13世紀にアムステルダム川の河口近くにダムをつくり、出来た町が「アムステルダム」です。
その名の通り、堤防に囲まれていたこの町には、150以上の運河があり、水の都として有名です。
ここには、永年水と戦い続けて得た技術の集大成・世界遺産「アムズテルダムのディフェンス・ライン」がありますが、時間の関係で残念ながら見に行くことができませんでした。
アムステルダムの中心部のダム広場やオランダ最大の国立博物館などについてご紹介いたします。
「アムステルダム・スキポール空港」です。 さして、大きな空港とは思いませんが、日本、オランダ間をノンストップで運航する航空便は、すべてここスキポール空港の到着となります。 |
||
ダム広場からアムステルダム中央駅に向かう賑やかな道です。 遠くに宮殿のように見える中央駅は、1889年に完成された、ネオ・ルネッサンス様式のレンガ造りの建物で、東京駅のモデルになっているそうです。 |
||
意外とあっさりした造りのアムステルダム中央駅構内です。 |
||
アムステルダムの中心部の「ダム広場」です。 ダム広場は、アムステルダムの歴史の始まった場所で、「アムステルダムのおへそ」とか「アムステルダムの心臓」などと呼ばれているところです。 高さ22mの塔は、第2次世界大戦の戦没者慰霊塔で、2頭のライオンに守られています。 |
||
ダム広場の西側にある「王宮」です。 1655年に、当初は市庁舎として建てられたもので、現在は迎賓館として使われています。 王宮の7つの入口は、オランダ独立を勝ち取った7州を示していています。 |
||
「アムステルダム国立博物館」の入口側です。 壮麗な外観の正面の裏側に入口があります。 1885年に、アムステルダム中央駅と同じの建築家により建てられたもので、ヨーロッパ最古の博物館建物だそうです。 ここは、オランダ絵画が一堂に会した国内最大の博物館です。 |
||
アムステルダム国立博物館収蔵の絵画です。 レンブラントの「布地組合の見本監査官たち」(1662年)です。 |
||
同じくレンブラントの不朽の名作です。 「夜警」(1642年)で、集団肖像画の最高傑作とされ、世界3大名画の一つとも評されているものです。 |
||
フェルメールの「牛乳をそそぐ女」(1660年頃)です。 フェルメールは、生涯を通じて30余点の作品しか残していないそうですが、幸いにも、今回の旅行の中で、ハーグのマウリッツハウス王立美術館で、「真珠の耳飾りの少女」も鑑賞することができました。 |
||
遠くに霞んで見えるのが、「マヘレの跳ね橋」です。 夕刻に、車中から撮ったもので見えにくくて恐縮ですが、数ある跳ね橋のなかでも、アムステルダムに残る2つの木造跳ね橋の一つで、最も有名な橋です。 |
2004年6月7日