釧網本線出撃フォトをご紹介いたします


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「SL冬の湿原号」
(釧路〜川湯温泉)


今年も釧路湿原に冬の風物詩となった「SL冬の湿原号」が2012年1月20日〜3月11日まで連日運転されます。今年は運転初日から2日間の川湯温泉までの延長運転に出撃してきました。
初日、人気の撮影ポイント石山を回避するか迷いましたが、毎年沿線の木々が伸びて撮影できる場所が狭まっているこの場所、いつまで撮影できるか分からないので、1月21日は大人気のアウト側の小山に撮影場所を確保して(反対の山の斜面からは木々が伸びほぼ撮影不可能になっていました)、「SL冬の湿原号」を登場を寒さに耐えながら待ちました。快晴ではありませんでしたが薄日の差す中、木々の間からドラフト音を響かせて石山の急勾配にゆっくりと現れた「SL冬の湿原号」ですが、高く吹き上がる煙を期待していたのですが、S字に差し掛かると風に煽られた煙はアウト側に流されて倒れてしまいました。
2日目は釧路では珍しいく朝から小雪が舞う生憎の天候となり、接近戦に変更して塘路、五十石、石山踏切と無理をしない範囲で追いかけての撮影をすることにしました。
今回の撮影では石山で2日間とも風に煙が乱れてしまいましたが、釧路湿原、石山の氷雪、雪中を邁進する蒸気機関車C11-171号機は今年も期待どおりの迫力ある走りで私を含め、撮影に訪れた多くの蒸機ファンを魅了させてくれくれました。小さな蒸気機関車ですが、厳冬の釧路湿原を3月まで元気に走ることを期待したいと思います。




2012年1月22日





塘路〜茅沼 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇釧路には珍しい雪の降る日に、塘路駅にも朝から粉雪が降り積もります。
「SL冬の湿原号」が白樺並木にかかるコーナーにいい煙で現れます。





塘路〜茅沼 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇青空に映える塘路の白樺並木には太陽はありません。
逆光になる晴天の日には撮影できないアングルです。
塘路駅を発車した「SL冬の湿原号」が白樺に沿って走ってきます。





塘路〜茅沼  Canon EOS 5DMarkU / Canon EF70-200mm F4L IS USM
◇白樺並木と「SL冬の湿原号」を並べて構図してみました。
白樺並木の先には塘路湖、シラルトロ湖を左右に見ながら雄大な釧路湿原の中に再度入ります。





茅沼〜五十石 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇茅沼駅を発車した「SL冬の湿原号」は釧路湿原を後に、
森林の中を縫うように走り抜けます。
雪降る先にSLが飛び出します!





茅沼〜五十石 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇雪降る中を木々の間から白煙を吐いてスピードで迫って来ます。





茅沼〜五十石 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇ひいてさらにワンカット、雪が舞います!





茅沼〜五十石 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇間に合ったので国道オーバークロスからもう一枚撮影です。














美留和〜川湯温泉 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇石山S字を通過した先の踏切から「SL冬の湿原号」を正面から狙います。
真っ直ぐに高く上がる煙をイメージしていましたが・・・
今日も風に煽られてしまいます。














美留和〜川湯温泉  Canon EOS 5DMarkU / Canon EF70-200mm F4L IS USM
◇直線を走り切ってコーナーを横切る「SL冬の湿原号」を横位置で、縦位置からバトンタッチで撮影です。
木々に着雪していないのが残念です。











茅沼駅 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
/  Canon EXTENDER EF2.0×U
◇塘路駅に到着する「SL冬の湿原号」の手前には餌付けされたタンチョウが居ましたが、
ファインダーの中から逃げるように出て行ってしまいました。
到着した「SL冬の湿原号」はいつもの汽笛の無い盛大な蒸気と煙を吐いて発車しt行きます。





茅沼〜塘路 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
/  Canon EXTENDER EF2.0×U
◇一羽のタンチョウが迫力の発車にも動じず、佇んでいます。








茅沼〜塘路 Canon EOS 7D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
/  Canon EXTENDER EF2.0×U
◇「SL冬の湿原号」の吐いた煙はゆっくりと手前に大きく流れて来ます。
流れた煙は通過のSLを隠していきます。

二日間の撮影はここで終了です。
3月まで厳冬の釧路湿原を元気に運転終了まで完走することを期待しています。