光の化石 あとがき
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 2003年2月14日の新聞に、ビッグバン後38万年後の宇宙の姿がNASAから発表されたという記事が出ていた。今から、132億年前のことという。宇宙全体のきれいな、温度分布図である。いわゆるマイクロ波宇宙背景放射の揺らぎだということです。宇宙の晴れ上がりのときだそうです。(NASAの発表だから正しいって)
 その光が、132億年かけて地球に届いたと解説されている。しかしそうだろうか。その背景放射がNASAの言うようにビッグバン後38万年後の全宇宙の姿なら、先に述べたようにそこには地球も写っているはずである。もちろん地球の現在の形とは似ても似つかない形であるだろうし、全宇宙の中では地球は点にさえならないくらい小さいから識別は不可能だろうけど、地球も宇宙の一員なら、その背景放射の中に地球も必ずなければならないはずである。、識別されないからないということではないはずである。
 ということは、NASAは地球の過去の姿を写真撮ったということだ。
 過去の写真を撮れるのは心霊写真家ぐらいのものだ。
 どうもいろんな考え方を見ていると、ビックバンの時から、地球だけは常にここにあったと思っているとしか考えられないのだけど。それじゃ、定常宇宙論になってしまうので、ビッグバン論の科学者が、そんなこと考えることないし。意味不明です。
まとめ

  写っていたのは、先にも書いたように、宇宙塵の出すマイクロ波です。

これって不思議4の繰り返しですね。あしからず。
これで、ビッグバン七不思議はおしまいです。つづきまして、空間の七不思議を書きたいと思います。

2003年10月21日 妹空並刻記

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