釧網本線(2010年SL冬の湿原号)出撃フォトをご紹介いたします


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釧網本線(釧路〜川湯温泉)

今年も釧網本線に「SL冬の湿原号」が元気に戻って来てくれました。2000年1月から「SL冬の湿原号」として運行されてから今年で10周年を迎える記念のシーズンとなります。毎年シーズンの初日は重連運転で標茶駅から川湯温泉駅までの延長運転をしてくれましたが、今年はもう一機の「C11-207号機」点検とのことで重連運転は残念ながらありませんでしたが、ディーゼル機関車のプッシュながら1月23、24日の2日間は、釧路駅から川湯温泉駅を走ってくれました。「SL冬の湿原号」は小さな蒸気機関車で単機ながら、白銀の沿線を迫力の爆煙を吐いて全国からの蒸気ファン楽しませてくれました。今年の釧路は例年よりも積雪が多く沿線にはかなりの雪が積もっておりました。昼間は天候に恵まれて思ったよりも寒さは感じられず比較的暖かな撮影となりました。 聖地「石山」を2日間を前向き運転で走るとのことで、昨年は都合で重連に行くことが出来ませんでしたので、二年ぶりに「石山」訪れてみましたが、摩周踏切からは情報で聞いていましたが、JR北海道の保線員の方々が監視しており、石山撮影地までは線路を歩けずに、足場の悪い雪の迂回路を息を切らして黙々と進むことになりましたが・・・苦労して着いた「石山」は素晴らしい景色が広がっておりました!


2010年1月23日






釧路湿原〜細岡  Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM 
釧路湿原駅を発車した「SL冬の湿原号」は撮影者に答えるようにドレーンの大サービスです。
ヘッドマークのデザインが「10周年記念」版に!






釧路湿原〜細岡  Canon EOS 7D / Canon EF24-105o F4L IS USM
冷たい日射しを浴びた「SL冬の湿原号」は颯爽と目の前を通過していきます。
この後蛇行する釧路川に沿ってSLは湿原の中を走り抜けます。






釧路湿原〜細岡  Canon EOS 7D / Canon EF24-105o F4L IS USM
撮影準備をしていると思い掛けない訪問者がやって来ました。
警戒しながらも離れようとしません!



「石山」S字カーブ 縦位置編












美留和〜川湯温泉  Canon EOS 50D / Canon EF70-200o F2.8L IS USM 
遠くから汽笛が聞こえ始めると多くの撮影者が静かになりドラフト音に耳を傾けます。緊張感が漂います。
木々の上に煙が見え始めるとすぐに木陰から挨拶のドレーンを一瞬吐いて飛び出してきました。



石山」S字カーブ 横位置編












美留和〜川湯温泉  Canon EOS 7D / Canon EF24-105o F4L IS USM
単機ながら北海道の小さなSLC11-171号機は侮れない爆煙で颯爽と「石山」の勾配を走りぬけて行きました。
ディーゼル機関車にプッシュされているとは思えない迫力の走りです。






川湯温泉〜美留和  Canon EOS 7D / Canon EF24-105o F4L IS USM
返し石山に向かう逆向き運転のSL冬の湿原号を後追いで撮影してみました。先の山が石山です。
左に見える雪の溝が石山に向かって撮影者が息を切らして歩いた雪の迂回路です。






塘路〜細岡  Canon EOS 7D / Canon EF24-105o F4L IS USM
サルルン湖の夕焼けをサイドに走る「SL冬の湿原号」を湖畔から追いました。
客車の先の雑木林の丘が「二本松展望台」です。




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