要があるのかなという気もしますが、
     家族愛をテーマにした作品みたいですね。


     8月1日から全国で順次ロードショウとか。
     上映館が少ないけれど、個人的にとても楽しみにしています♪


     紹介記事と予告編
     http://openers.jp/culture/tips_movie/news_sunshine_46923.html





     7・23

     本格的に暑くなったとたん、リビングのエアコンが故障しました☆
     まだ買ってから3年くらいなんですけど、どうも冷媒ガスが
     漏れているみたい。
     幸い、すぐメーカーの修理が来てくれましたが、部品の交換が必要だそうで
     とりあえず2,3日の応急処置をしてくれました。
     いやー家に高齢者がいるので、はらはらドキドキです。


     話変わって、今週末
     NHK・BSプレミアムで、宝塚公演の放送があるそうです。
     20年近く前の艶姿、綺麗でしょうね~♪


     ・7月25日(金)午前1時15分~
     「メモリーズ・オブ・宝塚」

      演目 95年の雪組公演から
         「あかねさす紫の花」
         「マ・ベル・エトワール」
      出演 一路真輝さん、花總まりさん、高嶺ふぶきさん、轟悠さんほか





     7・20

     夏休み気分一杯の暑い連休ですね。
     来週のNHK 「SONGS」 は今年メジャーデビュー
     40年を迎えるスウェーデン出身のABBAが登場だそうです。


     四季ファンには ミュージカル 「マンマ・ミーア!」 の方が
     お馴染みの方も多いと思いますが、個人的には
     子供の頃、初めて好きになった洋楽グループ。
     「ダンシング・クイーン」 の入ったベスト盤は今も時々聞いています。
     当日は、できれば冷房をきかせた涼しいお部屋で
     アバの曲に浸りたいな~☆


      ・NHK総合 「SONGS」 7月26日(土)23時~

       ※再放送は7月31日深夜1時30分~





     7・17

     少し前ですが、ミュージカルをオーケストラ演奏で楽しむコンサート
     「ミュージカルミーツシンフォニー 2014 秋公演」 が発表になったそうです。
     過去にもラミン・カリムルーさんら、海外ミュージカルスターを招いてきたこの企画、
     今回JOJの愛称で知られるジョン・オーウェン=ジョーンズ氏が来日なさるとか。


     彼はレミゼのジャン・バルジャンや
     ロンドン版ファントムを長く演じ、その歌唱力と演技力に
     定評のある名優ですから、その来日となればチケット争奪戦は
     かなりスゴイことになりそう☆


     日程は、10月1日と2日。
     共演は石丸幹二さん、濱田めぐみさん、山崎育三郎さん、笹本玲奈さん。
     残念ながら東京公演のみですが、テレビニュースなどで
     せめてお姿を見ることができれば嬉しいところです。





     7・14

     昨日は、10月18日に上演する舞台の相棒である
     演出担当の武藤さんと打ち合わせして
     ようやく脚本が出来上がりました。
     タイトルは 「祈らない庭」。


     劇団として第一回目の上演ながら、
     個人的には思いもよらなかった
     地元のベテラン俳優さんによる
     贅沢なキャストが実現しそう。


     どなたでもワンコインで観劇できるお芝居です。
     詳細は改めて公表させて頂きますので
     どうぞよろしくお願いいたします。

 
     脚本担当としては、大きなヤマをひとつ越えたので
     とりあえず、ホッとひと安心。
     次の題材の下準備も始めていますが
     まずはこちらに注力していきたいと思っています






     7・11

     台風の影響か、ここ数日蒸し暑くなっております。
     暑気払いをカラッっとしたいところですね。
     さて、少し先の話ですが、実写版映画 「美女と野獣」 が
     11月1日に公開されるという記事を見かけました。


     私たちにとっては四季版がおなじみですが、今回の映画は
     ミュージカルではないみたい。
     どうして王子が野獣にさせられたのか、彼とベルが犯した
     罪に焦点をあてたお話になってるようで
     ちょっと面白そう♪ ショート版の予告編も公開になっています☆


     公式サイト
     http://beauty-beast.gaga.ne.jp/





     7・7

     週末からずっと雨です。 台風の接近に伴い、さらなる大雨予想とか。
     どうぞ皆様もご注意を。

 
     さて、現在発売中の週刊文春、巻末グラビアで
     あざみ野・劇団四季の食堂を扱った記事を見かけました。
     俳優さんたちの健康を支えるため、内容や栄養に
     工夫がこらされているのはもちろん、3日に通算2000回を
     迎えた 「ウィキッド」 にちなんだメニューがあるというのは面白いな~。


     黄色いオムライスに、グリーンと白のソースがかかり、アクセントに
     ゴーヤの輪切りが2つ乗っているのが、「エルファバとグリンダのオムライス」。
     緑と白の生野菜を中心に盛りつけたら 「ウィキッドサラダ」 のできあがり。
     ふむふむ、どちらもヘルシーでなかなかおいしそう。


     それにしてもこのネーミング、単純だけど結構使えると思いません?
     キャベツの千切りも、ゆでた枝豆も 「ウィキッド」 風ですから
     さっそく、今夜はうちでも通算2000回をお祝いせねば(笑)。





     7・4

     7月に入ったとたん、どっと疲れが出たのか
     眠たくてたまらず、昨日はほぼ1日寝ておりました。
     まあ、こういう日も必要ってことなのでしょう。


     ところで、今年秋に上演される東宝「モーツァルト!」の
     キャストが追加発表になったそうです。
     久しぶりにソニンさんのお名前を見るような気がしますが
     ミス・サイゴンじゃなくて、こちらなんですね~。


     平野さん、花總さんあたりはすっかり東宝ミュージカルの常連ですね。
     男性陣はあまり変わらないキャストで安定の安心クォリティかしら。
     井上さん、今回がヴォルフガングは最後と言ってらっしゃいますし、
     短期間でもいいから地方公演も実現すると嬉しいのですけども。


     それに、大好きな山口さんの大司教様 (東宝ミュージカルの中では、
     一番山口さんの高身長に映える衣装だと思う) にも会いたいな~☆





     7・1

     この6月は仕事の忙しさと、自分に課した
     舞台脚本の締め切りが重なって、心身共にかなりのプレッシャーでした。
     脚本はまだ100%ではありませんが、
     一応のメドがついて、心からホッとしています。


     これまで、文章を書くというとビジネスやこのサイトの
     日記、観劇感想など、私自身の視点がメインでしたが
     今回物語を書いてみて、よく作家の方が
     「登場人物が勝手に動き出す」と仰る意味が
     少しだけわかった気がしました。


     最初に大まかな構想を立てているはずなのに、
     どうしても登場人物の会話が始まらなくて
     その場面だけ、ぽっかり穴があいてしまう。


     仕方なく、他の場面を書いてから振り返ると、結局その会話自体が
     必要ないってことがわかる、という体験が何度かありました。


     途中、ある男女の再会があるのですが
     片方が、絶対に相手の名前を呼ばない (私の意志じゃなくて
     本人が呼びたがらない) なんてこともあり、
     創作の世界って一種のパラレルワールドなんだなあと納得。
 
 
     舞台の本番は10月18日。
     準備はようやく始まったばかりです。





     6・28

     個性的な舞台作品を相次いで上演している東急シアターオーブ。
     新たな試みとして 「ワールド・ミュージカル・コンサート・シリーズ」 を立ち上げ
     第1弾として、フレンチ・ミュージカルをテーマにした
     「フレンチ・ミュージカル・コンサート2014」 が10月に上演されるそうです。

     「ノートルダム・ド・パリ」 「ロミオ&ジュリエット」 はもちろんのこと、フランスを舞台にした
     「オペラ座の怪人」 「レ・ミゼラブル」 も予定作品リストに上がっているとか。
     キャストは、昨年の 「ノートルダム・ド・パリ」 来日公演にも出演していたロベール・マリアンさん、
     マット・ローランさん、リシャール・シャーレさんの名前が発表されてるようですね。


     私はフレンチミュージカルというと、 「壁抜け男」 が一番に浮かびますけど
     アメリカやイギリス、ウイーンミュージカルに比べると、若干知名度も低いし
     これをきっかけに、また来日公演も盛り上がると嬉しいなあ☆





     6・25

     今年、7月に東京で久しぶりにソロコンサートを開催する井上芳雄さんの
     インタビュー記事を見かけました。
     デビューから14年、ミュージカルだけでなく映像や声優業など
     チャレンジを続けてきたお話等もありますが


     私が一番びっくりしたのは、井上さんがもうすぐ35歳を迎えるということ。
     30代なのはもちろん認識してましたが、もう後半戦なんですね~。


     実在のモーツァルトが35歳に亡くなったことから、
     ミュージカル 「モーツァルト!」 も次で卒業するつもりなんだそうです。
     若くしてスターになるってことは、傍で見るよりずっと大変だと思うけど
     井上さんは上手に着実に年を重ねておられるんじゃないかなあ。


     個人的には、いつまでも王子様キャラらしい爽やかな歌声を求める反面、
     今後は悪役とか恋愛の泥沼に落ちるような
     色っぽい役柄にも挑戦して、新しい面も見せてもらいたいなと思います。


     インタビューはこちら(ビルボードジャパン)
     http://www.billboard-japan.com/special/detail/935





     6・22

     Wカップサッカーで日本全国盛り上がっている今日この頃ですが
     スポーツ観戦全般にうといもので、結果だけ聞いて
     へーそうなのかーとのんびり過ごしています。


     ただ、のんびりなのはサッカーへの観戦熱だけで、仕事の方は忙しく
     映画や舞台観劇に行けないのがちょっぴり寂しい☆
     博多座の六月大歌舞伎が面白そうなので
     (特に夜の部、「恩讐の彼方に」 と、愛之助さんによる 「鯉つかみ」)
     行きたいですけど、たぶん無理なんだろうなあ。。


     そんな中、お久しぶりに岡幸二郎さんの
     ミュージカルアルバムが8月に発売されることを知りました。
     オペラ座、レミゼ、エリザベート他、有名ナンバーに
     山崎育三郎さんら相手役も迎えてのラインナップ、
     なんと全曲のカラオケ付版もあるとか♪


     詳しくはこちら
     ・岡幸二郎 ミュージカルベスト(Amazon)





     6・18

     今年最大のヒット商品として、日経新聞のランキングでも横綱として
     1位になった 「アナと雪の女王」。
     博多弁など動画サイトも盛り上がっているようですね。
     地元民としては博多弁が気になるので、さっそく見てみました。


     素材になっているのは、アナが苦労の末、エルサのところにたどりついて
     一緒に帰ろうと説得するシーン。
     歌を歌っている女の子の声も綺麗だし、かなり忠実な方言でなるほど納得。
     (よく博多弁と書いてあっても、実際は地域が南や北にずれていることも多いので)


     それにしても、アナが国の状況を告白する

     「博多が雪と氷で包まれたと」
     「博多が?!」

     のところは何度見ても、恥ずかしいやら申し訳ないやら(笑)。


     他に、メタル風アレンジの 「レット・イット・ゴー」 もあるそうで
     雪だるまじゃなくて火だるまオラフが出てきそうな
     燃えさかる 「アナと炎の女王」 エルサもなかなか面白いです。
     ラストのアレンジ (ホットもっと!・笑) が超盛り上がるので、
     メタル好きの方にはたまらないかも☆


     博多弁 生まれてはじめてリプライズ
     http://www.youtube.com/watch?v=dhbwi861fBo

     メタル版レットイットゴー(アナと炎の女王)
     http://kai-you.net/article/5580





     6・15

     先日、この日記でご紹介した城田優さんご出演の
     火曜サスペンスドラマ 「殺人偏差値70」 は
     7月2日(火)に放送決定みたいです。
     PR動画も公式サイトに上がっていますし、
     かなり期待大でございます。


