釧網本線出撃フォトをご紹介いたします


senmou-honsen



「SL冬の湿原号」
(釧路〜川湯温泉)


冬の釧網本線(釧路〜標茶)を走る「SL冬の湿原号」の撮影に出掛けてきました。今年は1月25日にSL重連運転で釧路〜川湯温泉間の運転、26日にSL重連逆向き運転で釧路〜川湯温泉間の重連運転での2日間を撮影して来ました。今年は釧路〜標茶間では例年に比べても積雪が少なく、雪が線路を蔽わず枕木や引き石がいたるところに見えている状態で、雪風景を絡めて撮影する場所に迷うほどでした。さすがに、弟子屈に入ると積雪もあり、北海道らしい雪風景が広がっていました。翌日は一転して釧路地方は低気圧の通過で強風と雪に見舞われ、返し上り、逆向き運転の人気ポイント「摩周川踏切」では激しい雪となり、降りしきる雪の中での撮影となってしまいました。今年も北海道の小さな二機(C11-107、C11-207)の蒸気機関車は、迫力の爆煙を吐いて沿線を走り抜け、多くの撮影者や見物人を楽しませてくれました。


2014年1月 沿線スナップ










摩周駅 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇美羅尾山を背景に摩周駅を発車する 4735D 13時57分発 普通 です。
道北、道東で活躍するステンレスボディが特徴の気動車(キハ54系)です。
静かな冬の摩周駅を発車して行きます。







塘路〜茅沼 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇塘路駅を発車した 3728D 9時36分発 快速「しれとこ」です。
多くの撮影者が塘路に下りてきました。







美留和〜川湯温泉 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇快速「しれとこ」が摩周川湯踏切を雪煙を上げて走り抜けます。
北海道の雪の沿線を走る気動車です。







美留和〜川湯温泉 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇逆向き運転の重連「SL冬の湿原号」が、川湯温泉駅に到着です。
雪積もる線路の雪をラッセルしながらの通過です。






摩周駅 Canon IXY 10S / レンズ 4.3 - 21.5mm
◇お昼は、ぽっぽ亭の「摩周の豚丼」を頂きました。
特製たれで絡めた網焼き道産豚ロース肉を、美味しいご飯の上にのせています。
豚ロース肉も美味しいのですが、たれの沁みたご飯がまたおいしいです。
ぽっぽ亭の窓辺から摩周駅の風景を見ながら食事しました。










硫黄山(アトサヌプリ) Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇噴煙を上げる硫黄山ですが、冬はさらに白煙が混じり迫力の風景です。
硫黄の匂いが冷たい空気と一緒に鼻に沁み入ってきます。










摩周湖 Canon EOS 5DMarkV / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇西日の差した湖面に、雪の頂いたカムイヌプリが赤く輝いています。
遥か彼方に見えるのは日本の名峰「斜里岳」です。
いつ来ても神秘の湖「摩周湖」です。