〜ほんのちょっぴりの悪戯(今度こそは!編)〜《オマケ》
「宮野…」
「何かしら? 工藤君」
KIDも帰宅し、志保から携帯電話の説明も聞いて一息ついたところで新一はある事に気が付いた。
「『平成のシャーロック・ホームズ工藤新一君等身大抱き枕』がない…」
「あら、そういえばそうね」
顔を青くして焦る新一をよそに、志保はまるで予測していた事のように淡々と返事を返す。
「あの野郎…持って行きやがったな…」
拳を握り締めふつふつと沸き上がる怒りを露わにしている新一に志保は溜め息をついた。
(あんなもの作ったら彼が持っていかない筈ないじゃない)
そう、ここの所のKIDの行動で忘れ去られていたが怪盗KIDはあくまで怪盗なのである(爆)
物を盗まれても仕方がない訳で…(ぇ)
「くそっ…発信機でもつけときゃ良かった…」
苦々しげに呟く新一に志保は楽しげにある提案をしてみる。
「折角口にスピーカーつけてあるんだから、それで文句でも言ってみたら?」
「あ、それいいな」
志保の提案におもしろそうだと言って目を輝かせる新一。
早速実行しようと試みる。
けれど、そこら辺は宮野志保。
このままで終る訳がない…(何)
「でも、そうしたら彼は貴方と言葉がかわせると言って逆に喜ぶのでしょうけどね」
「………」
工藤新一惨敗(爆)
結局、KIDに文句も言えず一人イライラとする新一を残し、志保は阿笠邸へと帰って行くのだった…。
END?
こんどこそは!編をupした後に唐突に思いついた話し(爆)
KIDを手の上で転がす新一を手の上で転がす志保ちゃんVv
やっぱり志保ちゃん最強って事で(笑)
そういえば持って行かれた抱き枕は?編
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