     さて、昨年から今年にかけて
     宝塚関連のテレビ放送も多くなっていますね。
     来週、18日にも100年を振り返る番組が放送され
     一路真輝さんら元タカラジェンヌさんも複数登場なさるとか。
     懐かしくて華やかな映像をもう一度♪ですね。


     NHK・BSプレミアム
     「宝塚歌劇 華麗なる100年~スターが語る夢の世界」
     ・6月18日22時~22時59分





     6・11

     先日、発表になったトニー賞や 「アナと雪の女王」 大ヒットに関連して、
     マイナビニュースでミュージカルに関する意識調査の結果が
     掲載されていました。


     ミュージカルを見たことがある人は全体の7割。
     回数的に10回以上の人はそのうち3割弱だそうで、
     一般的には、まあこんなところかなという気もします。


     これまで見た中で、感動した作品として
     具体的な作品名を挙げてもらうと、多かったのが
     「オペラ座の怪人」 「ライオンキング」 「レ・ミゼラブル」 だそうで。


     単純に上演回数とも比例するとは思うんですけど、
     やっぱりオペラ座は、スゴイのねーと、ちょっと嬉しくなった記事でした。


     記事はこちら
     http://news.mynavi.jp/articles/2014/06/08/tony/





     6・8

     レンタルしていたのに、忙しさで忘れていた
     懐かしいドラマ 「アリー・マイ・ラブ シーズン3」 DVDを見ました。
     16話 「真心のすべてを」 は、アリーの元彼で
     同僚でもあるビリーが脳腫瘍で亡くなるエピソードの回です。


     脳腫瘍のせいで幻覚を見るようになったビリーが
     婚姻の無効を争う法廷で、愛について語ります。
     その言葉も良くできているのですが、
     一番ぐっとくるのはビリーが、アリーのことを
     「彼女と結婚して12年になります。 1日も彼女と離れたことはありません。
     8歳の時からずっと愛してきた。」 と、言うところ。

 
     現実は、二人が
     恋人だったのはずっと昔のことで、アリーは今も独身だけど
     ビリーは別の女性と結婚しているんです。

     だから、これは脳腫瘍が彼に見せている幻想。

     それでも、心のどこかで彼と別れたことをひきずっているアリーにとって
     切ないけど、一瞬の幸せな夢でした。
     ビリーはそのまま倒れ、帰らぬ人となります。


     ビリーが見た幻想は、実は彼の本心だったのか?
     それはわかりません。
     でも、彼が倒れる前に弁護士として陪審員に訴える言葉には
     たしかに真実があったんだと、アリーは回想します。


     「最後の最後に残るのは、愛以外にないということです」

     「真心のすべてを、 永遠に。」


     昨日は私の婚約者氏の6年目の命日でした。
     七回忌を過ぎた今日、静かに過ごしています。





     6・5

     今日は2回目のキャッツ観劇に行ってきました。
     平日の昼公演ということで、客入りはどうかなと思ったのですけど
     1階後方まで結構しっかり埋まっていて、なんだか嬉しくなりました。


     私のお隣の奥様が1幕始まる前、舞台にこちらを向いて座る猫を見て
     「満員かなあと思って見よるんやろうね」 って仰ってたのに
     なんだかほのぼの。
 

     今日はキャッツ初体験のお客様が多かったのでしょうか、
     靴が落ちてきた時とか、2幕の直前で
     客席の手すりに上ってくる猫さんにビックリして
     お客様が、どよめくどよめく(笑)。
     こういう新鮮な反応は、俳優さんたちにとっても楽しいだろうな~。


     前回、初日に観たときとは少しだけキャストが変わっています。
     個人的に楽しみにしていた芝タガー、舌をペロペロ腰をくねくね面白すぎ☆
     連れ去りした白ワンピースの女の子に、「んーまっ!」って、盛大にデコチュー後
     頭をなでてました。 ホントに女の子を食べちゃいそうな18禁タガーだ(笑)。
     

     それから、初めて見た加藤マンカストラップ、前回の松島さんも良かったけど
     こちらはまたさらに包容力があるリーダー猫ですね。
     ちょっと面長なのですが、鼻にしわを寄せるような表情がホントに猫っぽい。
     夜行列車の場面は真面目すぎて全然ヤクザに見えないけど(笑)
     男らしい歌声と、手足がしっかりしたスタイルがなかなか良かったです。


     「アナと雪の女王」 でミュージカルに目覚めたお客様が、四季その他の
     本物のミュージカル舞台にも足を運んで下さるようになるといいなあ。
     福岡キャッツ、リハ見学イベントも発表になっていますし
     今後の盛り上がりが楽しみです♪


     ・2014年6月5日(木)マチネ 「キャッツ」 福岡公演
     当日のキャスト


     グリザベラ 早水小夜子  ジェリーロラム 岡村美南  ジェニエニドッツ 加藤あゆ美
     ランペルティーザ 山中由貴  ディミータ 荒木美保  ボンバルリーナ 高倉恵美  シラバブ 和田侑子
     タントミール  大橋里砂  ジェミマ 松山育恵  ヴィクトリア 馬場美根子  カッサンドラ 藤岡あや

     オールドデュトロノミー 橋元聖地  アスパラガス 正木棟馬  マンカストラップ 加藤 迪
     ラムタムタガー 芝 清道  ミストフェリーズ 永野亮比己  マンゴジェリー 笹岡征夫
     スキンブルシャンクス 塚田琢也  コリコパット 横井 漱  ランパスキャット 笠松哲朗
     カーバケッティ 一色龍次郎  ギルバート 新庄真一  マキャヴィティ 二橋 純  
     タンブルブルータス 松永隆志





     6・2

     シアターガイドさんのサイトで
     歌声合成技術 「ボーカロイド」 と文楽人形のコラボレーションから
     生まれた映像作品 「ボーカロイドオペラ『葵上』with 文楽人形」 が、
     7月にロンドンでプレミア上映される、というニュースを見かけました。


     本編に人間は一切登場せず、作品を構成するのは
     合成の声と人形と映像のみなのだそうです。
     予告編がアップされているのですが
     人工的な声と文楽人形って、すごく相性がいいような。
     どちらも生身の人間を模しているからなのでしょうか。


     古典芸能と新しい技術の融合、日本人らしい
     繊細さが感じられるような気がします。
     秋には日本でも上映されるそうで、たぶん東京だけだと
     思いますが、ちょっと気になるな~☆


     記事はこちら
     http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2014/05/30_04.php





     5・30

     いきなり7月並みの暑さになっていますが
     皆さまいかがお過ごしでしょうか。
     

     ところで、四季公式サイトで
     「ジーザス・クライスト=スーパースター」 上演決定の
     お知らせが出ましたね。
     8月に東京で上演した後は、全国公演だそうです。
     この作品何度も再演されてきた印象ですが、
     全国をまわるのは実に10年ぶりとか。


     そういえば前回熊本で観劇した時、吉原ユダが
     ジーザスを敵に引き渡すシリアスな場面で
     赤ちゃんの泣き声がずーっと響いたのが忘れられませんが
     もうあれから丸10年になるのかあ☆


     ともあれ、全国のファンにとってこの再演は嬉しいことですね。
     ロイド・ウェバー若き日の傑作、たぶんキャストも変化するでしょうし
     さらなる新しい魅力が発揮されますように。





     5・27

     先週末、映画 「青天の霹靂」 を見てきました。
     たまたま、少し前に大泉洋さん、劇団ひとりさん、柴咲コウさんによる
     トーク番組を見かけたのがキッカケです。
    

     この作品は、売れないマジシャン・晴夫が父親の死を知り
     引き取りに行った川の土手で雷に打たれ、40年前にタイムスリップ。
     若き日の父と組んで寄席の舞台に立つが・・というお話です。


     寂しい人生を送る男が自分の生まれる前にタイムスリップして
     両親の真実を知るという話は、「地下鉄に乗って」 と似ていますし
     コミカル設定なら 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 にも共通点がありますね。


     正直、大まかな展開は想像がつく話なんですけど
     丁寧な伏線や無駄の少ない構成のおかげで
     安心して楽しむことができました。


     主役の晴夫役に大泉洋さんを持ってきたのが
     成功の大きな要素だと思います。
     べつにご本人がという意味じゃなく、大泉さんが演じる人物の持つ
     「俺なんて・・・」 というコンプレックスのある雰囲気。
     なんとなく、結局うまくいかないんじゃないかと怯えがあるような目も
     コメディに走りすぎず、ふとした瞬間に深い気持ちに共感させてくれる効果が
     あったんじゃないかな。


     タイムスリップする前、現在の晴夫の苦しい状況や
     心境が描かれる場面が、個人的にはすごく良かった。
     とくに、ホームレスになっていた父の
     乏しい持ち物から出て来た古い写真に
     晴夫が話かけるシーン。


     「親父・・生きるのって、むずかしいな。
      毎日、みじめなんだよ。
      俺、なんのために生まれて来たんだろう」


     言いながら涙ぐんでいると、その問いに応えるように
     晴れ渡った天空から雷が・・! と、いう流れに実感があるんですよね。


     晴夫の両親を演じるのが劇団ひとりさんと柴咲コウさんで
     こちらも、魅力的なやりとりが一杯でした。
     本気でほっぺたを叩かれるひとりさんのシーンが面白かったです。
     昔、NHKの朝ドラで初めて劇団ひとりさんを見て、なんと演技の上手な
     芸人さんなんだろうとビックリしましたが、、こういうどこか含羞のある
     不器用な男を演じると、彼はホントにうまいなあ。


     タイムスリップものとしては、細かいツッコミどころもあるんでしょうけど
     (過去を変えたはずなのに、現在に全然影響してないの?とか)
     この作品のタイムスリップは厳密な過去操作ではなく、雷に打たれて
     気を失った間の 「夢」 程度に解釈するのが一番しっくりきそうな気もします。


     ラストシーンはもうちょっと余韻が欲しかった気もしますけど
     あの言葉で終わらせたいというのが、ひとりさんの
     こだわりだったのかも。


     人によっては大泣き、というほどはないかもしれませんが
     誰が見ても胸がじーん、そしてほろりとする映画なのは間違いないと思います。
     上映時間も短めですし、疲れず気持ちよく楽しめる上品な佳作でした。
     それにしても、劇団ひとりさんってホントになんでもできる方なんですね~☆





     5・24

     ここ数年、色んな分野が広がってきた、映画館でのライブや舞台上映。
     今月から夏に向けて
     「NY LIVE!-ニューヨーク・アニバーサリーライブ」
     と題した、ニューヨークにゆかりのある人気アーティストの
     ライブ4作品が映画館で上映されるそうです。


     ラインナップは、ポールマッカートニー、ビリー・ジョエル、
     サイモン&ガーファンクル、ボン・ジョヴィの各氏。
     これにちなんで、5月30日のNHK 「あさイチ」 でも特集が組まれるとか。


     上映館はそんなに多くないけれど、こういう企画は
     地方の民には嬉しいですね♪
     詳細は公式サイトをどうぞ☆


     公式サイト
     http://nylive.jp/





     5・21

     毎年恒例、トニー賞授賞式。
     WOWWOWで生中継されるそうで
     番組の宣伝スポットに
     井上芳雄さんが替え歌で登場なさってます。


     あいかわらずスタイル抜群で、スマートな動きに
     ドラマチックな照明もあいまって
     なかなか楽しいミュージカル風CMですね♪


     「暗い時代に愛を歌おう」

     はい、やっぱりミュージカル大好きです☆


     http://www.youtube.com/watch?v=bDOO7WKKEL8





     5・18

     爽やかな五月晴れの日曜日。
     ですが、私は一日家で書き物中でした。


     実は、10月に地元で上演する舞台で
     脚本を書くことになりました。
     といっても、本格的な商業演劇ではなく
     福岡市が文化事業の一環として、アーティストに
     場所と機会を提供するプロジェクトへの参加です。


