2日目(24日)

 はい、2日目。最初の走り予定は明け方4時。
 夜中は向井さんと橋本さん、そして橋本さんの友人が走ってくれていた。

 4時に向井さんに起こされ、寝ぼけつつ橋本さんから襷を受け、走り始める。
 ここでは5時までの1時間を僕が走ることになっていた。
 起きたばっかで寝ぼけてたし、体に疲れがまだ残ってたので、キロ5分で行く所が5分半かかっていた。それでも辛かった。

 走ってる時は真っ暗だった。
 「あ〜、普通なら寝てる時間だよなあ」
と思いながら走っていた。

 20分後、体に異変が起きた。
 「ウッ!」
・・・気持ちが悪くなった。すぐに寝る前に飲んだビールが原因だと分かった。
 それから走ってる途中、何回か吐きそうになった(汚い表現でスミマセン)。

 40分後、後ろからきた選手に抜かれた。その20分前にも1回抜かれてたのでこの1時間で2回抜かれた。
 普段なら悔しくてたまらないのに、今回ばかしは後で挽回できると根拠もなく思ってたんで、気にせずマイペースで走った。

 5時になり、GUYさんが中継所で待っていたので、襷渡し。やっと1時間の地獄が終わった。
 この間の走行距離11km。
 その後、疲れたからか眠かったからか、テントの前のシート上で寝てしまった。
 ・・・そして、1時間後。
 「D!」
と叫ぶ声が。GUYさんだった。GUYさんが1時間の任務を終え、次の襷渡しの準備をしていた。
 僕は次が自分だと分からず、襷を外していたGUYさんにもう1周走らせてしまった。GUYさん、本当にごめんなさい(>_<)

 その後、夜に頑張りすぎて、足が思うように動かなくなってた堀さんが僕の所で、
 「時間稼ぎになりますから」
と言って、2周走ってくれた。堀さん、本当にありがとうございます。

 ほとんど動かない足を一生懸命動かしてくれた堀さんから襷を受け、5周走った。
 そこの5周は5分から5分半の間を行き来するラップだった。
 GUYさんに襷を渡した後、少し休み、GUYさんから堀さん、堀さんから僕に襷が渡り、5周走った。
 僕が終わる頃には8時になっていた。その頃、夜頑張ってた二人が起きて走ってくれた。

 向井さんは本当に凄い。
 「1時間分時間を稼ぎますよ」
と言って、一人で10周走ってくれた・・・実際キロ4分で走ってたので、40分で回って来たが・・・。
 このおかげで大分体が回復したし、朝食も食べられた。

 9時半頃にまた僕の番が回ってきて、走った。ここはGUYさん始め、皆の協力もあって4周だけ走った。
 この4周から暑くなってきたのもあり、GAZELLEユニフォームで走った。
 そして、GUYさんに襷を渡す。この時のGUYさんもHOHYのユニフォームで走っていた。
 ここから終了まではずっと自分のチームのユニフォームで走った。と同時に、GAZELLEからHOHYへという襷渡しが行なわれた瞬間でもあった。

 11時になり、ここからは各自1周交代で条件は3分台で戻ってくることだった。
 と同時に仮装もした。僕は1周だけだがハゲ爺さんのかつらをかぶった。
 中には、アフロになったり、大佛さんになってる人もいた。それでもって、皆3分台。向井さんに関しては、仮装した時が一番速く、3分2秒(だったっけ?)で走ってきた。
 この1時間は回転が速く、1周を4回走った。そのうち、3回が3分台だった(ギリギリね)。

 最後の10分は、皆で一緒に走って仲良くゴール(全チームね)というルールに従い、ゆっくり走った。
 そして、皆で手を繋ぎ、ゴール!

 結果は2位に9周も差をつけてのぶっちぎり優勝。しかも5人(+α)で。2位のチームは20人くらいいた気が・・・。

 レース終了後、表彰式が行なわれ、各チームの代表が挨拶をすることに。
 HOHYはGUYさんが挨拶をした。そこで、
 「飯館村(今回の開催場所)のこの大会は人がとても暖かくて最高です!」
と言ったら、拍手喝采。他のチームまで皆真似して同じことを言ってた。おまけには地元の中学生まで緊張して同じことを・・・。お前ら、地元民だろ!って突っ込みたくなった。

 閉会式終了後、荷物をまとめ、近くの温泉へ。これがまた気持ち良かったあ〜(^○^)

 その後、SAで昼食を摂り、地元の橋本さんとは解散、4人でGUY車に乗って帰った。
 途中、GUYさんがお疲れだったので、僕が代わって運転した。ちょっと緊張・・・でも、雷カーブやドリフトは1回もしなかった(当たり前です)。
 でも、何でだろう、僕が高速を運転すると雨が降る。しかも、大雨。
 先月の24時間でもそうだったし・・・。

 2時間くらいかな?運転した後、運転をGUYさんと代わり、一路、東京駅へ。

 8時40分に東京駅へ到着。そこで解散した。

 帰りは高速バスで帰ることに決め、乗り場へ向かった。
 途中、
 「手相を見せてください」
とか言ってくる男性に遭遇。
 「急いでますから」
と言ってその場を後にした。誰が好き好んで、知らない男に手を触らせるかっていうんじゃ。綺麗な女性だったら一発で引っかかってたな(んなこたあないけど)。

 高速バスのおかげで楽に帰れ、10時5分前には家に着いた。

 今回はきつかったけれど、楽しかった。
 あ!来週もリレーマラソンだ。僕ってリレーマニア?

1日目へ BACK