(文章はほぼ1997年当時のものです。無駄な部分も多いのですが、
 当時のウカレっぷりをそのままお伝えすべく、あえてカットはしませんでした。
 読みづらいかと思いますが、ご了承ください。
 なお、小枝さんが本文に登場するのは1月31日以降のレポートです。)


1997年1月29日

 前日遅くまで荷物を詰め直したりしてたため、
私たち夫婦はかなりの寝不足。
今回は大阪→名古屋→横浜と移動する8泊9日の日程なので、
行く前から荷物がすでに巨大になってしまって、
それぞれが肩掛けカバンをぶらさげ、さらに両手に荷物を持つ、
という旅行帰りの様な人達の様な出で立ちでいざ出発…したのですが…。
雪の降る中、バス停まで歩く途中で

夫「…荷物いっこ忘れてきた!!
  小枝さんたちに渡すお土産のやつ!」

私「も〜〜〜〜〜ぉ!」

かくして、またその旅行帰り姿で家まで戻り、再出発となったのですが、
「バ、バスに間に合わなくなったぁ。(涙)」
予定してたのよりも1本遅いバスでもギリギリ
飛行機の時間には間に合うのですが、何せ冬道。
バスに乗ってる間は気が気じゃなかったです。
出だしからすでに波乱万丈な予感の今回の小枝ツア〜であります…。

 千歳空港から1時間50分ほどで関西国際空港へ。
前もそうだったんだけど、どうして千歳→大阪間はあんなに揺れるんだろう。
座席が前から3番目の何か細くなってる席で、なおさら怖かった。
 大阪に着くと…「お〜!雪がな〜い!」
それだけでも我々にとってはパラダ〜イス!
でも浮かれてたのも束の間。

「さ…寒い?うそー…寒い?…寒いー、
 風が冷たい〜!雪が降りそう〜!!」


春の様な陽気を期待していた我々にとっては予想外の寒さ。
大阪を甘く見てました…トホホ〜。

 ホテルのチェックインが4時のため、それまで時間を潰さなければなりません。
時間は1時30分。とりあえず、関空から特急で難波へ。
そして、山の様な荷物をコインロッカーに預け、散策開始です。
 『アランジアロンゾ』 (*1)という、お店が東心斎橋にあるのですが、
住所を頼りに行ったら全然たどり着かないー!
途中で見つけたソニープラザでブラブラして、
「そうだ、コンタクトつけよ。」と思った私はトイレへ行ったのでした。そして…

「…うえ〜ん!コンタクトが破れてる〜〜!」

 この旅行の為に、1ヵ月前に買ったコンタクトが
ケースのなかで無残にもビリと破けていたのですぅ。
涙目でトイレから出ると、夫が、口がへの字の私を見て、
「どうしたの?」と聞くのですが、言葉も出ません…ああ、ショック…。

   迷ったせいで予定が大幅にずれてしまって、お昼ご飯も食べられずじまい、
「じゃあ、もう、チェックインしちゃおう」ということで、
荷物を預けたコインロッカーの所へ行こうと思って

「うえ〜ん!!どこに預けたかわからなくなったぁ〜!!!」

 記憶にある目印は『地下の高島屋の入り口の近く』、というだけで、
後から気付いてみたら、高島屋の入り口はいっぱいあるのでした…。
行ったり来たり、同じところをグルグル廻って、
やっと見つけた時は二人ともすでにやつれきっていました、
ほんと、トホホの旅です。
ナンバの、しかも高島屋の廻りだけでもどれだけ歩いたかわかりません。

 チェックイ〜ン 今回は 『梅田OSホテル』というところに泊りました。
前回の『ホテルプラザ』とは大違い。
値段も大違いなので、仕方ないのですが。
いやぁ、狭かった。部屋に着くと、グッタリしてしまって小休止。


*1 アランジアロンゾ・・・今や全国的に有名になった大阪発の雑貨企画販売会社。
当時は札幌ではなかなか手に入らなかったため、本店に行ってあれもこれもと
わんさか買いだめした記憶があります。。。