     ある一定の条件を満たせば
     会場使用料は無料、照明や音響など最低限必要な舞台機材も
     無料で貸してもらえて、シロウトでも自由に発表の場を作れるシステム。
     とはいえ、一応お客様からワンコイン(500円)頂いて良いルールなので
     まったく無料のお遊びというわけではないのですけども。


     以前参加したワークショップで仲良くなった
     演出家志望の女性と組んで、とにかく走り出してみたら
     脚本ができてないうちから、なぜか地元の俳優さん数名から出演OKが(笑)。


     観劇ファンになって10年超とはいえ、脚本を書くのは
     高校の文化祭以来。 ちょっぴりコワイけど、せっかくのチャンスなので
     頑張ってみようと思っています☆





     5・15

     毎週土曜日の夜21時半からNHKで放送されている
     「ららら♪クラシック」。


     私はあまりクラシック音楽には詳しくなく、ミュージカルほどの
     引力も感じない方ですけど、この番組は時々見ています。
     というのも、単なる曲紹介だけじゃなく、作曲家の人生とか
     フレーズに秘められた音楽的なポイントなど、解説がとても楽しいから。


     これはおもに、司会者であり作曲家の加羽原さんの
     魅力によるところが大きいんだろうなあ。
     毎回スポーツ選手や俳優、歌手などゲストの雰囲気が
     違って、3人でする会話も楽しいです。


     今週末のテーマはシューベルトの 「魔王」。
     子どもの頃、学校で音楽の時間に聴いてちょっと怖かった曲ですが
     大人になってしっかり解説を聞くとやっぱり違うのかな。


     番組HP
     http://www.nhk.or.jp/lalala/index.html





     5・12

     秋にファントム役で拝見するのを楽しみにしている城田優さんが
     火曜サスペンス劇場にご出演という記事を見かけました。
     しかも、火サス・ファン投票で 「もう一度みたい作品」 1位に選ばれた
     西村京太郎原作のドラマリメイク版だそうで。


     三浦春馬さんと城田優さんが主演のサスペンスは
     タイトル 「殺人偏差値70」。
     公式HPのお二人の写真が、美しくもちょっとアヤシイのは
     私だけの妄想じゃないですよね?ね?(笑)。


     放送は今夏ということで、正式な日程は未発表ですが
     個人的に、かなり楽しみです♪


     日本テレビ 公式サイト
     http://www.ntv.co.jp/hensachi/





     5・8

     男性ばかりで独特の繊細な世界観を表現する劇団 「スタジオライフ」。
     一般への知名度を高める、最大のきっかけになった作品のひとつが
     「トーマの心臓」 ではないかと思います。


     萩尾望都さん原作が連載開始から今年で40年。
     スタジオライフももうすぐ30周年ということで、今年8度目の舞台化が
     発表されたという記事を見かけました。


     記者発表や萩尾さんのインタビューが丁寧に掲載されているこの記事を読むと、
     11年ぶりにエーリク役に再登場する俳優さんがいらっしゃる一方、
     エーリクからユリスモール役になる俳優さん、
     ユリスモールからサイフリート役に変わる俳優さんなど、
     年代と共に役柄も変遷していくという話が面白い。


     制服を着る役から着ない役へ移ることで
     劇団員としてもシュロッターベッツの門をくぐって卒業していく。
     宝塚における 「ベルばら」 や 「エリザベート」 のように
     スタジオライフの代表作のひとつでもあるからこそ
     できる考え方なんだなあと思いました。


     舞台化のたびに、原作に興味を持つ人が増えてありがたいと語るのは
     萩尾さんですが、個人的にも一番大好きだった、あの頃の繊細な絵柄を
     若い世代の読者の皆さんに見ていただけるのは嬉しいなあ。


     愛とは? 自己犠牲とは? 許しとは? 神とは?
     少女向け漫画でありながら、実はとても宗教的で深いテーマを持つ
     「トーマの心臓」 を、久しぶりに読んでみたくなりました。


     記事はこちら omoshii
     http://omoshii.com/news/2014/04/8032/





     5・4

     「アナと雪の女王」 の興行収入ってスゴイことになってるんですね。
     昨日、行きつけの美容院でも、担当の美容師さんが
     「夜、店内で有線放送をかけてたら、松たか子版、MayJ版、英語版、
     神田さやか版・・と5曲くらい連続で流れてましたよー」って言ってました。


     劇場で歌う上映回も人気だそうですし、動画サイトでは 「リップシンク」 で
     口パクするのも流行っているとか。
     そんな中、主題歌の替え歌が評判になっているという記事を見かけました。
     題して 「デブの肉が増量」。 
     ダイエットを決意したものの、うまくいかなかったという歌に
     なってるんですけど、これが歌ってる人の歌唱力があるだけに妙に可笑しい。


     一番ウケたのは原曲だと 「風が心にささやくの このままじゃだめなんだと」
     のところ、「親が真顔でささやくの このままじゃだめなんだと」 になってたこと。
     いやー親に真顔で言われるって相当なレベルですよね、これはツライ(笑)。


     ラストの決めがまたちょっとしたオチになっていますので、
     よかったら気楽に楽しんでみて下さいまし。
     今後、いろんな替え歌ができそうですが、これも人気作の証ですね☆


     記事はこちら THE MOVIE HOUSE
     http://the-moviehouse.info/archives/2253





     4・30

     ようやく、話題のディズニー映画 「アナと雪の女王」 を
     吹き替え版で見てきました。
     (結末に触れますので、未見の方はご注意)


     松たか子さんによるクリップを何度も見ていたので
     主題歌が前半であっさり出てくるのが意外だったりしましたが、
     ラストが従来のディズニープリンセス路線から、意識的に
     逸脱していて 「おー、そう来たか」 って感じで面白かった☆


     ミュージカルファンにとってはエルサ役の松さんもアナ役の神田さんも
     舞台ですっかりおなじみの印象ですが、一般の方には
     あんな風に演技を歌に乗せられる歌い手さんだというのは
     衝撃的だったかも。 お二人とも声が綺麗ですよね。


     主題歌のサビの部分、
     「Let it go」 の英語発音よりも 「ありの ままの」 という
     日本語の響きの方が輝くように聞こえるので
     訳詩のうまさにも改めて感心。
     雪や氷の世界のCGがとっても綺麗でした。 冒頭で氷を切り出して運ぶ
     場面なんて、本物としか思えないぐらい見事です。


     ストーリー自体は、ツッコミどころもないではないのですけど、
     (貿易でうんぬん言うおじさんの目的がよくわからないとか
      突然ハンスが留守を任されてますが、じゃあエルサが成人するまで
      誰が国を任されていたのか、とか、結局クリストフの商売は上がったりのまま?とか)
     そのへんは、小さい子どもにも理解できるように単純化されてるんでしょうね。


     重要な脇役である
     クリストフ役は元・劇団四季の原慎一郎さんが担当なさっています。
     昨年の東宝 「レ・ミゼラブル」 ではコンブフェール役でしたっけ。
     個人的には数年前、「三銃士」 でケガ降板をした吉野圭吾さんの代りに
     博多座からロシュフォール役を務めたのが記憶に新しい方です。


     クリストフは後半はほとんど出ずっぱりの大活躍でした。
     相棒のスヴェンにアテレコして一人でしゃべるシーンなどは面白かったな~。


     もうひとり、アナと婚約するハンス王子役で神田さんとデュエットの場面があるのは
     かつて 「レ・ミゼラブル」 マリウスを演じていた津田英佑さん。
     私は本編では見てなくて、レミゼコンサートで一回だけ拝見したことがあるのですが
     なんだか懐かしいお名前です。
     クリストフとハンスはそれぞれ歌がありますので、一般の知名度に頼らず
     ちゃんとミュージカル俳優さんから起用されているのはかなり嬉しい☆


     雪だるまのオラフ役、瀧ピエールさんは、とぼけた声がすごくかわいくて良かった。
     「うん、なんで?」 って何度も聞くところとか、スヴェンの名前を尋ねる場面など
     人懐こくて好奇心が強いオラフの性格がすごくよく出てるなあ。


     「真実の愛」 というテーマについて、しっかり明言するオラフは
     自分が溶けることを恐れずアナの体を最優先する男前~な雪だるま。
     考えてみると、あの暖炉のシーンでアナの心の氷が
     とけちゃっても不思議じゃなかったよね(笑)。


     最終的に定番の王子様のキスではなく、アナとエルサが互いを思う
     愛情で魔法を解くという結末は、ダブルヒロインである意味が
     よくわかる設定だったと思います。 
     たしかにこちらだって真実の愛ですものね。


     ミュージカルファンとして欲を言えば
     ラストにもう一曲、ハッピーエンドが盛り上がる大合唱があっても
     良かった気もしますが、とにかく映像と音楽の楽しさに
     存分に浸る1時間40分でした♪





     4・27

     ゴールデンウイークに入りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
     私はなんとか時間を見つけて 「アナと雪の女王」 「テルマエ・ロマエⅡ」 を
     見に行きたいと思っております。


     さてさて。
     4年ほど前に、石丸幹二さん主演で上演された舞台 「THE 39 STEPS」。
     アルフレッド・ヒッチコックの映画 「三十九夜」 をパロディにした
     コメディ仕立てのサスペンスです。


     139役をたった4人で演じる工夫が奇想天外で面白かったので、
     もう一度見たいなーと思っておりましたら、今年の秋に
     新キャストでの上演が決まったそうです。


     石丸さんが演じたハネイ役は渡部篤郎さん。
     他に水川あさみさん、安田顕さん、佐藤二朗さんが共演なさるんですね。


     嬉しいことに、大阪、名古屋そして福岡でも公演が予定されています。 
     安田さん大好きな私としてはこれは絶対要チェック!
     ヒッチコックの映画を見てなくても楽しめますけど、たぶん事前に見ると
     面白さ倍増だと思います。
     139役のうち、134役は安田さんと佐藤さん二人で演じることになりますから
     練習も大変だと思うけど、ある意味役者冥利につきる役なんだろうな~☆

     ・日程
      2014/10/23〜11/3 天王洲銀河劇場(東京)
      2014/11/8〜11/9 サンケイホールブリーゼ(大阪)
      2014/11/12 (愛知)
      2014/11/15 キャナルシティ劇場(福岡)





     4・24

     昨年WOWOWで放送された、三谷幸喜脚本・監督による
     “完全ワンシーン・ワンカット” ドラマ 「三谷幸喜 大空港2013」。
     DVD&Blu-rayのリリースに先駆け、ゴールデンウィークに
     映画館で特別上映されるという記事を見かけました。


     混雑する大空港を舞台に、大勢のエキストラと
     複数の有名キャスト (竹内結子さん、生瀬勝久さん、香川照之さん他) が、
     絶対にミスの許されないワンシーンワンカット撮影に挑んだコメディだそうです。


     上映館は残念ながら東京と大阪のみですが
     5月2日から1週間限定で上映されるとのこと。
     DVDも5月中旬には発売だそうですから
     機会があれば見てみたいものです。





     4・21

     昨日、開幕した福岡 「キャッツ」 初日に行ってきました。
     キャッツを観劇するのは、平成18年3月の東京キャッツ以来、6年ぶり。
     会場に足を踏み入れた時の、独特の雰囲気が懐かしい~。


