釧網本線出撃フォトをご紹介いたします


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「SL冬の湿原号」
（釧路～標茶）

冬の風物詩となった北海道の冬を走る釧網線「SL冬の湿原」の撮影に３日間出掛けて来ました。JR北海度の経営状況が悪化する中で、最後に残った北海道を走る復活蒸気機関車のイベント列車「SL冬の湿原号」ですが、毎年運行が危ぶられている中で、今年の運行が発表されました。今年が最後の運行になるのではないのかと危機感を持って撮影に出掛けて来ました。一日目は、前夜に降雪があり、線路に雪が積もり、C１１の装着するスノーブロウで雪を掻き飛ばすシーンが見られました。この日は晴天に恵まれたものの、残念ながら風が強く煙が大きく乱されてしまいます。二日目は、前日に続き、晴天に恵まれ風も穏やかになったので、迷わず予定していたサルルン展望台に登り俯瞰撮影をしますが、煙に恵まれません。三日目も、雲が多かったものの、まずまず晴天に恵まれます。この日は午後の飛行機を予約しているので、標茶行きのみの撮影となります。この日は前日からの冷え込みで、なかなか撮影することが出来なかった釧路川橋梁下に「はす葉氷」が一面に張って、今年は「SL冬の湿原号」の通過を撮影することが出来ました。


２０１７年２月２日






塘路～茅沼　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇塘路駅を発車したC11は、雪を掻きながら爆煙で白樺並木に沿って走って来ます。
残念ながら、強い風に爆煙がアウト側に流れてしまいます。






塘路～茅沼　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇白樺並木を抜けたC11は、爆煙とドレーンを出しながら、雪を跳ね上げてコーナーに差し掛かります。
この先、国道391号線に沿って、右に塘路湖を望みながら走って行きます。












五十石～標茶　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇ルルラン踏切に現れたC11は、雪を掻き飛ばしながら迫力の走りで迫ります。
横からの強風でスノーブロウで掻いた雪が、横に飛ばされて散れてしまいます。






五十石～標茶　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇さらに踏切に迫るC11をアップで大きく切り取りますが、
この辺は風で雪が飛ばされていて薄く、盛大に雪を掻くシーンをゲットできませんでした。






標茶駅発車　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇返しの発車駅標茶を発車するC11を正面から狙ってみました。
強風に負けずに縦に高く上がりますが、発車後は横に大きく倒れてしまいました。
※標茶駅には転車台が無いので、この駅でC11を機回しをします。





茅沼～塘路　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM +2x
◇シラルトロ湖を前景に釧路湿原を走る「SL冬の湿原号」を国道から追ってみました。
川湯温泉駅までの延長運転時は、真っ赤な夕日とともに撮影出来るポイントですが、
今年も延長運転はありませんでした。






細岡～釧路湿原　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇釧路湿原駅に向かって釧路湿原には珍しい峠を登る区間です。
山影になった線路は寒い寒い雰囲気の絵になります。