2日目(7/20)


 さあ、続きです。
 2時半頃、寝袋で気持ち良く寝ていたら、
 「D先輩、起きて下さい!もうすぐ僕らの番ですよ!」
と、湯沢に起こされた。実際、もうあと20分くらいで僕らのグループの番になっていた。
 急いで準備した為、服装はバラバラ。上はGAZELLEのランシャツ、下は赤いランパン。湯沢からは
 「目立って分かり易いです!」
と言われるも、平成のファッションリーダー?としては、しっくりこない感じである。

中川さんと・・・。この時午前3時。


 3時5分前に僕らの番になった。ここは4人で3回ずつ走る。さすがに寝起きだった為、この周回のラップは6'32"と一番遅かった。
 それでもって、体に痛みが出てきた。楽に走っていたつもりだったが、筋肉を酷使していたのだろう。足より上半身(特に背中)が痛かった。
 ここの3本は気持ちを入れかえて何とか無難な走り(大体6分15秒くらい)をして、休憩に入った。ここでの休憩は80分くらいかな?でも、テンションは上がらず・・・。本当に眠くてたまらなかった。

 休憩中もテントではなく、トラックの方に陣取ってた場所にいた。気がついたらそこで寝ていた。ジャージ姿で。
 周りからは
 「寒くないの?」
と聞かれ、ぶっちゃけ寒かった。ただ、言われるまで気づかなかった。

 次は5時前に出走。寒かったので、Tシャツで走った。空がだんだんと明るくなっていた為、テンションが上がる。そして、疲れてるにも関わらず、ペースを上げていく。ここで6時過ぎまで走り、また12人編成に戻った。この間は6分10秒を切るペースで乗り切った。

午前5時半〜6時頃。この時6位。朝は寒かった・・・。

 この後、天気予報を大きく裏切り快晴となった。富士山もチラッとだけ姿を現した。
 僕はというと・・・走ってるとき以外は寝てた。とにかく眠くてたまらなかった。

 時間と言うのは着々と過ぎていくものだ。また、僕の番がやってきた。ここからは懐かしの県柏ユニフォームで走った。というのも、ほとんどのメンバーが着てたので、僕も着たくなったのだ。
 体はもう限界に近かった。悲鳴をあげてる感じ。背中は痛いし、スタミナ切れを起こしたかのように、下りでも足が進まなかったし、本っ当にきつかった。

前半の上り坂。体中が痛かった・・・。

 自分の走る本数があと2本になった時は気持ちを入れ替え、走ろうとした。そう、一流選手っぽく体をほぐすようにJOGしたり、流しをしてちょっとかっこつけてみたり・・・体が痛いんでそんな事出来なかった。

 ラスト1本。とにかく必死に走った。下りももう足が動かなかったので、勢いに任せて一気に下りロングスパートをして走った。

 その後も、みんな懸命に走り、5位に入賞できた。上位は別格の強さを誇っていたのでここが限界だろうと思う反面、「頑張った」という充実感がこみ上げて来た。

全員でゴール!!


 その後、閉会式で入賞記念品をもらい、記念撮影をした。お〜ばちゃんからも
 「おめでとう!次は皇居で一緒に頑張ろう!」
と言われた。お〜ばちゃんの所は、最後で抜かれ、ギリギリで入賞を逃したようだった。

レース終了後


 記念品を分けた後、各々の車で解散。僕らは行きのメンバーで車に乗り、帰った。
 そこで奥山が、
 「先輩、まじきついんで、寝かせて」
と言い、僕が途中まで運転することに。
 高速道路では、渋滞に入るまでグイグイ飛ばした。気持ち良かった〜(^o^)
 途中、渋滞にはまったり、大雨が降って、視界が不良になったりして大変だった。
 特に渋滞中は、僕も寝そうになってフラフラ運転になってしまい怖かった。あの時ばかりは居眠り運転する人の気持ちが分かった気がした。

 八王子まで運転した後、奥山とチェンジし、柏へ帰った。
 そこで皆と解散。
 とても楽しい2日間だった。また来年も出たいなあ。

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