     私は15年前の福岡公演を知らないので、そちらとキャストを
     比べることはできないのですけど、6年前と比べても
     ずいぶん知らない俳優さんが増えたなあと思います。


     今回後方席だったので、細かいところはチェックしていませんが
     キャッツは独特の哲学的な雰囲気が好き☆
     昔、猫を飼っていたので 「そうそう、猫は物思いにふけるよね」 とか
     猫への愛着が戻ってくるのがなんとも言えないんですよね。


     初めて見るキャストのお一人が阿久津さんのタガー。
     これまで田辺さん、芝さん、荒川さん、福井さんで見たことがあるのですが
     阿久津さんはなんというか、ちょっと省エネ気味?
     あまり弾けてなくて、動作も落ち着いてる印象でした。


     松島さんもマンカストラップとしては初めてです。
     個人的にはミストフェリーズで観たかったけど、実際にはリーダー猫もとても良かった。
     発音が四季発声で不自然な部分もないではないのですが
     真面目で勇気のある猫をじっくり演じておられる感じでしょうか。


     早水さんはソング&ダンスでも 「メモリー」 を聞いていますが
     やっぱり本編は格別です。 自分が年を取った分、よけいに親しみがわくわー(笑)。
     女性陣ではヴィクトリアの馬場美根子さん、相変わらずしなやかな
     ボンバルリーナ 高倉さんのダンスが遠くからでも目につきました。


     楽しみにしていた劇場猫は、冒頭の歌は良かったけど、タイガーになって
     恋をするお芝居はやっぱり先輩方に軍配でしょうか。
     昔、広島で見た村さんのタイガーは、村田グリドルボーンと息もピッタリ、
     コミカルで恋にメロメロの演技が可愛かったなあとつくづく思います。


     長老猫の橋元さんはファントム役者さん、さすがとっても良いお声です。
     でも、毎回思うんです、あんなに朗々とした美声で
     「猫は犬にあらず」 って一体(笑)。


     シラバブの和田さんが小柄で、ホントに子猫みたいでしたし、
     ディミータボンバルリーナのデュエットは、ベテランお二人で
     大人っぽくて素敵でした。
     なんとなく男優さんよりも女優さんの方に、全体に目がいく
     舞台だったような気もします。


     まだこれからイベントもあるでしょうし、次回は前方席から
     細かいところまで見てみたいな~。

     と、とりとめなく書いてしまいましたが、
     まずは、福岡公演開幕おめでとうございます。
 
     10月4日の千秋楽まで、福岡で美味しいものを召し上がって
     キャストの皆さんが元気に舞台を務められますよう、心からお祈りしております(^^)。



     ・2014年4月20日(日)マチネ 「キャッツ」 福岡公演初日
     当日のキャスト


     グリザベラ 早水小夜子  ジェリーロラム 岡村美南  ジェニエニドッツ 加藤あゆ美
     ランペルティーザ 山中由貴  ディミータ 増本 藍  ボンバルリーナ 高倉恵美  シラバブ 和田侑子
     タントミール  滝沢由佳  ジェミマ 松山育恵  ヴィクトリア 馬場美根子  カッサンドラ 藤岡あや

     オールドデュトロノミー 橋元聖地  アスパラガス 正木棟馬  マンカストラップ 松島勇気
     ラムタムタガー 阿久津陽一郎  ミストフェリーズ 永野亮比己  マンゴジェリー 笹岡征夫
     スキンブルシャンクス 塚田琢也  コリコパット 横井 漱  ランパスキャット 政所和行
     カーバケッティ 一色龍次郎  ギルバート 新庄真一  マキャヴィティ 二橋 純  
     タンブルブルータス 松永隆志





     4・17

     新作 「レディ・ベス」 は無事に開幕したようですね。
     博多に来る頃には、さらに熟成されてると嬉しいのですが
     まずは長丁場、皆さん元気に舞台を務めて頂きたいものです。


     そういえば、レディベスにご出演中の石丸幹二さんが
     今月放送予定のテレビドラマにご出演とか。
     4月27日21時からはじまるTBS系列 
     「ルーズヴェルト・ゲーム」 は企業小説が原案だそうです。


     主役は唐沢寿明さんだそうで、こちらも
     経済小説とかよく出ていらっしゃる印象ですよね。
     個人的には、唐沢さんはスターオーラというか
     非日常感が強すぎて、サラリーマンには見えないのですが
     今回は社長役だから、その辺は多少いいのかな。


     「半沢直樹」 とスタッフも共通しているということで
     社会派ドラマに再挑戦ですねー石丸さん。
     今度は悪役ではないと予想していますけど、
     半沢とはまた違う顔を期待されるでしょうし、
     舞台同様、こちらも楽しみです。





     4・14

     週末、出張がらみで半日だけ京都へ行ってきました。
     ホテルでテレビを見ていたら、関西地区向けに
     NHK総合で宝塚 「ベルサイユのばら」 の放送があるというお知らせが。
     さすが宝塚のおひざ元、夜中とはいえ総合放送が
     あるってうらやましいな~。


     そういえば、プレミアム放送の方ですけど
     来週、宝塚 「風と共に去りぬ」 が放送されるそうです。
     しかもこれって、一番新しい舞台でしょうか。
     100周年なんだし、たまにはNHK総合の方で
     大がかりに放送してもいいのよ(笑)。


      ・4月21日(月)午後15時~17時40分
       BSプレミアム 「風と共に去りぬ」
       (2013年収録 凰稀かなめ、実咲凛音ほか)





     4・11

     東宝の新作 「レディ・ベス」 はいよいよ今週末開幕ですね。
     私の地元福岡ではキャッツの会場仕込み話などが新聞に掲載されていて
     もうすぐなんだなーと、一人ワクワクしております。


     明日から一泊で出張なのですが、13日はキャッツの会員先行予約日。
     千穐楽は残念ながら仕事で不参加なのですけど、
     一応出張先からチケットを少しおさえるつもりです。


     村さんは今週、札幌オペラ座ということで、ちょっぴり期待していた
     開幕キャストじゃなかったんですね。
     すっかりレアになった四季の福岡公演、
     10月までに、ほんの少しでいいから地元に劇場猫か長老猫で
     帰ってきて下さらないかな~☆





     4・7

     俳優の蟹江敬三さんが亡くなったというニュースには驚きました。
     個人的には最近の作品では、「あまちゃん」 より 「龍馬伝」 弥太郎の父の方が 
     印象に残っていますが、一番好きな時代といえば一筋縄ではいかない、
     どこかゆがんだ色気のある、40代後半から50代前半くらいの蟹江さんかなあ。


     悪役というわけではないけど、ときどき週刊誌に出ていた
     整髪料の 「サクセス」 CM写真、蟹江さんにしかない
     独特の目つきがセクシーで今でも大好きです。


     どんなに長いセリフも1晩か2晩で覚えてきて、泣き言を全然言わず
     とても我慢強い俳優だったと、劇団で一緒に活動した蜷川さんが語っていらっしゃいましたが
     心底、俳優としてストイックな方だったのですね。
     早すぎるお別れはショックですが、これまでのご活躍に感謝しつつ
     ご冥福をお祈りしたいと思います。





     4・4

     宝塚歌劇団100周年の話題も少しずつ聞こえてくるこの頃、
     ビッグエコー有楽町店と梅田中央店に
     今日から9月末までの期間限定で、「宝塚歌劇ルーム」 がオープンしたそうです。


     バラを沢山あしらったルームの壁に
     黒燕尾のタカラジェンヌが描かれているほか
     壁にプロジェクターで 「まま音」 というライブシステムを使って
     歌劇団の映像を流しながら歌うこともできるのだとか。


     これって、オリジナル版権を持つ宝塚ならではの企画ですよねーいーなー☆
     四季もこういうのやってほしいけど、オペラ座とかアイーダのような輸入物は
     やっぱり難しいのでしょうか。
     オリジナル作品でもいいから、半年くらいこういうのやってもらえれば
     四季ファンのお友達と、60周年を祝う 「ソング&ダンス」 ごっこが
     自前でできるんだけどな(笑)☆ 





     3・31

     通常の年度末に加え、増税関連でなんだか慌ただしい月末です。
     元タカラジェンヌの和央ようかさんが婚約なさったという
     ニュースを見かけました。


     婚約はともかく、お相手が作曲家の
     フランク・ワイルドホーンさんだということでビックリ☆
     一般の方にはあまり知名度がないかもですが
     「ジキル&ハイド」 「スカーレット・ピンパーネル」 「ルドルフ・ザ・ラスト・キス」など
     ミュージカルファンにはおなじみの演目で音楽を担当なさった方ですね。


     和央さんが46歳というのもちょっと意外でしたが、ワイルドホーンさんが
     独身というのはそれ以上に意外だったなあ。
     和央さんは宝塚退団後、公私ともに落ち着かない時期もあったようですが
     こういうおめでたい話題はやっぱり嬉しいですね。
     おっきな熊さんのようなワイルドホーン氏と、どうぞお幸せに♪





     3・29

     雨の土曜日、今年の桜が満開です。
     実は今週の月曜、うちの母が家の中で転んで大腿部を骨折入院し、
     なにかとバタバタしておりました。
     木曜日に無事手術も終わり、あとはリハビリの日々を送ることになりそうです。
     せめて、私の仕事の繁忙期(4月1週目)を避けてくれたことだけは
     不幸中の幸いと、不謹慎ながら内心神様に感謝です。


     ところで、上演中の舞台 「ラブ・ネバー・ダイ」について
     ロイド・ウェバー氏が来日インタビューを受けた記事を見かけました。
     やっぱり続編の決め手は、今はもう存在しない
     コニーアイランドの遊園地なんですね。


     福岡では秋に放生会(ほうじょうや)という大きなお祭りがあります。
     露店が600以上出る、大変大きなものですが、ここ昔から
     お化け屋敷とか見世物小屋が来ておりまして、
     おどろおどろしい絵看板と暗い小屋の中で
     「蜘蛛男」 とか 「蛇女」 といった怪しげな演目がかかり
     子供の頃、とても怖くて、でもなんとも魅惑的な世界だったのを思い出します。
     (実際の中身は鏡を使った蛇と人間の合成トリックだったりするのですが)


     ファントムがパリを逃れて住むなら、やっぱりこういう闇や魔術が
     似合う世界、音楽や踊りが欠かせない世界なんだよねと改めて思いました。
     ここ数年、健康状態のことが話題に出たりするロイド・ウェバー氏ですが、
     ぜひお身体に気をつけて、まだまだ新作にも取り組んで頂きたいと思います。


     記事はこちら (チケットぴあ)
     http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201403280019





     3・25

     「ラブ・ネバー・ダイ」 観劇感想 その3。


     ・・の前に、鹿賀さんの体調不良による休演について。
     21日に続いて、25,26日の休演が公式サイトで発表になっているようです。
     上演中止ではなく、あくまで市村さんとのキャスト交代とか。


     しかし、初日から10日でのこの状況はちょっと心配ですね~。
     体調不良の内容にもよりますけれど、鹿賀ファントムを楽しみに
     待っていらっしゃるお客様のためにも、1日も早く復活なさるようお祈りするばかりです。



     さてさて、前回は大まかな流れだけだったので
     今日はメインキャストと全体の感想など。


     まずは市村ファントム。
     歌に関しては、四季版CDとそんなに大きな違いは感じなかったです。
     もともとオペラ歌唱の方ではないし、年齢を経た結果、普通に考えると
     声量などは落ちてるんでしょうけど、もしかするとその分 「聴かせる」 技術が
     アップしているってことかも。(と、えらそうな感想ごめんなさい)


