肥薩線 出撃フォトをご紹介いたします

肥薩線
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「SL人吉」

春を迎えた肥薩線に二年ぶりに「SL人吉」の撮影に訪れて見ました。沿線には、満開を迎えた桜の花が咲き誇っていましたが、残念ながら、撮影日程に合わせるように、週末に発達した低気圧が九州地方を通過して行き、激しい風雨は「花散らしの雨」となってしまいます。強い風雨に耐えきれずに散った桜の花びらは、肥薩線の枕木をピンクに染めてしまいます。しかしながら、大正生まれの蒸気機関車(8620形蒸気機関車58654号機)は、 悪天候にもめげずに「花散らしの雨」の中を元気に走ってくれました。



2014年3月31日










海路〜吉尾 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇早朝には、穏やかに流れる川面が水鏡となって通過する気動車がきれいに写っていたのですが、
「SL人吉」通過時刻に近ずくとさざ波がたち始めてしまいます。








海路〜吉尾 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇球磨川に沿って結構なスピードで走り抜ける「SL人吉」を対岸から撮影します。
川沿いの桜の木が良いワンポイントになります。







海路〜吉尾 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
蒸気機関車(8620形蒸気機関車58654号機)サイドビュー格好いいです。








那良口駅 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM +2x
◇昨日撮影した那良口駅の菜の花ポイントから、今日は撮影位置を変えて撮影します。
背景に山の稜線をフレーミングすることで奥行きが出ます。








那良口駅 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM +2x
◇昨日に比べると煙が少々物足りませんが、菜の花咲く「那良口駅」を颯爽と通過して行きます。
菜の花と「SL人吉」本当に似合います。








渡〜那良口 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
◇撮影三日目の午後に、ようやく晴れ間が出てきました。
春の暖かな日差しを浴びて、「SL人吉」が菜の花咲く渡駅をゆっくり発車して来ます。














渡〜那良口 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇さらに先のコーナーに差し掛かります。
やはり、春の日差しを浴びて走る「SL人吉」の風景はいいですね。








瀬戸石〜鎌瀬 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
◇球磨川第一橋梁を見上げる水量の増した河原に下りてみます。
西日に照らされて、さらに赤く染まる「赤い鉄骨の橋梁」をいい煙を出して走り抜けて行きます。








瀬戸石〜鎌瀬 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇明治41(1908)年竣工された石積みの橋脚の「球磨川第一橋梁」を、
大正11年に製造された8620形
蒸気機関車が、
昭和を経て、平成のこの時を復活蒸気機関車「SL人吉」として元気に走ってくれています。
時代を感じる風景が肥薩線にはあります。






肥薩線を走る気動車たち
















宮守〜柏木平 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM +2x
◇肥薩線を走る気動車です。
それぞれに肥薩線の風景にに溶け込んでいます。