わたくしたちが、オランダと言って真っ先に思い出すものは、風車と運河だと思いますが、オランダを旅して、確かに運河はどこにでもありますが、しかし、風車はあまり見ることができません。
1870年頃までは、オランダには約1万基の風車が存在していましたが、現在オランダに残る風車は僅か950基程度しすぎないそうです。
そのようななかで、ロッテルダムの南東約10qのキンデルダイクには、19基の風車が建ち並び、昔ながらのオランダの田園風景が広がっています。 世界遺産「キンデルダイク−エルスハウトの風車群」です。
ちなみに、これらの風車は、1740年頃に灌水用に造られたものだそうです。
ノールド川の両側に8基ずつ建ち並ぶ風車が、川面に映る姿は、素晴らしい景観です。 | ||
風車の形も様々で、丸や八角形型のほか数種類あるそうです。 | ||
なかには、保存活動の一環で、維持、存続させていく努力を続けている人々が風車に住みながら、生活しているものもあります。 | ||
村のいたるところに、風車の説明が書かれた看板が立っています。 | ||
風車の構造を説明している看板です。 | ||
同上。 |
2004.6.7