-Diary-

落ち着け。

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2003.01.30

有機IV試験

学生実験: オリエンテーリングは無事ゴールに達することができました。


2003.01.29

あああ、あしたしけんだというのに


2003.01.28

学生実験: 夕方まで粘った末にようやく佐々木先生を発見して レポートを提出し見て頂きました(試問も通りました)。 ああ、学生実験のレポートもこれでもう(書かなくてよい|書くことができない)んだなあと、色々な想いがまざりあっています。

川島研見学。


2003.01.25

ナフタレンのHuckel法、何とか片づきそうです.....。


2003.01.24

学生実験: 実験室の片づけ。


2003.01.23

雪降る。


2003.01.21

ESRのレポート。単純Huckel法でナフタレンのπ電子系の分子軌道を.....


2003.01.17

学生実験: 最後。ESR。生まれて初めてESR測定の様子を知ることが出来ました。
.....が、ナフタレンアニオンラジカル/THF溶液の色が赤褐色。 スペクトルで超微細構造が観察できない.....。
スペクトルがサイレントでなかったのだけが救いか。

分子軌道法のレポート、ようやく提出。


2003.01.10

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

最近: レポート3通出してようやくお正月呆けから立ち直れたかな。

話題@化学科: プラズマクラスターイオン。
そもそもなんだろうこれという話から、巷に氾濫する 胡散臭い '*イオン'まで。ともかく、多少認知度のあるカタカナ語を いくつか結合すると受けがよいコトバができあがるという ことだけは確実か。

参考: www.sharp.co.jp/clusterion/, www.zdnet.co.jp/news/0209/05/nj00_sharp_ion.html

プラズマ(plasma): 自由に運動するほぼ同数の正負の荷電粒子が共存して、電気的にほぼ中性を保つ状態をいう。(*1)

クラスターイオン(cluster ion):2個以上の分子または原子が、ファンデルワールス力など比較的弱い相互作用で集合したものをクラスターとよび、そのうち電荷をおびたものをクラスターイオンという。
たとえば(H2O)2+,(H2O)4H+, CO2・O2-, (C2H5OH)3H+など。
(*1)

ですから、 件のプラズマクラスターイオンは、プロトン化された水クラスター (オキソニウムイオンのハイドレート)と、超酸化物アニオンの ハイドレートがほぼ同数づつ共存したもの、ということらしいので、 確かに名前のとおりですね。

私は初めに聞いたときは、plasma-cluster-ionと区切って 考えてしまったので、やたらに恐ろしげなものを想像して しまいましたが。

そこで、思ったことは、これらのクラスターイオンが常圧、 空気中でどれくらいの寿命を持つかということです。 せっかく発生させても、部屋に拡散するまで(あるいは発生器から 器外に放出されるまで?)にすべて反応して電荷を失ってしまったら、 効果はないでしょうから。
この件に関して根拠に基づく有意な議論をするために 信頼のおける定量的なデータが 欲しいところですが、探し下手ゆえ今日は見つからず。 後日探すとします。

私はプラスイオン、マイナスイオンという表現に 違和感を感じるのですが、どうなんでしょう。 陽イオンまたは正イオンはcationないしpositive ion、 陰イオンまたは負イオンはanionないしnegative ion、だと思ったのですが。

今日は眠いので胡散臭い'*イオン'の類については後日.....

参考文献: (*1)大木道則他編『化学大辞典』東京化学同人(1989)


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