小悪魔が，ミッドを制す．

MID RUNNER

MR-X GRIFFONPAT.

 

あのSR-X GRIFFONをもっと幅広いレンジで使いたい．こうしたユーザーの声を反映させて，もう一度，伊東が新たにモールド設計に着手したのは，SR-X GRIFFON発表直後の事．水深2.5m〜1.5mまで，ウィードやグラスの先端が絡む時期．このエリアでのバイブレーションプラグは，藻ダンゴ状態になりがち，そこで，スピナーベイトの登場なのですが，反応がいまひとつ．はたまた，ミノーを登場させて，ジャーキング･･･でも，動きが速すぎる．ジャーキング動作に疲労感をともなう･･･そんな経験はありませんか？こんな時，シャロークランクが登場する場面なのですが，バスのタナがシャロークランクのレンジよりもアンダーだった場合･･･あなたは，どうしますか？もちろん，ソフトベイトによる有効な攻略方法は，あります．でも，こうしたエリアに対して，手軽にファーストムービングルアーで攻略できれば，あなたのルアーセレクトの幅が一層広がるはず．バスのニュートラル状態を断ち切り，ヤル気モードにスイッチを入れる．GRIFFONならではの，あの不思議なチカラを秘めたミッドクランクがあれば．

MR-Xはこうしたミッドレンジのグラスフィールドだけでなく，岩場，コンクリートなど，ミッドに点在するハードストラクチャーとのコンタクト性，そして，GRIFFONならではの，驚異的な障害物回避能力を発揮．サマー〜オータムシーズンのウィードのアウトサイドエッジ攻略でも，存分にお使い頂けます．MR-Xは，SR-Xの活躍の場であったシャローでも，ハードボトムだったら，存分に使用可能．長くなったリップ・リーチが，障害物接触時に引き起こされるGRIFFONならではの，“ひるがえり”アクションや，刺激的なピンボールアクションをシャロー＆ミッドレンジで発生．MR-X専用のリップ構造が，SR-Xをベースに進化した障害物回避性を発揮．ミッドレンジのみならず，陸っぱりでも，シャローのボトムノッカーとして存分に活躍する．マルチパーパスGRIFFONです．

 

■    やかましいチビ．その気にさせるバイブレーションを発する．
この水中を突き抜けるサウンドはバイブレーションプラグに近いサウンドでセッティングされています．小さなボディから発せられるこの硬質で身の詰まったサウンドは，シャロー〜ミッドレンジの広域マッディエリアで存分に威力を発揮します．

■    リアクションバイトを生み出すスペシャルチューニング．
MR-Xでは，リップ・リーチの延長により，アクション中心点よりリップ先端までのオーバーハング長をロング化．これにより，インパクトの強い動きを生み出します．その姿は，まさに「クランクする」ベイト．もちろん，SR-Xで定評の，リアクションバイトをうながす「規則的な動きの中の不規則な動き」をストレートリトリーブで生み出します．ルアー自信が意志を持ったかの様な，リトリーブ軌道がイレギュラーに，フラつくセッティングを施しています．

■    きびんにシャロー障害物をかわしまくる．ピンボール−ヒラウチ・アクション．
GRIFFONは障害物接触時に，ヒラを打ちながら，ストラクチャーを器用に回避．内蔵された重心は，GRIFFONの横幅を大きくとったワイドボディの中で，あえてサイド方向に偏動します．障害物やボトム接触によって，意図的にバランスを崩すよう，重心が無秩序に変わってしまう設計です．

■    障害物回避に一役かう，ワケありの子悪魔リップ．新形状MR-X専用ロングリーチ・リップ構造．
MR-Xのリップデザインには，その独特な形状，機能で定評のSR-Xのデザイン概念を導入し，さらにロングリーチ化．いたずらにリップを大きく，長く，厚くすることなく，このサイズのミッドレンジ用クランクとして最適なリップ面積で，ヒラウチの横転角がワイドになるよう，ハードボトム接触テストや，ストラクチャー回避テストから生まれたリップ形状です．

■    ポケットサイズなのに，水をがっちりつかみゆり動かす，
GRIFFONのデメキンのような独特な形状のヘッドデザインは，コンパクトクランクでありながら，水を大きく掴み動かすためのもの．コンパクトクランクなのに，大きな水流抵抗をリップとボディ頭部の両方で掴んでいるため，バランスを崩したヒラウチの直後，DEEP-X並みのバランスの立て直しの速さを誇ります．さらに，MR-Xでは，リップ裏面にディフューザーを設け，余剰水流を整流化し，バランスの安定を向上させています．

■    ベイトでぶっ飛ぶ．
MR-X GRIFFONはベイトロッドで存分に飛ばせるコンパクトルアーです．なお，ティップ〜ベリーがしなやかな，食い込みのよいロッドを使うとバスをはじく事が少なくなります．

 

 

 

 

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