まとめ

 相対性理論は、宇宙の動きの中にどのように現れているかを見てみよう。

2 曲がる空間

太陽のそばを通る光が曲がる理由

(1)アインシュタイン

 重力によって空間が曲がるので光が曲がる。

 これは、実験や観測で証明されていない。アインシュタインの予言のとおりである、が唯一の証拠。

(2)地球で見られる現象と同じ

 地球大気で光が屈折する現象と同じで、太陽大気によって光が屈折する現象である。

 地球上の実験や観測で証明されている。

3 曲がる時間

(1)アインシュタイン

 重力によって、どんなに時間が早く進んでも、どんなに遅く(ブラックホールは時間が止まる)進んでも、地球の今の時刻にそろって現れる。今そろって現れた物が。24時間後、やはり、そろって現れる。たとえば、早く時間が進むから35時間立っていて、遅いものは、3秒しか時間が立っていなくても、24時間後やはり、そろって現れる。

 100時間後でも、1億時間後でも、いくら時間が違っても、やはり同時に現れている。

―例―

 太陽の時刻

 太陽系ができたとき、太陽と、地球は同時にあった。それから46億年たった現在、太陽は、重力のために時間の進み方が遅く、地球より、8752年遅れているが、今太陽は、ちゃんと地球と同時に存在している。

 銀河系の時刻

 銀河系の中心の巨大ブラックホール。時間が100億年前に止まっている。

 銀河系の星間分子。時間の進み方は、重力が少ないから、地球より早い。

 その他の星も。それぞれの重力によって時間の進み方が違う。

このことから、銀河系の中の物質の現在の時刻はそれぞれに違う時刻になっている。一番過去はブラックホールで、およそ100億年過去のままだ。一番速いのは、星間分子で、地球より、数百年から数千年未来にいっている。

 はずである。ところが、銀河系は、一塊になって回転している。時刻は大きく違っても、地球時刻の今にちゃんと出現している(地球から観測できる)。

 

(2)ニュートン

 絶対時間だから、太陽と地球の時間の進み方は同じである。太陽が46億年立ったら、地球も46億年立つ。だから、今太陽と地球は同時にある。

 銀河系もすべての物質(ブラックホールも含む)は、同じ速度で時間が進むから同時刻にある。したがって、全体が一まとまりになっている。

 10年前の星や、20年前の星が見えるのは、10年前や、20年前に地球と同時刻であった星が光を出し、10年かかったり、20年かかったりして地球に届いただけである。届いた光は10年前の光でも、その光は10年のときが経過して今の時刻の光になっている。10年前の写真と同じである。写っているのは10年前の若い自分であるが、写真は時が経過して、古くなっているようなものだ。

 

 

 ニュートンの考えなら、何の矛盾もないが、アインシュタインの考えでは、{なんとも不思議ですね}と言うしかない。本当は(まるででたらめですね)というほうが当たっていそうである。

 

4 ブラックホール

(1)アインシュタイン

「事象の地平面」からは光も出られない。時間も止まっている。時間は止まっているけれど、重力だけは、外に出られる。止まった時間の中を重力は光速で伝わっていく。

(2)ニュートン

 万有引力と、光は相互作用はしない。したがって、光は、万有引力の影響を受けない。ブラックホールのように、巨大な引力のある星からも、光は光速で出る。また万有引力もある。時間も変わらない。

結論

 現実世界では時間の伸び縮みによる現象は何一つ存在しないといえる。反対に、絶対時間のほうは、すべての現象にあてはまる。

 アインシュタインの考え方は間違っていると言える。


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