「ねえ新一?」

「何だ?」

「二番目に欲しい物ってなあに?」

「……二番目?」





CM2





「何で突然?」

 しかも2番目って何だ?
 普通一番欲しいもん聞くんじゃねえの?


 首を傾げた新一に快斗はニッコリと微笑む。


「んー?昨日ねCM見たんだよね」

 二番目に欲しいものあげるってやつ。

「……アレか」

 今日も確かニュースの合間にやってたな。

「だから2番目に欲しいものは何かなぁ…と思って」


 ことんと可愛らしく今度は快斗が首を傾げる。
 それにうーん…と新一は眉を寄せる。


「でもアレは一番に拘れってやつじゃなかったか?」

 見たんなら尚更普通は一番欲しいもの聞くだろうが。


 ぼふっと自分をを抱き込んだままの胸に頭突きをしてみる。
 まあ、おふざけで軽くだから痛くも痒くもないだろうが。


「だって一番は知ってるし」

「…?」


 やけに機嫌の良い快斗に新一は首を傾げるが、快斗は其れに構わずぎゅーっと抱き締めた。


「一番は俺でしょ?♪」

「なっ…///」


 真っ赤になった新一を快斗は満面の笑みで更にぎゅーっと抱き締めた。


「だから二番目に欲しいものあげるの♪」








END.


エイ○ルのCMを見た瞬間これが浮かんだ管理人…中々腐ってます(爆)
あの「一番に拘れよ」はかなりおいしかった(笑)

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