釧網本線「SL冬の湿原号」2014年1月25日　逆向き重連運転

「SL冬の湿原号」　逆向き重連運転
（釧路～川湯温泉）

冬の釧網本線（釧路～標茶）を走る「SL冬の湿原号」の撮影に出掛けてきました。今年は１月２５日にSL重連運転で釧路～川湯温泉間の運転、２６日にSL重連逆向き運転で釧路～川湯温泉間の重連運転での２日間を撮影して来ました。今年は釧路～標茶間では例年に比べても積雪が少なく、雪が線路を蔽わず枕木や引き石がいたるところに見えている状態で、雪風景を絡めて撮影する場所に迷うほどでした。さすがに、弟子屈に入ると積雪もあり、北海道らしい雪風景が広がっていました。翌日は一転して釧路地方は低気圧の通過で強風と雪に見舞われ、返し上り、逆向き運転の人気ポイント「摩周川踏切」では激しい雪となり、降りしきる雪の中での撮影となってしまいました。今年も北海道の小さな二機（C11-107、C11-207）の蒸気機関車は、迫力の爆煙を吐いて沿線を走り抜け、多くの撮影者や見物人を楽しませてくれました。

美留和～川湯温泉　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

◇降りだした雪は激しくなる一方で、川湯温泉駅発車時刻になっても止みません。
川湯のきびしい冬の発車になってしまいます。もうこうなると重連の編成は分かりませんね。
この踏切からは何度か挑戦しましたが、なかなか思い通りの写真を撮影出来ません。

摩周駅発車　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　　/　レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

◇摩周駅に降り積もった雪を「SL冬の湿原号」がスノーブロウでラッセルしながら発車します。
架線柱、多くのポールがありますが、撮影に気にならないのが不思議です。

摩周駅発車　Canon EOS ５DMａｒｋⅢ　/　レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM

◇スノーブロウで新雪を掻きわけて、雪の中を走る蒸気機関車は本当に格好良いです。
迫力の発車シーンを撮影できました。