「宇宙,無からの創生」(Newton別冊)への疑問と反論あとがき
著者 高田敞
(以下{ }内は上記温よりの引用)
あとがき
いままで見てきたように、インフレーション宇宙論は、現在まで科学が実測してきた現象と大きくかけ離れていることがわかります。1038とか10−38ほどの開きがあります。
また、理論も実証もない現象に支えられています。空間膨張、インフラトン、ダークマター、ダークエネルギー、相転移、など。また、通常の理論で説明できるのだが,それは無視して無理やりビッグバンの証拠にしている赤方偏移や背景放射。
インフレーション宇宙論が行き着いた先は、定常宇宙論であった、ということも、面白いことです。あれほど否定していた定常宇宙論なのに、始まりはわからない、果てもわからない動かない偽宇宙があるということに行きあたっています。
始まりがあったらその前は、という疑問がわきます。果てがあるとすれば果ての先はという疑問がわきます。定常宇宙論もインフレーション宇宙論もこの答えはありません。
わからないことだらけなのが宇宙というものなのでしょう。しかし、余りにもこの世界とかけ離れたインフレーション宇宙論はとても信じられないことです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
2014年4月22日 高田敞記