     ロンドン版やメルボルン版に比べると、キーは下げているそうですが
     市村さんの持ち味は、なんといっても濃いめのお芝居ですから
     それを生で、しかもファントム役で見ることができたのは
     オペラ座ファンとしてなにより嬉しかった☆


     後半、グスタフが自分の子だと知った 「息子・・・」 と、衝撃を受けたときの声や、
     息をひきとったクリスティーヌを抱きしめて絶叫する表情など、
     深く心に響く演技を見せて下さいました。
     とくにラストシーンはセリフがない無言劇なので、市村さんの熱い演技が光っていたと思います。


     次に濱田クリスティーヌ。
     プログラムにご自分でも、「キャスティングが意外だった」 と書かれていましたが
     たしかにこれまで四季で担当してこられた女性像(アイーダやエルファバ等)とは
     ずいぶん違いますね。
     四季版クリス同様、強いような弱いような、儚い部分や憂いを残した女性なので
     どなたが演じるとしてもバランスが難しい役だなあと思いました。


     さすがの歌唱力で大きなソロも歌って下さるけど、個人的にはやっぱり
     濱田さんには、あの独特の歌声で場を支配するような役を演じていただきたいなあ。


     最後に橘ラウル。
     前回も書きましたが、30代になって少し頬の線がシャープになり、
     すさんだ感じが出ている、リアルなラウル像が良かったと思います。
     10年前はあんなにキラキラしていた憧れの子爵様も、心の闇にとらわれ
     ファントムとは別な意味で深いコンプレックスに悩む男になっていたんですね。


     でも、「オペラ座の怪人」 を見た後の女性ファンにとって
     ラウルについていくか、ファントムと地下に残るかの選択は永遠の課題ですが
     この続編のおかげで、ラウルのその後の 「だめんず」 ぶりがわかっちゃうのは
     なんとも切ない(笑)。
     しかも、一人息子は自分の子じゃないわけで、続編を見た後で
     10年前を思うと、舞台冒頭の老ラウルがまた哀れでなりません。。。


     アンサンブルさんについて触れていませんでしたが、今作にはひのあらたさん、
     田村雄一さん、港幸樹さんなど元四季の方も出演されています。
     港さんや安福さんは市村さん同様、四季版オペラ座も体験されているので
     きっと感慨もあるだろうなあと思いつつ見ておりました。
     ファントムの劇場はちょっとサーカス風なので、ダンスにアクロバティックな
     振付もあり、これは面白かったです。


     で、全体の感想については、その1にも書いた通り
     ホントに予想以上に楽しめました。
     その理由はと考えてみるに、たぶん私が心底恐れていた(笑)「マンハッタンの怪人」そのままの
     設定ではなかったのが大きいんだと思います。


     「マンハッタン~」 でのファントムは、NYでひと山あてた大富豪。
     パリではあんなに人目を避けて地下に潜っていたはずなのに
     NYではマスク姿で堂々と商売し、しかも結末が
     ファントムは、グスタフにはずされたマスクをその後二度とつけることなく、
     息子と組んでさらに商売で成功しましたとさ♪ みたいな成金オチなんです(泣)。


     いくらなんでもキャラクター崩壊しすぎやろっ!とツッコミたくなっていたのですけど
     今回の 「ラブ・ネバー・ダイ」 では、コニ―アイランドという娯楽の猥雑さや暗さを残す場所で
     陰のオーナーとして劇場をやっているという小規模ぶりがまず良かった。


     加えて、グスタフとの将来がどうなるのかまで欲張らずに
     クリスとの愛と死、そして残ったかすかな希望・・・・・というあたりで終わったのが
     ロイド・ウェバー作品らしい甘さとほろ苦さを減らさずにすんだ要因じゃないでしょうか。


     それに 「マンハッタン~」 では、宗教がらみの描写が結構多かった記憶があるのですが
     今作では親子の愛も含め、情感的な部分のみピックアップしたことで
     日本人の感性にも合いやすい作品になった気がします。


     今作について、ロイド・ウェバー氏はプログラムに
     「現在までの私のすべての舞台作品の中で、最も私的な(the most personal)作品です」
     というコメントを寄せていらっしゃいます。


     これを読んでも読まなくても、この作品を見終えるとだれでも
     初代クリスティーヌだったサラ・ブライトマンさんが
     いかに彼にとって永遠の歌姫で (妻としてかどうかはわからないけど)
     今も未練というか思い入れが、いかに一杯なのかを感じるんじゃないかな。


     ファントム=ロイドウェバー氏自身の投影、てのはよく言われることですが
     この続編は、どんなに全世界のファンの反対があったとしても、
     彼自身どうしてもやっておきたかっただろうなと思いました。


     才能とコンプレックス。
     美と醜さ。
     歪みと憧れ。
     狂気と夢。


     多くのものを内包した作曲家が、彼の歌に翼をつけてくれる
     唯一のミューズによって、かつて一度は世界を手にしたのに
     やがてミューズは手元を離れ、彼は年老いていく。


     クリスがファントムとだけ子をなし、彼への愛は生きていると歌い
     ファントムの腕の中で死ぬことで、せめて物語の中で
     「誰にも渡さない」 結末を残したかったんじゃないでしょうか。


     ただ、個人的に四季版から通してずっと疑問なのは
     ファントムってクリス自身をホントに愛していたのか?ってこと。
     正直言って愛ではなく、クリスの歌の才能への執着、言葉を変えると自分の曲を歌として
     実現してくれる唯一無二の 「道具」 としての執着、もしくは憧れのような気もするんです。
     もちろんそこに、芸術家同志の至高の結びつきもあると信じたいわけですけど。


     四季版のラストでキスされた後、ラウルを殺さず二人で逃がしてやるあたりは
     愛の発露ともいえますけど、この続編ではまーた昔の執着が復活してた。
     シニカルな見方ですが、そんな印象も受けました。


     ここからは完全な空想ですけど、
     続編のラストは、ラウルがグスタフをかばって撃たれるって結末にしても
     良かったような気がするなあ。
     自分の子でないと知りながらも、父親としての情愛で思わず庇ってしまう。
     なーんて、ちょっぴり子爵様の名誉も回復してあげたかったけど、
     映画版も四季版も老ラウルが出てくるからこの結末は無理ですね、残念ながら☆


     身もふたもない言い方をすれば
     「ラブ・ネバー・ダイ」 は、音楽と芸術がもつ魔力にとらわれた人々が結局、誰も幸せにならない話で
     (唯一残った将来の希望グスタフも最愛の母を失うわけですし)
     たしかに感動もあったけれど、 「オペラ座の怪人」 の謎を残すラストが
     いかに優れていたのかを、再確認する作品でもありました。


     楽曲については、1回限りなのでなんとも言えない部分もありますが
     何度も聞くうちに自然と耳に残る美しい旋律もあります。
     ただ、「オペラ座の怪人」 のオーヴァチュアや、ファントムがクリスを
     地下へいざなう場面を見たときの衝撃を思うと、あれは偉大だったなあと
     つくづく思ってみたり。


     それと現在、四季で若き日の(?)ファントムを演じていらっしゃる現在進行形の方々が
     「ラブ・ネバー・ダイ」 のファントムを同時に演じるのは、かなり難しいんだなーというのも
     (うまく言えないけれど、なんだか感覚的に) 正直な実感です。


     と、最後は、ほめてるようなそうでないような(☆)カオスな感想になりましたが
     舞台をご覧になった皆様は、どうお感じになりましたでしょうか。


     幸いメルボルン版はレンタルDVDもありますし、「ラブ・ネバー・ダイ」を、ぜひ多くの方に
     ご覧いただき、オペラ座ファンとしてのご感想を聞かせて頂けると嬉しいです♪


     長いレポにおつきあい下さって、ありがとうございました(^^)。





     3・22


     「ラブ・ネバー・ダイ」 観劇感想 その2。
     (結末のネタバレしてますのでご注意)


     2幕の初めはアントラクト。
     指揮の塩田さんがこちらを向いて会釈するご挨拶もありました。


     幕があくとバーのカウンターで一人飲んだくれてるラウルが。
     朝になってバーテンが交代してもまだねばっています。
     ここでラウルが苦々しい表情で想いを吐露するのがソロナンバー 「なぜ僕を愛する?」。
     芸術のことはわからないし、結婚当初から彼女の願いがわかっていながら
     優しくできなかった。それなのに、なぜ彼女は僕を愛する? というような内容。


     10年前、恋の勝利者としてクリスを妻にしたはずのラウルですが
     やはり愛しい女性はあの時指輪と一緒に、心の一部をオペラ座に
     置いてきてしまったのでしょうか。
     芸術家同志の結びつきに、自分が入る余地がないことで
     ラウルもまたずっとある種のコンプレックスを抱えていたんだろうなと思います。


     この場面、黙ってグラスを拭いていたバーテンが、
     ふと振り返るとファントムに入れ替わっているという演出はなかなか面白かったなあ。
     そうそう、こういう神出鬼没なところがファントムだよね!と思わずフーフン☆


     ファントムを前にすると 「彼女は僕の妻だ! 僕に従う!」 と強がるラウルにファントムが
     「君にそんな魅力があるのか?」 「わかってるはずだ、(自分が)彼女にふさわしくないと」 
     と、歌で激しい口論になり、二人は人生をかけた勝負をすることになります。
     クリスがファントムの願いどおりに歌ったら、ラウルの負け。 ラウルは一人でここを出ていく。
     歌わなかったらファントムの負け。 ラウルの借金を帳消しにする。


     んー、ま、いいんですけど、この話っていつもクリス本人の気持ちが無視されてるよね(笑)。


     その後、クリスの楽屋に2人が交代で来て 「歌え」 とか 「歌わないでくれ」 とか
     脅したり懇願したりしてクリスを悩ませるのですが、この場面で流れるのが
     本編の 「♪あちこちに ひきずられて 命さえあぶなくなる 」 の曲(プリマ・ドンナ)ですから
     10年たってもちっとも構図が変わらんなーという印象ではあります。


     結局、クリスはファントムの歌の力に引きずられるように決意して
     メインテーマである 「愛は死なず ラブ・ネバー・ダイ」 を歌います。
     この時の青いドレスとクジャクの羽根を模した背景はとにかく美しかった☆
     今回観劇が無理という方も、レンタルがありますので
     ここはぜひ、メルボルン版DVDで見て頂きたいです。
     濱田さんは165センチでしたっけ、結構身長があるのでこの衣装がとても映えましたね~。
     とくに歌いだす前、濱田クリスが黙って中央に立つ幻想的な姿は
     まさに男の夢にあらわれる歌姫という感じで、ファントムの憧れと想いがひしひし伝わりました。


     この歌は、オペラ風のヘッドヴォイスが大変そうなソプラノの曲。
     劇中歌としてもメインテーマとしても大きなソロですが、濱田さんご自身
     慣れない歌唱法が難しく、体調を整えながらトライ中だと
     プログラムに書いていらっしゃいましたっけ。


     プログラムに掲載されている日本語訳詩は
     「愛は生きる 時を超える 愛は決して 決して死なず どんな運命も 生き抜く」
     という感じで、大変に抽象的な印象。


     抽象的ってことは状況説明がないぶん心情のみってことであり、
     普遍的ってことでもあるのでしょう。
     なんとなく、歌詞のつけ方が宝塚風だなあと感じました。
     古いたとえですけど 「ベルサイユのばら」 の 「愛あればこそ」 みたいというか。
     もちろん原詩の英語がすべて反映されないのは、日本語訳詩の常でありますが
     それにしても、なんだかふわっとした歌だなあ。


