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自然界の最高速度「光速C」を超える

超光速は実現可能か(Newton10,2016)についての考察1

著者 田 敞

(以下{ }内は上記本よりの引用)

 

{光の速さは自然界の最高速度}

 

問題

自然界の最高速度を決めるレースとして、さまざまな物を比較している。

そして、光と重力が秒速2億9979万2458メートルで1位とし、ニュートリノが、それ未満として3位としている。

考察

1 光の速度

光の速度は、計算上決められている。

正確な実測はあるのだろうか。地球上で計ると、空気があるので速度は落ちるはずだ。宇宙空間でも完全な真空ではないので、やはり、少しは速度が落ちるはずだ。

2 重力の速度

重力の伝達速度は、何を根拠に決めているのだろう。

重力の伝達速度はどのようにして測ったのだろう。

重力の伝達速度は、相対論からの憶測ではないのだろうか。

3 ニュートリノの速度

光速未満ということだが、実測したのだろうか。

小柴氏が観測した、超新星のニュートリノは、15万光年の距離を15万年かけて地球に届いたという。そのとき、少し遅れて超新星から出た光は、15万年かかって15万光年飛んでも、ニュートリノに追いついていない。到着時の時間差は出発の時の時間差と同じだったということだ。15万年かかっても追いつかなかったということは、光と、ニュートリノはほぼ同速だといえるのではないのだろうか。

(超新星では、ニュートリノが先に飛び出し、遅れて、光が飛びだすという。その時間差が地球でも観測されている)

 これも、相対論が正しいとする考えに基づいた憶測にすぎないのではないのだろうか。

結論

これらはすべて実測ではない。光に関しては、計算上の速度であるが、重力や、ニュートリノの速度は、計算でもなく実測でもない。単なる相対論からの憶測にしかすぎない。単なる仮説である。というより、相対論教の光神話である。