「どーする、俺!」
そう、その手には……。
CM3
「何一人でブツブツ言ってんだ?」
とりあえず本を読み終えた新一はぱたんとその本を閉じ、横でなにやらブツブツ言っている快斗に声を掛けてみた。
「新一君。俺は今とりあえず人生の分岐点に立ってるんだよ」
「人生の分岐点…?」
「うん!」
???
とりあえず名探偵の頭に沢山のハテナが浮かんだのは言うまでもない。
「と言う訳で………どーする、俺!」
なにやら快斗は今勝手に人生の分岐点に立っているらしい。
その手には何やらカードの様なものが3枚。
「快斗…。もしかしなくてもそれ……」
「そう!コレはライ○カード!」
「………」
そういえば先日そんな物体をゲームセンターで取ってきたのだと。
そんな事を言っていたのを思い出した。
「新一が本読んでて構ってくれないからどうしようかと思って」
「………ちなみに何なんだ?その3枚」
「えっとね、『泣き落とし』『説得』『逃避』だって」
「………」
「………」
「とりあえず『逃避』でもしとけ」
浴びせられた一言は限りなく冷たかった。
END.
すいません…。
結構前からやりたかったんです。これネタ。
思わず後書き書いちゃうぐらい(爆)
だって、ねえ?
やるでしょ?(何)
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