     さて、クリスが楽屋に戻ってくると、狂喜乱舞のファントムがやってきまして
     クリスを抱きしめます。 ここでキスしたように思うんだけど、私の錯覚でしょうか。
     そして勝負に負けたラウルからの別れのお手紙が机の上にありまして。
     (「可愛いロッテ」 の曲が流れる中、クリスが手紙を読むと楽屋の大鏡に
     ラウルが映るのは、もしかしてギャグなの?と思った私は不謹慎ですねスミマセン)


     この後、グスタフの姿がない!と騒ぎだすクリスとファントムが
     コニ―アイランド中を捜しまわるのですけど
     ここ、前作 「マスカレード」 のパロディなんでしょうか。
     色とりどりに異形の扮装をした者たちが、二人の行く手を阻んでいきます。
     こういう幻想的な場面は、さすが海外製作らしくて独特の色合いが綺麗。


     たどりついたのは、コニ―アイランドの海辺。
     舞台の中空にトラベレータのようにかけられた細い橋の上で
     錯乱状態のメグがグスタフを抱きかかえています。


     この10年ずっとファントムに尽くし、支えてきた。
     マダムも憤っていましたが、メグはいくら舞台でうまく歌っても踊っても
     ファントムから芸術家として認められないのが辛かったんですね。
     クリスが再び現れたことで、ますます自分は無視されていく。
     いつのまに、そんなにファントムびいきになっていたのかという感じではありますが
     この時の彩吹さんの演技、哀感があってとても良かったです。


     あわやグスタフを海に突き落とすかと思いましたが、すんでのところで
     とどまり、メグはピストルを取り出して自殺しようとします。
     でも、ファントムが 「素直な自分、きれいな自分を思い出してくれ」 みたいなことを
     メグに言うのはちょっと違和感あったな~。
     と、あれこれもめているうちにピストルの弾がクリスに命中。


     ファントムがクリスを抱きかかえて
     「遠いあの日に始まったストーリー 
      こんな形で終わらせたくなかった」
     と、歌うシーンに思わず泣けました。


     クリスの最期のセリフがあまりよく聞き取れなかったんですけど
     グスタフが 「お父様は?」 とラウルの事を尋ねるのに対し
     「本当のお父様はここよ」 と、ファントムを示し、最後にキスをと望んだみたい。
     しっかりとファントムがクリスにキスをして。


     ラストは、駆けつけたラウルが無言のままクリスを抱きしめ
     少し離れたところで座り込むファントムに、グスタフが近づいて抱きつきます。
     わが子を胸に抱いて震えるファントム。
     でも、これで終わりではなく、さらに座っているファントムのマスクを
     グスタフが取りのぞき、そっと手の甲で頬にふれる・・・・というラストで幕となりました。


     客席も涙をこぼしているお客様が多かったんではないでしょうか。
     数回繰り返されたカーテンコールも最後はスタンディングになって
     かなり盛り上がりました。
     市村さんが濱田さんにしっかりハグしたのも良かったな~。


     と、あらすじだけで長くなって、私もちょっぴりエネルギー切れ。
     2回でおさまらなかったので、あともう1回、全体の感想などを書いておきたいと思います。
     長くなってごめんなさい。

     その3に続きます。





     3・20

     昨日、春一番の吹く東京から帰ってきました。
     仕事もあるけど、なんといっても初日から1週間がすぎた
     「ラブ・ネバー・ダイ」 観劇が今回の旅のメイン。


     以下、感想を2回に分けて記しておきたいと思います。
     印象に残った歌詞やセリフは直後にメモをとったのですが
     なにぶん1回だけの観劇なので、細かい部分は拾いきれてないと思います。
     結末のネタバレもしますので、未見の方は要注意。



     「ラブ・ネバー・ダイ」 感想 その1


     日生劇場は 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 初演以来でしょうか。
     ずいぶん久しぶりに行きました。
     この日のキャストは市村正親ファントム、濱田めぐみクリスティーヌと
     橘慶太ラウルに松井月杜くんがグスタフ役。
     メグは彩吹真央さん、マダムは鳳蘭さんでした。


     今回の日本版は、2010年ロンドンで初演された 「ラブ・ネバー・ダイ」 ではなく
     オーストラリアで2011年に上演されたメルボルン版が下敷き。
     舞台装置や衣装はオーストラリアから持ってきているし
     演出も販売されている 「ラブ・ネバー・ダイ」 DVDと大筋は同じみたいです。


     実は私自身はメルボルン版DVD未見、ロンドン版CDも聞いていないので
     まったく初見状態でした。
     というのも、原案とされるフォーサイス氏の小説 「マンハッタンの怪人」 に
     心底、あちゃー☆となり、続編なんて見たいけど見たくない!という心境に
     陥っていたもので。


     でも、かなり覚悟して行ったおかげか、結果的には予想以上に楽しめました。 
     もちろん、四季版のキスの意味をどうしてくれるんだとか
     ファントムの天才性と神秘性はどこへ。。とか、言いたいことは
     色々ありますが、「マンハッタンの怪人」 のトンデモ本ぶりを思えば
     あれがこれしてこうなったなら、もうすべて許せますって感じです(笑)。


     まずは第一幕。

     紗のかかった舞台、中央にオルガンが浮かび上がるといきなりファントム登場です。
     オルガンに向かって作曲しようとするけど、うまく行かないようで
     振り返って歌いだすのが 「君の歌をもう一度」。


     プログラムに歌詞が載っておりまして、ようするに
     10年すぎてもあの歌声が忘れられない。 美しいメロディーを作っても
     誰も歌えない。 君の歌を聞くまでは音のない日々、癒されないこの心・・というわけで
     ストーカーぶりは健在(笑)なんですね。


     コニーアイランドで興行主となったファントムの元には
     マダムジリーとメグ親子も一緒にいました。
     メグが中心になった歌い踊るショーのシーンがあってから
     いよいよパリから呼び寄せられたラウルとクリス、グスタフ一家の到着となります。


     メグの彩吹さんはすらっと大人びたスタイルで、ダンスが綺麗。
     10年という年月を良い意味でリアルに感じさせる容貌じゃないでしょうか。
     後半にも出てきますが、ファントムを支えるために辛いことにも耐え、
     世間の荒波にさらされた孤独な女性というメグ像にはピッタリだったと思います。


     この作品で面白いのは、「オペラ座の怪人」本編の音楽が部分的に使われているところ。
     たとえばメグがクリスたちの訪米を知るシーンでは
     本編の楽屋前でメグが呼びかけた 「♪クリスティーヌ、クリスティーヌ」 の一節が流れますし
     「ファントム・オブ・ジ・オペラ」 「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」 「プリマ・ドンナ」 など
     聞き覚えのある短いフレーズが、ときにそのままで、ときに歌詞をかえて登場します。


     なんだか 「ミス・サイゴン」 ラストシーンで 「アメリカン・ドリーム」 が
     思い出の残り香のようにふっと立ち現れるのを思い出しました。


     ラウルたちが不思議な使者にいざなわれ、招かれたホテルの一室。
     今は酒におぼれ賭博で借金を抱えたラウルと、返済のために歌で稼がなければならない歌姫クリス。
     そして10歳になる息子のグスタフの様子が描かれます。
     ラウル役の橘さんはミュージカル初挑戦だそうで、たしかに演技はあまり上手じゃありませんが
     ちょっと雑なところが、かえって芸術の繊細さを理解できないところとか、今はお日様のプリンスでなくなった
     ラウルのすさんだ10年が感じられて良かったかな。


     その後ラウルが外に呼び出され、グスタフも寝ついた後、バルコニーからファントム登場。
     二人の長いデュエット 「月のない夜」 が始まります。
     が、この時のファントム、クリスに密着しすぎ(笑)。 腰を抱き寄せる、ひざまずく、手を握る。
     顔は近いわ、身体に触りまくるわで10年前のあの純情さはどこへという感じです。


     まあ、歌詞の内容も
     月のない夜に一度だけ、互いに身も心もすべて委ねた。
     夜明けに顔を見られるのをおそれて
     まだ寝ている君を残して去った。
     みたいな感じなので、しかたないのかな。 


     でも、気になるのはいったいいつ二人がそういう関係になったかってことですよね~。
     思い当たるのは花嫁人形を見せて気絶したとき?って感じですが
     歌詞の中に 「きみが私の部屋 (かな?ここよく聞き取れず) に忍んで来た」という
     フレーズがありましたから、クリスがあらためてファントムのところに行った模様。


     しかし、オペラ座の地下の暗さなら、月のあるなしは関係ないでしょうし
     やっぱりクリスがラウルと去ってファントムも玉座に消えた後、
     なんらかの形でクリスだけが彼の居場所を知ったということなのかなあ。


     その1回でファントムの子供を宿し、しかもそのことを
     クリスは知っていたというのですから
     (後半のクリスの歌詞で 「隠し通すしかなかった 家庭をこわす秘密」 というような言葉もありました)
     ホントにラウル踏んだり蹴ったりだ☆


     その後、ラウル一家がファントムの芝居小屋を訪ねてメグ達と再会したり
     グスタフが作曲の才能を持っていることにファントムが気づいてクリスに
     問い詰めたり、マダムが自分たちが10年支えてきたのにないがしろにされようとしてると
     憤ったりと、それぞれの秘めた感情がうずまきはじめるところで1幕終了となります。


     マダムが1幕最後に 「グスタフさえこの世にいなければ!」 と言うので
     おいおいそんなに悪役設定なの?と、ビックリしましたが、ラストはまた別の人が
     別の怖さを見せることになりました。
     鳳蘭さんのマダムは、舞台女優らしい華やかさと貫禄があって良かったです。
     使い方がちょっともったいないけど、舞台装置の大きさや衣装の豪華さに負けてない
     容姿はさすが!という感じでした。


     その2に続きます。





     3・17

     いろんなところでパロディにされている映画 「レ・ミゼラブル」。
     セサミストリートの公式チャンネルでクッキーモンスターが
     主役になったパロディ動画が公開されているそうです。


     ジャン・バルジャンならぬジョン・ボンボンが
     クッキーを食べていると、ファンテーヌやコゼットたちが
     そのクッキーを分けて、と頼む・・というお話。


     出てくるのはおなじみのマペットなんですが
     ファンテーヌなんてアン・ハサウェイにちゃんと
     雰囲気が似てるのが面白いな~。


     ふわふわブロンドで意志が強そうなアンジョルラスなど
     映画や舞台を思い出す可愛い動画です。
     日本語訳はついてないのですが、よかったらどうぞ♪


     動画記事はこちら
     http://otakei.otakuma.net/archives/2014031301.html





     3・13

     昨日、「ラブ・ネバーダイ」 が無事に初日を迎えたそうです。
     お友達のブログで知りましたが、カテコご挨拶に
     ロイド・ウェバー氏が登場なさったとか。


     テレビでちらっと舞台の様子を流していましたが、
     セットの雰囲気が素敵ですね~。
     ストーリーは賛否両論みたいですが
     違う形でファントムやクリスに会えるのは
     オペラ座ファンとしてやっぱり楽しみです。


     私も来週東京に行きます。市村ファントムの日しか
     押さえてないので1回だけの観劇になりますが
     しっかりとこの目に焼きつけてこようと思っています。





     3・10

     ようやく確定申告も終わり、ちょっとした解放感にひたっております。
     開放ついでにレンタルコミックを読んでるんですけど
     何冊か借りた中でとても面白かったのが
     「ボールルームへようこそ」(竹内友・著)。
     社交ダンス(競技ダンス)の世界を描いた少年漫画です。


     なんのとりえも目標もない中3の男の子が
     ひょんなことから競技ダンスの世界に引き込まれ
     天性の目の良さ、感性の高さを発揮しながら
     人間としても、ダンサーとしても成長していく・・という
     少年漫画の王道ともいえる青春ストーリー。


