日常的日記


2003年11月28日(金)
サヴァイヴ

教科書通りだが、どこかズレてる。
その匙加減が微妙に絶妙。

2003年11月26日(水)
マガジン52号 サンデー52号

たんぽvs美鳥

ヲタネタ対決。
開き直ったマガジンと自虐的に屈折したサンデー。

業が深いのはどっちだ。

高橋留美子 巻末コメント

いろんな意味で戦慄した。

2003年11月23日(日)
もえたん

「萌えで覚える」というより「ヲタネタで覚える」と言ったほうが適切なような気がするが。

単語単位でなく例文でイメージ化して覚える、というのは実はかなりまっとうな手段。
その意味では収録語数を減らしてでも総ての語にイラストをつけて欲しかった。
まぁ 一流のヲタクならば心眼で補うのだろうが。

あと、訳文はあくまで参考なのだから 英文→訳文 の順にするべきでは。

2003年11月22日(土)
ジャンプ52号

アイシールド21

ヒル×まも はもはや公式。

サソリ

何度か機会はあったが、掴み切れなかった。
強力な個性と漫画としての基本的な技術を両立させなくては、ジャンプでは生き残れない。

2003年11月21日(金)
ヤングジャンプ

破戒王

投稿神童 読み切り天才 連載持てばただの人。

独特の質感を持った描線は確かに一流の個性だが、それ以外に見るべきものが無くなっていたのは否めない。

とはいうものの、矢張り惜しい。
次はウルジャンあたりか?
なみえ共々、まだまだ埋もれる玉ではないはずだ。

2003年11月19日(水)
ヘルシング ガンスリンガーガール

ヘルシング 6巻

既に一編の詩だ

ガンスリンガーガール

物語になるかなーと思ったら、ならなかった。
徹底してるな。

2003年11月18日(火)
十二国記

舞台の枠組みそのものに闘いを挑む昇紘。「蒼天航路」の董卓を思い出した。
こっちを主役にしたほうがいいんじゃないか? 描き切れればたいしたものだが。

2003年11月17日(月)
フルメタルパニック? ふもっふ

原作の面白さは地の文章の力に依る所が大きいのだが、それを怒濤のアニメートで十二分にカバーしていた。
日本のアニメもまだまだ戦える、とも思うが、アニメ業界の最大の弱点は脚本という説も改めて納得。
漫画原作に頼り切ってきたツケなんだろーか。

2003年11月15日(土)
ハガレン 人魚

鋼の錬金術師

目的と手段が入れ替わるのはマッドの証。引き際が若干ヘタレ気味なのは惜しい。
連続殺人の話は引っ張るのか?

人魚の森

こっちでも人体錬成。(主人公以外)ヘタレがいないのは良。
キャラデザにはいまだ馴染めないが……

2003年11月12日(水)
サンデー50・51号

結界師

バトルものにはならんのかな?
結界のギミックはアクション向けの作りのような気がするが、フィールドが限定されてる設定では難しいのか。

主人公がコメディと泣かせの二面性を持っているのは財産だ。

神撫手もこっちに行っとけばよかったんだよなぁ。

2003年11月10日(月)
ジャンプ50号

キングクリムゾン

読み切りとしてはなかなかの高レベル。
主人公の行動原理が終始一貫しているし、「なんのために戦うか」という目的意識を持たない点も、成長物語の萌芽として処理できている。

難点はバートナー役との関係が確立していない点。パートナーもキャラを立たせようとした形跡はあるが、主人公との関係という意味では成功していない。
また、敵役に魅力がないのはいまさらとしても、作画は流石に連載レベルではない。

従来と異なった主人公像を描こうとする意気込みは買える。連載させれば化けるかも。

2003年11月8日(土)
ボボボーボ・ボーボボ

大抵ボケとツッコミは一方がハイテンションでもう一方がローテンションなものだが、この作品では両方ともハイのまま突っ走って来た。
その意味ではサムライジもそーだが、積み重ねによるキャラクターの確立が明暗を分ける差となったか。

兎も角、技術的にはあらゆる点で稚拙だが、逆に力押しだけでここまで来たのは驚嘆に値する。
いい年をして小学生並の思考ができるというのは、一つの才能だろう。

というのは原作の話。
アニメだが、ツッコミの「間」というのはある程度天性のものだから仕方がないとは言え、根本的に動画の手を抜きすぎ。
原作のインパクトを再現・凌駕するには日本最高峰の動画技術を駆使せねば追いつくまい。
本質的に「動」の作品だから、此処で金をかけられないならアニメ化の意義はなかった。

2003年11月6日(木)
最遊記 チャンピオン49号

最遊記

人は見たいモノしか見ないし、聞きたいコトしか聞かないという話。奈落みたいなことするなぁ。
ところで、拳銃をナナメに構える構図を多用するのは、子供が間違った銃器の扱いを覚えることに繋がり、教育上問題があるのではないか。青少年が銃を手にする機会も多い昨今、製作者の配慮を求めたい。

チャンピオン 49号

サムライジ


弥次喜多珍道中。こっちのほうがずっと面白いなぁ。
先週までは勢いだけで全体を俯瞰する視点がなかったというか、ツッコミなしでハイテンションのボケが延々と続くような展開だったから。
さて、西遊記スタイルのチームにするならもう一人増えるはずだが?

2003年11月5日(水)
PEACE MAKER 鐵

意外と真っ当なジュヴナイルをやっている。
もっとあからさまなショタモノでもかまわんぞ。

2003年11月3日(月)
ユリイカ ラスエグ ガングレ

ユリイカ 11月号

冨樫も赤松もいない最前線がどこにある、と言いたいが、まー確かに二人とも先駆者というより普及者という面が大きい。
「関係」に言及している論はいくつかあったが、「物語」への言及がなかったのは残念。
夏目房之介の批評論は面白い。私は読者だから「読者には誤読の自由があり、テクストは読まれることによってテクストになる」という立場に立つが、同時に作家の精神史としての漫画論にも興味はあるので。
末筆になるが、「アナル・ジャスティス」にはしっかり女の子が登場することを指摘しておく。

ラストエグザイル 小説版

アニメと筋立ては違ったが、こっちのほうがずっとわかりやすかった。
長編小説の場合、蘊蓄を垂れ流しても成立するという特性にも依るのだろうが。
そのぶん、小説媒体のわりに心情描写が少ない。叙情よりも叙事優先ということか。

ガングレイヴ

最終回で1話(ゲーム本編)に戻るという構成?
ベルセルクのアニメがこのパターンだったか。

2003年11月2日(日)
カレイドスター 人魚

カレイドスター

悪役としての格はユーリよりレオンのほうが遙かに上だな。
ユーリの復讐心は所詮ルサンチマンだが、レオンはしっかり自分の世界と論理を持っている。
悪役はかくあるべし。願わくば、最後までヘタレずに自分を貫いて欲しい。

人魚の森

「人魚」が「怪しい老人シリーズ」と呼ばれ始めたのはこのあたりだったか。
原作の感想はこっち

今週の作画は安定していた。動きは乏しかったが。

2003年11月1日(土)
ジャンプ49号 感想

こち亀

実験的なコマ割りは今までもあったが、今回のは五月蝿いだけで意味も不明。まー、こーゆーことが出来るのは不切特権の強み。

武装錬金

序章終了。前作は序章が終わった時に人間関係を完全にリセットしてしまったから、その反省はあるようだ。
股旅物でなく学園物にしたのは手堅い選択。

冨樫 巻末コメント

死んでたら伝説だ。