2009年
仙台国際ハーフマラソン(宮城県)
完走記
結果 1時間25分47秒 331位/完走854人中
応援ありがとうございましたm(__)m
出発前
今回は練習が出来ていた。ただ、4月末から右足のアキレス腱周辺を痛めたのと、ゴールデンウイークからの近くの田んぼの作業が原因と思われる化学物質暴露状態で、咳き込みや頭痛が始まり、体調面での不安はあった。でも、練習は積んだ。なんとか昨年の一関国際ハーフの1時間23分41秒を上回って、22分台では走りたいと思った。
出発
始発の新幹線で出発。空いているので自由席でも良かったのだが、利用駅では自由席に向う狭い駅の通路に喫煙所があるので、受動喫煙の暴露を避けるために指定席を利用。そして活性炭入りマスクを着用して仙台に向った。
仙台に到着したら、咳き込みや頭痛がピタリと止んでいることに気がついた。恐らく田んぼがないためだろう。最近の体調がイマイチなのは田んぼの影響だったんだなと確信した。それと同時に、レースの不安材料のひとつが消えて少し安心した。
新幹線から降りた後、駅からは歩いて競技場へ向った。
国際大会ということで競技場は最高。気分が高まってきた。
スタート前
受付を済ませたあと、この大会にはテーピングコーナーがあった為、痛めている箇所のテーピングをプロにしていただいた。
アップをして、流しを入れてみたが、多少の違和感があるものの痛みはない。これは大丈夫。
アップ終了後、着替えをしていよいよスタート地点へ。そこで、多くの方に声をかけていただいた。eA所属ということもあり、eA関係で声をかけていただいた方が多かったが、中にはこのHPやブログで知り合った方からも声をかけていただき、嬉しさで胸がいっぱいになった。
スタート前は、掲示板でやりとりをしていたこの大会で初対面した「ようさん」と楽しくお話をしてリラックスしてスタートに臨めた。
スタートから5キロ(19分22秒)
10時10分スタート。
うまく流れに乗り、そんなにロスがなく快調な出だし。ただ少し速いような感じがしたが、1キロのタイムをみて調整をしようと思った。
1キロ地点。3分54秒。お、遅い。でも余裕がない。2日前の最終調整で突っ込んでしまったのが原因か?いずれにせよやばいと思った。
まずはこのまま耐えながら5キロ地点へ。19分22秒。頭の中では19分10秒で入りたいと思っていたので、やばいとしか思えなかった。
5キロー10キロ(20分10秒)
余裕がない。平坦な5キロで予定より遅い。でもなんとか粘らねばと思うのだが、どんどん抜かれ、上りが入ってきてキロ4分もきつくなってしまった。10キロ通過は39分32秒。
10キロー15キロ(20分38秒)
5キロ過ぎから上りが入り、辛くなってきたが、後半は上り中心。上りに体が対応出来ない。それに加え、13キロ付近で右足の太もも内側に違和感が・・・これは大田原で痛くなったところだ、現状維持もむずかしいかもしれない。とにかく今は様子を見るしかない。
不安ながら悪化することがなく15キロ地点へ。1時間00分10秒。だいぶ遅いが棄権はしたくない。
足よ痛くならないでくれ・・・祈りながら競技を続けた。
15キロー20キロ(21分08秒)
辛い。上りってこんなに辛いの。きついよー。苦しみながらもがく。沿道の
「がんばってー」
の声援に、心の中で
「がんばってるよー。でも動かないの。」
と叫んでいる。走れているときは沿道の歓声が嬉しいが、その声援さえ苦しく感じるなんてよっぽどだ。
16キロを過ぎて残り5キロの看板が。足は落ち着いてきた。もう最後は粘らなければ。気持ちは負けるな。ペースアップだ。
ここからはあまり抜かれることはなくなったが、抜くのは5分前のスタートの女子選手のみでリズムがつかめない。
20キロで時計を見た。1時間21分18秒。ペースアップしたつもりがラップが21分台。このままだと26分台。残り1キロちょっと。せめて25分台で走ろう。
20キローゴール(4分29秒)
沿道の声援が一段と大きくなってきた。平坦になり、すごい観衆だ。とにかく必死に走った。でも体は動かない。もがいてもがいて最後、左折してゴールに飛び込んだ。掲示は1時間25分47秒。とにかく疲れた。
ゴール後
とにかく走れなかったことに「どうして?」と思った。なにが悪かったんだろう。上りに体が対応できなかった。
ゴール後バスタオルとスポーツドリンクをもらって、それを持ちながらダウンジョックをした。終わったことより、次に向けて手入れをしなければと思ったからだ。
ダウンジョックが終わり、体操をして、更衣室へ行って着替えをしたら、とにかく悔しさで誰とも話したくなく、ここにいたくないという気持ちになり、急いで会場を後にした。
地下鉄に乗り、仙台駅で降りたらすぐに新幹線が来たので急いで乗った。14時には帰宅した。そして、録画していたマラソンを見た。
上位選手は凄い走りだ。上りは関係ないみたいだ。ああいう走りをしたいと思った。
今回は全く走れず、悔しさしかない。でも、必ず来年リベンジするように、練習に励むしかない。
過去の出場記録 | ||
---|---|---|
参加年 | 記録 | 順位 |
1996年 | 1時間16分59秒 | 190位 |
1998年 | 1時間18分19秒 | 219位 |
1999年 | 1時間19分07秒 | 226位 |
2000年 | 1時間21分32秒 | 302位 |
2005年 | 1時間26分41秒 | 283位 |
2006年 | 1時間28分01秒 | 247位 |
2007年 | エントリー後にCS悪化で欠場 |