     竹内さんは美大在学中に競技ダンスに出会ったというダンス経験者の女性。
     デビューにして初の連載作品がこれという
     スゴイ新人さんですが、フィギュアやダンスが好きな方には
     たまらない面白さなんじゃないでしょうか。
     基本的な技術や練習はもちろん、男女ペアで踊るのが基本ゆえ、
     それぞれの立場や役割の解釈が
     競技の結果にも大きく影響していきます。


     初心者の中学生が、いくらなんでもこうはいかんだろ、という
     マンガならではのデフォルメもありますけど
     個性的な脇役や、強力なライバルとの火花が散るような戦いぶりに
     読んでいるだけで気持ちが高揚してくるのは
     熱血系少年漫画の良さですね☆
     

     「ボールルームヘようこそ」 は現在も連載中で
     5巻まで発売されています。
     「2013年マンガ大賞 2位」 にも選ばれたというこの作品、
     かなりオススメです。





     3・6

     今月公開が予定されている映画 「アナと雪の女王」。
     やはりというべきかアカデミー賞も取りましたね。


     劇団四季の 「リトルマーメイド」 とディズニーつながりで
     出演者とアーティストさんが交流したという記事を見かけました。
     四季公式サイトよりも詳しい対談記事になっているのでなかなか面白いです。
     オネエキャラで思い切り笑いを取るシェフ役の岩城さんは
     舞台袖から 「変わった人」 になってるんですね(笑)。


     ところで写真のトリトンは村さんですよね?
     今週は札幌で久方ぶりのファントム登板とか。
     めったに見られなくてレア感のある村ファントム、懐かしいな~。
     ・・と、最後はやっぱりオペラ座話になってしまうというオチでした。


     記事はこちら(シネマカフェ)
     http://www.cinemacafe.net/article/2014/03/04/22124.html





     3・3

     昨日友人に勧められて 「マヤ歴」 の個人鑑定を受けてきました。
     誕生日によって、その人の本質や潜在意識では知っている使命などを
     ひも解くことができるというもので、詳しい内容を聞くのは今回が初めて。


     私はマヤ歴でいえば 「黄色い太陽の戦士と黄色い星」 という名前の日に
     生まれているのだそうで、大まかにいうと 
     「自問自答(もしくは情報収集)しながら、困難に立ち向かって行くのを好む情報の伝達者」
     「芸術や美、気品を好む奉仕の道案内人」
     「人間関係の中で生きることが宿命。人を励ましはぐくむために、まずは受容が大切」
     なんだそう。


     この日記で扱う趣味の面から見ても、ミュージカルを通して芸術や美にふれ
     レポや情報の提供をする部分にサイト管理人としての喜びを感じていますから
     その部分はピッタリかも。
     仕事についても、カウンセラーや研修講師として多くの人と会って
     話したり耳を傾けたりアドバイスする機会が多いので、なるほどなーという感じでした。


     占いではないので、これからどうなるという予測的なものはなかったのですが
     自分の本質を見直したり、自分の周囲にいる家族や友人、仕事仲間との関係を
     知ることで関わり方を良くする手立てにはなるかなと思いました。


     インターネットで簡単に自分のマヤ歴の日(KINというそう)は知ることができるようです。
     自分以外の人の誕生日を入力することで、関係性もわかるサイトをご紹介します。
     よかったらご参考にどうぞ♪


     マヤ歴 神聖暦ツォルキン
     (まずご自分のを調べて、その結果ページの下方で相関関係を入力できます)
     http://mayareki.biz/





     2・27

     大雪やオリンピック、その他もろもろで
     あっという間に2月は終了という感じです。
     あさってからもう3月なんですね。


     さて、開幕が迫ってきた 「ラブ・ネバー・ダイ」。
     関東ローカルとして、特番が放送されるそうです。
     ぎりぎりのお知らせでごめんなさい。
     関東地区の皆様、よかったらご参考にどうぞ☆


     ・2月28日(金) 10:05~11:00 TBSテレビ
      「ラブ・ネバー・ダイ開幕SP
       市村正親&鹿賀丈史 世界最高峰の舞台に挑む」


     ※再放送3月2日(日)13:00~13;54(BS-TBS)





     2・23

     毎日熱戦が繰り広げられたオリンピックも終わりですね。
     今回も色々なドラマが展開されて、日頃あまりスポーツに
     関心のない私もずいぶん新聞やニュースのお世話になりました。


     さて地元福岡では、キャッツ一般発売に合わせて
     テレビコマーシャルが始まりました。
     猫たちが何匹も出てくるんですけど、芝さんしか
     わからないのは私だけじゃないよね?
     というか、どうして芝さんだけはわかるんだろう(笑)。


     久しぶりに四季サイトのキャストをチェックして
     デュティユルに下村さん、ガストンに金久さん、スカーに萩原さんなど
     今はこんな感じなのねーといまさらかもですがビックリ。


     そう考えると、オペラ座の方はキャストはわりに安定してますね。
     ずっと連投中の高井さんの負担軽減のためにも
     橋元さんファントム再登板はないのかなあとか
     色々気になるところです。
     福岡キャッツのキャストも気になるけど、これはもう少し先のお楽しみかな☆





     2・20

     どうも今回の風邪は、のどがいつまでもスッキリせず。
     確定申告も進まないし、仕事は詰まってるしでなんとなーく
     うだうだしております。
     さてそんな中、岸田國士賞を受賞した舞台の映画化作品
     「愛の渦」 公開記念試写会の話題を見かけました。


     乱交パーティを題材にしたコメディで、俳優陣は女性も含め
     作中ほとんど裸という異色の作品だそうです。
     主役はまたまた登場の池松壮亮くん。
     当然18禁だそうで、3月1日に公開されたら
     ちょっぴりコワイもの見たさで行ってみようかな~☆


     公式サイト
     http://ai-no-uzu.com/





     2・16

     週末の雪は、前回よりももたらした被害が大きいようですね。
     東京都心の話題がテレビニュースでは中心ですけど、山梨など
     想像を絶する自然災害になっている地域もある模様。
     該当地方の皆様へお見舞い申し上げます。


     私はといえば、個人的なことですが目下風邪ひき中です。
     熱もないし気分も悪くないのですけど、のどが痛くて
     声がかれるのが仕事がらちょと困る。


     こういう時は乾燥が大敵なので、あったかい鍋物でもしながら
     週明けに向けてしっかり治したいと思います。





     2・13

     先日、知り合いからなかなか良いコマーシャルがあると
     教えてもらいました。
     リクルートグループのテレビCMらしいのですが、
     後半でミュージカルファンにはおなじみのアノ曲が登場します。


     主役は池松 壮亮くん。 ヤングシンバ出身の若手俳優さんです。
     メッセージもなるほど、よくできています。
     ぜひ一度ご覧あれ☆


     テレビCM リクルートポイント 120秒バージョン
     https://point.recruit.co.jp/doc/campaign/cm/20140206/





     2・9

     今日は福岡 「キャッツ」 の会員先行予約日。
     久しぶりのチケ取り、えらく緊張しました。


     とりあえず初日だけは頑張ろうと、携帯と会報を前にスタンバイ。
     幸い開始2分でつながって、初日を予約することができました。
     でも、この段階で1階後方席でしたから、初日はたぶん
     あっという間にソールドアウトしちゃったんだろうなあ。


     まだイベント等の詳細もわからないので、7月にもう1枚だけ
     前方席を押さえて、今日のチケ取りは終了。


     せっかく久しぶりの四季ロングランですし、ぜひ
     今年はファン共々盛り上がりたいものですにゃー♪





     2・7

     毎年のことながら、確定申告のことが気になりつつ
     まだほとんど手つかず状態。
     そんな時期ですが、現在上演中のオペラ座から
     札幌国税局による電子申告PRイベントに
     高井ファントムと笠松クリスが参加なさったという
     記事を見かけました。


     以前、東京でもこういうのありましたが
     高井ファントムの華麗なキータッチに
     高木さんが思わず笑ってましたよね。


     今年も妖しい手つきで申告するファントム社長を
     優しく見守る秘書・クリスティーヌって感じで
     ファンとしてはなんとも懐かしくも
     微笑ましい写真が掲載されています。
     あーオペラ座行きたいな~☆

     記事はこちら
     http://www.asahi.com/articles/CMTW1402070100001.html





     2・4

     4月並みにあったかくなったと思ったら
     急に雪が降るような寒さになったり、
     なんだか不思議な節分&立春ですね。


     ところで、東京の芸能事務所 「アトリエ・ダンカン」 が
     自己破産というニュースを見かけました。
     ここ、以前は今井清隆さんが所属していらっしゃいましたよね。
     今も福井さん、坂元さん、山崎さん、石井さん、駒田さん、新納さんなど
     ミュージカルファンにはおなじみの俳優さんも多く所属していらっしゃる模様。


     不況の影響もあって、なかなか舞台に人が入らない
     時代なのかもしれないけど、それは他の事務所だって同じでしょうから
     やっぱりマネジメントや資金管理に
     何らかの問題があったのかな。


     もう自己破産は決定事項ですから
     タレントさん達の今後の方針がうまく決まり、
     改めて活躍して下さることを願うばかりです。





     1・31

     今日の福岡は3月下旬並みの陽気になり、
     お出かけもポカポカ気持ち良かったです。
     でも、来週はまた寒くなるそうですし、インフルエンザも
     流行中ですから、体調管理に気をつけねば。


     さて、明日から2月。
     ディズニーのミュージカル映画 「アナと雪の女王」 公開にからんで
     石丸幹二さんご出演のコンサートが東京で開かれるそうです。


     読売新聞のサイトで、観覧希望者へ650組1300名の
     無料ご招待があるとか。
     「アナと~」 だけでなく、オペラ座やレミゼといった
     有名ミュージカルナンバーのオーケストラ演奏もあるようですね。
     地方の民としては、テレビ放映に期待したいな~。


     「一夜限りのスペシャル・ミュージカルコンサート」
     2014年 2月24日(月) 18時30分~ 
     場所:東京オペラシティ コンサートホール

     ご応募はこちら
     http://www.yomiuri.co.jp/adv/anayuki/





     1・28
     ベネディクト・カンバーバッチ、ジョニー・リー・ミラー出演で20111年にロンドンで
     上演された舞台 「フランケンシュタイン」 が、2月14日より
     全国の映画館で上映されるそうです。


     ベネディクト・カンバーバッチといえば、「シャーロック」 等で
     人気急上昇の俳優さんですが、ローレンスオリビエ賞受賞作が
     日本で見られるのは嬉しいなあ。


     二人が日替わりで役を交代しているのが今作の特徴だそうで、
     今回の上映版も2パターンあるそうです。
     チケットぴあで先行予約とのこと。詳細はそちらをご覧くださいませ。


     それにしても海外の舞台が、映画館で気軽に見られるって企画は
     舞台ファンにはありがたいですね☆

     ナショナル・シアターライブ 「フランケンシュタイン」

     【上映館】
     東京都:TOHOシネマズ六本木ヒルズ / TOHOシネマズ府中 / TOHOシネマズ西新井
     神奈川:TOHOシネマズららぽーと横浜 / TOHOシネマズ川崎 / TOHOシネマズ海老名
     千葉県:TOHOシネマズららぽーと船橋 / TOHOシネマズ流山おおたかの森
     静岡県:TOHOシネマズ浜松
     愛知県:TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
     京都府:TOHOシネマズ二条
     大阪府:TOHOシネマズ梅田 / TOHOシネマズなんば
     兵庫県:TOHOシネマズ西宮OS
     福岡県:TOHOシネマズ天神





     1・25

     2004年のお正月を、両親と姉、兄と共に
     大分県日田のホテルで迎えました。
     大晦日の夜更け、皆が寝静まった誰もいない廊下に出て
     ひとり、メモ帳を取り出して書き記した言葉は


