釧網本線(2010年SL冬の湿原号)出撃フォトをご紹介いたします


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釧網本線(釧路〜標茶)

今回、北海道に行く機会が出来たので、10周年を迎えた記念のシーズンの運行も残りわずかとなった「SL冬の湿原号」の撮影に、1月27、28日の二日間に釧路まで足を延ばして来ました。1月23、24日に訪れた川湯温泉延長運転時よりも積雪量はかなり減っており、雪があまり降らなかったのでしょうか、陽のあたる線路の所々には雪が溶けて枕木が至る所で見えている状態になっていました。撮影の二日間とも釧路は暖かく、昼間は防寒着がいらないくらいの気候の中での撮影となりました。今回は撮影したことのない場所と探しましたが、なかなか良い場所を見つけることはできませんでしたが、一度撮影した場所からでもレンズ、構図を返ることで返って新鮮な撮影が出来良かったようです。そして、28日の返しの撮影がチリ大地震の発生による北海道沿岸に発令された「大津波警報」のため釧網本線が”運転見合わせ”となる”おまけ”は付きましたが、今年二回目の「SL冬の湿原号」の撮影を楽しむことができました。


2010年2月27日






釧路湿原〜細岡 Canon EOS 7D / Canon EF24-105o F4L IS USM
◇釧路湿原駅を発車した「SL冬の湿原号」はこの辺りから釧路川に沿って併走します。






釧路湿原〜細岡 Canon EOS 50D / Canon EF-S10−22mmF3.5-4.5 USM
◇真っ直ぐに伸びた真っ白な煙を出して蛇行する釧路川に沿ってさらに加速して行きました。






五十石〜標茶 Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM /
Canon EXTENDER EF1.4×U
◇冬ならでわの白煙をたなびかせた「SL冬の湿原号」が木立の間から現れました。






五十石〜標茶 Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM /
Canon EXTENDER EF1.4×U
◇国道391号線オーバークロスの陸橋の撮影者を確認をしているのでしょうか、
機関助士さんでしょうか、身を乗り出して前方の確認をしています。






五十石〜標茶 Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM /
Canon EXTENDER EF1.4×U
◇陸橋の撮影者に答えるように蒸気の煙と迫力の汽笛で通過して行きました。
終着駅「標茶」まで最後の踏んばりです!






標茶駅構内 Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM
◇標茶駅に到着した「SL冬の湿原号」は休む間もなく返しの準備にとりかかります。






茅沼駅到着 Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM /
Canon EXTENDER EF2.0×U
◇気まぐれに動くタンチョウを構図にまとめるのは本当に難しいものです。
SLに慣れた茅沼駅のタンチョウはSLに見向きもせず足早に移動して行きます。
この後飛び立ったのですが上手くSLと絡められませんでした。






茅沼駅発車 Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM /
Canon EXTENDER EF2.0×U
定番の後追いカットです。タンチョウに気遣った汽笛の無い、いつもの静かな発車風景でした。