釧網本線出撃フォトをご紹介いたします


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「SL冬の湿原号」
(釧路〜標茶)


冬の北海道を走る2021年「SL冬の湿原号」の撮影に2/12〜14の3日間出掛けて来ました。毎年運行が危ぶまれている北海道を走る最後の蒸気機関車「SL冬の湿原号」ですが、撮影に出掛ける寸前の2月10日にJR北海道から「SL冬の湿原号」をリニューアルすると発表がありました。列車を牽引するC11形171号機を2021年度中に同社苗穂工場にて全般検査を実施し、ボイラーについても修繕・検査をする、さらに客車内装のリニューアルを含めて行い「SL冬の湿原号」を運行を引き続きおこなうとしています。
今年の釧路は昨年に比べて積雪が多く釧網線沿線には雪風景が広がっていました。初日は抜けるような青空が広がり、2日は霞みましたが晴天の一日、三日目は曇りの天気でしたが風が穏やかでなかなかの撮影日和でした。


2021年2月12日







釧路駅構内 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇青空を背景に釧路駅に入線する「SL冬の湿原号」を跨線橋の上から狙います。
風に煽られた煙が円を描くように流されます。







釧路駅構内 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇釧網本線に入る線路上のポイントを通過するため客車がジグザグにくねります。
煙が上手く流れて客車のくねりが分かります。







東釧路〜遠矢 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇釧路市街を後になだらかな山間を抜けて釧路湿原に向かう「SL冬の湿原号」です。







東釧路〜遠矢 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇晴れると風の吹く釧路湿原、この日もやはり風が吹き出し煙が右左と流れます。













塘路〜茅沼 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇塘路駅先の白樺は伐採されて残念ながら白樺並木は無くなっていましたが、
道路に沿って足場が広くなり撮影に自由度が広がりました。
白樺の木を工夫して絡める楽しみは無くなりましたが、
塘路駅を発車してコーナーを曲がるところから直線まで自由な構図で撮影を楽しめます。










茅沼〜標茶 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇ルルラン踏切を通過する「SL冬の湿原号」をサイドから狙います。
このポイントは両側が畑になっているので風があると横風が強くなり煙が流されてしまいます。
横風に煽られながらもいい煙を上げて通過して行きます。










標茶駅構内 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇終着駅の標茶駅に到着するとC11の機回しのため構内を移動します。
跨線橋の上から「SL冬の湿原号」の機回し風景を撮影してみました。







塘路〜細岡 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM +2x
◇釧路湿原の遥か先に霞むことなく雄阿寒岳がクリアに見えています。
煙を出して欲しいと願っていましたがシャッターポイントでは薄煙での通過です。







路〜細 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇シャッターポイント手前から煙が出始めました風に煽られ流されてしまいます。
雄阿寒岳を背景に雄大な風景の中を走る「SL冬の湿原号」を俯瞰することが出来ました。





釧網本線、根室本線を走る列車
















釧路駅構内 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇釧路湿原を走る気動車も雪積もる風景の中を元気に走っています。
気動車も冬の釧網本線(根室本線)に良く似合っていました。