     「銀色文字」。


     まだ今ほど同人活動やコミケのようなイベントが全国区ではない
     子供の頃、東京には 「銀文字」 という少女漫画の愛好グループがあると聞き、
     耽美っぽくて綺麗だなあと憧れを持った名前です。
     (たぶん24年組の作品とファンのグループだったんじゃないかな)


     その名前を念頭に、普通名詞の組み合わせだけど
     日常的過ぎず、PCで検索しやすい名称をと考えて
     サイトのタイトルをこれに決めました。


     観劇日記やリンク集、イベント記録など 「銀」 をテーマにしたコンテンツ名を
     いくつか考え、当時ハマッっていた海外ロマンス小説作家の小部屋も
     作ることにして、その晩は就寝。


     翌朝、元日のヨドバシカメラに、PCに詳しい兄についてきてもらって
     新しいパソコンとHP作成ソフトを購入しました。
     それからのお正月休みはあっという間だったな~。


     HPデザインなんて全くの初心者で、勝手はわからないながら
     先輩方のHPを参考にしながらどうにかコンテンツを作って
     オペラ座の怪人とミュージカルのファンサイト
     「銀色文字」 をオープンしたのが今日、1月25日です。


     この10年でHPは32万アクセス、3週間遅れで始めた掲示板は
     35万アクセスを越え、今も訪問して下さる方がいらっしゃるのは
     本当にありがたい限り。


     当時福岡で上演中だった四季オペラ座は
     その後全国をめぐり、私も東京、大阪、京都、名古屋に出没するだけであきたらず
     ワールドツアーのソウルまで遠征の足を伸ばすことになりました。
     ネット環境もずいぶん変化しましたね。
     ブログやミクシィ、ツイッター等新しいネットツールも生まれ、
     従来型のHPや掲示板は一定の役目を終えつつあるように思います。


     私自身も 「オペラ座の怪人」 観劇の機会は減りましたし、
     演目への愛は変わらないけど、以前のような突っ走る情熱となると
     どうかなーと思ってみたり。


     そんないささか心もとない状況ですが、
     このサイトを通じて得られたファンの皆さんとの交流は今も続いています。
     地元の観劇友達とは年に数回食事をご一緒してますし
     離れた地域のミュージカルファンの方とも、メールや
     ときに季節のプレゼントをやりとりさせて頂いたり。


     お顔を知らないサイト読者の皆さんとの交流も、同世代はもちろんのこと
     高校・大学生から海外在住の乙女ゲームファンの方にも及ぶようになりました。
     こうしてサイトを運営していなければ、絶対に言葉を交わすご縁は
     なかったはずで、インターネットのスゴさを実感しています。


     観劇の機会が減り、なかなか更新もままならない 「銀色文字」 の
     今後をどうするか、私の中でもまだ結論は出ていません。
     が、とにかく10年という大きな節目を無事に迎えられたこと、
     そして温かい交流を許して下さった観劇ファンの皆様への
     感謝の気持ちを表したく、こうして日記を綴る次第です。


     それにしても、まさか10年後も独身子供なし、両親と同居という
     あまりかわりばえしない生活で迎えるとは思わなかったなあ(笑)。
     でも、好きな趣味とやるべき仕事があって
     家族との穏やかな生活に恵まれているなら、充分に幸せですね。



     音楽の天使様が結んでくれた、豊かなご縁に
     心から感謝しつつ、あらためて10周年のご挨拶を申し上げます。


     「オペラ座の怪人」 とミュージカルをともに愛する皆さま
     この10年ホントにありがとうございました。

     このサイトが観劇の楽しみを伝え、喜びを共有できる
     ささやかな場所のひとつとなれば嬉しいです。

     今後とも、「銀色文字」 をどうぞよろしくお願い申し上げます(^^)。




                            銀色文字 管理人 きみこむ拝





     1・22

     週末、「モンテクリスト伯」 福岡公演の
     予定だったのですが、体調があまりよくなかったので
     観劇はキャンセルして、観劇友達との食事会だけ
     参加してきました。


     九州四季ファンの話題は、なんといっても
     今年4月に始まる福岡 「キャッツ」。
     初日にも集まる約束をしたけど
     チケ取りもそれなりの激戦になりそうだし
     当日皆がチケットを手にしているかどうかは
     ちょっと微妙だったりして☆


     でも、さくさくチケットが取れたら嬉しいけど、
     それはそれで不安になるのが
     複雑なファン心理ってヤツですね。


     さて話変わって。
     イギリスで上演されたミュージカル 「ピーターパン」 の舞台上で
     ピーターパンがウェンディにプロポーズ!という
     ニュース記事を見かけました。
     これ、実際に演じている俳優さんが真面目に
     女優さんへのサプライズでプロポーズしてるんだそうです。


     動画が公開されていまして、英語だけど
     幸せな雰囲気が伝わって胸が熱くなります♪


     ニュース記事はこちら(ナリナリドットコム) 
     http://www.narinari.com/Nd/20140124479.html





     1・18

     上演中の四季オペラ座、春の 「ラブ・ネバーダイ」、そして
     秋のコーピット版 「ファントム」。
     昨年末にはケン・ヒル版のオペラ座も上演されましたし
     ガストン・ルルー氏の原作はつくづく偉大なものですね。


     ところでコーピット版は先月、城田優さん以外のキャストも
     発表になっていたそうで、失礼ながら知りませんでした。


     クリスティーヌ役は 「あまちゃん」 にも少し出演していた山下リオさん。
     CMやテレビドラマのご出演はいろいろあるみたいですが
     もしかして舞台は初めてかな。 
     少なくとも歌系のお仕事の方ではないみたい。


     カルロッタにマルシアさん、キャリエールは吉田栄作さんとのことで
     どうしてもテレビで名前を知られている人選になっちゃうんだなあ。
     個人的には篠井さんのキャリエールは細やかで好きでしたが
     今回は全キャスト総入れ替えですから
     新しい作品として見た方が良さそうな気もいたします。


     城田さんはトートもロミオも見てないので、せめて今回のファントムは見たい☆
     地元でキャッツ、ミス・サイゴン、レディベスもあるので、やりくりが大変ですが
     チケット発売は一応チェックしてみようと思っています。





     1・14

     アメリカ・ゴールデングローブ賞が発表になったそうです。
     日本でも話題の 「ゼロ・グラビティ」 が監督賞とか、感想は
     いろいろありますが、個人的にはアニメーション作品賞をとった
     ディズニー作品 「アナと雪の女王」 が気になるな~。


     アンデルセン童話 「雪の女王」 を下敷きにしているそうですが、
     公式サイトであらすじを見ると、借りてるのは
     「雪の女王」 という名前だけ?と思えるような内容です。


     日本での公開は3月ですが、アメリカ在住の方のブログなどを
     見る限り、あちらでの評判もかなり良いみたい。
     ディズニーらしく華やかな歌もありますし、なにしろ公開された
     ミュージカルナンバー 「Let it go ~ありのままで」
     歌の高揚感と雪と氷のアニメーションが美しい~☆


     歌っているのは 「ウィキッド」 エルファバ役でトニー賞を受賞している
     イディナ・メンゼルさんです。
     ありのままの自分に戻って、魔法の力を解き放つという
     エルサの歌は、エルファバとも共通してますね。
     予告編も面白そうですが、ミュージカルファンとしては
     こういう場面こそが楽しみ~♪


     「アナと雪の女王」 より公開されているイディナさんのナンバー
     http://www.elle.co.jp/culture/news/anna_frozen_idina_menzel_2013_12





     1・11

     ここ数日、掲示板が私のPCで
     表示されなくなっております。


     スマホだと大丈夫なので、PCとの相性?
     それとも私だけなのかな?
     もしご覧いただく皆様の機材によって
     不都合が生じていたら申し訳ないです。
     申し訳ありませんが、回復までしばらくお待ちくださいませ。





     1・8

     数日前のものなのですが、アニメやゲーム作品の
     ミュージカル化、舞台化についてのなかなか面白い記事を
     ネットで見かけました。


     ライオンキングが超ロングランを続けているのは皆様ご存じのとおり。
     あそこまでの上演数ではないけれど、10周年を迎えた 「テニスの王子様」 を筆頭に
     息の長い人気を誇る国内ミュージカルも増えてきて、
     今後もますます進化するだろうという内容なんです。


     宝塚でも上演された 「銀河英雄伝説」 はSF小説とアニメから。
     人気ゲーム出身の 「薄桜鬼」 「戦国BASARA」 などは
     ゲームに詳しくない私でも名前は知っていますから
     声優さんやイベント、グッズなどの関連ビジネスまで入れると
     すごく大きなマーケットの可能性を秘めてるんですね。


     しかも、演劇化するにあたり、ゲームと同じく
     結末が観客の選択によって変わったり、
     アニメ映像や朗読、音楽とのコラボレーションで
     舞台ならではの世界観を強調したりと、色々な
     試みが行われているそうです。面白いな~。


     そうそう、後半に 「忍たま乱太郎」 舞台化の話題が出てくるのですが
     元四季の下村さんが悪役としてキャスティングされているそうで
     公式サイトを見て、下村さんのアニメキャラに負けてない濃ゆさに
     ウケてしまいました☆


     タカラジェンヌOGさんが、アニメやゲームの
     華やかなキャラクターを演じて好評な作品もあるようですし
     舞台俳優さんの素晴らしい素材が、四季や東宝のような
     海外輸入の大型作品だけでなく、色んな舞台で
     活かされるのは、とても素晴らしいことだと思いました。

     (それにしても、市村さんや石丸さんもそうですけど、元四季さんって
      外に出ると予想以上に濃い味キャラポジションですよね・笑)


     記事はこちら
     http://animeanime.jp/article/2013/12/31/16918.html





     1・5

     お正月休みもそろそろ終わり。
     初詣は、近所の猿田彦神社、住吉神社、そして博多の総鎮守である
     櫛田神社へ行ってきました。
     年末が寒かったせいか、比較的あたたかく感じられて良かったです。


     小さいお守りがついたおみくじを引いたら、福槌(打ち出の小づち)の大吉でした。
     金運上昇と聞いて、即 「おーこれでキャッツのチケット代が♪」 と思うのは
     ミュージカルファンのサガですね(笑)。


     さてさて、先日も劇団四季が全面協力した番組が放送されていましたが
     今週の 「あさイチ」 で、再度 「リトルマーメイド」 が特集されるそうです。
     アリエルがスタジオで歌声を披露する企画もあるとか。
     ちょっと楽しみです♪

      ・1月10日(金)8時15分~
       NHK総合 「あさイチ」 内 特選!エンタコーナー





     1・1

     新年あけましておめでとうございます。


     昨年に続き、姉が届けてくれたお雑煮とおせちを頂きながら
     両親ともどもゆっくり自宅で過ごしております。


     今年の初観劇予定は、「モンテ・クリスト伯」 福岡公演。
     そのまま観劇友達で集まって新年会ってことになりそう。
     久しぶりに濱田さんの歌が聞けるのは嬉しいな~♪


     今年はオペラ座ファンにとって色んな意味で気になる
     「ラブ・ネバー・ダイ」 日本初演も控えていますし
     九州の民にとっては福岡 「キャッツ」 5カ月上演決定が
     なによりの生きがいございます。
     あーいったい何回通うことになりますやら☆


     早いもので、このサイトもオープンから今月25日で丸10年。
     今年もかわらず 「ミュージカルへの愛と小ネタあふれるファンサイト」 を
     めざして精進いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


     皆さまにとって、HAPPYな出来事あふれる1年になりますように(^^)。