月と風と雨と。ときどき虫の音。
いい加減自転車が欲しくなったので買いました。川を渡るには、堤防の上までのぼらなければならなくて。そこだけが自転車で走る時の難点かなあ。
蛍光性イミンのfull paper、ページ番号決まりました。
Junro Yoshino, Naokazu Kano, and Takayuki Kawashima, "Fluorescence Properties of Simple N-Substituted Aldimines with a B-N Interaction and Their Fluorescence Quenching by a Cyanide Ion", J. Org. Chem. 2009, 74, 7496..
内容は、まあ要旨にひととおり書いてあるので、あらためでここでぐちゃぐちゃ述べるよりも要旨を見ていただいたほうが早いのですけれど。一応日本語でかいつまむと、R-HC=N-R'という構造の分子(イミンといいます)は通常蛍光を示さないのですが、ある種のホウ素置換基をうまい位置にとりつけてホウ素と窒素の間に相互作用をはたらかせると、よく光るようになりますという話。さらに、そのような蛍光分子にシアン化物イオンを反応させると、C=N二重結合部分に付加して、結果蛍光が消えますという話。あとは置換基かえたらどうなるとかなんでそーなるのか理論的に考えてみるとか結晶構造はどうなのよとか諸々。
学生時分のお話では、もう2報ほど出せるといいなあと思いつつ、どうなりますことやら。
A Little Material 仮復旧。以前もactiveとは言い難かったけれど、それでもせっかくの場所が潰えてしまうのは哀しいので。ときどきは書くようにします。
今年頭ころに会津大学の有志により提供されていたwebサイト用カウンタ提供サービスが終了したようです。本サイトのカウンタも当初より依存していたのですが、そろそろ自力でやらなきゃね。ということでカウンタを自力復旧するに当たり、数値画像は押井徳馬のフリーソフト・ライブラリで配布されているものを用いています。感謝。
念願の本棚を購入。しばらく前から、通販のカタログとかサイトとかでいろいろと物色していたのだが、たまたまよった無印良品の店でみかけたパルプボードボックス5段と、長方形ボックスの組み合わせなら、相当数の文庫本を整理して収納可能なのではないかというアイディアがでてきたので、早速入手。
まあでもまだ収納スペース足らないんだよね。特に教科書のたぐいとか量あるからねえ......。もう一本棚を買うべきか...
いつもの衝動買い200909: 「シアンとマゼンタ」「シアンとマゼンタ 13階段」(以上砂浦俊一著)「ラプンツェルの翼III」(土橋真二郎著)「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS5」(榊一郎著)「RIGHT×LIGHT7」(ツカサ著)「フォルマント・ブルー リミックス」(瑞智士記著)
善光寺に参拝。
それにしてもあのお戒壇巡りとやらを考えついたのはいつ頃のどなたなのだろう。ようするに秘仏の本尊を納めた区画の地下に通路をこさえてそこを参拝者に歩かせるというイベントなのだが、手軽な作りの割に簡単に真っ暗闇が実現でき、中に入った者は外部情報の入力を絶たれるので奇妙な身体感覚に捕らわれる。そこでさらに壁に浄土への門だか何とかということになっている錠前をぶら下げておいて、暗中で素手でそれを探り当ててこいという趣向だから、ダンジョンを歩く心得の無いものでも迷わずに出てこれて、なおかつ相当に信心のない者であっても穴から出てきたときには多少なりともありがたみを感じられる仕掛けになっているのはただただ感心するばかり。
そばうまいね。
松本城を見学。天守7階(一番上ね)まで登ってみました。天守ってようするに塔だから居住性は無いのかと思ってましたが、案外居住性があるものなのですね。
蛍光性イミンのfull paperがweb上で公開になりました。アクセスできる環境の方は是非読んでくださいませ。要旨(画像付き)だけなら、どこのどなたでも見ていただけるはずです。
Junro Yoshino, Naokazu Kano, and Takayuki Kawashima, "Fluorescence Properties of Simple N-Substituted Aldimines with a B-N Interaction and Their Fluorescence Quenching by a Cyanide Ion", J. Org. Chem., in press..